落語会2
柳家 さん喬師匠
【片棒】
まさかの3つの落語会で同じ噺を聞く事になろうとは・・・
それも立て続けに・・・
しかし、【片棒】という噺。
上手な噺家さんが演じると面白い!
その事がよく分かりました。
さん喬師匠は、マクラの部分で、落語には【三ぼ】という言葉がございまして・・・
【つんぼ】【けちんぼ】【どろぼう】などと申します。
中でも【けちんぼ】これは、別に【6日知らず】と申しまして、けちんぼは、一旦握り締めた拳の指を開くことすら嫌がり・・・
また、別のけちんぼの話では、鰻屋の隣に住む一家は、鰻を焼く匂いをおかずにおまんまを食べる。鰻屋も負けずに月末に1円50銭の鰻の嗅ぎ代を請求に来る、けちんぼ一家の主は慌てず騒がず、巾着に小銭で1円50銭を入れさせて、その小銭の入った巾着を振る→『1円50銭の音だけ聴いていけ!』
などなどの、けちんぼのマクラから【片棒】へ・・・
長男の金は、通夜は二晩行います、から始まり
次男の銀は、木遣・てこ舞・山車・神輿・打ち上げ花火と次々にエスカレート!
三男の鉄は、菜付けの樽を早桶変わりに使うと広言。倹約に関心する親父は『オヤコウコウに掛けているのか?』→すかさず三男鉄は『くさいものに蓋』と切り返す。
この三バカ兄弟の暴走っぷりが楽しい。
瀧川 鯉昇師匠
【船徳】
鯉昇師匠の落語の始まり・・・
出囃子に乗り登場。
高座の座布団の上に座り、頭を下げてあいさつ。
頭を上げて暫らく・・・・・・・・・・
無言で客席を見渡す・・・・・・・・・・
鯉昇師匠のお決まりのパフォーマンスです。
初めて落語を聞いた時にはビックリしましたが・・・
二回目となれば、慣れたものデス。
会場には、本日鯉昇師匠と初対面のお客様も居るみたいで、お客の反応を楽しむ鯉昇師匠。
マクラの部分では,病み上がりなんだそうです。自宅で就寝中の早朝に、息が出来ない状態になり急救車に・・・急救車に乗るのも6回目だそうです。但し今までは、当日に帰宅。今回病院に泊まったのは、初めての経験ですって。
そして、入院中に親戚の法要があり、担当医にお願いして、法要へ出席されたそうです。そのタイミングで知人から見舞いの電話を貰い、電話口に出た奥さんが状況説明にこう言ったそうです。『家のは、昨日病院を出て、今お寺に行ってるんです』聞きようによっては・・・
身体の状態も良くなり退院後4日目くらいに奥さんから『調子はどう?』→『良いよ』→『じゃゴミ出ししてね!』なんて話も・・・
鯉昇師匠1年前に還暦を迎えたとの事。還暦を境に疲れが抜けなくなったと仰り、還暦記念に同窓会が開かれたそうです。同窓生50人中40人の出席。可笑しな奴が居るもんで、同窓会会場内において年齢を聞いている奴がいたとか・・・
同窓会において校歌を歌おうってことになり、みんなで声をそろえて歌いだしたのは良いのだが、第2章節くらいから、みなハミングの校歌になってしまったことやら・・・
還暦の噺家なんてまだまだ中堅クラスですから・・・なんて話から、大正生まれの師匠桂米丸師匠なんかは、子供の頃に【ぺりーの黒船】を見たことが有るとか無いとか・・・
鯉昇師匠より年上の先輩の噺家さんは・・・なんと200人もいらっしゃるそうです。『あと、200回は通夜に出なくては・・・』
最後に、客席のお客様に対して、『お客様の寝顔は見慣れているので大丈夫です。その代わり起きていらっしゃるお客様へお願いですので、何らかの反応を示して下さい』などお客の笑いを誘っていました。
長い長いマクラの後『落語の世界の若旦那って、何の役にもたたないもんで』から【船徳】へ、ここで鯉昇師匠は、若旦那の徳の実家の商売を(質屋)にしていました。
この質屋が、オチの部分で『質屋の倅だけに、客まで流した』につながる。
鯉昇師匠流のアレンジみたいです。
噺もマクラが長かったためか?船宿の頭が徳が船頭になった事を船頭達に話すシーンはカットされていました。
クライマックスの徳が二人の客を乗せて船宿を出ると(徳さんがんばれ!)やら(今日は大丈夫!)やら(何か有ったら大声で!)などの垂れ幕が出ていたり、中には(合掌する人まで居る)なんてまさに、鯉昇師匠バージョン満載でした。
仲入り
瀧川 鯉昇師匠
【餃子問答】
古典落語にある【蒟蒻問答】の蒟蒻を餃子に題材を変化させた噺。
鯉昇師匠自身が餃子消費量日本一を宇都宮と競い合っている浜松のご出身からかこんな噺に作り変えたみたいです。
柳家 さん喬師匠
【百川】
初めて聞く噺ですが・・・
半分意識が飛んでいました。
(熟睡に近い状態)
日・会を改めてちゃんと聞いてみたい噺です。
やはり、立て続けのローテーションは身体に負担がかかりすぎる。
今後はほどほどに・・・
byHB
【片棒】
まさかの3つの落語会で同じ噺を聞く事になろうとは・・・
それも立て続けに・・・
しかし、【片棒】という噺。
上手な噺家さんが演じると面白い!
その事がよく分かりました。
さん喬師匠は、マクラの部分で、落語には【三ぼ】という言葉がございまして・・・
【つんぼ】【けちんぼ】【どろぼう】などと申します。
中でも【けちんぼ】これは、別に【6日知らず】と申しまして、けちんぼは、一旦握り締めた拳の指を開くことすら嫌がり・・・
また、別のけちんぼの話では、鰻屋の隣に住む一家は、鰻を焼く匂いをおかずにおまんまを食べる。鰻屋も負けずに月末に1円50銭の鰻の嗅ぎ代を請求に来る、けちんぼ一家の主は慌てず騒がず、巾着に小銭で1円50銭を入れさせて、その小銭の入った巾着を振る→『1円50銭の音だけ聴いていけ!』
などなどの、けちんぼのマクラから【片棒】へ・・・
長男の金は、通夜は二晩行います、から始まり
次男の銀は、木遣・てこ舞・山車・神輿・打ち上げ花火と次々にエスカレート!
三男の鉄は、菜付けの樽を早桶変わりに使うと広言。倹約に関心する親父は『オヤコウコウに掛けているのか?』→すかさず三男鉄は『くさいものに蓋』と切り返す。
この三バカ兄弟の暴走っぷりが楽しい。
瀧川 鯉昇師匠
【船徳】
鯉昇師匠の落語の始まり・・・
出囃子に乗り登場。
高座の座布団の上に座り、頭を下げてあいさつ。
頭を上げて暫らく・・・・・・・・・・
無言で客席を見渡す・・・・・・・・・・
鯉昇師匠のお決まりのパフォーマンスです。
初めて落語を聞いた時にはビックリしましたが・・・
二回目となれば、慣れたものデス。
会場には、本日鯉昇師匠と初対面のお客様も居るみたいで、お客の反応を楽しむ鯉昇師匠。
マクラの部分では,病み上がりなんだそうです。自宅で就寝中の早朝に、息が出来ない状態になり急救車に・・・急救車に乗るのも6回目だそうです。但し今までは、当日に帰宅。今回病院に泊まったのは、初めての経験ですって。
そして、入院中に親戚の法要があり、担当医にお願いして、法要へ出席されたそうです。そのタイミングで知人から見舞いの電話を貰い、電話口に出た奥さんが状況説明にこう言ったそうです。『家のは、昨日病院を出て、今お寺に行ってるんです』聞きようによっては・・・
身体の状態も良くなり退院後4日目くらいに奥さんから『調子はどう?』→『良いよ』→『じゃゴミ出ししてね!』なんて話も・・・
鯉昇師匠1年前に還暦を迎えたとの事。還暦を境に疲れが抜けなくなったと仰り、還暦記念に同窓会が開かれたそうです。同窓生50人中40人の出席。可笑しな奴が居るもんで、同窓会会場内において年齢を聞いている奴がいたとか・・・
同窓会において校歌を歌おうってことになり、みんなで声をそろえて歌いだしたのは良いのだが、第2章節くらいから、みなハミングの校歌になってしまったことやら・・・
還暦の噺家なんてまだまだ中堅クラスですから・・・なんて話から、大正生まれの師匠桂米丸師匠なんかは、子供の頃に【ぺりーの黒船】を見たことが有るとか無いとか・・・
鯉昇師匠より年上の先輩の噺家さんは・・・なんと200人もいらっしゃるそうです。『あと、200回は通夜に出なくては・・・』
最後に、客席のお客様に対して、『お客様の寝顔は見慣れているので大丈夫です。その代わり起きていらっしゃるお客様へお願いですので、何らかの反応を示して下さい』などお客の笑いを誘っていました。
長い長いマクラの後『落語の世界の若旦那って、何の役にもたたないもんで』から【船徳】へ、ここで鯉昇師匠は、若旦那の徳の実家の商売を(質屋)にしていました。
この質屋が、オチの部分で『質屋の倅だけに、客まで流した』につながる。
鯉昇師匠流のアレンジみたいです。
噺もマクラが長かったためか?船宿の頭が徳が船頭になった事を船頭達に話すシーンはカットされていました。
クライマックスの徳が二人の客を乗せて船宿を出ると(徳さんがんばれ!)やら(今日は大丈夫!)やら(何か有ったら大声で!)などの垂れ幕が出ていたり、中には(合掌する人まで居る)なんてまさに、鯉昇師匠バージョン満載でした。
仲入り
瀧川 鯉昇師匠
【餃子問答】
古典落語にある【蒟蒻問答】の蒟蒻を餃子に題材を変化させた噺。
鯉昇師匠自身が餃子消費量日本一を宇都宮と競い合っている浜松のご出身からかこんな噺に作り変えたみたいです。
柳家 さん喬師匠
【百川】
初めて聞く噺ですが・・・
半分意識が飛んでいました。
(熟睡に近い状態)
日・会を改めてちゃんと聞いてみたい噺です。
やはり、立て続けのローテーションは身体に負担がかかりすぎる。
今後はほどほどに・・・
byHB
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