3月20日落語会2
仲入り
桃月庵 白酒師匠 【徳ちゃん】
一席前の【よかちょろ】そして、【徳ちゃん】
先日の白酒師匠の【rakugo book いいね!】の落語会での【犬の災難】と・・・
知らない噺にぶつかる率が高くない?
最近、参戦する落語会の頻度が多くなってきた白酒師匠・・・
まだまだ、引き出しが一杯ありそうですね♪
\(^o^)/
マクラでは・・・
白:『BS ジャパンの放送で・・・喬太郎兄さんの番組・・・
【ようこそ芸賓館】ですが・・・
今、放送しているのが、pm 19:00からの放映でかなり早い時間帯♪
その番組が、終了になり、装いも新に・・・
pm 23:00からの放映に変わります♪
午後7時からの番組で・・・(女郎買い)の噺は・・・放送局の吟味が必要になります・・・
それが、午後11時の放送になれば・・・
\(^o^)/
その、新装する第一回目の放送の収録に・・・
私、白酒・萬窓師匠・春蝶師匠の三人がゲストとして行ってきました♪
トークでは、春蝶師匠がいきなり、『飛田では・・・♪』って・・・
私も、大阪の飛田新地、行った事有ります♪
本当に・・・落語の【お直し】の世界なんですよ・・・
飲みながらでしたが、線香が燃え尽きるまでの15分間・・・』
こんな、話をしても・・・放送時間帯が午後11時台ならばね♪
\(^o^)/
白:『間抜けな話は・・・
先日お会いした桂文珍師匠・・・
桂文枝師匠の事をとにかく、羨ましがっておられて・・・
『どうしたんですか?』って聞いたら♪
文珍:『あの騒ぎの後、文枝師匠が、高座で・・・『これからもご支援のほどを・・・♪』って言っただけで、会場のお客様が、ドッカン!って・・・』
\(^o^)/
歌武蔵師匠・・・
飲んで、タガが外れて・・・
飲み物の自販機に小銭を入れて・・・
ボタンを押しても飲み物が出てこない!
酔っているものですから、自販機をドンドン叩き始める!
叩き方も、段々力強く・・・
そのうちに、自販機の警報ブザーが『ビィ〜!』って鳴り出し・・・
警察官が駆けつけ・・・
警察官:『あっ♪歌武蔵師匠♪\(^o^)/』
歌武蔵:『どうも〜♪\(^o^)/』って直ぐに酔いが醒めたそうで・・・
警察官が、帰り際に、『自動販売機・・・引っこ抜かないでくださいよ♪』って・・・』
どんだけ怪力なんすか?
\(>_<)/
白:『寄席のワリ・・・
出演者に均等に支払われるんではなくて、香番やキャリアを踏まえて、一人一人、違う金額になるんです!
今、我々の落語協会では・・・
円歌師匠が一番高いワリを貰っています♪
私などの三倍の額になるんじゃないですか?』
ただし、支払われるお金の単位は・・・
円ではなく、銭での計算になりますが・・・
目くそ鼻くその世界ですね♪』
\(^o^)/
こんなマクラから、噺【徳ちゃん】へ・・・
まさに、廓噺です♪
売れない噺家二人が遊廓に・・・
店の若衆が、その二人に『店に上がってって下さい♪』って声を掛ける♪
若衆:『明日の朝まで、二人で、1円80銭!
よく、ご覧になって、良い子を選んで下さい♪』
噺家:『二人で1円80銭?じゃ〜あの娘で・・・上がろうか♪』
若衆:『あれをご覧になって・・・お上がりになる?』
噺家:『・・・・・・・・・』
若衆:『先に料金を頂きます♪』
噺家:『・・・・・・・・・』
若衆:『うち(当店)は、料金を一度取ると、二度と取りません♪
良心的な店なんですよ♪』
\(>_<)/
なんか、この妓楼・・・怪しい感じが・・・
店に上がると・・・二人の噺家は、別々の離れた部屋に案内される!
噺家二人のうちの一人の名前が【徳ちゃん♪】
今晩の相方が・・・若衆によると、店先で選んだ娘は、馴染みの客をが来店したので、そちらの方へ・・・
なので、店で一番の娘を・・・って
出てきたのが・・・
(焼きいも)をかじりながら入って来て♪
花魁:『ほれ!抱いてけ〜♪』
その凄まじさ・・・
ガタイの良い白酒師匠を見ながら噺を聞いているものですから・・・
簡単に、高座にその相方が、出現しました♪
ぞぞぞぞ〜!
あまり、聞く機会の少ない噺なんでしょうが・・・
直ぐにでも、もう一度聞いてみたい噺です♪
柳家 甚語楼師匠 【死神】
短めなマクラでは・・・
10月の神無月の話を・・・
神無月でも、家に居付いている留守神様はいるもんで・・・って
\(^o^)/
噺【死神】が開幕・・・
自宅で、(生活の支払いの為のお金?)他所から『お銭を借りてこい!お銭ができるまで、家に帰って来るな!』って夫婦喧嘩のシーンから♪
家を出たものの・・・お銭を借りられる当てなどまるっきりなし♪
段々虚しくなり、『このまま、死んでやろ!』
色々自殺の仕方を考えたが・・・
・橋から川へ飛び込む→水を飲むと苦しい!
・高い所から飛び降りる→怪我をする!
・首をくくる→荒縄を買う金も無い!
そんな男の前に、死神が現れる♪
直ぐには、目の前に現れたのが、死神だと認知出来ず・・・
男は、現れた死神を吹いて飛ばして無くそうと・・・
死神:『吹いてもダメたよ♪あたしゃ〜チリガミじゃないよ、死神だよ♪』
そんな極貧な男に、死神は、医者の商売をおしえてやる♪
その呪文が・・・
『アジャラカモクレンTPP テケレッツのバア』って言って、パンパンと2回手を叩く!
自宅に帰り、【医者】の看板をカマボコの板で作り玄関先に・・・
お銭を作って来るどころか、帰宅して、カマボコの板で【医者】の看板を作り、医者を始めると言い出した男に飽きれ・・・
女房は、子供を連れて、家を出ていってしまう!
そんなカマボコ板の医者の看板でもお客が来て・・・
長年患っているお店の主人を診て欲しいと・・・
今まで、名医として名高い♪
『青山 霊園先生』やら、『落合 斎場先生』に診てもらったが・・・
いっこうに良くならない!
店に診察に出向いた男は・・・
男:『これから、変なマジナイを言うが・・・
賛成♪とか反対!とか言わないでね〜♪』
これは・・・マジナイの『アジャラカモクレンTPP テケレッツのパァ〜♪』のTPP に掛けているんでしょう
\(^o^)/
死神に教わった、呪文で、長患いの患者を次々に快方させる♪
患者が死神の呪文で、回復しても・・・
長年患った患者なので、医者の男に【薬】を処方してくれないか!って・・・
あまりに、【薬】を欲しがるものだから、男は、自宅の大根の葉っぱを切って、薬とする・・・♪
店:『先生♪こちらの薬(大根の葉っぱ)をどの様に煎じればヨロシイでしょうか?』
男:『煎じるより、サッと茹でて、鰹節をパラパラって・・・その方が美味しいよ♪』
\(^o^)/
桔梗屋の旦那の、診察で・・・
男は、もう助からない患者(桔梗屋の旦那)を、謝礼の金にツラレ、ルール違反な方法で、患者を回復させてしまう・・・
ルール違反の代償として自らの余命と桔梗屋の旦那との余命交換に・・・
死神の職場・洞穴に連れて行かれた男・・・
無数の火の灯ったロウソクを見ることに・・・
細く長いロウソクは・・・噺家の
その噺家のロウソク群の中で『バチバチ』と灯っているロウソクが・・・
聞けば・・・その『バチバチ』燃え盛っているロウソクは、立川談志だよ♪
男:『まだ、死んでなかったんだ♪』
この後、男が気づいたロウソクは・・・
死神:『やはり、そのロウソクに気がついたかい?
太くて、長いのは、お前の息子の命、隣の半分くらいになっているロウソクは、お前の女将さんだよ、そして、その隣で消えそうになっているロウソクがお前さんだ♪』
最後は、甚語楼師匠流のオチになっていました。
by HB
桃月庵 白酒師匠 【徳ちゃん】
一席前の【よかちょろ】そして、【徳ちゃん】
先日の白酒師匠の【rakugo book いいね!】の落語会での【犬の災難】と・・・
知らない噺にぶつかる率が高くない?
最近、参戦する落語会の頻度が多くなってきた白酒師匠・・・
まだまだ、引き出しが一杯ありそうですね♪
\(^o^)/
マクラでは・・・
白:『BS ジャパンの放送で・・・喬太郎兄さんの番組・・・
【ようこそ芸賓館】ですが・・・
今、放送しているのが、pm 19:00からの放映でかなり早い時間帯♪
その番組が、終了になり、装いも新に・・・
pm 23:00からの放映に変わります♪
午後7時からの番組で・・・(女郎買い)の噺は・・・放送局の吟味が必要になります・・・
それが、午後11時の放送になれば・・・
\(^o^)/
その、新装する第一回目の放送の収録に・・・
私、白酒・萬窓師匠・春蝶師匠の三人がゲストとして行ってきました♪
トークでは、春蝶師匠がいきなり、『飛田では・・・♪』って・・・
私も、大阪の飛田新地、行った事有ります♪
本当に・・・落語の【お直し】の世界なんですよ・・・
飲みながらでしたが、線香が燃え尽きるまでの15分間・・・』
こんな、話をしても・・・放送時間帯が午後11時台ならばね♪
\(^o^)/
白:『間抜けな話は・・・
先日お会いした桂文珍師匠・・・
桂文枝師匠の事をとにかく、羨ましがっておられて・・・
『どうしたんですか?』って聞いたら♪
文珍:『あの騒ぎの後、文枝師匠が、高座で・・・『これからもご支援のほどを・・・♪』って言っただけで、会場のお客様が、ドッカン!って・・・』
\(^o^)/
歌武蔵師匠・・・
飲んで、タガが外れて・・・
飲み物の自販機に小銭を入れて・・・
ボタンを押しても飲み物が出てこない!
酔っているものですから、自販機をドンドン叩き始める!
叩き方も、段々力強く・・・
そのうちに、自販機の警報ブザーが『ビィ〜!』って鳴り出し・・・
警察官が駆けつけ・・・
警察官:『あっ♪歌武蔵師匠♪\(^o^)/』
歌武蔵:『どうも〜♪\(^o^)/』って直ぐに酔いが醒めたそうで・・・
警察官が、帰り際に、『自動販売機・・・引っこ抜かないでくださいよ♪』って・・・』
どんだけ怪力なんすか?
\(>_<)/
白:『寄席のワリ・・・
出演者に均等に支払われるんではなくて、香番やキャリアを踏まえて、一人一人、違う金額になるんです!
今、我々の落語協会では・・・
円歌師匠が一番高いワリを貰っています♪
私などの三倍の額になるんじゃないですか?』
ただし、支払われるお金の単位は・・・
円ではなく、銭での計算になりますが・・・
目くそ鼻くその世界ですね♪』
\(^o^)/
こんなマクラから、噺【徳ちゃん】へ・・・
まさに、廓噺です♪
売れない噺家二人が遊廓に・・・
店の若衆が、その二人に『店に上がってって下さい♪』って声を掛ける♪
若衆:『明日の朝まで、二人で、1円80銭!
よく、ご覧になって、良い子を選んで下さい♪』
噺家:『二人で1円80銭?じゃ〜あの娘で・・・上がろうか♪』
若衆:『あれをご覧になって・・・お上がりになる?』
噺家:『・・・・・・・・・』
若衆:『先に料金を頂きます♪』
噺家:『・・・・・・・・・』
若衆:『うち(当店)は、料金を一度取ると、二度と取りません♪
良心的な店なんですよ♪』
\(>_<)/
なんか、この妓楼・・・怪しい感じが・・・
店に上がると・・・二人の噺家は、別々の離れた部屋に案内される!
噺家二人のうちの一人の名前が【徳ちゃん♪】
今晩の相方が・・・若衆によると、店先で選んだ娘は、馴染みの客をが来店したので、そちらの方へ・・・
なので、店で一番の娘を・・・って
出てきたのが・・・
(焼きいも)をかじりながら入って来て♪
花魁:『ほれ!抱いてけ〜♪』
その凄まじさ・・・
ガタイの良い白酒師匠を見ながら噺を聞いているものですから・・・
簡単に、高座にその相方が、出現しました♪
ぞぞぞぞ〜!
あまり、聞く機会の少ない噺なんでしょうが・・・
直ぐにでも、もう一度聞いてみたい噺です♪
柳家 甚語楼師匠 【死神】
短めなマクラでは・・・
10月の神無月の話を・・・
神無月でも、家に居付いている留守神様はいるもんで・・・って
\(^o^)/
噺【死神】が開幕・・・
自宅で、(生活の支払いの為のお金?)他所から『お銭を借りてこい!お銭ができるまで、家に帰って来るな!』って夫婦喧嘩のシーンから♪
家を出たものの・・・お銭を借りられる当てなどまるっきりなし♪
段々虚しくなり、『このまま、死んでやろ!』
色々自殺の仕方を考えたが・・・
・橋から川へ飛び込む→水を飲むと苦しい!
・高い所から飛び降りる→怪我をする!
・首をくくる→荒縄を買う金も無い!
そんな男の前に、死神が現れる♪
直ぐには、目の前に現れたのが、死神だと認知出来ず・・・
男は、現れた死神を吹いて飛ばして無くそうと・・・
死神:『吹いてもダメたよ♪あたしゃ〜チリガミじゃないよ、死神だよ♪』
そんな極貧な男に、死神は、医者の商売をおしえてやる♪
その呪文が・・・
『アジャラカモクレンTPP テケレッツのバア』って言って、パンパンと2回手を叩く!
自宅に帰り、【医者】の看板をカマボコの板で作り玄関先に・・・
お銭を作って来るどころか、帰宅して、カマボコの板で【医者】の看板を作り、医者を始めると言い出した男に飽きれ・・・
女房は、子供を連れて、家を出ていってしまう!
そんなカマボコ板の医者の看板でもお客が来て・・・
長年患っているお店の主人を診て欲しいと・・・
今まで、名医として名高い♪
『青山 霊園先生』やら、『落合 斎場先生』に診てもらったが・・・
いっこうに良くならない!
店に診察に出向いた男は・・・
男:『これから、変なマジナイを言うが・・・
賛成♪とか反対!とか言わないでね〜♪』
これは・・・マジナイの『アジャラカモクレンTPP テケレッツのパァ〜♪』のTPP に掛けているんでしょう
\(^o^)/
死神に教わった、呪文で、長患いの患者を次々に快方させる♪
患者が死神の呪文で、回復しても・・・
長年患った患者なので、医者の男に【薬】を処方してくれないか!って・・・
あまりに、【薬】を欲しがるものだから、男は、自宅の大根の葉っぱを切って、薬とする・・・♪
店:『先生♪こちらの薬(大根の葉っぱ)をどの様に煎じればヨロシイでしょうか?』
男:『煎じるより、サッと茹でて、鰹節をパラパラって・・・その方が美味しいよ♪』
\(^o^)/
桔梗屋の旦那の、診察で・・・
男は、もう助からない患者(桔梗屋の旦那)を、謝礼の金にツラレ、ルール違反な方法で、患者を回復させてしまう・・・
ルール違反の代償として自らの余命と桔梗屋の旦那との余命交換に・・・
死神の職場・洞穴に連れて行かれた男・・・
無数の火の灯ったロウソクを見ることに・・・
細く長いロウソクは・・・噺家の
その噺家のロウソク群の中で『バチバチ』と灯っているロウソクが・・・
聞けば・・・その『バチバチ』燃え盛っているロウソクは、立川談志だよ♪
男:『まだ、死んでなかったんだ♪』
この後、男が気づいたロウソクは・・・
死神:『やはり、そのロウソクに気がついたかい?
太くて、長いのは、お前の息子の命、隣の半分くらいになっているロウソクは、お前の女将さんだよ、そして、その隣で消えそうになっているロウソクがお前さんだ♪』
最後は、甚語楼師匠流のオチになっていました。
by HB
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