7月25日落語会
7月25日(月曜日)
落語休暇を申請して、落語会に参戦しました♪
落語休暇って言っても・・・
日曜日の落語会のチケットを買ったつもりが・・・
カレンダーを見たら・・・7月25日は月曜日?
慌てて、休暇届けを提出、仕事の調整にヤッキになり、なんとか落語を楽しめる状況に・・・
\(^o^)/
普段の国立演芸場ならば、その月の上席・中席は、のどかな寄席なんですが・・・
(特別なお目当てな師匠が出演すれば別ですが・・・)
現に、8月中席の歌丸師匠がトリ(主任)の公演は、既にチケットが予約で一杯、キャンセル待ちの状態だそうです♪
\(^o^)/
本日、参戦した落語会は・・・
【第398回 国立名人会】です♪
さてさて、落語会・・・
柳家 小かじ 【道灌】
柳家 三三師匠 【粗忽の釘】
桂 文楽師匠 【悋気の火の玉】
仲入り
三遊亭 萬窓師匠 【たがや】
入船亭 扇遊師匠 【ねずみ】
林家 正楽師匠 【紙切り】
柳家 小三治師匠 【ろくろ首】
\(^o^)/
柳家 小かじ 【道灌】
八:『ご隠居のところの粗茶が、一番良い粗茶だね♪』が印象に残る噺♪
\(^o^)/
柳家 三三師匠 【粗忽の釘】
マクラでは・・・
三:『大勢さまご来場で、ありがとうございます♪
『十人いれば、気も十色♪』なんて申しまして、色々な方々が・・・
小三治一門にも、はん治という、63才になる、ビビりで、そそっかしい兄弟子が・・・
それこそ・・・小三治に『オイ!』って声をかけられると・・・
\(>_<)/(フリーズしてしまう♪)
ある日、小三治が、はん治に・・・
小:『オレの土踏まずを、お前(はん治)の踵で踏んでくれ♪』
10分ばかり土踏まずを踏んでいましたでしょうか・・・?
は:『師匠♪終りました♪』
小:『お前の土踏まずを、オレの踵で踏んでどうすんだ!』
は:『気持ち良かったです♪』
\(^o^)/
こんな具合で・・・』
こんなマクラから噺に・・・?
熊:『このあか出ていけ!』
\(>_<)/
八:『かかぁと喧嘩すんなよ♪』
熊:『かかぁ?かかぁ?なんて居ないよ♪オレ独身だもの・・・犬(赤犬)が(家に)入って来たもんだから『このあか!出ていけ!』って怒鳴ったんだ♪』
八:『あかとかかぁを聞き間違えたんだ♪』
\(^o^)/
三:『この不毛な小咄を、はん治兄さんは・・・
共産党の赤旗大会に呼ばれ、そこで、この噺を・・・
『このあか出ていけ!』って演じておいて・・・
いまだに気付いておりません♪』
\(^o^)/
って・・・まだ、噺に入っていなかったのね♪
\(^o^)/
ここまで、粗忽の話を引っ張りつつ・・・
噺に・・・
長屋に引っ越してきた所からの演出で、始まりました♪
引っ越しで?疲れたのか?
(タバコを)一服させてくれと・・・主張する亭主♪
一服する前に、箒を掛ける釘を打ってくれと・・・主張する女将さん♪
女将さんに敵うわけもなく、箒を掛ける釘を打つが・・・
こ〜んなに長い瓦釘を、頭まで打ち込んでしまう♪
当然釘の先は、長屋の薄い壁を突き抜け隣の家に・・・♪
\(>_<)/
亭主は、隣の家に、釘が出てないか?謝りにいくものの・・・
向かった先が、お向かいさん♪
\(^o^)/
当然、路地を挟んだお向かいさんには、釘の先が出るわけもないが・・・
亭主:『んちは〜♪』
向さん:『どちら様?何ですか?』
亭主:『エウエウエウェゥ〜♪』
向さん:『チャボみたいな人が来たよ!』
亭主:『(瓦釘を打ち込んじゃった)釘が出ていません?』
向さん:『あなた♪お向かいさんに引っ越してきた方ですよね♪
路地を挟んだお向かいさんだから・・・釘は・・・出ませんよ!
おっかあ〜♪
・指を指して笑うな!
・笑いながらのたうち回るな!
・【釘さん】ってあだ名をつけるな!
・【路地さん】ってあだ名をつけるな!
・回覧板(面白い人が引っ越してきた)を回す準備を始めるな!
・似顔絵を書くな!』
って・・・
お向かいさんに、釘が出てないか?謝りにきた亭主の粗忽さを・・・
それでも、(謝りに行く先を間違えている事)気付かない亭主・・・
\(^o^)/
このシーンをここまで、面白い噺に仕立て上げた三三師匠♪
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
マグナム級の滑稽噺に仕上がっています♪
自分の女将さんからも、言われるように・・・
お前さん(亭主)は、落ち着きさえすれば・・・大丈夫♪なんだから・・・
って・・・
本人も・・・
亭主:『お向かいさんに、謝りに行っちゃったのは・・・まずかったな♪』って・・・
反省し・・・
釘を打ち込んじゃった隣の家を訪ねると・・・
先ずは、【落ち着こう♪】って・・・
亭主:『んちは〜♪』
隣家:『ハイハイ♪どちら様?』
亭主:『んちは〜♪兎に角、落ち着きたいんで、タバコを・・・』
隣家:『・・・・・・・・・』
亭主:『兎に角、落ち着きたいんで、タバコを・・・』
隣家:『目が尋常じゃないから・・・こちらの方のいう通りに・・・』
ここで、隣家の夫婦は、訪ねてきた亭主に、タバコ盆と座布団を出してあげる♪
亭主:『今、タバコ盆と座布団を出してくれたのは?貴方の女将さん?
いい女ですねぇ〜♪
(ところで)貴方がた夫婦のご縁は・・・
仲人があって?それとも、くっつきあい?』
\(^o^)/
ここから始まる引っ越してきた夫婦の馴れ初め話♪
誰も尋ねていないのに・・・いきなり始まりました♪
\(>_<)/
亭主:『うちは・・・くっつきあいなんで♪』
\(^o^)/
伊勢屋に大工として、仕事をしに行っていたおり、伊勢屋に奉公にあがっていたのが、今の女将さんで・・・
昼飯時に、女将さんが、何かオカズをくれたりして・・・
あるときは、『キンピラゴボウ』を・・・
亭主:『あっしは、キンピラゴボウなんですよ♪』
隣家:『???キンピラゴボウに成っちゃったよ、人じゃないよ!\(>_<)/』
亭主:『神社に連れて行って、杉の木の前に立たせ、ドン!って・・・
【杉ドン】をしたんで・・・\(^o^)/
一緒になって、初めは良かったんですが・・・
二年もすると・・・
『オイ!』『ハイ♪』が逆転して・・・
今は、女将さんの尻に敷かれているんで・・・
人には、言えないが・・・
これも、一つの夫婦の形かなぁ〜♪
今ね♪幸せです♪
じゃ〜ごめんください♪』
隣家:『・・・帰っちゃったよ?
気味が悪いから、塩を撒いときな!』
\(>_<)/
瓦釘を打ち込んじゃった件に関して何も触れずに帰っちゃった事に気づき、亭主は、再度隣家へ・・・
事情を話し、飛び出た釘のありかを探すが・・・
???
一旦自宅に帰り、釘のありかを示すものの・・・またまた、トンチンカンな・・・
壁を隔てた向こうで釘を指差したり!
(釘の)頭を叩いてくれって頼まれれば・・・自分の頭を叩く始末♪
隣家:『(壁で)見えないけど・・・きっと、別な事(自分の頭を叩く)をしているよ、あの人は・・・』
やっと、分かった釘のありか・・・
なんと、仏壇の阿弥陀さまの股間に・・・!
亭主:『随分、男らしい阿弥陀さまで・・・』
\(^o^)/
オチには・・・
亭主:『明日から、ここに(隣家の仏壇の阿弥陀の股間)箒を掛けに来なければ♪』
\(^o^)/
三三師匠の【粗忽の釘】にやられました・・・!
回転の早いスピーディーな噺についていくのがやっと・・・
好きな噺を三席立て続けに聞いたような疲労感?
それくらい、楽しませてもらいました♪
\(^o^)/
By HB
落語休暇を申請して、落語会に参戦しました♪
落語休暇って言っても・・・
日曜日の落語会のチケットを買ったつもりが・・・
カレンダーを見たら・・・7月25日は月曜日?
慌てて、休暇届けを提出、仕事の調整にヤッキになり、なんとか落語を楽しめる状況に・・・
\(^o^)/
普段の国立演芸場ならば、その月の上席・中席は、のどかな寄席なんですが・・・
(特別なお目当てな師匠が出演すれば別ですが・・・)
現に、8月中席の歌丸師匠がトリ(主任)の公演は、既にチケットが予約で一杯、キャンセル待ちの状態だそうです♪
\(^o^)/
本日、参戦した落語会は・・・
【第398回 国立名人会】です♪
さてさて、落語会・・・
柳家 小かじ 【道灌】
柳家 三三師匠 【粗忽の釘】
桂 文楽師匠 【悋気の火の玉】
仲入り
三遊亭 萬窓師匠 【たがや】
入船亭 扇遊師匠 【ねずみ】
林家 正楽師匠 【紙切り】
柳家 小三治師匠 【ろくろ首】
\(^o^)/
柳家 小かじ 【道灌】
八:『ご隠居のところの粗茶が、一番良い粗茶だね♪』が印象に残る噺♪
\(^o^)/
柳家 三三師匠 【粗忽の釘】
マクラでは・・・
三:『大勢さまご来場で、ありがとうございます♪
『十人いれば、気も十色♪』なんて申しまして、色々な方々が・・・
小三治一門にも、はん治という、63才になる、ビビりで、そそっかしい兄弟子が・・・
それこそ・・・小三治に『オイ!』って声をかけられると・・・
\(>_<)/(フリーズしてしまう♪)
ある日、小三治が、はん治に・・・
小:『オレの土踏まずを、お前(はん治)の踵で踏んでくれ♪』
10分ばかり土踏まずを踏んでいましたでしょうか・・・?
は:『師匠♪終りました♪』
小:『お前の土踏まずを、オレの踵で踏んでどうすんだ!』
は:『気持ち良かったです♪』
\(^o^)/
こんな具合で・・・』
こんなマクラから噺に・・・?
熊:『このあか出ていけ!』
\(>_<)/
八:『かかぁと喧嘩すんなよ♪』
熊:『かかぁ?かかぁ?なんて居ないよ♪オレ独身だもの・・・犬(赤犬)が(家に)入って来たもんだから『このあか!出ていけ!』って怒鳴ったんだ♪』
八:『あかとかかぁを聞き間違えたんだ♪』
\(^o^)/
三:『この不毛な小咄を、はん治兄さんは・・・
共産党の赤旗大会に呼ばれ、そこで、この噺を・・・
『このあか出ていけ!』って演じておいて・・・
いまだに気付いておりません♪』
\(^o^)/
って・・・まだ、噺に入っていなかったのね♪
\(^o^)/
ここまで、粗忽の話を引っ張りつつ・・・
噺に・・・
長屋に引っ越してきた所からの演出で、始まりました♪
引っ越しで?疲れたのか?
(タバコを)一服させてくれと・・・主張する亭主♪
一服する前に、箒を掛ける釘を打ってくれと・・・主張する女将さん♪
女将さんに敵うわけもなく、箒を掛ける釘を打つが・・・
こ〜んなに長い瓦釘を、頭まで打ち込んでしまう♪
当然釘の先は、長屋の薄い壁を突き抜け隣の家に・・・♪
\(>_<)/
亭主は、隣の家に、釘が出てないか?謝りにいくものの・・・
向かった先が、お向かいさん♪
\(^o^)/
当然、路地を挟んだお向かいさんには、釘の先が出るわけもないが・・・
亭主:『んちは〜♪』
向さん:『どちら様?何ですか?』
亭主:『エウエウエウェゥ〜♪』
向さん:『チャボみたいな人が来たよ!』
亭主:『(瓦釘を打ち込んじゃった)釘が出ていません?』
向さん:『あなた♪お向かいさんに引っ越してきた方ですよね♪
路地を挟んだお向かいさんだから・・・釘は・・・出ませんよ!
おっかあ〜♪
・指を指して笑うな!
・笑いながらのたうち回るな!
・【釘さん】ってあだ名をつけるな!
・【路地さん】ってあだ名をつけるな!
・回覧板(面白い人が引っ越してきた)を回す準備を始めるな!
・似顔絵を書くな!』
って・・・
お向かいさんに、釘が出てないか?謝りにきた亭主の粗忽さを・・・
それでも、(謝りに行く先を間違えている事)気付かない亭主・・・
\(^o^)/
このシーンをここまで、面白い噺に仕立て上げた三三師匠♪
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
マグナム級の滑稽噺に仕上がっています♪
自分の女将さんからも、言われるように・・・
お前さん(亭主)は、落ち着きさえすれば・・・大丈夫♪なんだから・・・
って・・・
本人も・・・
亭主:『お向かいさんに、謝りに行っちゃったのは・・・まずかったな♪』って・・・
反省し・・・
釘を打ち込んじゃった隣の家を訪ねると・・・
先ずは、【落ち着こう♪】って・・・
亭主:『んちは〜♪』
隣家:『ハイハイ♪どちら様?』
亭主:『んちは〜♪兎に角、落ち着きたいんで、タバコを・・・』
隣家:『・・・・・・・・・』
亭主:『兎に角、落ち着きたいんで、タバコを・・・』
隣家:『目が尋常じゃないから・・・こちらの方のいう通りに・・・』
ここで、隣家の夫婦は、訪ねてきた亭主に、タバコ盆と座布団を出してあげる♪
亭主:『今、タバコ盆と座布団を出してくれたのは?貴方の女将さん?
いい女ですねぇ〜♪
(ところで)貴方がた夫婦のご縁は・・・
仲人があって?それとも、くっつきあい?』
\(^o^)/
ここから始まる引っ越してきた夫婦の馴れ初め話♪
誰も尋ねていないのに・・・いきなり始まりました♪
\(>_<)/
亭主:『うちは・・・くっつきあいなんで♪』
\(^o^)/
伊勢屋に大工として、仕事をしに行っていたおり、伊勢屋に奉公にあがっていたのが、今の女将さんで・・・
昼飯時に、女将さんが、何かオカズをくれたりして・・・
あるときは、『キンピラゴボウ』を・・・
亭主:『あっしは、キンピラゴボウなんですよ♪』
隣家:『???キンピラゴボウに成っちゃったよ、人じゃないよ!\(>_<)/』
亭主:『神社に連れて行って、杉の木の前に立たせ、ドン!って・・・
【杉ドン】をしたんで・・・\(^o^)/
一緒になって、初めは良かったんですが・・・
二年もすると・・・
『オイ!』『ハイ♪』が逆転して・・・
今は、女将さんの尻に敷かれているんで・・・
人には、言えないが・・・
これも、一つの夫婦の形かなぁ〜♪
今ね♪幸せです♪
じゃ〜ごめんください♪』
隣家:『・・・帰っちゃったよ?
気味が悪いから、塩を撒いときな!』
\(>_<)/
瓦釘を打ち込んじゃった件に関して何も触れずに帰っちゃった事に気づき、亭主は、再度隣家へ・・・
事情を話し、飛び出た釘のありかを探すが・・・
???
一旦自宅に帰り、釘のありかを示すものの・・・またまた、トンチンカンな・・・
壁を隔てた向こうで釘を指差したり!
(釘の)頭を叩いてくれって頼まれれば・・・自分の頭を叩く始末♪
隣家:『(壁で)見えないけど・・・きっと、別な事(自分の頭を叩く)をしているよ、あの人は・・・』
やっと、分かった釘のありか・・・
なんと、仏壇の阿弥陀さまの股間に・・・!
亭主:『随分、男らしい阿弥陀さまで・・・』
\(^o^)/
オチには・・・
亭主:『明日から、ここに(隣家の仏壇の阿弥陀の股間)箒を掛けに来なければ♪』
\(^o^)/
三三師匠の【粗忽の釘】にやられました・・・!
回転の早いスピーディーな噺についていくのがやっと・・・
好きな噺を三席立て続けに聞いたような疲労感?
それくらい、楽しませてもらいました♪
\(^o^)/
By HB
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