10月30日落語会2
扇遊師匠、一席目の【ねずみ】を終え・・・
汗をフキフキ、そのまま高座に・・・
入船亭 扇遊師匠 【野ざらし】
マクラでは・・・
道楽・趣味の話をしながら・・・
扇:『師匠の扇橋・・・趣味が色々と・・・
俳句は有名で・・・♪
珈琲、日に10杯は飲んでいました♪
お蕎麦屋のお燗のお酒♪
(お燗のお酒が・・・女将さをに聞こえた♪
\(^o^)/)
そして、競馬を・・・♪
競馬は、家を傾けるような(馬券の)買い方ではなく、100円で、200円でって買い方でした♪
私の前座の時の名前・・・『扇ぽう』ですが・・・
その当時、【サンポウ】という強い競争馬がおりまして・・・その馬から名前を・・・♪』
\(^o^)/
扇:『馬の尻尾の毛は、バイオリンの弓に・・・
馬の皮は、太鼓の皮に・・・
入門すると、前座では、太鼓を上手く叩けるように・・・って♪
噺家が高座に上がるための、出囃子に使う三味線・・・こちらに使われているのが・・・猫の皮で・・・♪
我々噺家は・・・馬(太鼓)と猫(三味線)に世話になっております♪』
\(^o^)/
この後、道楽・趣味の話に釣りの話を・・・
こんなマクラから、噺【野ざらし】に・・・
ご陽気な八っあんが登場して、噺を楽しく盛るあげてくれました♪
\(^o^)/
仲入り
入船亭 扇遊師匠 【たちきり】
扇:『色気・・・と申しますと♪
色気の元は・・・やはり、女性で・・・♪
(噺家の)志ん朝師匠・・・華のある、色気のある師匠でした・・・♪
志ん朝師匠・・・住吉踊りをされていまして、今でも、その時期になりますと、浅草演芸ホールで、噺家の住吉踊りを披露させて頂いております♪
私も(若い時分)仲間に入れてもらって、住吉踊りをやっていました♪
当時(私)お酒で、しくじりをしてしまいまして・・・
翌日、志ん朝師匠の所へ、謝りに参りました・・・何べんも!
\(>_<)/
あの時は、末廣亭での出番があるという事で、末廣亭の楽屋に伺ったんですが・・・
末廣亭の楽屋って・・・それぞれの師匠方が座る場所って・・・決まっているんですよ・・・♪
志ん朝師匠(定位置)は、楽屋の鏡と火鉢の前で・・・
外から、志ん朝師匠のいらっしゃる楽屋へ、入り、鏡と火鉢の前へ・・・
志ん朝師匠も、私が、しくじりで、謝りに来ているのをご存じですから・・・
『申し訳ございませんでした!』って・・・進み出ますと・・・
志ん朝師匠・・・扇子を開いて、顔を隠す仕草を・・・♪』
この志ん朝師匠の一連の動きを、扇遊師匠が再現してくださいました・・・♪
\(^o^)/
扇遊師匠の、志ん朝師匠が扇子を開いて顔を隠すその仕草を見ると・・・
志ん朝師匠ってスンゴイんだなぁ〜♪
(茶目っ気満点)
それと、同時に、志ん朝師匠を模写する扇遊師匠ご自身の、華・色気をも・・・感じ取ることが・・・♪
\(^o^)/
扇:『(志ん朝師匠って・・・)色気が有りましたねぇ〜♪』
\(^o^)/
扇遊師匠もですよ♪
\(^o^)/
扇:『噺には、若旦那がお座敷遊びを・・・なんて噺がごさいます♪
しかし、落語で話をするものの、私達・・・
実際にお座敷遊びをした事が・・・ありません!
ですので、噺家仲間で、行ってみないか?って事になりました・・・
自分たちのお金で、お座敷遊び・・・
お客様の何方かに連れて行ってもらうんじゃなく・・・
ですから、毎月5000円を積立て、お座敷預金をしまして、一年頑張って、60000円をため・・・
60000じゃチョッと心細いので、自分のお金であと40000円を足して・・・
お座敷遊びに・・・♪
このお座敷遊びに行くのは・・・
我々が、噺家であるって事は伏せて、みんな、着物を着て行く♪
噺家だとバレないようにしましたが・・・
噺家とバレない事事態も・・・情けない!
\(>_<)/
そんな、お座敷預金をしている時に、仲間の小里ん師匠の所へ・・・
小三治師匠が・・・『オレも仲間に入れてくれ♪』って来られましたが・・・
小三治師匠が入っては・・・我々が噺家だと直ぐにバレてしまいますから・・・
仲間には、入れませんでした・・・♪
\(>_<)/
(昔の)お座敷遊びは・・・
線香を一本灯します♪
その線香一本が尽きるまでの間が・・・1円50銭で・・・
田舎から出てきたばかりの女中さんが・・・
線香一本が1円50銭なら・・・って線香を一束盗んで逃げた♪なんて話も・・・♪
\(^o^)/』
こんなマクラから、初めましてな噺【たちきり】に・・・♪
お店の金食い虫の若旦那?
お店の親戚・番頭が集まり、若旦那の処遇を皆で検討します♪
甲府の叔父さん・・・炭焼きをさせる・・・仕事が大変だから・・・仕事でそのまま(過労死)
横浜の叔父さん・・・釣りに船で行き・・・沖で船をひっくり返す
埼玉の叔母さん・・・牛の角で・・・
番頭・・・コジキに成って貰う・・・
そんな、親族会議が開かれたって事を聞き及んだ若旦那・・・
親族会議場に乗り込み・・・
若旦那:『ヤイ!番頭!
私をコジキにしてみろ!
オレは、このお店の若旦那だぞ!』
こんな、若旦那の恫喝にも全く怯まず・・・
番頭:『コジキの格好に成って下さい!』
\(>_<)/
番頭:『貴方様を心配なさり、ご遠方から皆さん集まって頂いたんですから・・・
もし、コジキになるのが、イヤなら・・・
皆さんに、(若旦那は自ら)ああする♪こうする♪って決めて下さい!
(若旦那が意識決定しかねていると・・・)
ならば、100日間蔵住まいをしてください!
決して、ご不自由はさせません!
望まれる物は、何でもお届けいたします♪
\(^o^)/
その代わり、100日間は、一歩も外には出ないで下さい!』
って・・・
若旦那がするお花柳会での座敷遊びには・・・莫大なお金が・・・
そんな、過程を経て・・・
若旦那は、お店の蔵で、100日あまりを・・・過ごす事に・・・
蔵住まいが始まりしばらくすると・・・
若旦那宛に手紙が・・・差出人は・・・柳橋と・・・
その手紙が来た日より、日が経つにつれ・・・
柳橋よりの手紙の数が増えていく・・・
手紙を若旦那に届けるか・・・思案するも・・・
番頭は、花柳会からの客の誘い込みと判断し・・・
一切若旦那に来た手紙を全く若旦那には見せなかった・・・
若旦那の蔵住まいもあと何日かで終わりになる頃・・・
柳橋よりの手紙がプツリと途絶える・・・
これには・・・?
って・・・噺でしたが・・・
扇遊師匠の人情噺っていうのも・・・なかなかオツでありんす♪
\(^o^)/
落語をシッカリ楽しませてくださる扇遊師匠・・・
開かれる、独演会や二人会など・・・常にチェックが必要で、会を見つけたら、ドンドン参戦しなければ・・・って・・・
次は、どこで、扇遊噺が・・・聞けるのか?
寄席かなぁ〜♪
By HB
汗をフキフキ、そのまま高座に・・・
入船亭 扇遊師匠 【野ざらし】
マクラでは・・・
道楽・趣味の話をしながら・・・
扇:『師匠の扇橋・・・趣味が色々と・・・
俳句は有名で・・・♪
珈琲、日に10杯は飲んでいました♪
お蕎麦屋のお燗のお酒♪
(お燗のお酒が・・・女将さをに聞こえた♪
\(^o^)/)
そして、競馬を・・・♪
競馬は、家を傾けるような(馬券の)買い方ではなく、100円で、200円でって買い方でした♪
私の前座の時の名前・・・『扇ぽう』ですが・・・
その当時、【サンポウ】という強い競争馬がおりまして・・・その馬から名前を・・・♪』
\(^o^)/
扇:『馬の尻尾の毛は、バイオリンの弓に・・・
馬の皮は、太鼓の皮に・・・
入門すると、前座では、太鼓を上手く叩けるように・・・って♪
噺家が高座に上がるための、出囃子に使う三味線・・・こちらに使われているのが・・・猫の皮で・・・♪
我々噺家は・・・馬(太鼓)と猫(三味線)に世話になっております♪』
\(^o^)/
この後、道楽・趣味の話に釣りの話を・・・
こんなマクラから、噺【野ざらし】に・・・
ご陽気な八っあんが登場して、噺を楽しく盛るあげてくれました♪
\(^o^)/
仲入り
入船亭 扇遊師匠 【たちきり】
扇:『色気・・・と申しますと♪
色気の元は・・・やはり、女性で・・・♪
(噺家の)志ん朝師匠・・・華のある、色気のある師匠でした・・・♪
志ん朝師匠・・・住吉踊りをされていまして、今でも、その時期になりますと、浅草演芸ホールで、噺家の住吉踊りを披露させて頂いております♪
私も(若い時分)仲間に入れてもらって、住吉踊りをやっていました♪
当時(私)お酒で、しくじりをしてしまいまして・・・
翌日、志ん朝師匠の所へ、謝りに参りました・・・何べんも!
\(>_<)/
あの時は、末廣亭での出番があるという事で、末廣亭の楽屋に伺ったんですが・・・
末廣亭の楽屋って・・・それぞれの師匠方が座る場所って・・・決まっているんですよ・・・♪
志ん朝師匠(定位置)は、楽屋の鏡と火鉢の前で・・・
外から、志ん朝師匠のいらっしゃる楽屋へ、入り、鏡と火鉢の前へ・・・
志ん朝師匠も、私が、しくじりで、謝りに来ているのをご存じですから・・・
『申し訳ございませんでした!』って・・・進み出ますと・・・
志ん朝師匠・・・扇子を開いて、顔を隠す仕草を・・・♪』
この志ん朝師匠の一連の動きを、扇遊師匠が再現してくださいました・・・♪
\(^o^)/
扇遊師匠の、志ん朝師匠が扇子を開いて顔を隠すその仕草を見ると・・・
志ん朝師匠ってスンゴイんだなぁ〜♪
(茶目っ気満点)
それと、同時に、志ん朝師匠を模写する扇遊師匠ご自身の、華・色気をも・・・感じ取ることが・・・♪
\(^o^)/
扇:『(志ん朝師匠って・・・)色気が有りましたねぇ〜♪』
\(^o^)/
扇遊師匠もですよ♪
\(^o^)/
扇:『噺には、若旦那がお座敷遊びを・・・なんて噺がごさいます♪
しかし、落語で話をするものの、私達・・・
実際にお座敷遊びをした事が・・・ありません!
ですので、噺家仲間で、行ってみないか?って事になりました・・・
自分たちのお金で、お座敷遊び・・・
お客様の何方かに連れて行ってもらうんじゃなく・・・
ですから、毎月5000円を積立て、お座敷預金をしまして、一年頑張って、60000円をため・・・
60000じゃチョッと心細いので、自分のお金であと40000円を足して・・・
お座敷遊びに・・・♪
このお座敷遊びに行くのは・・・
我々が、噺家であるって事は伏せて、みんな、着物を着て行く♪
噺家だとバレないようにしましたが・・・
噺家とバレない事事態も・・・情けない!
\(>_<)/
そんな、お座敷預金をしている時に、仲間の小里ん師匠の所へ・・・
小三治師匠が・・・『オレも仲間に入れてくれ♪』って来られましたが・・・
小三治師匠が入っては・・・我々が噺家だと直ぐにバレてしまいますから・・・
仲間には、入れませんでした・・・♪
\(>_<)/
(昔の)お座敷遊びは・・・
線香を一本灯します♪
その線香一本が尽きるまでの間が・・・1円50銭で・・・
田舎から出てきたばかりの女中さんが・・・
線香一本が1円50銭なら・・・って線香を一束盗んで逃げた♪なんて話も・・・♪
\(^o^)/』
こんなマクラから、初めましてな噺【たちきり】に・・・♪
お店の金食い虫の若旦那?
お店の親戚・番頭が集まり、若旦那の処遇を皆で検討します♪
甲府の叔父さん・・・炭焼きをさせる・・・仕事が大変だから・・・仕事でそのまま(過労死)
横浜の叔父さん・・・釣りに船で行き・・・沖で船をひっくり返す
埼玉の叔母さん・・・牛の角で・・・
番頭・・・コジキに成って貰う・・・
そんな、親族会議が開かれたって事を聞き及んだ若旦那・・・
親族会議場に乗り込み・・・
若旦那:『ヤイ!番頭!
私をコジキにしてみろ!
オレは、このお店の若旦那だぞ!』
こんな、若旦那の恫喝にも全く怯まず・・・
番頭:『コジキの格好に成って下さい!』
\(>_<)/
番頭:『貴方様を心配なさり、ご遠方から皆さん集まって頂いたんですから・・・
もし、コジキになるのが、イヤなら・・・
皆さんに、(若旦那は自ら)ああする♪こうする♪って決めて下さい!
(若旦那が意識決定しかねていると・・・)
ならば、100日間蔵住まいをしてください!
決して、ご不自由はさせません!
望まれる物は、何でもお届けいたします♪
\(^o^)/
その代わり、100日間は、一歩も外には出ないで下さい!』
って・・・
若旦那がするお花柳会での座敷遊びには・・・莫大なお金が・・・
そんな、過程を経て・・・
若旦那は、お店の蔵で、100日あまりを・・・過ごす事に・・・
蔵住まいが始まりしばらくすると・・・
若旦那宛に手紙が・・・差出人は・・・柳橋と・・・
その手紙が来た日より、日が経つにつれ・・・
柳橋よりの手紙の数が増えていく・・・
手紙を若旦那に届けるか・・・思案するも・・・
番頭は、花柳会からの客の誘い込みと判断し・・・
一切若旦那に来た手紙を全く若旦那には見せなかった・・・
若旦那の蔵住まいもあと何日かで終わりになる頃・・・
柳橋よりの手紙がプツリと途絶える・・・
これには・・・?
って・・・噺でしたが・・・
扇遊師匠の人情噺っていうのも・・・なかなかオツでありんす♪
\(^o^)/
落語をシッカリ楽しませてくださる扇遊師匠・・・
開かれる、独演会や二人会など・・・常にチェックが必要で、会を見つけたら、ドンドン参戦しなければ・・・って・・・
次は、どこで、扇遊噺が・・・聞けるのか?
寄席かなぁ〜♪
By HB
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