12月13日落語会2
初めて入った日比谷図書文化館B1コンベンションホールって、こんな感じの会場でした♪
三遊亭 兼好師匠 【壺算】
兼好師匠から【壺算】を聞くのは、初めてです♪
落語blogをされている方々の記事を読むと・・・
兼好師匠のは、かなり強烈な【壺算】って読んだ記憶が・・・♪
マクラでは・・・
兼:『お招き頂きましてありがとうございます♪三遊亭兼好でございます♪お手荷物にはなりませんので、名前を覚えていって下さい♪』
人形町噺し問屋の落語会では、決して聞けない冒頭の挨拶の台詞ですね♪
兼好師匠、会場の客席を見回し、兼好師匠の落語目的で落語会に来場した客席・客層じゃないって、判断したんでしょうね?
兼:『こちらで、落語を・・・2回目になります・・・
初めて伺う落語会、会場は、慣れていないので、やりにくいですね♪
こちらでの落語会・・・前回の初めての時は、照明も無く、暗い中で落語をやりました♪
\(>_<)/
照明は・・・良くなりましたが・・・
前回も申し上げましたが・・・今日も屏風が有りませんねぇ〜♪
\(>_<)/
落語は、噺を聞かれたお客様に想像して頂き成立します♪
噺を聞いて、想像して頂く・・・
バカだと分からないんです・・・♪
もう一度申し上げましょうか?・・・
バカだと分からないんです・・・♪
\(^o^)/
落語は、お客様次第でして・・・
このように、高座も客席も明るいですから・・・噺家も、噺をしながら、お客様の表情を見ます♪
お客様方の反応により、噺を変化させるんです♪
以前に伺った、別のフォーラムでの落語会・・・
客席が男の方ばかり・・・やりにくいですねぇ〜男の人ばかりだと♪
男性だけのお客様だと、決して笑いません!
得てすると・・・【先に笑った方が負け!】みたいな雰囲気が会場に・・・
本日のこちらでの会のように、男女両方が入っていた方が良いですなぁ〜♪』
こんな話をしながら、客席にいらっしゃるお客様は、NPO 法人いきいきフォーラムの会に集まった会関係者ばかり・・・
下手をすると、完全にアウェーな高座になってしまってもおかしくない兼好師匠・・・
しかし、この辺りで、既に、客席をアウェーどころか、完全に掌握してしまっています。
\(^o^)/
だって、客席のお客様・・・皆、身を乗り出して話を聞いていますもん♪
兼好師匠・・・しゃべりの魔術師ですよね♪
\(^o^)/
兼:『10月〜12月にかけて、噺家は、亡くなる方が多いです!
今年は、圓蔵師匠が・・・
これで、『四天王』と呼ばれた噺家は、皆、亡くなってしまいました。
志ん朝師匠は、糖尿が元で、10月に亡くなり
圓蔵師匠は、心臓が悪く、10月に亡くなり
私の大師匠の圓楽・・・今の腹黒の方じゃないですよ♪\(^o^)/
その先の圓楽も10月に亡くなりました
そして、談志師匠・・・11月に亡くなりました
確か・・・談志師匠は・・・他殺だったかな?
\(>_<)/
大師匠の圓楽ですが・・・
噺家がお亡くなりになった、その時が、噺家の引退になるんです。
ところが、大師匠の圓楽は、『噺が上手くいかなくなった』って・・・噺家を引退しました♪』
確か・・・桂文楽師匠もそうだったのでは・・・?
兼:『大師匠の圓楽が亡くなった時は、厩舎(自宅)が中野新橋にありまして、具合が悪くなった時、動物病院(病院)へ連れて行ったが・・・間に合わなかった
対して・・・歌丸師匠・・・元気ですよねぇ〜♪
毎年病気になるんですが・・・全て回復しています。
今は、車イスなんですが・・・
高座には、一旦緞帳を下げて、お客様の目に触れないように、裏方さんに運ばれ高座に座り、緞帳を上げて噺をします、一時間も平気で噺をして、再び緞帳を下げて、裏方さんが車イスに歌丸師匠を乗せるんです♪』
本当に歌丸師匠は、お元気でいらっしゃいますよね♪
兼:『私の師匠、同じく笑点に出ている好楽ですが・・・
病院が嫌いで・・・
ここ数年、好楽の弟子、7人がお金を出しあって、師匠好楽に年一回の健康診断を受けて貰っているんです
前回の健診では、大腸に7つものポリープが見つかりました!
ポリープが出来る原因って・・・ストレスなんですって♪
噺家なんて楽な商売なのに・・・
そして、大腸ポリープってキノコ型なんです♪
検査をしたら・・・どうも二つ目のポリープが怪しい!
大腸ポリープを切除して、検査をしたら・・・その二つ目のキノコ型のポリープは・・・癌だったんです!
あと半年発見が遅かったら・・・危なかったそうです。
7つのポリープ・・・
7人の弟子・・・
二つ目のポリープが癌・・・
2番目の弟子が・・・私・・・
私・・・師匠にストレスをかけていましたかねぇ〜♪』
好楽師匠、病気が早期発見出来て良かったですね♪
兼:『海外のドイツとスイスで落語の海外公演をさせて頂いた事があります♪
勉強しておりますが、外国語は喋れません♪
ただ、今、二か国を使っております♪
【日本語】と【落語】を・・・
海外公演でスイスを訪れた時ですが・・・
スイスのヨーグルトって・・・とっても美味しい!
現地の方に『なんで?こんなに美味しいの?』って聞いたら・・・
ヨーグルトの元になる牛乳
牛乳の元になる牛・・・
日本の様に狭い牛舎で飼われているのではなく、スイスの牛は、広い牧草のある山の斜面で育成されているからだそうです♪
本当に美味しいんですよ♪
そして、スイスの美味しいヨーグルトを食べると・・・
通じも良くなるんですよ・・・
【ヨ〜デル♪】って・・・
これが言いたかっただけなんですけど・・・♪』
(*_*)(*_*)(*_*)
兼:『今年は、大塚家具の親子ゲンカなども有りました♪
大塚家具・・・家具屋なのに・・・最後まで和解のテーブルにつかなかったですよね♪』
(*_*)(*_*)(*_*)
兼:『二世の噺家も増えてきました・・・
正蔵・三平の兄弟、家録、木久蔵、私の師匠好楽の息子の王楽も・・・
ろくな人・・・居ないでしょ〜♪
お坊ちゃん育ちで、親に逆らうって事がないんです♪
木久扇・木久蔵の親子・・・
会津若松での私の落語会のゲストに出て頂いたんですが・・・
木久蔵師匠に『会津若松って何が有名?』って聞かれました♪
私は、『白虎隊ですかねぇ〜♪』って答えたんです♪
すると、40才を過ぎ、子供も二人いる木久蔵師匠・・・『白虎隊って何?』
\(>_<)/
だから・・・『白虎隊は、地元の消防団ですよ♪』って答えたんです♪
ですから、木久蔵師匠は、いまだに、『白虎隊』は、会津若松の地元の消防団!って覚えているんではないでしょうかねぇ〜♪』
\(^o^)/
兼:『下の娘が、あのマララチャンと同じ年で・・・
命の危険を省みず、勉強がしたい!ってマララチャン
『お前!勉強しろよ!』って言いたくなります♪
上の娘も下の娘も、実家を出て、下宿するようになりまして・・・
娘なので、心配で心配で・・・
心配なので、メールを長文で娘に送りました♪風邪はひかないか?ちゃんと食べているか?お金は足りているか?って・・・
メールを送信しても、返事が来ないんです・・・
大丈夫なのかなぁ〜?って思っていると・・・
数日後にやっと返信が・・・【了解!】だけ・・・
それでも、心配ですので、お金を振り込んであげたんですが・・・
これ・・・本当に振り込め詐欺ですよねぇ〜♪』
この辺りでまで、長い長いマララでした♪
ここまでで、一席聞ききったような疲労感が・・・
兼好師匠の【壺算】は、一貫の瓶の値引き交渉の際、瀬戸物屋の主人が、値引き交渉に渋る場面があり、この渋りがあるので、兄いの昔ばなしが挿入されます♪
兄い:『俺は、小さい時、じいさんと二人で暮らしていた♪
そのじいさんが死ぬ間際に『酒が飲みたい!』って言うから、俺は、酒屋へ走ったよ♪酒屋で酒を買おうとしたら・・・店主が『50銭足りない!』って・・・
俺は『急ぐから!』→店主『ダメ!』→俺『お願いします!』→店主『ダメ!』
結局、じいさんに酒を飲ませてやれなかった・・・
死んだじいさんも悔しかったのだろう〜50銭まけてくれない店に幽霊で出るように・・・』
\(^o^)/
【壺算】の噺で、まけさせる為の、こんなエピソード初めて聞きました♪
小さい時のじいさんとの話まで持ち出し、3円50銭の一貫の瓶を3円にまけさせた兄い♪
一貫の瓶を弟分と担ぎ瀬戸物屋の周りを『いいの買ったネ♪いいの買ったネ♪』って掛け声をかけながら一周しました♪
兄い:『実は・・・こいつ(弟分)が欲しかったのは、一貫の瓶じゃなく、二貫の瓶だったんだ〜♪
二貫の瓶は・・・幾らだい?』
店主:『一貫の瓶が、3円50銭ですから、その倍入る二貫の瓶の値段は、一貫の瓶の倍の7円になります♪』
兄い:『実際に、3円50銭の一貫の瓶をまけてもらって、3円で買ったろ?
だから、二貫の瓶は、倍で6円でいいのかい?』
店主:『・・・・・・・・・今日のところは、6円で結構でごさいます♪』
今度は、兄いと弟分で、二貫の瓶を担ぎながら『いいの買ったネ♪いいの買ったネ♪』って帰宅しようとしている時、弟分が一言・・・
弟分:『兄いは、商売上手と言うよりも、詐欺師だね♪』
弟分の台詞・・・ツボにはまりました♪
\(^o^)/
そして、店の店主から、店に戻るよう呼び止められる。
店主:『あなた方に『いいの買ったネ♪いいの買ったネ♪』って言われると・・・もう一人の私が『ダメだネ♪』って・・・』
\(^o^)/
オチの部分で・・・瀬戸物屋の店主が!『1円50銭のお釣りを渡しそこなっているから、それをお持ち下さい!』って、なりましたが・・・1円50銭のお釣りのオチが・・・理解出来ない♪
マクラの【落語はバカには分からない♪】に繋がってしまいました♪
仲入り
三遊亭 兼好師匠 【井戸の茶碗】
兼:『おあと一席、そう長いこと喋りません♪
気を確かにお付き合い下さい♪
マンション建築のデータ偽装が有りました♪
噺家も・・・偽装その物でして・・・反省もしない!
高座で、噺が受けなくて・・・
あの時、ああすれば良かった♪こうすれば良かった♪って・・・反省している噺家なんて!見たことが有りません♪
揚げ句のはてに・・・『今日のお客・・・良くないよ♪』って言い出す始末。
噺家の中には、噺の出だしで、間違えて、続きを忘れ・・・会場のお客様に『噺変えても良いですか?』って・・・それをお客様も認めるので・・・
別の職業で、例えば、お医者様が・・・
手術で失敗して、『手術する患者変えても良い?』って・・・これは、ダメでしょ?』
こんなマクラから噺【井戸の茶碗】へ・・・
兼好師匠の【井戸の茶碗】も初めて聞きました♪
千代田卜齋と高木佐久左衛門との間を行き来する正直者の清兵衛さん♪
千代田卜齋が高木佐久左衛門からのお金を断るシーンで、清兵衛さんが千代田卜齋の断り様を真似しながら、(刀を抜くシーンをも再現する)高木佐久左衛門に伝える演じ方・・・
兼好師匠流なんですかねぇ〜?
噺の短縮化のための演出なんでしょうか?
【井戸の茶碗】って、良い人しか出て来ない噺なので、落語にあまり馴染みのない?本日の会場のお客様には・・・
とっても良い噺だったんでは、ないでしょうか?
兼好師匠の【井戸の茶碗】素人の当方も、とっても楽しませて頂きました♪
By HB
三遊亭 兼好師匠 【壺算】
兼好師匠から【壺算】を聞くのは、初めてです♪
落語blogをされている方々の記事を読むと・・・
兼好師匠のは、かなり強烈な【壺算】って読んだ記憶が・・・♪
マクラでは・・・
兼:『お招き頂きましてありがとうございます♪三遊亭兼好でございます♪お手荷物にはなりませんので、名前を覚えていって下さい♪』
人形町噺し問屋の落語会では、決して聞けない冒頭の挨拶の台詞ですね♪
兼好師匠、会場の客席を見回し、兼好師匠の落語目的で落語会に来場した客席・客層じゃないって、判断したんでしょうね?
兼:『こちらで、落語を・・・2回目になります・・・
初めて伺う落語会、会場は、慣れていないので、やりにくいですね♪
こちらでの落語会・・・前回の初めての時は、照明も無く、暗い中で落語をやりました♪
\(>_<)/
照明は・・・良くなりましたが・・・
前回も申し上げましたが・・・今日も屏風が有りませんねぇ〜♪
\(>_<)/
落語は、噺を聞かれたお客様に想像して頂き成立します♪
噺を聞いて、想像して頂く・・・
バカだと分からないんです・・・♪
もう一度申し上げましょうか?・・・
バカだと分からないんです・・・♪
\(^o^)/
落語は、お客様次第でして・・・
このように、高座も客席も明るいですから・・・噺家も、噺をしながら、お客様の表情を見ます♪
お客様方の反応により、噺を変化させるんです♪
以前に伺った、別のフォーラムでの落語会・・・
客席が男の方ばかり・・・やりにくいですねぇ〜男の人ばかりだと♪
男性だけのお客様だと、決して笑いません!
得てすると・・・【先に笑った方が負け!】みたいな雰囲気が会場に・・・
本日のこちらでの会のように、男女両方が入っていた方が良いですなぁ〜♪』
こんな話をしながら、客席にいらっしゃるお客様は、NPO 法人いきいきフォーラムの会に集まった会関係者ばかり・・・
下手をすると、完全にアウェーな高座になってしまってもおかしくない兼好師匠・・・
しかし、この辺りで、既に、客席をアウェーどころか、完全に掌握してしまっています。
\(^o^)/
だって、客席のお客様・・・皆、身を乗り出して話を聞いていますもん♪
兼好師匠・・・しゃべりの魔術師ですよね♪
\(^o^)/
兼:『10月〜12月にかけて、噺家は、亡くなる方が多いです!
今年は、圓蔵師匠が・・・
これで、『四天王』と呼ばれた噺家は、皆、亡くなってしまいました。
志ん朝師匠は、糖尿が元で、10月に亡くなり
圓蔵師匠は、心臓が悪く、10月に亡くなり
私の大師匠の圓楽・・・今の腹黒の方じゃないですよ♪\(^o^)/
その先の圓楽も10月に亡くなりました
そして、談志師匠・・・11月に亡くなりました
確か・・・談志師匠は・・・他殺だったかな?
\(>_<)/
大師匠の圓楽ですが・・・
噺家がお亡くなりになった、その時が、噺家の引退になるんです。
ところが、大師匠の圓楽は、『噺が上手くいかなくなった』って・・・噺家を引退しました♪』
確か・・・桂文楽師匠もそうだったのでは・・・?
兼:『大師匠の圓楽が亡くなった時は、厩舎(自宅)が中野新橋にありまして、具合が悪くなった時、動物病院(病院)へ連れて行ったが・・・間に合わなかった
対して・・・歌丸師匠・・・元気ですよねぇ〜♪
毎年病気になるんですが・・・全て回復しています。
今は、車イスなんですが・・・
高座には、一旦緞帳を下げて、お客様の目に触れないように、裏方さんに運ばれ高座に座り、緞帳を上げて噺をします、一時間も平気で噺をして、再び緞帳を下げて、裏方さんが車イスに歌丸師匠を乗せるんです♪』
本当に歌丸師匠は、お元気でいらっしゃいますよね♪
兼:『私の師匠、同じく笑点に出ている好楽ですが・・・
病院が嫌いで・・・
ここ数年、好楽の弟子、7人がお金を出しあって、師匠好楽に年一回の健康診断を受けて貰っているんです
前回の健診では、大腸に7つものポリープが見つかりました!
ポリープが出来る原因って・・・ストレスなんですって♪
噺家なんて楽な商売なのに・・・
そして、大腸ポリープってキノコ型なんです♪
検査をしたら・・・どうも二つ目のポリープが怪しい!
大腸ポリープを切除して、検査をしたら・・・その二つ目のキノコ型のポリープは・・・癌だったんです!
あと半年発見が遅かったら・・・危なかったそうです。
7つのポリープ・・・
7人の弟子・・・
二つ目のポリープが癌・・・
2番目の弟子が・・・私・・・
私・・・師匠にストレスをかけていましたかねぇ〜♪』
好楽師匠、病気が早期発見出来て良かったですね♪
兼:『海外のドイツとスイスで落語の海外公演をさせて頂いた事があります♪
勉強しておりますが、外国語は喋れません♪
ただ、今、二か国を使っております♪
【日本語】と【落語】を・・・
海外公演でスイスを訪れた時ですが・・・
スイスのヨーグルトって・・・とっても美味しい!
現地の方に『なんで?こんなに美味しいの?』って聞いたら・・・
ヨーグルトの元になる牛乳
牛乳の元になる牛・・・
日本の様に狭い牛舎で飼われているのではなく、スイスの牛は、広い牧草のある山の斜面で育成されているからだそうです♪
本当に美味しいんですよ♪
そして、スイスの美味しいヨーグルトを食べると・・・
通じも良くなるんですよ・・・
【ヨ〜デル♪】って・・・
これが言いたかっただけなんですけど・・・♪』
(*_*)(*_*)(*_*)
兼:『今年は、大塚家具の親子ゲンカなども有りました♪
大塚家具・・・家具屋なのに・・・最後まで和解のテーブルにつかなかったですよね♪』
(*_*)(*_*)(*_*)
兼:『二世の噺家も増えてきました・・・
正蔵・三平の兄弟、家録、木久蔵、私の師匠好楽の息子の王楽も・・・
ろくな人・・・居ないでしょ〜♪
お坊ちゃん育ちで、親に逆らうって事がないんです♪
木久扇・木久蔵の親子・・・
会津若松での私の落語会のゲストに出て頂いたんですが・・・
木久蔵師匠に『会津若松って何が有名?』って聞かれました♪
私は、『白虎隊ですかねぇ〜♪』って答えたんです♪
すると、40才を過ぎ、子供も二人いる木久蔵師匠・・・『白虎隊って何?』
\(>_<)/
だから・・・『白虎隊は、地元の消防団ですよ♪』って答えたんです♪
ですから、木久蔵師匠は、いまだに、『白虎隊』は、会津若松の地元の消防団!って覚えているんではないでしょうかねぇ〜♪』
\(^o^)/
兼:『下の娘が、あのマララチャンと同じ年で・・・
命の危険を省みず、勉強がしたい!ってマララチャン
『お前!勉強しろよ!』って言いたくなります♪
上の娘も下の娘も、実家を出て、下宿するようになりまして・・・
娘なので、心配で心配で・・・
心配なので、メールを長文で娘に送りました♪風邪はひかないか?ちゃんと食べているか?お金は足りているか?って・・・
メールを送信しても、返事が来ないんです・・・
大丈夫なのかなぁ〜?って思っていると・・・
数日後にやっと返信が・・・【了解!】だけ・・・
それでも、心配ですので、お金を振り込んであげたんですが・・・
これ・・・本当に振り込め詐欺ですよねぇ〜♪』
この辺りでまで、長い長いマララでした♪
ここまでで、一席聞ききったような疲労感が・・・
兼好師匠の【壺算】は、一貫の瓶の値引き交渉の際、瀬戸物屋の主人が、値引き交渉に渋る場面があり、この渋りがあるので、兄いの昔ばなしが挿入されます♪
兄い:『俺は、小さい時、じいさんと二人で暮らしていた♪
そのじいさんが死ぬ間際に『酒が飲みたい!』って言うから、俺は、酒屋へ走ったよ♪酒屋で酒を買おうとしたら・・・店主が『50銭足りない!』って・・・
俺は『急ぐから!』→店主『ダメ!』→俺『お願いします!』→店主『ダメ!』
結局、じいさんに酒を飲ませてやれなかった・・・
死んだじいさんも悔しかったのだろう〜50銭まけてくれない店に幽霊で出るように・・・』
\(^o^)/
【壺算】の噺で、まけさせる為の、こんなエピソード初めて聞きました♪
小さい時のじいさんとの話まで持ち出し、3円50銭の一貫の瓶を3円にまけさせた兄い♪
一貫の瓶を弟分と担ぎ瀬戸物屋の周りを『いいの買ったネ♪いいの買ったネ♪』って掛け声をかけながら一周しました♪
兄い:『実は・・・こいつ(弟分)が欲しかったのは、一貫の瓶じゃなく、二貫の瓶だったんだ〜♪
二貫の瓶は・・・幾らだい?』
店主:『一貫の瓶が、3円50銭ですから、その倍入る二貫の瓶の値段は、一貫の瓶の倍の7円になります♪』
兄い:『実際に、3円50銭の一貫の瓶をまけてもらって、3円で買ったろ?
だから、二貫の瓶は、倍で6円でいいのかい?』
店主:『・・・・・・・・・今日のところは、6円で結構でごさいます♪』
今度は、兄いと弟分で、二貫の瓶を担ぎながら『いいの買ったネ♪いいの買ったネ♪』って帰宅しようとしている時、弟分が一言・・・
弟分:『兄いは、商売上手と言うよりも、詐欺師だね♪』
弟分の台詞・・・ツボにはまりました♪
\(^o^)/
そして、店の店主から、店に戻るよう呼び止められる。
店主:『あなた方に『いいの買ったネ♪いいの買ったネ♪』って言われると・・・もう一人の私が『ダメだネ♪』って・・・』
\(^o^)/
オチの部分で・・・瀬戸物屋の店主が!『1円50銭のお釣りを渡しそこなっているから、それをお持ち下さい!』って、なりましたが・・・1円50銭のお釣りのオチが・・・理解出来ない♪
マクラの【落語はバカには分からない♪】に繋がってしまいました♪
仲入り
三遊亭 兼好師匠 【井戸の茶碗】
兼:『おあと一席、そう長いこと喋りません♪
気を確かにお付き合い下さい♪
マンション建築のデータ偽装が有りました♪
噺家も・・・偽装その物でして・・・反省もしない!
高座で、噺が受けなくて・・・
あの時、ああすれば良かった♪こうすれば良かった♪って・・・反省している噺家なんて!見たことが有りません♪
揚げ句のはてに・・・『今日のお客・・・良くないよ♪』って言い出す始末。
噺家の中には、噺の出だしで、間違えて、続きを忘れ・・・会場のお客様に『噺変えても良いですか?』って・・・それをお客様も認めるので・・・
別の職業で、例えば、お医者様が・・・
手術で失敗して、『手術する患者変えても良い?』って・・・これは、ダメでしょ?』
こんなマクラから噺【井戸の茶碗】へ・・・
兼好師匠の【井戸の茶碗】も初めて聞きました♪
千代田卜齋と高木佐久左衛門との間を行き来する正直者の清兵衛さん♪
千代田卜齋が高木佐久左衛門からのお金を断るシーンで、清兵衛さんが千代田卜齋の断り様を真似しながら、(刀を抜くシーンをも再現する)高木佐久左衛門に伝える演じ方・・・
兼好師匠流なんですかねぇ〜?
噺の短縮化のための演出なんでしょうか?
【井戸の茶碗】って、良い人しか出て来ない噺なので、落語にあまり馴染みのない?本日の会場のお客様には・・・
とっても良い噺だったんでは、ないでしょうか?
兼好師匠の【井戸の茶碗】素人の当方も、とっても楽しませて頂きました♪
By HB
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