12月14日落語会3
開演の10分くらい前に、会場内にアナウンスが・・・
『携帯電話OFF の依頼とコンビニ袋のガサゴソ音を出さないようにとの依頼』
このアナウンス何気に聞いておりましたが、なかなかコミカルなアナウンスでしたよ〜♪
春風亭 昇太師匠
【鷺とり】
開口一番の前座さんが出て来るのかと思いきや・・・
聞き覚えのある出囃子・・・
いきなり昇太師匠の登場です。
だから・・・先程の携帯電話OFF とコンビニ袋のガサゴソ音の依頼のアナウンスが流れたんですねぇ〜♪
昇:『ご来場くださりありがとうございます♪毎年恒例の頭がおかしくなった落語家の会です。先ずは、前座が一席!』
こんな挨拶から、マクラになりました♪
昇:『ご来場のみなさん、暮れで忙しいでしょう?このタイミングで衆院選!何の為の選挙?』
昇太師匠落語会の会場入りする前に投票に行ったのかしらん?
昇:『選挙の為に、NHK の大河ドラマ【軍師官兵衛】の最終回、放送が来週になってしまった!NHK の大河ドラマの最終回と選挙って、前にも伝説的な事件がありましたよね、それは、【龍馬伝】の最終回、今まさに、龍馬が切られようとしているタイミングで、【ピロロン!ピロロン!】とニュース速報が流れた!そのニュースは、愛媛県知事選挙の結果速報!龍馬伝の最終回のこの時に流れるか・・・?龍馬は、高知でしょ!』
龍馬伝の最終回は確か見ていたけど・・・記憶にない・・・
あっ♪ウッスラ思い出した♪そんな事も有ったなぁ〜?
昇:『私、【軍師官兵衛】にも甲冑の格好で出演したんですよ〜♪』
会場:『パチパチパチパチ』と拍手!
昇:『そして、来年の大河ドラマにも出演します!第4回目の放送です。ドラマは、吉田松陰の妹を主人公にした話なんですが、吉田松陰配役の俳優伊勢谷さんと絡む出演なんです・・・吉田松陰が黒船に乗り込もうとして、拒否され捕縛されて、牢屋に入れられる!その牢屋の牢名主的な役!ただし・・・大河ドラマに出るとメガネ無しなので、誰だか分からない!』
出演する回も役所も分かっていても・・・昇太師匠を見つける事が出来ないのかなぁ〜?
昇:『私を見つける為のキーワードが有ります!それは、【一番小さくてお腹が出てる!】です。』
会場:『パチパチパチパチ』と拍手!
昇:『本日ご来場のお客様は、今のキーワードを頼りに是非見てください!私は・・・見ません!』
こんなマクラから噺【鷺とり】に入りました♪
八:『ご隠居こんちは♪』
隠:『八っあんかい!そこへお座りよ、ところで、おまえさん今、どこに尻をつけている?』
八:『ふくらはぎ!』
隠:『そうじゃなくて、どこに勤めている?と聞いたんだ!』
こんな、噛み合わない会話をしばらく続けます。
その後に、八っあんは、雀を捕まえて、鳥屋に売る計画をご隠居に披露する。
落語らしい計画で、雀がついばむ米を一晩酒に浸けておき、雀が来そうな所にそれを撒く!雀はその米をついばみ・・・酔っぱらう!
この時、昇太師匠雀の擬鳥化を披露!
着物の袂を翼に例えて・・・
雀:『いつもなら、エサを探し求めて、あっちこっちに行かなければならないが・・・今日は、こんな所に米が撒いてある!よ〜し食べよ〜♪』
雀が米(酒に浸った)を食べ、酔っぱらい、眠くなった所に、今度は、落花生のからを撒く!
雀:『なんか・・・眠くなってきた♪オッ!こんな所に・・・枕があるぞ。真ん中辺りが丁度凹んでいて寝やすそうだなぁ〜♪』
雀が寝入ったら、箒とちり取りで、雀を一気に集める!
いかにも落語的な発想ですね♪
\(^o^)/
雀を演じる時の、昇太師匠・・・
50才を越えたおじさんとは思えない熱演?はしゃぎっぷり?ご陽気さ?
とってもラブリーでしたよン♪
次に、鷺を捕まえる方法を計画を披露。
その方法とは・・・
水辺で鷺がエサをついばんでいる、遠くから『サ〜ギィ〜♪』と鷺を呼ぶ。見張りの鷺は、声の主の位置を確認。危害の及ばない距離を確認し、またエサをついばみ始める。
今度は、鷺との距離を少し縮めて、『サ〜ギィ〜♪』と鷺を呼ぶが・・・声のトーンを少し下げる。
その次は、また鷺との距離を少し縮めて、『サ〜ギィ〜♪』と鷺を呼ぶ・・・声のトーンは先程より小さくする。
距離が縮まっていながら、声の大きさが小さくなっているもんだから・・・
鷺は八っあんが近づいて来ていると気づかない!
距離縮める事と声のトーン小さくしていく事、この反比例の法則を利用して、鷺の直ぐ側まで行き、鷺の頭を金ずちで殴り鷺を捕まえる!
またまた、落語的な発送妄想です。
ご隠居に鷺が集まりそうな場所を教えてもらい。上野の不忍池?へやってきた八っあん!
先程の計画を実行する・・・
すると・・・鷺に接近出来、次から次へと鷺を捕まえる!
捕まえた鷺を入れる袋を持ってくるのを忘れた八っあん、自分の腰の帯に鷺の首を通しながら次々に鷺を捕獲。
しばらくすると、頭を殴られ気絶していた鷺が1羽2羽と意識を取り戻し始める・・・
帯にくくられた状態のままでね・・・
正気に戻った数十羽の鷺が帯から逃げようと一斉に羽ばたきを始める・・・
すると・・・
八っあんの身体が宙に浮き始める!
なんと八っあんが逆に鷺達にさらわれる、それも地に足の着かない空へと・・・
空中の八っあんは・・・目の前に現れた支柱にしがみつく。
支柱に、しがみつきながら、帯から鷺を全て取り外し、一安心。
八:『ここは何処だ〜?左に上野の不忍池が見える、右には浅草寺!じゃ〜ここは?』
そこはなんと浅草寺境内の五重塔のてっぺん、支柱は五重塔の相輪だった!
その後助けを呼び、四隅を坊様が持った布団めがけダイブする八っあん!
トランポリンの如く布団に着地しながらも、相輪までボヨ〜ンと跳ね返されてしまう。
そんなバカな〜噺に終始した【鷺とり】でした。
By HB
『携帯電話OFF の依頼とコンビニ袋のガサゴソ音を出さないようにとの依頼』
このアナウンス何気に聞いておりましたが、なかなかコミカルなアナウンスでしたよ〜♪
春風亭 昇太師匠
【鷺とり】
開口一番の前座さんが出て来るのかと思いきや・・・
聞き覚えのある出囃子・・・
いきなり昇太師匠の登場です。
だから・・・先程の携帯電話OFF とコンビニ袋のガサゴソ音の依頼のアナウンスが流れたんですねぇ〜♪
昇:『ご来場くださりありがとうございます♪毎年恒例の頭がおかしくなった落語家の会です。先ずは、前座が一席!』
こんな挨拶から、マクラになりました♪
昇:『ご来場のみなさん、暮れで忙しいでしょう?このタイミングで衆院選!何の為の選挙?』
昇太師匠落語会の会場入りする前に投票に行ったのかしらん?
昇:『選挙の為に、NHK の大河ドラマ【軍師官兵衛】の最終回、放送が来週になってしまった!NHK の大河ドラマの最終回と選挙って、前にも伝説的な事件がありましたよね、それは、【龍馬伝】の最終回、今まさに、龍馬が切られようとしているタイミングで、【ピロロン!ピロロン!】とニュース速報が流れた!そのニュースは、愛媛県知事選挙の結果速報!龍馬伝の最終回のこの時に流れるか・・・?龍馬は、高知でしょ!』
龍馬伝の最終回は確か見ていたけど・・・記憶にない・・・
あっ♪ウッスラ思い出した♪そんな事も有ったなぁ〜?
昇:『私、【軍師官兵衛】にも甲冑の格好で出演したんですよ〜♪』
会場:『パチパチパチパチ』と拍手!
昇:『そして、来年の大河ドラマにも出演します!第4回目の放送です。ドラマは、吉田松陰の妹を主人公にした話なんですが、吉田松陰配役の俳優伊勢谷さんと絡む出演なんです・・・吉田松陰が黒船に乗り込もうとして、拒否され捕縛されて、牢屋に入れられる!その牢屋の牢名主的な役!ただし・・・大河ドラマに出るとメガネ無しなので、誰だか分からない!』
出演する回も役所も分かっていても・・・昇太師匠を見つける事が出来ないのかなぁ〜?
昇:『私を見つける為のキーワードが有ります!それは、【一番小さくてお腹が出てる!】です。』
会場:『パチパチパチパチ』と拍手!
昇:『本日ご来場のお客様は、今のキーワードを頼りに是非見てください!私は・・・見ません!』
こんなマクラから噺【鷺とり】に入りました♪
八:『ご隠居こんちは♪』
隠:『八っあんかい!そこへお座りよ、ところで、おまえさん今、どこに尻をつけている?』
八:『ふくらはぎ!』
隠:『そうじゃなくて、どこに勤めている?と聞いたんだ!』
こんな、噛み合わない会話をしばらく続けます。
その後に、八っあんは、雀を捕まえて、鳥屋に売る計画をご隠居に披露する。
落語らしい計画で、雀がついばむ米を一晩酒に浸けておき、雀が来そうな所にそれを撒く!雀はその米をついばみ・・・酔っぱらう!
この時、昇太師匠雀の擬鳥化を披露!
着物の袂を翼に例えて・・・
雀:『いつもなら、エサを探し求めて、あっちこっちに行かなければならないが・・・今日は、こんな所に米が撒いてある!よ〜し食べよ〜♪』
雀が米(酒に浸った)を食べ、酔っぱらい、眠くなった所に、今度は、落花生のからを撒く!
雀:『なんか・・・眠くなってきた♪オッ!こんな所に・・・枕があるぞ。真ん中辺りが丁度凹んでいて寝やすそうだなぁ〜♪』
雀が寝入ったら、箒とちり取りで、雀を一気に集める!
いかにも落語的な発想ですね♪
\(^o^)/
雀を演じる時の、昇太師匠・・・
50才を越えたおじさんとは思えない熱演?はしゃぎっぷり?ご陽気さ?
とってもラブリーでしたよン♪
次に、鷺を捕まえる方法を計画を披露。
その方法とは・・・
水辺で鷺がエサをついばんでいる、遠くから『サ〜ギィ〜♪』と鷺を呼ぶ。見張りの鷺は、声の主の位置を確認。危害の及ばない距離を確認し、またエサをついばみ始める。
今度は、鷺との距離を少し縮めて、『サ〜ギィ〜♪』と鷺を呼ぶが・・・声のトーンを少し下げる。
その次は、また鷺との距離を少し縮めて、『サ〜ギィ〜♪』と鷺を呼ぶ・・・声のトーンは先程より小さくする。
距離が縮まっていながら、声の大きさが小さくなっているもんだから・・・
鷺は八っあんが近づいて来ていると気づかない!
距離縮める事と声のトーン小さくしていく事、この反比例の法則を利用して、鷺の直ぐ側まで行き、鷺の頭を金ずちで殴り鷺を捕まえる!
またまた、落語的な発送妄想です。
ご隠居に鷺が集まりそうな場所を教えてもらい。上野の不忍池?へやってきた八っあん!
先程の計画を実行する・・・
すると・・・鷺に接近出来、次から次へと鷺を捕まえる!
捕まえた鷺を入れる袋を持ってくるのを忘れた八っあん、自分の腰の帯に鷺の首を通しながら次々に鷺を捕獲。
しばらくすると、頭を殴られ気絶していた鷺が1羽2羽と意識を取り戻し始める・・・
帯にくくられた状態のままでね・・・
正気に戻った数十羽の鷺が帯から逃げようと一斉に羽ばたきを始める・・・
すると・・・
八っあんの身体が宙に浮き始める!
なんと八っあんが逆に鷺達にさらわれる、それも地に足の着かない空へと・・・
空中の八っあんは・・・目の前に現れた支柱にしがみつく。
支柱に、しがみつきながら、帯から鷺を全て取り外し、一安心。
八:『ここは何処だ〜?左に上野の不忍池が見える、右には浅草寺!じゃ〜ここは?』
そこはなんと浅草寺境内の五重塔のてっぺん、支柱は五重塔の相輪だった!
その後助けを呼び、四隅を坊様が持った布団めがけダイブする八っあん!
トランポリンの如く布団に着地しながらも、相輪までボヨ〜ンと跳ね返されてしまう。
そんなバカな〜噺に終始した【鷺とり】でした。
By HB
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