12月23日落語会
12月23日(火曜日・祝日)
昼間の銭湯放浪から場所を落語協会の2階黒門亭に移動しました♪
本日の落語会は・・・
【喜多八稽古会】
さてさて、落語会♪
柳家 喜多八師匠
【睨み返し】
仲入り
柳家 喜多八師匠
【替わり目】
柳家 喜多八師匠
【うどんや】
タップリの三席すべて喜多八師匠を楽しんで来ました!
写真は、開場して直ぐなので、空席が写っていますが・・・
最終的には、結構の来客でした!
特筆は、女性の比率が高い?
男2:女1の割合・・・
喜多八ギャルズが、大勢来会しています。
柳家 喜多八師匠
【睨み返し】
喜:『ずぼらなモンで・・・この一年でやっていない事を・・・』
だから、12月22日、23日、24日と三夜連続での【喜多八稽古会】になったんだぁ〜♪
喜:『年末は、皆様お忙しいでしょう〜が、私ども噺家は、案外と暇でして〜♪』
喜:『今日は、よく考えてみたら・・・一人っきりなので、出囃子を鳴らしても・・・止める者が居ない訳で・・・それに、今日の会費を集める人も・・・居ない!』
正真正銘の一人会なんですね・・・
\(^o^)/
喜:『昨日は、久しぶりに【長屋の算術】って噺をやりました・・・なんとかすると、良い具合になるかも・・・?』
【長屋の算術】聞いた事のない噺ですね。
是非、聞いてみたいもんです。
\(^o^)/
喜:『暮れになると【芝浜】がよくかかるでしょ〜?あのような人情噺になっていますが・・・もっと、『サラッと!』やりたいんですよ♪』
こんな話をして、幾つかのパターン(噺のごく一部)を披露してくれました。
確かに、ライトでポップな感じがします。
近いうちに、【ライト芝浜】聞けたら良いなぁ〜♪
喜:『正に、芸は人なりですよ!・・・・・・あまり、デカイ事言い過ぎたので・・・後がやりにくくなっちゃった♪』
こんな話から、ネタ出ししている、【睨み返し】に入りました♪
何回か聞いているこの噺ですが、よ〜く聞いていると・・・初めての発見も・・・
例えば、『私の知らない所にまで、借金が有る!』このおかみさんの台詞で、本当に、借金だらけで、大晦日の掛け取りに『手も足も出ない!』状態にリアリティー感を持たせる事になっている・・・?
他には、借金で困っている夫婦の旦那が・・・【熊五郎】であった事。
そんな、新たな小さな発見も有りました♪
【睨み返し】の噺が終わり・・・
喜:『あっ♪○○さん、会費を集めるのお願い出来る・・・?』
喜多八師匠の落語会の常連さん?なのでしょう!
仲入り休憩中にテキパキと・・・
本日の参加人数を数え、集金袋にまとめていました。
仲入り
柳家 喜多八師匠
【替わり目】
喜多八師匠からは、初めて聞く噺。
喜:『昨日は、【愛宕山】をやろう!としましたが・・・挫折いたしまして・・・
他にも【ラブレター】なんかも・・・候補にしました、この【ラブレター】は、今の桂文治さんから教わったのですが、帰国子女の彼女から、たどたどしい?怪しい?日本語のラブレターを貰い、それを彼氏が友達に披露する・・・この噺を一生懸命やってみても・・・良くなんない!・・・ある時から、ガラッと、良くなる事も有るんですけどね♪・・・台詞を覚えるのも、大変なんですよ〜♪実はね♪ほら♪・・・扇子を拡げて・・・客席に見せて下さいました。【ラブレター】の台詞が扇子に書き込んであるんですよ♪今は、オレンジのマーカーで書いていますが・・・前は、黄色のマーカーで書いていました♪黄色のマーカーだと、照明の具合により、全く見えなくなってしまっう・・・』
(*_*)
確かに、ラブレターを読むシーンでは、扇子を手紙に見立て、客席前で、堂々と広げられますからね・・・♪
手品マジックではないですが、種明かしをして貰った感じ・・・?
こんな、裏話的な事まで披露して貰って、得したのか?・・・損したのか?・・・?
喜:『酒の話ですが・・・昔は、【かぶと】で酒を飲みました。【かぶと】って
立ち飲み屋なんですが・・・今のコジャレた立ち飲み屋ではなくて、酒屋の一角で飲ませる立ち飲み屋です。
酒はね、左手で持つのが正しいんですよ♪そして、いっぺん持ったら置いちゃ〜いけない!升酒の升はどうも・・・飲みにくい!私は、コップ酒の方が・・・ね♪』
こんな酒の飲み方のウンチクを幾つか披露して・・・
酒の話の延長話で、前座の頃の話も飛び出しました!
喜:『前座の頃は、着物姿のままで、街を歩きたがったもんですよ・・・その当時、屋台の寿司屋なんかが有り、そんな寿司屋によく行ったもんです!その寿司屋は、別名、【ガリ屋】なんて、言っていて(がりは無料)がりをつまみに、酒を飲んでいた♪屋台の寿司屋の酒だけなら(寿司はつままない!)・・・安くすみますからね・・・♪』
こんなマクラから、【替わり目】に入りました♪
車屋とのやり取りは、無く、酔っぱらいの旦那とおかみさんとの会話を中心にした噺で・・・
旦:『ただいま〜♪』
女:『また、飲んできて・・・』
旦:『又(また)で酒が飲めるかよ!口で飲んだんだよ!』
こんな始まりの噺でした♪
噺の終盤、女房が外へおでんを買いに出て、家に一人っきりだと思い込んで・・・
旦那が、女房を労い、ありがたく思っている事を言葉にしてつぶやく・・・
実は、女房は、まだ外出しておらず♪
その『つふやき』を聞かれてしまう・・・
この旦那と喜多八師匠自身がリンクしてしまい・・・
喜多八師匠自身の台詞のように聞こえて来ました!
最後の噺・・・になりました。
\(^o^)/
短めのマクラから・・・【時そば】を連想するも・・・
【うどんや】が始まりました。
メモ書きを一切やめて、噺に集中!
数日前に聞いた、三之助師匠の酔っぱらいは・・・【目】が泥酔の状態で、怖いくらいでしたが・・・
喜多八師匠の酔っぱらいは、かなりお上品?(やること、言うこと・・・えげつないんですけどね)
冬の噺らしく、真冬の夜中の江戸の街並みが、黒門亭に出現したのを、確かに、この目で見てきた思いです!
\(^o^)/明日の最終日にも、この会に来れたらいいなぁ〜♪と思わせられるような落語会でした。
By HB
昼間の銭湯放浪から場所を落語協会の2階黒門亭に移動しました♪
本日の落語会は・・・
【喜多八稽古会】
さてさて、落語会♪
柳家 喜多八師匠
【睨み返し】
仲入り
柳家 喜多八師匠
【替わり目】
柳家 喜多八師匠
【うどんや】
タップリの三席すべて喜多八師匠を楽しんで来ました!
写真は、開場して直ぐなので、空席が写っていますが・・・
最終的には、結構の来客でした!
特筆は、女性の比率が高い?
男2:女1の割合・・・
喜多八ギャルズが、大勢来会しています。
柳家 喜多八師匠
【睨み返し】
喜:『ずぼらなモンで・・・この一年でやっていない事を・・・』
だから、12月22日、23日、24日と三夜連続での【喜多八稽古会】になったんだぁ〜♪
喜:『年末は、皆様お忙しいでしょう〜が、私ども噺家は、案外と暇でして〜♪』
喜:『今日は、よく考えてみたら・・・一人っきりなので、出囃子を鳴らしても・・・止める者が居ない訳で・・・それに、今日の会費を集める人も・・・居ない!』
正真正銘の一人会なんですね・・・
\(^o^)/
喜:『昨日は、久しぶりに【長屋の算術】って噺をやりました・・・なんとかすると、良い具合になるかも・・・?』
【長屋の算術】聞いた事のない噺ですね。
是非、聞いてみたいもんです。
\(^o^)/
喜:『暮れになると【芝浜】がよくかかるでしょ〜?あのような人情噺になっていますが・・・もっと、『サラッと!』やりたいんですよ♪』
こんな話をして、幾つかのパターン(噺のごく一部)を披露してくれました。
確かに、ライトでポップな感じがします。
近いうちに、【ライト芝浜】聞けたら良いなぁ〜♪
喜:『正に、芸は人なりですよ!・・・・・・あまり、デカイ事言い過ぎたので・・・後がやりにくくなっちゃった♪』
こんな話から、ネタ出ししている、【睨み返し】に入りました♪
何回か聞いているこの噺ですが、よ〜く聞いていると・・・初めての発見も・・・
例えば、『私の知らない所にまで、借金が有る!』このおかみさんの台詞で、本当に、借金だらけで、大晦日の掛け取りに『手も足も出ない!』状態にリアリティー感を持たせる事になっている・・・?
他には、借金で困っている夫婦の旦那が・・・【熊五郎】であった事。
そんな、新たな小さな発見も有りました♪
【睨み返し】の噺が終わり・・・
喜:『あっ♪○○さん、会費を集めるのお願い出来る・・・?』
喜多八師匠の落語会の常連さん?なのでしょう!
仲入り休憩中にテキパキと・・・
本日の参加人数を数え、集金袋にまとめていました。
仲入り
柳家 喜多八師匠
【替わり目】
喜多八師匠からは、初めて聞く噺。
喜:『昨日は、【愛宕山】をやろう!としましたが・・・挫折いたしまして・・・
他にも【ラブレター】なんかも・・・候補にしました、この【ラブレター】は、今の桂文治さんから教わったのですが、帰国子女の彼女から、たどたどしい?怪しい?日本語のラブレターを貰い、それを彼氏が友達に披露する・・・この噺を一生懸命やってみても・・・良くなんない!・・・ある時から、ガラッと、良くなる事も有るんですけどね♪・・・台詞を覚えるのも、大変なんですよ〜♪実はね♪ほら♪・・・扇子を拡げて・・・客席に見せて下さいました。【ラブレター】の台詞が扇子に書き込んであるんですよ♪今は、オレンジのマーカーで書いていますが・・・前は、黄色のマーカーで書いていました♪黄色のマーカーだと、照明の具合により、全く見えなくなってしまっう・・・』
(*_*)
確かに、ラブレターを読むシーンでは、扇子を手紙に見立て、客席前で、堂々と広げられますからね・・・♪
手品マジックではないですが、種明かしをして貰った感じ・・・?
こんな、裏話的な事まで披露して貰って、得したのか?・・・損したのか?・・・?
喜:『酒の話ですが・・・昔は、【かぶと】で酒を飲みました。【かぶと】って
立ち飲み屋なんですが・・・今のコジャレた立ち飲み屋ではなくて、酒屋の一角で飲ませる立ち飲み屋です。
酒はね、左手で持つのが正しいんですよ♪そして、いっぺん持ったら置いちゃ〜いけない!升酒の升はどうも・・・飲みにくい!私は、コップ酒の方が・・・ね♪』
こんな酒の飲み方のウンチクを幾つか披露して・・・
酒の話の延長話で、前座の頃の話も飛び出しました!
喜:『前座の頃は、着物姿のままで、街を歩きたがったもんですよ・・・その当時、屋台の寿司屋なんかが有り、そんな寿司屋によく行ったもんです!その寿司屋は、別名、【ガリ屋】なんて、言っていて(がりは無料)がりをつまみに、酒を飲んでいた♪屋台の寿司屋の酒だけなら(寿司はつままない!)・・・安くすみますからね・・・♪』
こんなマクラから、【替わり目】に入りました♪
車屋とのやり取りは、無く、酔っぱらいの旦那とおかみさんとの会話を中心にした噺で・・・
旦:『ただいま〜♪』
女:『また、飲んできて・・・』
旦:『又(また)で酒が飲めるかよ!口で飲んだんだよ!』
こんな始まりの噺でした♪
噺の終盤、女房が外へおでんを買いに出て、家に一人っきりだと思い込んで・・・
旦那が、女房を労い、ありがたく思っている事を言葉にしてつぶやく・・・
実は、女房は、まだ外出しておらず♪
その『つふやき』を聞かれてしまう・・・
この旦那と喜多八師匠自身がリンクしてしまい・・・
喜多八師匠自身の台詞のように聞こえて来ました!
最後の噺・・・になりました。
\(^o^)/
短めのマクラから・・・【時そば】を連想するも・・・
【うどんや】が始まりました。
メモ書きを一切やめて、噺に集中!
数日前に聞いた、三之助師匠の酔っぱらいは・・・【目】が泥酔の状態で、怖いくらいでしたが・・・
喜多八師匠の酔っぱらいは、かなりお上品?(やること、言うこと・・・えげつないんですけどね)
冬の噺らしく、真冬の夜中の江戸の街並みが、黒門亭に出現したのを、確かに、この目で見てきた思いです!
\(^o^)/明日の最終日にも、この会に来れたらいいなぁ〜♪と思わせられるような落語会でした。
By HB
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