4月22日落語会
野毛の大道芸の一部を、チラ見した後・・・
落語会開催の会場へ・・・
本日の落語会・・・
桜木町直ぐの居酒屋一ノ蔵に於いての会・・・
【笑いの宝席其の三十四 蜃気楼龍玉独演会】です♪
\(^o^)/
さてさて、落語会・・・
蜃気楼 龍玉師匠 【親子酒】
蜃気楼 龍玉師匠 【質問コーナー】
仲入り
蜃気楼 龍玉師匠 【ねずみ穴】
蜃気楼 龍玉師匠 【親子酒】
マクラでは・・・
龍:『お天気も・・・良く♪
野毛では、大道芸(イベント)が・・・
蜃気楼龍玉と申します♪
この名前・・・私が三代目で・・・
初代・二代目は・・・不幸な末路をたどったそうで・・・
こちらの、野毛・・・飲み屋さんがいっぱいありますね♪
そんな、飲み屋さんの(小咄で)週5日同じ居酒屋で、顔を会わせる常連客二人・・・
『よく、この店でお会いしますね♪ご近所さんですね♪お宅は・・・どちら?』
『店を出て、左へ、郵便局の裏の松の木がニュ〜って伸びた所が・・・私の家です♪』
『郵便局の裏の松の木がニュ〜って伸びた家?・・・そこは・・・私の家ですよ!』
『いいえ・・・私の家ですよ!』
そんな、言い合いをしているうちに・・・二人は・・・喧嘩に・・・
周りに居合わせた他のお客さんは、二人の喧嘩を止めに入るが・・・
別の常連客が一言・・・
(喧嘩を止めなくても)いいよ♪・・・あの二人・・・親子なんだから♪』
こんな、親子の酒に纏わる小咄をして・・・
旦那:『ばぁさんや♪身体の芯が暖まるもの・・・持ってきて♪』
ばぁ:『くず湯ですか?塩湯ですか?トンガラシ湯?』
旦那:『それをやるときの、形を私がやるから見ていて下さいよ♪
こういう形で、醤油を飲む人はいませんよ♪
お酒ですよ♪お酒♪』
ばぁ:『いけませんよ・・・伜と禁酒の約束をしたんですよ・・・!』
旦那:『伜が帰って来るまで・・・一合だけ飲んで、大人しく寝ちゃいますから♪
一本だけ浸けておくれ♪一本だけ・・・♪』
こんな事言いながら、ばぁさんを拝む仕草を・・・
旦那:『お前・・・近頃・・・綺麗になったね♪』
\(^o^)/
こんな追い討ちまでかけて・・・お酒をGET ♪
ばぁさんは、お酒の横に、羊羮を三切れ一緒に・・・
旦那:『(羊羮が三切れ)有れば、伜が帰って来ても、お茶を飲んでいたと・・・ゴマカセル♪
・・・何?『羊羮の横に塩辛でもどうですか?』って・・・(お前・ばぁさん)気が利くね♪』
\(^o^)/
どうにか、一本だけ、お酒を出して貰う事に成功した旦那は・・・
さらにご機嫌になり・・・
旦那:『ばぁさん♪お腹の中で、酒がばぁさんによろしくって言っていますよ♪』
\(^o^)/
あっと言う間に一合の酒を飲んでしまう・・・
旦那:『無くなっちまった!』
悲しい顔つきになり・・・
旦那:『一合ありました?』
\(^o^)/
旦那:『これじゃ〜ナマ殺しだよ・・・飲まなきゃ飲まないで良かったんだが・・・少し飲んじまった・・・
もう・・・一合だけ♪』
\(^o^)/
二合目も飲み干し・・・
旦那:『二合目・・・無くなっちまった♪
この湯飲み・・・底が抜けているんじゃない?』
\(^o^)/
龍玉師匠の【親子酒】・・・
一合だけ、飲ませてくれ♪から酒のアテ・・・
一合目・・・二合目と・・・
旦那とばぁさん(声のないシーンも)との対話で・・・
旦那が、斜め右に振り向きながらする対話シーン・・・
このシーンの表現が非常に繊細に、丁寧に・・・
旦那とばぁさんとの距離感や空間感が・・・
非常に良く表現されていました♪
\(^o^)/
龍玉師匠の実力のほんの一部を垣間見たような・・・♪
\(^o^)/
蜃気楼 龍玉師匠 【質問コーナー】(会場のお客様からの)
客:『龍玉師匠の持ちネタ・・・圓朝の長講ものがあります、長講にこだわる理由は?』
龍玉:『ある方の薦めで・・・
一席ものでなく、続きものやってみれば・・・♪
このような続きものをやるのは・・・私と馬石兄さんくらい・・・?
そのお客様の薦めから始めましたが・・・
長い噺を覚えるコツを覚えた事が・・・得した事ですね♪』
客:『続きものの一般受けは?』
龍玉:『営業的に考えますと・・・全くの損です♪
主催者さんから『圓朝もののアノ噺をやって♪』って・・・リクエストされますが・・・
(準備に)1週間貰わないと・・・思い出せないんで・・・♪』
客:『今の【親子酒】とても良かったんですが・・・龍玉師匠は・・・お酒好きだと・・・♪』
龍玉:『(酒好き♪)地で演じてます♪』
\(^o^)/
客:『2010年に蜃気楼龍玉の名前に・・・』
龍玉:『師匠(五街道雲助師匠)が、変な名前好きで・・・
蜃気楼龍玉に決まる前には・・・
『世界坊 一丸』
『満州亭 馬族』なんて名前が候補になっていました・・・
ご贔屓のお客様の提案で・・・『蜃気楼龍玉』に・・・
一席目のマクラでも話しましたが・・・
初代・二代目の蜃気楼龍玉、不幸な末路を・・・
二代目が高崎の方で・・・
晩年は、高崎に引っ込んでいたらしいんですが・・・のたれ死んだ・・・そうで・・・
私が蜃気楼龍玉を襲名するにあたり・・・高崎の無縁仏の墓に挨拶に行きました・・・』
客:『色々会で、古今亭の噺を・・・』
龍玉:『神楽坂で、亡くなられた喜多八師匠との会では・・・
普段寄席で聞かない噺を・・・って(趣旨で)
【臆病源兵衛】って噺・・・
前半と後半だと、主人公が、ガラッて代わってしまうんですが・・・
この噺・・・大師匠の、先代の金原亭馬生師匠が発掘した噺で・・・古今亭の噺というより・・・金原亭の噺ではないでしょうか♪』
客:『新作落語は・・・?』
龍玉:『人が書いた新作落語は・・・やります♪
自分で作るのは・・・やりません
新作派の噺家さんが『新作を作るコツなら教えるよ♪』って・・・言って貰いました♪
ただ・・・新作落語って・・・
三つは作れるんですよ・・・
それ以降が・・・噺自体が前に作った噺に似てきてしまうんんで・・・』
\(^o^)/
【質問コーナー】では、何名かの客席のお客様が挙手をして、積極的に龍玉師匠に質問を・・・
へぇ〜な話をいっぱい聞かせて頂きました♪
\(^o^)/
仲入り
蜃気楼 龍玉師匠 【ねずみ穴】
龍玉:『もう一度、しばらくのご辛抱で・・・』
って・・・スッと噺に・・・
大店の番頭の台詞で・・・
番頭:『旦那様、竹二郎さんって方が、訪ねて来られましたが・・・』
【ねずみ穴】だ♪
噺の中で【夢は五臓の疲れ】の仕込みが・・・
有った?無かった?
何れにしても、この【ねずみ穴】の噺が始まると・・・
噺に引きずり込まれてしまう・・・
\(^o^)/
噺自体の情況変化が激しく・・・
オチの前には、主人公が、首をくくって、自殺を・・・って陰惨なシーンをも、持ち合わせる噺。
噺の進行に伴い・・・『それで・・・?』になってしまいます。
本日が4月22日ですから・・・今年最後の【ねずみ穴】ですから・・・
『それで・・・?それで・・・?』って聞き入りました♪
\(^o^)/
BY HB
落語会開催の会場へ・・・
本日の落語会・・・
桜木町直ぐの居酒屋一ノ蔵に於いての会・・・
【笑いの宝席其の三十四 蜃気楼龍玉独演会】です♪
\(^o^)/
さてさて、落語会・・・
蜃気楼 龍玉師匠 【親子酒】
蜃気楼 龍玉師匠 【質問コーナー】
仲入り
蜃気楼 龍玉師匠 【ねずみ穴】
蜃気楼 龍玉師匠 【親子酒】
マクラでは・・・
龍:『お天気も・・・良く♪
野毛では、大道芸(イベント)が・・・
蜃気楼龍玉と申します♪
この名前・・・私が三代目で・・・
初代・二代目は・・・不幸な末路をたどったそうで・・・
こちらの、野毛・・・飲み屋さんがいっぱいありますね♪
そんな、飲み屋さんの(小咄で)週5日同じ居酒屋で、顔を会わせる常連客二人・・・
『よく、この店でお会いしますね♪ご近所さんですね♪お宅は・・・どちら?』
『店を出て、左へ、郵便局の裏の松の木がニュ〜って伸びた所が・・・私の家です♪』
『郵便局の裏の松の木がニュ〜って伸びた家?・・・そこは・・・私の家ですよ!』
『いいえ・・・私の家ですよ!』
そんな、言い合いをしているうちに・・・二人は・・・喧嘩に・・・
周りに居合わせた他のお客さんは、二人の喧嘩を止めに入るが・・・
別の常連客が一言・・・
(喧嘩を止めなくても)いいよ♪・・・あの二人・・・親子なんだから♪』
こんな、親子の酒に纏わる小咄をして・・・
旦那:『ばぁさんや♪身体の芯が暖まるもの・・・持ってきて♪』
ばぁ:『くず湯ですか?塩湯ですか?トンガラシ湯?』
旦那:『それをやるときの、形を私がやるから見ていて下さいよ♪
こういう形で、醤油を飲む人はいませんよ♪
お酒ですよ♪お酒♪』
ばぁ:『いけませんよ・・・伜と禁酒の約束をしたんですよ・・・!』
旦那:『伜が帰って来るまで・・・一合だけ飲んで、大人しく寝ちゃいますから♪
一本だけ浸けておくれ♪一本だけ・・・♪』
こんな事言いながら、ばぁさんを拝む仕草を・・・
旦那:『お前・・・近頃・・・綺麗になったね♪』
\(^o^)/
こんな追い討ちまでかけて・・・お酒をGET ♪
ばぁさんは、お酒の横に、羊羮を三切れ一緒に・・・
旦那:『(羊羮が三切れ)有れば、伜が帰って来ても、お茶を飲んでいたと・・・ゴマカセル♪
・・・何?『羊羮の横に塩辛でもどうですか?』って・・・(お前・ばぁさん)気が利くね♪』
\(^o^)/
どうにか、一本だけ、お酒を出して貰う事に成功した旦那は・・・
さらにご機嫌になり・・・
旦那:『ばぁさん♪お腹の中で、酒がばぁさんによろしくって言っていますよ♪』
\(^o^)/
あっと言う間に一合の酒を飲んでしまう・・・
旦那:『無くなっちまった!』
悲しい顔つきになり・・・
旦那:『一合ありました?』
\(^o^)/
旦那:『これじゃ〜ナマ殺しだよ・・・飲まなきゃ飲まないで良かったんだが・・・少し飲んじまった・・・
もう・・・一合だけ♪』
\(^o^)/
二合目も飲み干し・・・
旦那:『二合目・・・無くなっちまった♪
この湯飲み・・・底が抜けているんじゃない?』
\(^o^)/
龍玉師匠の【親子酒】・・・
一合だけ、飲ませてくれ♪から酒のアテ・・・
一合目・・・二合目と・・・
旦那とばぁさん(声のないシーンも)との対話で・・・
旦那が、斜め右に振り向きながらする対話シーン・・・
このシーンの表現が非常に繊細に、丁寧に・・・
旦那とばぁさんとの距離感や空間感が・・・
非常に良く表現されていました♪
\(^o^)/
龍玉師匠の実力のほんの一部を垣間見たような・・・♪
\(^o^)/
蜃気楼 龍玉師匠 【質問コーナー】(会場のお客様からの)
客:『龍玉師匠の持ちネタ・・・圓朝の長講ものがあります、長講にこだわる理由は?』
龍玉:『ある方の薦めで・・・
一席ものでなく、続きものやってみれば・・・♪
このような続きものをやるのは・・・私と馬石兄さんくらい・・・?
そのお客様の薦めから始めましたが・・・
長い噺を覚えるコツを覚えた事が・・・得した事ですね♪』
客:『続きものの一般受けは?』
龍玉:『営業的に考えますと・・・全くの損です♪
主催者さんから『圓朝もののアノ噺をやって♪』って・・・リクエストされますが・・・
(準備に)1週間貰わないと・・・思い出せないんで・・・♪』
客:『今の【親子酒】とても良かったんですが・・・龍玉師匠は・・・お酒好きだと・・・♪』
龍玉:『(酒好き♪)地で演じてます♪』
\(^o^)/
客:『2010年に蜃気楼龍玉の名前に・・・』
龍玉:『師匠(五街道雲助師匠)が、変な名前好きで・・・
蜃気楼龍玉に決まる前には・・・
『世界坊 一丸』
『満州亭 馬族』なんて名前が候補になっていました・・・
ご贔屓のお客様の提案で・・・『蜃気楼龍玉』に・・・
一席目のマクラでも話しましたが・・・
初代・二代目の蜃気楼龍玉、不幸な末路を・・・
二代目が高崎の方で・・・
晩年は、高崎に引っ込んでいたらしいんですが・・・のたれ死んだ・・・そうで・・・
私が蜃気楼龍玉を襲名するにあたり・・・高崎の無縁仏の墓に挨拶に行きました・・・』
客:『色々会で、古今亭の噺を・・・』
龍玉:『神楽坂で、亡くなられた喜多八師匠との会では・・・
普段寄席で聞かない噺を・・・って(趣旨で)
【臆病源兵衛】って噺・・・
前半と後半だと、主人公が、ガラッて代わってしまうんですが・・・
この噺・・・大師匠の、先代の金原亭馬生師匠が発掘した噺で・・・古今亭の噺というより・・・金原亭の噺ではないでしょうか♪』
客:『新作落語は・・・?』
龍玉:『人が書いた新作落語は・・・やります♪
自分で作るのは・・・やりません
新作派の噺家さんが『新作を作るコツなら教えるよ♪』って・・・言って貰いました♪
ただ・・・新作落語って・・・
三つは作れるんですよ・・・
それ以降が・・・噺自体が前に作った噺に似てきてしまうんんで・・・』
\(^o^)/
【質問コーナー】では、何名かの客席のお客様が挙手をして、積極的に龍玉師匠に質問を・・・
へぇ〜な話をいっぱい聞かせて頂きました♪
\(^o^)/
仲入り
蜃気楼 龍玉師匠 【ねずみ穴】
龍玉:『もう一度、しばらくのご辛抱で・・・』
って・・・スッと噺に・・・
大店の番頭の台詞で・・・
番頭:『旦那様、竹二郎さんって方が、訪ねて来られましたが・・・』
【ねずみ穴】だ♪
噺の中で【夢は五臓の疲れ】の仕込みが・・・
有った?無かった?
何れにしても、この【ねずみ穴】の噺が始まると・・・
噺に引きずり込まれてしまう・・・
\(^o^)/
噺自体の情況変化が激しく・・・
オチの前には、主人公が、首をくくって、自殺を・・・って陰惨なシーンをも、持ち合わせる噺。
噺の進行に伴い・・・『それで・・・?』になってしまいます。
本日が4月22日ですから・・・今年最後の【ねずみ穴】ですから・・・
『それで・・・?それで・・・?』って聞き入りました♪
\(^o^)/
BY HB
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