3月14日落語会2
一席目の【時そば】を終え、一旦舞台袖に引っ込んだ白酒師匠・・・
直ぐに戻り二席目に・・・
マクラでは・・・
白:『昨日までは、北海道でした♪
定山渓って所での落語会で・・・
初めていった所でした・・・♪
そちらでの、落語会は、落語は、ほぼ初めてっといったお客様でした・・・
その、落語が初めてっていうお客様を相手に、主催者からのリクエストで・・・廓噺を・・・
この落語会は、お客様が参加するのに、色々なコースを設定していまして・・・
落語会だけ・・・
落語会と落語会終了後の打上げに参加する・・・
落語会と打上げ参加とお風呂(会場が温泉宿)に入れる・・・
落語会と打上げ参加とお風呂に入りそして、宿に一泊する♪
色々なコースが有りました♪
打上げでは、鹿の肉の鍋でした♪
鹿の肉のを料理する前の、血抜きの難しさと重要性をあれやこれやと話されました♪
そんな、血抜きの話を聞いてしまった、今回の落語会に同行していた一童さん・・・
鹿鍋を全く食べられなく・・・』
\(>_<)/
白:『お客様の中には、落語より鹿の肉が目当てのお客様がいらしゃりまして・・・
本日も、同じように・・・
『成城のあの店で、飲みたい〜♪』だから、落語を聞く事をカモフラージュに、この落語会に参加されているお客様が三分の一くらいは、いらっしゃるんじゃないですか?』
\(^o^)/
『目を開けたら・・・酒がないかなぁ〜♪
ないなぁ〜!
肴は有るんだよ♪南京豆が36粒〜♪』
こんな、導入で、噺【犬の災難】に・・・
???・・・
何の噺かなぁ〜?って・・・
噺を聞いていると・・・
隣の家に角の鳥屋が鶏肉を配達に・・・
隣の女将さんが留守だから・・・
配達しに来た鶏肉を預かってくれと・・・
そこへ、兄貴分が訪ねてきて・・・
兄:『良い鶏肉が有るじゃないか♪
それをツマミに一杯やろうじゃないか♪
これから、酒を買ってくるよ♪』
???・・・
【猫の災難】みたいな噺の展開じゃないですか?
これは・・・白酒師匠が、噺【猫の災難】を改作した噺なんだろうなぁ〜♪って聞いていました・・・
後日、ネットで調べたら・・・
そばをグチャグチャにして食べていた、志ん生師匠が改作として、作り上げた噺だそうです♪
\(^o^)/
古今亭の噺なんでしょうね♪
何かとっても珍しい噺にぶち当たった感じ♪
オチは、白酒師匠のオリジナリティなオチに変えているみたいです♪
仲入り
桃月庵 白酒師匠 【付き馬】
マクラでは・・・
白:『もう一度お付き合いのほどを・・・♪
どんなお遊びにも・・・良いのとイヤなのとがあります♪
お付き合いになりますと・・・色々ありまして・・・
そんなに、好きではないんですが・・・
落語会の主催者にキャバクラに連れていかれることが・・・
中には、当代の圓楽師匠に連れて行って貰った、銀座の高級クラブ・・・
ビックリするような値段のクラブなんですが・・・
そのクラブのママが、ホタテマンのホタテのような頭をして、『イラッシャイマセ〜♪』って出てきました♪』
\(^o^)/
本当にホタテのような頭をしていたと・・・
ジェスチャ〜までしながら強調♪
白:『キャバクラでは、お客様を上手にのせる♪
のせ上手な女の子が居まして!
『盛り合わせ取っていい?』
『いいよ♪』
そうやって、オーダーを取ると、彼女達に幾らかの歩合が付くんでしょうね♪
出てくるのは・・・
食べきれない量の盛り合わせが・・・
すると・・・
そこに、【食べるの】が専門だろう女の子が登場して・・・
当然、飲み食いして、遊べば、料金がかさみ・・・
手持ちのお金では、足りない事も・・・
一緒にいた前座さんに借りて支払いを・・・
それでも、足りなければ・・・出る所に出る・・・っていう具合でして・・・
払う・払えないで・・・問答をしていても・・・
噺家である事は・・・バレないように・・・
もし、噺家だとバレたらきっと・・・
『師匠は誰だ?』って聞かれますから・・・♪
そんときは、即答で、『権太楼です♪』ってね』
\(^o^)/
白:『中には、芸人だとバレて、許してくれる店の人もいまして・・・
それは、川柳師匠に習った方法なんですが・・・
徹底的に、【卑屈になる♪】なんです♪
後で、一緒に居た前座さんに『あんなに卑屈になるのはよして下さい!』ってよく言われるんですが・・・
許して貰えるなら・・・いくらでも【卑屈】になりますよ・・・♪』
\(^o^)/
この話の流れで、昔の遊廓での遊びの翌朝、持ち金が足りずに、付けを取りに行く・・・
そんな役回りが、吉原の馬子(金の足りない客を馬に乗せ、足りない分を自宅まで取りに行き、その金を吉原の遊廓に持ち帰る♪)
そんな馬子さんを【馬】って呼びました♪
しかし、馬子さんに【馬】を頼むと、幾ばくかの礼金を店は支払わなくてはならない!
そこで、店の若衆にその役回りをやらせるように・・・
言葉の【馬】だけは・・・馬子さんから店の若衆に変わっても、用語として生き残りました♪
こんな導入の話から・・・噺【付け馬】に・・・
噺の途中に、『犬が・・・鳥を食っていますよ♪』なんて一席前の【犬の災難】のワンシーンを想像させるようなコメントまで織り込みながら・・・♪
\(^o^)/
楽しく噺を聞きました♪
\(^o^)/
By HB
直ぐに戻り二席目に・・・
マクラでは・・・
白:『昨日までは、北海道でした♪
定山渓って所での落語会で・・・
初めていった所でした・・・♪
そちらでの、落語会は、落語は、ほぼ初めてっといったお客様でした・・・
その、落語が初めてっていうお客様を相手に、主催者からのリクエストで・・・廓噺を・・・
この落語会は、お客様が参加するのに、色々なコースを設定していまして・・・
落語会だけ・・・
落語会と落語会終了後の打上げに参加する・・・
落語会と打上げ参加とお風呂(会場が温泉宿)に入れる・・・
落語会と打上げ参加とお風呂に入りそして、宿に一泊する♪
色々なコースが有りました♪
打上げでは、鹿の肉の鍋でした♪
鹿の肉のを料理する前の、血抜きの難しさと重要性をあれやこれやと話されました♪
そんな、血抜きの話を聞いてしまった、今回の落語会に同行していた一童さん・・・
鹿鍋を全く食べられなく・・・』
\(>_<)/
白:『お客様の中には、落語より鹿の肉が目当てのお客様がいらしゃりまして・・・
本日も、同じように・・・
『成城のあの店で、飲みたい〜♪』だから、落語を聞く事をカモフラージュに、この落語会に参加されているお客様が三分の一くらいは、いらっしゃるんじゃないですか?』
\(^o^)/
『目を開けたら・・・酒がないかなぁ〜♪
ないなぁ〜!
肴は有るんだよ♪南京豆が36粒〜♪』
こんな、導入で、噺【犬の災難】に・・・
???・・・
何の噺かなぁ〜?って・・・
噺を聞いていると・・・
隣の家に角の鳥屋が鶏肉を配達に・・・
隣の女将さんが留守だから・・・
配達しに来た鶏肉を預かってくれと・・・
そこへ、兄貴分が訪ねてきて・・・
兄:『良い鶏肉が有るじゃないか♪
それをツマミに一杯やろうじゃないか♪
これから、酒を買ってくるよ♪』
???・・・
【猫の災難】みたいな噺の展開じゃないですか?
これは・・・白酒師匠が、噺【猫の災難】を改作した噺なんだろうなぁ〜♪って聞いていました・・・
後日、ネットで調べたら・・・
そばをグチャグチャにして食べていた、志ん生師匠が改作として、作り上げた噺だそうです♪
\(^o^)/
古今亭の噺なんでしょうね♪
何かとっても珍しい噺にぶち当たった感じ♪
オチは、白酒師匠のオリジナリティなオチに変えているみたいです♪
仲入り
桃月庵 白酒師匠 【付き馬】
マクラでは・・・
白:『もう一度お付き合いのほどを・・・♪
どんなお遊びにも・・・良いのとイヤなのとがあります♪
お付き合いになりますと・・・色々ありまして・・・
そんなに、好きではないんですが・・・
落語会の主催者にキャバクラに連れていかれることが・・・
中には、当代の圓楽師匠に連れて行って貰った、銀座の高級クラブ・・・
ビックリするような値段のクラブなんですが・・・
そのクラブのママが、ホタテマンのホタテのような頭をして、『イラッシャイマセ〜♪』って出てきました♪』
\(^o^)/
本当にホタテのような頭をしていたと・・・
ジェスチャ〜までしながら強調♪
白:『キャバクラでは、お客様を上手にのせる♪
のせ上手な女の子が居まして!
『盛り合わせ取っていい?』
『いいよ♪』
そうやって、オーダーを取ると、彼女達に幾らかの歩合が付くんでしょうね♪
出てくるのは・・・
食べきれない量の盛り合わせが・・・
すると・・・
そこに、【食べるの】が専門だろう女の子が登場して・・・
当然、飲み食いして、遊べば、料金がかさみ・・・
手持ちのお金では、足りない事も・・・
一緒にいた前座さんに借りて支払いを・・・
それでも、足りなければ・・・出る所に出る・・・っていう具合でして・・・
払う・払えないで・・・問答をしていても・・・
噺家である事は・・・バレないように・・・
もし、噺家だとバレたらきっと・・・
『師匠は誰だ?』って聞かれますから・・・♪
そんときは、即答で、『権太楼です♪』ってね』
\(^o^)/
白:『中には、芸人だとバレて、許してくれる店の人もいまして・・・
それは、川柳師匠に習った方法なんですが・・・
徹底的に、【卑屈になる♪】なんです♪
後で、一緒に居た前座さんに『あんなに卑屈になるのはよして下さい!』ってよく言われるんですが・・・
許して貰えるなら・・・いくらでも【卑屈】になりますよ・・・♪』
\(^o^)/
この話の流れで、昔の遊廓での遊びの翌朝、持ち金が足りずに、付けを取りに行く・・・
そんな役回りが、吉原の馬子(金の足りない客を馬に乗せ、足りない分を自宅まで取りに行き、その金を吉原の遊廓に持ち帰る♪)
そんな馬子さんを【馬】って呼びました♪
しかし、馬子さんに【馬】を頼むと、幾ばくかの礼金を店は支払わなくてはならない!
そこで、店の若衆にその役回りをやらせるように・・・
言葉の【馬】だけは・・・馬子さんから店の若衆に変わっても、用語として生き残りました♪
こんな導入の話から・・・噺【付け馬】に・・・
噺の途中に、『犬が・・・鳥を食っていますよ♪』なんて一席前の【犬の災難】のワンシーンを想像させるようなコメントまで織り込みながら・・・♪
\(^o^)/
楽しく噺を聞きました♪
\(^o^)/
By HB
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