3月1日寄席
3月1日(日曜日)
国立演芸場三月上席に突撃しました♪
久しブリブリの落語です。
なんと、二月は・・・
5開催の会へ参戦して
19席の噺しか接していませんでした!
二月は、会社の決算月で、それに伴い、商品の棚卸しを敢行せねばならず・・・
月末の28日(土曜日)の休日をキッチリ休むために、平日の通常出勤では、残業などして、いつも以上にガンバりました♪
その余波で、落語会から半月も遠ざかった結果になってしまいました!
なので・・・
三月は、二月の分を取り戻すべく、落語をいっぱい聞こうと、鼻息も荒く♪本日の落語会・国立演芸場三月上席に参戦した次第です!
寄席では、つきものの、代演が本日は・・・
三人ありました。
蜃気楼龍玉師匠→隅田川馬石師匠
三遊亭天どん師匠→柳家小せん師匠
桂藤兵衛師匠→林家正雀師匠
龍玉師匠は、巡り合わせが良くないのか?本日も『初めまして』の噺家さんになれなかったのが・・・少々残念ですが・・・
近いうちに、龍玉師匠に遭遇する機会も有るだろうし、その日を楽しみにしておきます。
さてさて、落語会(寄席)
橘家 かな文 【道具や】
春風亭 朝也 【新聞記事】
隅田川 馬石師匠 【花色木綿】
ひびき わたる師匠【漫談】
柳家 小せん師匠 【千早ふる】
林家 正雀師匠 【親子茶屋】
仲入り
ホンキートンク 【漫才】
橘家 文左衛門師匠【時そば】
ぺぺ桜井師匠 【ギター漫談】
五街道 雲助師匠 【妾馬】
三月の初っぱなに、早くも10席・・・
良いスタートダッシュになったかなぁ〜♪
橘家 かな文 【道具や】
本日お後で出演予定の、橘家文左衛門師匠のお弟子さん?
当方の大好きな与太郎噺で、幕開けですね♪
\(^o^)/
本日の新発見は・・・
与太郎は、郵便局に勤めたかった♪
その仕事は・・・
ポストの横に立ち、『べぇ〜』っと舌を出して、立っている。
ハガキを出す人が、切手を貼るのに労が要らない!
与太郎の発想は、トンチンカンな考え方ですが、(お客の)問いに対しての反応の良さと、早さは、どの余人にも勝るとも劣らない反応を示します!
かな文さんの噺は、お客が短刀と勘違いした木刀を引き抜こうとして・・・抜けず!
客:『他に抜ける物はないか?』
与:『お雛様の首が抜ける♪』でオチになりました。
春風亭 朝也 【新聞記事】
マクラでは・・・
朝:『噺家として、色々な所での落語会をやらせてもらっています。お寺や神社などでも会を開かせて頂いておりまして、そんな時、落語会が始まる前に、お詣りをするんですが、賽銭には、必ず小銭を使います!高額だからといって、お札ではダメなんですよ♪→お札だと・・・効果(硬貨・こうか)が有りません♪』
【新聞記事】の噺は、二回目かなぁ〜♪
初めて聞いた時は、話噺の筋が理解出来ませんでした?
本日は、シッカリ?解ったつもりです。
(*^^*)
ご隠居に、からかわれた話を他の人に話したい八っあん!
友達の家に上がり込んで、ご隠居にからかわれた話をするが、所々おかしな話になったり続きを忘れたり・・・
終いには、オチを忘れ、先に友達に言われてしまう始末。
加えて、友達は、『この話には、続きが有ってな、殺された竹のかみさん、その後、尼さんになった、天ぷら屋のかみさんだけに【衣】をつけた♪』と・・・
作り話で、人をからかおうとして、逆にからかわれたしまう八っあん!
ここが、落語国の住人八っあんの愛すべきキャラで、とても大好きなんですよねぇ〜♪
ひびきわたる 【漫談】
以前に、ここ国立演芸場の寄席で、一度遭遇しています。
キセルを使って、赤ん坊の泣き声・ニワトリのメンドリ・カエル・八木節のイントロ・オットセイ・アザラシ・トドの泣き真似。
最後に、トドの泣き真似で→『トドのつまり』でオチにしていました。
物まねで、オチを付けて・・・
構成力のある漫談になっていますね♪
(^-^)v
隅田川 馬石師匠【花色木綿】
マクラでは・・・
馬:『落語家ってどうやってなるんですか?って聞かれる事があります。噺家のある師匠は、やってみないと、どこにどんな原石がいるか分からないので、【来るものは拒まず!】の方もいらっしゃいますし、絶対に弟子は取らない師匠もいらっしゃいます。先日外出中、交差点で信号待ちをしていたら・・・『弟子にしてください!』と、弟子入り志願者が来まして、信号待ちをしながら、『なかなか難しいよ〜♪』なんて、話をしていて、信号が変わった時に、志願者の方をひょいと見たら・・・その志願者は、もう居なかった!信号待ちしているほんの数分が待てないようでは・・・』
こんなマクラから、ドロボウ志願が、ドロボウの親分の所に♪
まず最初に、空き巣のやり方を教えられ・・・早速空き巣を実践してみる。
志:『こめんくださ〜い♪留守ですかぁ〜?』
親:『家の隣からやるなぁ〜!町内を離れろ〜!』
志:『そりゃ〜そうだよなぁ〜♪親分は、町内の防犯会長だもんなぁ〜♪』
こんなクスグリが楽しいです。
\(^o^)/
空き巣は、一軒目が、空き店で失敗。
二軒目は、空き巣に成功するが・・・
貧乏長屋で、何も無い家に入ってしまう。
盗んだのは、洗濯して干してあった越中フンドシと作ってあった雑炊二杯を食べられただけ・・・
ドロボウに入られた八が大家さんに、架空の被害届を申請していると・・・
縁の下に隠れていたドロボウが大家に見つかる。
大:『盗んだ物を出せ!』
ド:『盗ったのは、フンドシと雑炊二杯だけだ!』
溜まっていた家賃5ヶ月分を盗まれた!布団を盗まれた!羽二重や上布を盗まれた!と申告していた八は、いたたまれず、縁の下に逃げ込む。
大:『八!お前が縁の下に隠れてどうする?』
八:『ほんの出来心でございます!』でオチになりました♪
\(^o^)/
馬石師匠の噺って、噺の情景やシーンが浮かび上がるから楽しいんですよね。
柳家 小せん師匠 【千早ふる】
柳家小せん師匠は、初めましての噺家さんですね♪
マクラでは・・・
小:『本来ならば、三遊亭天どんという、不思議な生き物が、出ているのですが・・・』
短めのマクラから、噺へ・・・
『とは』とは、ちはやの本名だ!のオチで古典落語をキッチリ聞かせてくれましたが・・・
所々、『百人いっしょ』やら『郵便局長』やらの小せん師匠流のクスグリ?が入っており、飽きる事なく最後まで。
林家 正雀師匠 【親子茶屋】
マクラでは・・・
正:『私の楽しみは、古書店回りが好きで、先日、池袋の西武デパートの古書展に行きましたら、子供の頃見た、昔の看板がありまして、ブリキのオロナイン軟膏の看板で、浪花ちえこが写っているんですが・・・・一万八千円もの値がついておりました。』
こんな話から、浪花ちえこさんという女優さんが出演した映画を三本ほど紹介されました。
趣味の話の後は、若旦那の道楽について、呑む・打つ・買うの話から【親子茶屋】の噺に・・・
この噺は、初めて聞いた噺。
正雀師匠って、落語の噺のレパートリーの引き出し・・・多いみたい・・・?
道楽三昧の息子に、将来的な事を考え、説教する親旦那。
親旦那の言う事など、どこ吹く風の若旦那。
親旦那は、一向に助言を聞かない息子に腹をたてる♪
腹いせを紛らすために・・・楼に上がり、酒を飲み、芸子をあげてどんちゃん騒ぎ!
その場に、父親が遊んでいるとも知らず、若旦那が『粋な遊びをしている方もいるもんだ、挨拶をしたい!』と父親と鉢合わせ♪
オチは、三道楽の残りのひとつ(酒を飲んで、芸子と遊んでいる)の打つにかけて・・・
『セガレ、博打はいけないぞ!』でしたが・・・
理解するのに、時間が掛かりました♪
By HB
国立演芸場三月上席に突撃しました♪
久しブリブリの落語です。
なんと、二月は・・・
5開催の会へ参戦して
19席の噺しか接していませんでした!
二月は、会社の決算月で、それに伴い、商品の棚卸しを敢行せねばならず・・・
月末の28日(土曜日)の休日をキッチリ休むために、平日の通常出勤では、残業などして、いつも以上にガンバりました♪
その余波で、落語会から半月も遠ざかった結果になってしまいました!
なので・・・
三月は、二月の分を取り戻すべく、落語をいっぱい聞こうと、鼻息も荒く♪本日の落語会・国立演芸場三月上席に参戦した次第です!
寄席では、つきものの、代演が本日は・・・
三人ありました。
蜃気楼龍玉師匠→隅田川馬石師匠
三遊亭天どん師匠→柳家小せん師匠
桂藤兵衛師匠→林家正雀師匠
龍玉師匠は、巡り合わせが良くないのか?本日も『初めまして』の噺家さんになれなかったのが・・・少々残念ですが・・・
近いうちに、龍玉師匠に遭遇する機会も有るだろうし、その日を楽しみにしておきます。
さてさて、落語会(寄席)
橘家 かな文 【道具や】
春風亭 朝也 【新聞記事】
隅田川 馬石師匠 【花色木綿】
ひびき わたる師匠【漫談】
柳家 小せん師匠 【千早ふる】
林家 正雀師匠 【親子茶屋】
仲入り
ホンキートンク 【漫才】
橘家 文左衛門師匠【時そば】
ぺぺ桜井師匠 【ギター漫談】
五街道 雲助師匠 【妾馬】
三月の初っぱなに、早くも10席・・・
良いスタートダッシュになったかなぁ〜♪
橘家 かな文 【道具や】
本日お後で出演予定の、橘家文左衛門師匠のお弟子さん?
当方の大好きな与太郎噺で、幕開けですね♪
\(^o^)/
本日の新発見は・・・
与太郎は、郵便局に勤めたかった♪
その仕事は・・・
ポストの横に立ち、『べぇ〜』っと舌を出して、立っている。
ハガキを出す人が、切手を貼るのに労が要らない!
与太郎の発想は、トンチンカンな考え方ですが、(お客の)問いに対しての反応の良さと、早さは、どの余人にも勝るとも劣らない反応を示します!
かな文さんの噺は、お客が短刀と勘違いした木刀を引き抜こうとして・・・抜けず!
客:『他に抜ける物はないか?』
与:『お雛様の首が抜ける♪』でオチになりました。
春風亭 朝也 【新聞記事】
マクラでは・・・
朝:『噺家として、色々な所での落語会をやらせてもらっています。お寺や神社などでも会を開かせて頂いておりまして、そんな時、落語会が始まる前に、お詣りをするんですが、賽銭には、必ず小銭を使います!高額だからといって、お札ではダメなんですよ♪→お札だと・・・効果(硬貨・こうか)が有りません♪』
【新聞記事】の噺は、二回目かなぁ〜♪
初めて聞いた時は、話噺の筋が理解出来ませんでした?
本日は、シッカリ?解ったつもりです。
(*^^*)
ご隠居に、からかわれた話を他の人に話したい八っあん!
友達の家に上がり込んで、ご隠居にからかわれた話をするが、所々おかしな話になったり続きを忘れたり・・・
終いには、オチを忘れ、先に友達に言われてしまう始末。
加えて、友達は、『この話には、続きが有ってな、殺された竹のかみさん、その後、尼さんになった、天ぷら屋のかみさんだけに【衣】をつけた♪』と・・・
作り話で、人をからかおうとして、逆にからかわれたしまう八っあん!
ここが、落語国の住人八っあんの愛すべきキャラで、とても大好きなんですよねぇ〜♪
ひびきわたる 【漫談】
以前に、ここ国立演芸場の寄席で、一度遭遇しています。
キセルを使って、赤ん坊の泣き声・ニワトリのメンドリ・カエル・八木節のイントロ・オットセイ・アザラシ・トドの泣き真似。
最後に、トドの泣き真似で→『トドのつまり』でオチにしていました。
物まねで、オチを付けて・・・
構成力のある漫談になっていますね♪
(^-^)v
隅田川 馬石師匠【花色木綿】
マクラでは・・・
馬:『落語家ってどうやってなるんですか?って聞かれる事があります。噺家のある師匠は、やってみないと、どこにどんな原石がいるか分からないので、【来るものは拒まず!】の方もいらっしゃいますし、絶対に弟子は取らない師匠もいらっしゃいます。先日外出中、交差点で信号待ちをしていたら・・・『弟子にしてください!』と、弟子入り志願者が来まして、信号待ちをしながら、『なかなか難しいよ〜♪』なんて、話をしていて、信号が変わった時に、志願者の方をひょいと見たら・・・その志願者は、もう居なかった!信号待ちしているほんの数分が待てないようでは・・・』
こんなマクラから、ドロボウ志願が、ドロボウの親分の所に♪
まず最初に、空き巣のやり方を教えられ・・・早速空き巣を実践してみる。
志:『こめんくださ〜い♪留守ですかぁ〜?』
親:『家の隣からやるなぁ〜!町内を離れろ〜!』
志:『そりゃ〜そうだよなぁ〜♪親分は、町内の防犯会長だもんなぁ〜♪』
こんなクスグリが楽しいです。
\(^o^)/
空き巣は、一軒目が、空き店で失敗。
二軒目は、空き巣に成功するが・・・
貧乏長屋で、何も無い家に入ってしまう。
盗んだのは、洗濯して干してあった越中フンドシと作ってあった雑炊二杯を食べられただけ・・・
ドロボウに入られた八が大家さんに、架空の被害届を申請していると・・・
縁の下に隠れていたドロボウが大家に見つかる。
大:『盗んだ物を出せ!』
ド:『盗ったのは、フンドシと雑炊二杯だけだ!』
溜まっていた家賃5ヶ月分を盗まれた!布団を盗まれた!羽二重や上布を盗まれた!と申告していた八は、いたたまれず、縁の下に逃げ込む。
大:『八!お前が縁の下に隠れてどうする?』
八:『ほんの出来心でございます!』でオチになりました♪
\(^o^)/
馬石師匠の噺って、噺の情景やシーンが浮かび上がるから楽しいんですよね。
柳家 小せん師匠 【千早ふる】
柳家小せん師匠は、初めましての噺家さんですね♪
マクラでは・・・
小:『本来ならば、三遊亭天どんという、不思議な生き物が、出ているのですが・・・』
短めのマクラから、噺へ・・・
『とは』とは、ちはやの本名だ!のオチで古典落語をキッチリ聞かせてくれましたが・・・
所々、『百人いっしょ』やら『郵便局長』やらの小せん師匠流のクスグリ?が入っており、飽きる事なく最後まで。
林家 正雀師匠 【親子茶屋】
マクラでは・・・
正:『私の楽しみは、古書店回りが好きで、先日、池袋の西武デパートの古書展に行きましたら、子供の頃見た、昔の看板がありまして、ブリキのオロナイン軟膏の看板で、浪花ちえこが写っているんですが・・・・一万八千円もの値がついておりました。』
こんな話から、浪花ちえこさんという女優さんが出演した映画を三本ほど紹介されました。
趣味の話の後は、若旦那の道楽について、呑む・打つ・買うの話から【親子茶屋】の噺に・・・
この噺は、初めて聞いた噺。
正雀師匠って、落語の噺のレパートリーの引き出し・・・多いみたい・・・?
道楽三昧の息子に、将来的な事を考え、説教する親旦那。
親旦那の言う事など、どこ吹く風の若旦那。
親旦那は、一向に助言を聞かない息子に腹をたてる♪
腹いせを紛らすために・・・楼に上がり、酒を飲み、芸子をあげてどんちゃん騒ぎ!
その場に、父親が遊んでいるとも知らず、若旦那が『粋な遊びをしている方もいるもんだ、挨拶をしたい!』と父親と鉢合わせ♪
オチは、三道楽の残りのひとつ(酒を飲んで、芸子と遊んでいる)の打つにかけて・・・
『セガレ、博打はいけないぞ!』でしたが・・・
理解するのに、時間が掛かりました♪
By HB
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