落語会2
さてさて、落語会。
会開演時の席亭森氏・木戸氏のごあいさつで・・・
前発表が有りましたが♪
写真のプログラムとは異なり
はん治師匠がもう一席増やして二席やられて・・・
出演の順番も入れ替わりがありますとの事。
なんと、うれしぃ〜\(^o^)/ハプニング。
結果、予定していた終演時間も予定より約一時間弱の延長戦でした。
柳家 ろべえ
【お見立て】
師匠の喜多八師匠の十八番の噺ですね。
喜瀬川花魁が、田舎者の杢兵衛のお座敷に出たくない為に、店の若い衆の伊吉にウソをつかせる。
病気だ → 見舞うから部屋は何処だ?
入院中だ → 見舞うから病院は何処だ?
実は死んだ → 墓参りするから寺と墓に案内しろ!
喜瀬川花魁の指示通り、ウソにウソを重ねて、ドンドン困っていく伊吉が見もの!
それにしても、喜瀬川花魁は次から次へとスラスラとウソが思い付くと、感心しきり!
山谷の寺では、案内した墓が男の墓であったり、子供の墓であったり、揚げ句陸軍兵士の戦没者の慰霊の墓であったり。
『墓は他にもいくらでも有るから、どれでも好きな物を【お見立て】ください。』が伊吉が杢兵衛に言い放ったオチ。
柳家 はん治師匠
【ろくろ首】
いつもの如く、『柳家はん治と申します!決して裁判所の回し者ではございません!』のあいさつから・・・
初めて聞く噺ですが・・・
ちっとも怖くないですが・・・
季節柄の怪談?噺。
25才のちょっと頭のネジが少しユルメの松公。
3年前に所帯を持った兄貴の家庭を羨ましがる。
自分にもおかみさんが欲しいと・・・
自分のオジサン・オバサンに相談する。
相談されたオジサンも無職・無収入の松公に嫁が来る訳もない事は十分承知。
思案の末、さるお屋敷のお嬢様への婿入りを勧める。
このさるお屋敷のお嬢様にひとつ問題が・・・
真夜中になると、お嬢様の首がニュ〜ッと伸びて、行灯の油を舐める!
好都合な事に、この松公。
当方と一緒で、晩方眠くなり、一旦床に着けば、翌朝まで絶対起きない!
それなら、真夜中にお嬢様の首がニュ〜ッと伸びても、松公は眠っているから大丈夫。
そんな事で話がまとまり、松公は婿入りする。
めでたく婚礼をすませた二人はその晩床を共にし、予定通りに、松公は眠ってしまう。
しかし、嫁を貰ったため興奮してか?
ふっと夜中に目が覚めてしまう。
すると、お嫁さんの首が・・・
実際に、恐ろしい光景を見てしまった松公。
さすがに、怖くなり即座に、オジサンのところへ行き、松公のお袋さんの居る自宅に帰りたいと・・・
『お前のお袋もお前が婿入りした先で、落ち着いた生活が出来る事を、【首をながぁ〜くして】待っている』
『それじゃ〜自宅にもかえれねぇ〜や!』
柳家 喜多八師匠
【落武者】
戦に敗れた敗残兵の落武者が、山野を逃げ惑い、やっと焔魔堂を見つけて、一晩休ませて貰おうと焔魔堂に入る。
中に入ると、人の気配が・・・
抜刀し、身構え、声をかける!
『なにものだぁ〜?』
『決して怪しい者ではありません!』
そこから、なんと、女性が出てきたではありませんか・・・
落武者は用心しつつも、何気なく会話を交わすうちに・・・
女性が『寒くて寒くて仕方ありません!』
このように、誘いを掛けてくる?
最初は警戒していた落武者だが、度重なる誘惑に負けて、女性を抱こうとすると・・・
『なにしやがるんだい!このバカ!』と女性は、誘惑しながら、拒む!
そんな事を数度繰り返しているうちに、夜が明けてしまう。
朝日の射し込む焔魔堂には、落武者と破れた唐笠が・・・
『先程からの女しょうは、破れた唐笠の化け物であったか!どうりで何度も【差そう】としたが【差せない】はずだ!』
By HB
会開演時の席亭森氏・木戸氏のごあいさつで・・・
前発表が有りましたが♪
写真のプログラムとは異なり
はん治師匠がもう一席増やして二席やられて・・・
出演の順番も入れ替わりがありますとの事。
なんと、うれしぃ〜\(^o^)/ハプニング。
結果、予定していた終演時間も予定より約一時間弱の延長戦でした。
柳家 ろべえ
【お見立て】
師匠の喜多八師匠の十八番の噺ですね。
喜瀬川花魁が、田舎者の杢兵衛のお座敷に出たくない為に、店の若い衆の伊吉にウソをつかせる。
病気だ → 見舞うから部屋は何処だ?
入院中だ → 見舞うから病院は何処だ?
実は死んだ → 墓参りするから寺と墓に案内しろ!
喜瀬川花魁の指示通り、ウソにウソを重ねて、ドンドン困っていく伊吉が見もの!
それにしても、喜瀬川花魁は次から次へとスラスラとウソが思い付くと、感心しきり!
山谷の寺では、案内した墓が男の墓であったり、子供の墓であったり、揚げ句陸軍兵士の戦没者の慰霊の墓であったり。
『墓は他にもいくらでも有るから、どれでも好きな物を【お見立て】ください。』が伊吉が杢兵衛に言い放ったオチ。
柳家 はん治師匠
【ろくろ首】
いつもの如く、『柳家はん治と申します!決して裁判所の回し者ではございません!』のあいさつから・・・
初めて聞く噺ですが・・・
ちっとも怖くないですが・・・
季節柄の怪談?噺。
25才のちょっと頭のネジが少しユルメの松公。
3年前に所帯を持った兄貴の家庭を羨ましがる。
自分にもおかみさんが欲しいと・・・
自分のオジサン・オバサンに相談する。
相談されたオジサンも無職・無収入の松公に嫁が来る訳もない事は十分承知。
思案の末、さるお屋敷のお嬢様への婿入りを勧める。
このさるお屋敷のお嬢様にひとつ問題が・・・
真夜中になると、お嬢様の首がニュ〜ッと伸びて、行灯の油を舐める!
好都合な事に、この松公。
当方と一緒で、晩方眠くなり、一旦床に着けば、翌朝まで絶対起きない!
それなら、真夜中にお嬢様の首がニュ〜ッと伸びても、松公は眠っているから大丈夫。
そんな事で話がまとまり、松公は婿入りする。
めでたく婚礼をすませた二人はその晩床を共にし、予定通りに、松公は眠ってしまう。
しかし、嫁を貰ったため興奮してか?
ふっと夜中に目が覚めてしまう。
すると、お嫁さんの首が・・・
実際に、恐ろしい光景を見てしまった松公。
さすがに、怖くなり即座に、オジサンのところへ行き、松公のお袋さんの居る自宅に帰りたいと・・・
『お前のお袋もお前が婿入りした先で、落ち着いた生活が出来る事を、【首をながぁ〜くして】待っている』
『それじゃ〜自宅にもかえれねぇ〜や!』
柳家 喜多八師匠
【落武者】
戦に敗れた敗残兵の落武者が、山野を逃げ惑い、やっと焔魔堂を見つけて、一晩休ませて貰おうと焔魔堂に入る。
中に入ると、人の気配が・・・
抜刀し、身構え、声をかける!
『なにものだぁ〜?』
『決して怪しい者ではありません!』
そこから、なんと、女性が出てきたではありませんか・・・
落武者は用心しつつも、何気なく会話を交わすうちに・・・
女性が『寒くて寒くて仕方ありません!』
このように、誘いを掛けてくる?
最初は警戒していた落武者だが、度重なる誘惑に負けて、女性を抱こうとすると・・・
『なにしやがるんだい!このバカ!』と女性は、誘惑しながら、拒む!
そんな事を数度繰り返しているうちに、夜が明けてしまう。
朝日の射し込む焔魔堂には、落武者と破れた唐笠が・・・
『先程からの女しょうは、破れた唐笠の化け物であったか!どうりで何度も【差そう】としたが【差せない】はずだ!』
By HB
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