6月13日落語会2
三遊亭 兼好師匠 【磯の鮑】
マクラでは・・・
兼:『シーズンUに入りまして、2回目です、楽器の演奏はダメですが、音楽は好きなんです♪
本日は、浪曲を聞いて頂いていただきます。
先程、太福さんが、学校寄席で、『全く受けなかった』って言っていましたが・・・そりゃ〜そうですよ♪行った学校が千葉の奥の山の上の学校で、回りは畑ばかりで、所々に、民家がポッんポッんと有るだけのような所で、都会の銭湯の話をしても・・・聞いている学生さん達が共感をし得ないでしょ〜♪
でも、浪曲は、良いですねぇ〜♪浪曲って言えば、玉川カルテットさんくらいしか思い浮かばないですが、太福さんの浪曲を聞いてみると・・・マネをしてみたくなりますね・・・しかし、なかなかどうして、簡単にマネ出来る芸では、ありませんねぇ〜♪』
学校寄席で太福師匠が受けなかったのは、出し物のチョイスミスだったんですね。
太福師匠の【銭湯激戦区】を聞いて、とても楽しかったので、こんなに面白い話なのに、受けなかったに・・・???を感じていました。
兼:『太福師匠は、お若いんですけど、浪曲協会の理事を勤めていらっしゃるんですよ〜♪
その、太福師匠と初めてお会いしたのが、私の住んでいる【ヒッタクリの足立区】と、太福師匠の住んでいる【ドロボーの荒川区】その間に流れる荒川の土手でなんです!
荒川の河川敷を散歩していると、知り合いの演芸好きのおばちゃんの仲介でお会いしたのですが、太福師匠、荒川の河川敷で、浪曲の練習をされていました♪
河川敷って、楽器のトランペットやサックスなどの練習をされている人がいらっしゃいますが・・・それが、浪曲の練習だど、そこをたまたま通りかかった人の・・・反応が変に反応しますねぇ〜♪『えっ!』って』
太福師匠の浪曲の練習って、荒川の河川敷(以前は?)なんですね。
確かにあの大きな通る声量で浪曲を練習するならば、防音装置が完璧な家とか、河川敷みたいな所でないと、出来ないですもんね?
兼:『男の人で、回りの男連中に『あいつは・・・好いよ!』って可愛いがられるのって・・・ちょっと足りないような人?大概、そういう人って、女の人にはモテませんねぇ〜
落語界で言うと・・・三平くんや喜久蔵くん・・・?回りの同性の師匠方には、とても可愛がられていますねぇ〜そして、女人にモテナイはずの二人ですが、女将さんをもらっている、すんごいのは、その女将さんですよ!よっぽど人生経験が豊かなのか・・・?三平・喜久蔵くん以上のバカか・・・?どちらかでしょ〜?』
本日の落語会のサブタイトル【男が惚れる男でなけりゃ】に因んだ話としての挿入なんですかね・・・
こんな、マクラから噺の【磯の鮑】に入っていきました。
この噺【磯の鮑】は聞くのが二回目?柳亭小痴楽さんから一回聞いた事があったけなぁ〜?
大好きな与太郎が出てくる噺です。
与:『元ちゃん!元ちゃん!吉原に行こうと思うんだけど・・・長屋の女将さん連中にその事を聞いたら・・・『与太さん!おまえさんはポ〜っとしてるから、吉原なんかに行ったら、み〜んな巻き上げられちゃうから行くのは・・・およし!』って言われたんだけど・・・元ちゃんはどう?吉原でモテル方法って有るの?教えて!』
元:『バカ!お前そんな事を長屋の女将さん連中に相談したのかい・・・?バカだねぇ〜』
相談すべき相手も分かっていない・・・?
与太郎らしい発想と言動なんですが・・・
元:『吉原でモテルためには、女郎買いの師匠に弟子入りして教えてもらってから行きな!今、その女郎買いの師匠に手紙を書いてやるから、それを持って行ってきな!』
手紙を持っていっても、そんな方法は無いからって、なかなか教えて貰えるもんじゃないから、断られたり、諭されても、諦めずに、師匠の所に居座るぐらいの事をしないと、教えて貰えないから・・・
そんな智恵をつけられた与太郎は、ただの与太郎ではなく、スーパー与太郎に変身♪
女郎買いの師匠の所や教授してもらった方法で、吉原に上がってからの与太郎は、当に与太郎の独断場です。
これがもう〜♪楽しいのなんの!
今まで以上に与太郎LOVE が深くなりました♪
\(^o^)/
玉川 太福師匠 【西村権四郎】
マクラ?では・・・
太:『兼好師匠に紹介されましたが、今度二期目になる、理事なんですが・・・
理事になる条件が有るんです、それは・・・足腰が丈夫で、体力があり、耳が遠くない事なんです。
ですから、開口一番に出られたけん玉さんなんかが、浪曲協会に入りますと・・・直ぐに理事候補です・・・
我々芸人ですので、何かあると、自分が自分がと前へ出がちですが・・・そこで、自分を殺して、みんなの為に出来る!』
それが、落語会のタイトルになっている、【男が惚れる男でなけりゃ】に繋がり、理事の職務に繋がるんですねぇ〜♪
含蓄のある話をしてくれました。
このマクラ?がシッカリ浪曲の一席の【西村権四郎】にもリンクしており、太福師匠の話の上手さに感心するばかりです。
浪曲の方は、豊臣秀吉の配下の大名、蒲生氏郷と氏郷の家来西村権四郎の話・・・
上の者へ、媚びへつらう事なく、自分が正しいと思った事を貫き通す!
そんな西村権四郎を理解し、良い家来を持てたと、自分を殺せる主人、氏郷。
良い話を聞けました♪
このような話を耳にした、兼好師匠。
兼好師匠なら、兼好師匠流の落語にこの西村権四郎の話を仕立ててくれるんじゃないでしょうか?
仲入り
三遊亭 兼好師匠 【ねずみ】
兼好∞シーズンUの第1回に於いて、扇辰師匠から聞いたので、同じ落語会で続けて同じ噺だぁ〜って、チョト損した気になりましたが・・・
ところがどっこい!
兼好師匠の【ねずみ】・・・楽しいったらないですね・・・
ねずみ屋の主人の幼なじみの生駒屋の主人が、噺の中で惚けたいい役者として、登場してきます。
\(^o^)/
他の師匠方の噺では、登場しないシーンにまで兼好流の噺ねずみでは、登場してオトボケキャラを発揮します。
直ぐにでもまた聞いてみたい噺のリストに追加しておきます。
By HB
マクラでは・・・
兼:『シーズンUに入りまして、2回目です、楽器の演奏はダメですが、音楽は好きなんです♪
本日は、浪曲を聞いて頂いていただきます。
先程、太福さんが、学校寄席で、『全く受けなかった』って言っていましたが・・・そりゃ〜そうですよ♪行った学校が千葉の奥の山の上の学校で、回りは畑ばかりで、所々に、民家がポッんポッんと有るだけのような所で、都会の銭湯の話をしても・・・聞いている学生さん達が共感をし得ないでしょ〜♪
でも、浪曲は、良いですねぇ〜♪浪曲って言えば、玉川カルテットさんくらいしか思い浮かばないですが、太福さんの浪曲を聞いてみると・・・マネをしてみたくなりますね・・・しかし、なかなかどうして、簡単にマネ出来る芸では、ありませんねぇ〜♪』
学校寄席で太福師匠が受けなかったのは、出し物のチョイスミスだったんですね。
太福師匠の【銭湯激戦区】を聞いて、とても楽しかったので、こんなに面白い話なのに、受けなかったに・・・???を感じていました。
兼:『太福師匠は、お若いんですけど、浪曲協会の理事を勤めていらっしゃるんですよ〜♪
その、太福師匠と初めてお会いしたのが、私の住んでいる【ヒッタクリの足立区】と、太福師匠の住んでいる【ドロボーの荒川区】その間に流れる荒川の土手でなんです!
荒川の河川敷を散歩していると、知り合いの演芸好きのおばちゃんの仲介でお会いしたのですが、太福師匠、荒川の河川敷で、浪曲の練習をされていました♪
河川敷って、楽器のトランペットやサックスなどの練習をされている人がいらっしゃいますが・・・それが、浪曲の練習だど、そこをたまたま通りかかった人の・・・反応が変に反応しますねぇ〜♪『えっ!』って』
太福師匠の浪曲の練習って、荒川の河川敷(以前は?)なんですね。
確かにあの大きな通る声量で浪曲を練習するならば、防音装置が完璧な家とか、河川敷みたいな所でないと、出来ないですもんね?
兼:『男の人で、回りの男連中に『あいつは・・・好いよ!』って可愛いがられるのって・・・ちょっと足りないような人?大概、そういう人って、女の人にはモテませんねぇ〜
落語界で言うと・・・三平くんや喜久蔵くん・・・?回りの同性の師匠方には、とても可愛がられていますねぇ〜そして、女人にモテナイはずの二人ですが、女将さんをもらっている、すんごいのは、その女将さんですよ!よっぽど人生経験が豊かなのか・・・?三平・喜久蔵くん以上のバカか・・・?どちらかでしょ〜?』
本日の落語会のサブタイトル【男が惚れる男でなけりゃ】に因んだ話としての挿入なんですかね・・・
こんな、マクラから噺の【磯の鮑】に入っていきました。
この噺【磯の鮑】は聞くのが二回目?柳亭小痴楽さんから一回聞いた事があったけなぁ〜?
大好きな与太郎が出てくる噺です。
与:『元ちゃん!元ちゃん!吉原に行こうと思うんだけど・・・長屋の女将さん連中にその事を聞いたら・・・『与太さん!おまえさんはポ〜っとしてるから、吉原なんかに行ったら、み〜んな巻き上げられちゃうから行くのは・・・およし!』って言われたんだけど・・・元ちゃんはどう?吉原でモテル方法って有るの?教えて!』
元:『バカ!お前そんな事を長屋の女将さん連中に相談したのかい・・・?バカだねぇ〜』
相談すべき相手も分かっていない・・・?
与太郎らしい発想と言動なんですが・・・
元:『吉原でモテルためには、女郎買いの師匠に弟子入りして教えてもらってから行きな!今、その女郎買いの師匠に手紙を書いてやるから、それを持って行ってきな!』
手紙を持っていっても、そんな方法は無いからって、なかなか教えて貰えるもんじゃないから、断られたり、諭されても、諦めずに、師匠の所に居座るぐらいの事をしないと、教えて貰えないから・・・
そんな智恵をつけられた与太郎は、ただの与太郎ではなく、スーパー与太郎に変身♪
女郎買いの師匠の所や教授してもらった方法で、吉原に上がってからの与太郎は、当に与太郎の独断場です。
これがもう〜♪楽しいのなんの!
今まで以上に与太郎LOVE が深くなりました♪
\(^o^)/
玉川 太福師匠 【西村権四郎】
マクラ?では・・・
太:『兼好師匠に紹介されましたが、今度二期目になる、理事なんですが・・・
理事になる条件が有るんです、それは・・・足腰が丈夫で、体力があり、耳が遠くない事なんです。
ですから、開口一番に出られたけん玉さんなんかが、浪曲協会に入りますと・・・直ぐに理事候補です・・・
我々芸人ですので、何かあると、自分が自分がと前へ出がちですが・・・そこで、自分を殺して、みんなの為に出来る!』
それが、落語会のタイトルになっている、【男が惚れる男でなけりゃ】に繋がり、理事の職務に繋がるんですねぇ〜♪
含蓄のある話をしてくれました。
このマクラ?がシッカリ浪曲の一席の【西村権四郎】にもリンクしており、太福師匠の話の上手さに感心するばかりです。
浪曲の方は、豊臣秀吉の配下の大名、蒲生氏郷と氏郷の家来西村権四郎の話・・・
上の者へ、媚びへつらう事なく、自分が正しいと思った事を貫き通す!
そんな西村権四郎を理解し、良い家来を持てたと、自分を殺せる主人、氏郷。
良い話を聞けました♪
このような話を耳にした、兼好師匠。
兼好師匠なら、兼好師匠流の落語にこの西村権四郎の話を仕立ててくれるんじゃないでしょうか?
仲入り
三遊亭 兼好師匠 【ねずみ】
兼好∞シーズンUの第1回に於いて、扇辰師匠から聞いたので、同じ落語会で続けて同じ噺だぁ〜って、チョト損した気になりましたが・・・
ところがどっこい!
兼好師匠の【ねずみ】・・・楽しいったらないですね・・・
ねずみ屋の主人の幼なじみの生駒屋の主人が、噺の中で惚けたいい役者として、登場してきます。
\(^o^)/
他の師匠方の噺では、登場しないシーンにまで兼好流の噺ねずみでは、登場してオトボケキャラを発揮します。
直ぐにでもまた聞いてみたい噺のリストに追加しておきます。
By HB
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