1月6日落語会2
柳家 喜多八師匠 【長短】
噺家さんから、落語を初めて聞いたのは・・・
柳家花緑師匠で、その時、三席噺を聞いたのですが・・・
覚えているのが、この【長短】
\(^o^)/
記憶違いでなければ、花緑師匠のマクラで・・・
『【長短】は、柳家伝統の噺の一つです♪』って仰った。
その柳家伝統の噺【長短】を本日は、喜多八師匠から・・・
幼馴染み?の気の長い人と気の短い人の噺で・・・
この性質がまるで違う、この二人は、仲が良い♪
長さんが、短さんのところで、お菓子をご馳走になるのですが、その食べ方一つで、気の長い長さんを表現♪
長さんのおおらかな言動に、イライラする気の短い短さん♪
短い噺で、場面の展開もなく、登場人物は、この二人だけ・・・
演じるのは、誰にでも出来ますが、笑いをとれるまでの噺に仕立てるのは、かなり難しい事だと、思います♪
喜多八師匠から、そんな噺【長短】で、シッカリ笑わせて貰いました♪
\(^o^)/
仲入り
太田 その師匠 【唄と三味線】
松本 優子師匠
演奏してくれたのが・・・
『梅は咲いたか』
『十日町小唄』
『初雪に』
『私の彼』などなど・・・
洒落ていたのは、『わたしの〜♪かれは〜♪サナダ虫〜♪』で始まる『私の彼』って小唄で、太田その師匠が、東京芸術大学時代に、友人と二人で作ったという小唄だそうです♪
その師匠によると、この小唄、大学で作曲発表したら、教授連には大好評だったそうです♪
\(^o^)/
柳家 喜多八師匠 【盃の殿様】
【盃の殿様】って噺は・・・
喜多八師匠からしか聞いた事の無い噺で・・・
マクラでは・・・
長めの出囃子が流れ・・・
幕が開き、再び登場した喜多八師匠は、袴姿♪
喜:『あの二人(太田その師匠と松本優子師匠)もうチョッと長くやってくれると思ったんですが・・・
早く終わって・・・着替えるのに、慌ててしまいました♪
ゲストで出てもらった、松本優子さんも太田そのさんもどちらも亭主もちで・・・
優子さんの旦那は、尺八の名手でして・・・
二人して、脇で稼ぎまくっている♪
本日も、そのさんと優子さんが、揃わなければ・・・
優子さんご夫婦で、出演してもらおうかと・・・』
\(^o^)/
喜:『世の中、それぞれ、階級がありますが・・・
【中】が、良いですね♪
【上】ならば、下が見えません!
【下】ならば、上が見えません!
【中】ならば、字を見ても分かるように、上から下まで一本縦に通っているでしょ♪
昔の特権階級と言えば、お殿様・・・
そうは言っても、なかなか窮屈なもんでした・・・
窮屈な江戸詰めの生活があり・・・
江戸詰めの場合、毎日、朝に江戸城に上がり、将軍様に挨拶をしなければならず♪
挨拶の後は、自分の担当の仕事を江戸城内に於て・・・
この仕事は、自分一人でしなければならず、家来にさせる訳にもいかなかった♪』
こんなマクラから噺【盃の殿様】に・・・
マクラでの、大名のお殿様は、日々の激務から、ついつい、部下の家臣には・・・ワガママを・・・
気晴らしに行った吉原で、太夫に入れ込み・・・
連日の吉原通いに・・・
悲しいかな、大名には、参勤交代って制度があり、江戸より、国表へ帰る事に・・・
帰国後、殿様は、吉原の太夫へ会えない思いを募らせ、太夫から貰った盃で、国表から吉原の太夫の元へ、盃のやり取りを・・・
足の速い家臣に、盃を持って吉原の太夫の元へ走らせる♪
ここから、九州から江戸・吉原までの言い立てが・・・
見事に、大門をくぐり、吉原の太夫のもとまでの言い立てが終わり・・・
喜:『覚えた私も、偉かった♪』
会場:『パチパチパチパチパチパチ♪』
二日前に退院したばかりの喜多八師匠ですが、喜多八健在!ってお客様にアピールをしてくれました♪
By HB
噺家さんから、落語を初めて聞いたのは・・・
柳家花緑師匠で、その時、三席噺を聞いたのですが・・・
覚えているのが、この【長短】
\(^o^)/
記憶違いでなければ、花緑師匠のマクラで・・・
『【長短】は、柳家伝統の噺の一つです♪』って仰った。
その柳家伝統の噺【長短】を本日は、喜多八師匠から・・・
幼馴染み?の気の長い人と気の短い人の噺で・・・
この性質がまるで違う、この二人は、仲が良い♪
長さんが、短さんのところで、お菓子をご馳走になるのですが、その食べ方一つで、気の長い長さんを表現♪
長さんのおおらかな言動に、イライラする気の短い短さん♪
短い噺で、場面の展開もなく、登場人物は、この二人だけ・・・
演じるのは、誰にでも出来ますが、笑いをとれるまでの噺に仕立てるのは、かなり難しい事だと、思います♪
喜多八師匠から、そんな噺【長短】で、シッカリ笑わせて貰いました♪
\(^o^)/
仲入り
太田 その師匠 【唄と三味線】
松本 優子師匠
演奏してくれたのが・・・
『梅は咲いたか』
『十日町小唄』
『初雪に』
『私の彼』などなど・・・
洒落ていたのは、『わたしの〜♪かれは〜♪サナダ虫〜♪』で始まる『私の彼』って小唄で、太田その師匠が、東京芸術大学時代に、友人と二人で作ったという小唄だそうです♪
その師匠によると、この小唄、大学で作曲発表したら、教授連には大好評だったそうです♪
\(^o^)/
柳家 喜多八師匠 【盃の殿様】
【盃の殿様】って噺は・・・
喜多八師匠からしか聞いた事の無い噺で・・・
マクラでは・・・
長めの出囃子が流れ・・・
幕が開き、再び登場した喜多八師匠は、袴姿♪
喜:『あの二人(太田その師匠と松本優子師匠)もうチョッと長くやってくれると思ったんですが・・・
早く終わって・・・着替えるのに、慌ててしまいました♪
ゲストで出てもらった、松本優子さんも太田そのさんもどちらも亭主もちで・・・
優子さんの旦那は、尺八の名手でして・・・
二人して、脇で稼ぎまくっている♪
本日も、そのさんと優子さんが、揃わなければ・・・
優子さんご夫婦で、出演してもらおうかと・・・』
\(^o^)/
喜:『世の中、それぞれ、階級がありますが・・・
【中】が、良いですね♪
【上】ならば、下が見えません!
【下】ならば、上が見えません!
【中】ならば、字を見ても分かるように、上から下まで一本縦に通っているでしょ♪
昔の特権階級と言えば、お殿様・・・
そうは言っても、なかなか窮屈なもんでした・・・
窮屈な江戸詰めの生活があり・・・
江戸詰めの場合、毎日、朝に江戸城に上がり、将軍様に挨拶をしなければならず♪
挨拶の後は、自分の担当の仕事を江戸城内に於て・・・
この仕事は、自分一人でしなければならず、家来にさせる訳にもいかなかった♪』
こんなマクラから噺【盃の殿様】に・・・
マクラでの、大名のお殿様は、日々の激務から、ついつい、部下の家臣には・・・ワガママを・・・
気晴らしに行った吉原で、太夫に入れ込み・・・
連日の吉原通いに・・・
悲しいかな、大名には、参勤交代って制度があり、江戸より、国表へ帰る事に・・・
帰国後、殿様は、吉原の太夫へ会えない思いを募らせ、太夫から貰った盃で、国表から吉原の太夫の元へ、盃のやり取りを・・・
足の速い家臣に、盃を持って吉原の太夫の元へ走らせる♪
ここから、九州から江戸・吉原までの言い立てが・・・
見事に、大門をくぐり、吉原の太夫のもとまでの言い立てが終わり・・・
喜:『覚えた私も、偉かった♪』
会場:『パチパチパチパチパチパチ♪』
二日前に退院したばかりの喜多八師匠ですが、喜多八健在!ってお客様にアピールをしてくれました♪
By HB
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