8月2日落語会2
入船亭 扇辰師匠 【団子坂奇談】
みずほ寄席の落語会場は、こんな感じでした♪
開演間近になると・・・
写真の空席は、ほとんど埋っていました♪
扇辰師匠が高座に上がり、挨拶の後、会場より拍手が有り♪その拍手に対し・・・
扇:『やけくその拍手、ありがとうございます♪
このくそ暑い中、よくぞ会場まで、たどり着いて下さいました♪
ご来場のお客様だけは・・・お身体に気を付けて下さい。
こちらの寄席(みずほ寄席)は・・・女性のお客様が多いですね♪
ハッキリ言って・・・やる気が出ます♪』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
扇:『落語会の中には・・・会社の研修会みたいな会も有りまして、客席には、ダークスーツの男ばっかり・・・お弔いかい・・・?
7月10日に師匠の入船亭扇橋が亡くなりました。
こちらにもご縁がありまして、生まれが、青梅で、貧乏で通いきれなかった様ですが
飯能高校へ通っていたそうです』
入船亭扇橋師匠は、こちらの出身だったんですねぇ〜♪
扇:『さて・・・この後、扇橋の名前を誰が継ぐか・・・?
弟子が7人おりますから・・・
私、扇辰は、6番目の弟子です。
扇橋の名前を継ぐ一番の候補は、一番弟子、総領弟子が有力ですねぇ〜♪
一番弟子から五番目の兄さん達が、一緒にバス旅行にでも行き・・・バスが転落事故にでも遇わない限り・・・』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
三日後に、再び扇辰師匠の落語を聞く予定♪なんですが・・・
その落語会が扇遊師匠(一番弟子)との兄弟落語会・・・
その時も・・・同じ話をするのかなぁ〜?
するわけないですよね♪
扇:『これからくだらない噺を・・・師匠扇橋に習った噺です。
以前に鈴本演芸場でこの噺をやりまして・・・オチを言い終わると、最前列のお客様に言われました・・・『くっだらねぇ〜♪』って・・・
本所に屋敷を構えている侍、弥太郎が主人公です。
時期は春、団子坂の桜が素晴らしいと、話しに聞き花見をしに団子坂まで花見に来る』
この【団子坂】っていうキーワードで噺のタイトルは分かりました・・・
一度だけ、柳家一琴師匠から聞いた事の有る噺【団子坂奇談】です。
以前一琴師匠から聞いた時よりもロングバージョン(フルバージョン)みたい・・・
主人公の弥太郎の本所の住まいの件なんてあったかしらん?
扇:『団子坂での花見を終え、そこに在った蕎麦屋『おかめ屋』で蕎麦を・・・
店の一人娘おきぬさんに弥太郎は一目惚れ?
おきぬさんは、蕎麦屋『おかめ屋』の一人娘・・・嫁に出す訳にもいかない・・・
そこで、弥太郎がつらい修行に耐えて、侍稼業を止めて、蕎麦屋になる決意を・・・
修行先の『おかめ屋』で蕎麦屋の修行を始める、店の直ぐ脇に空家が在ったので、本所の実家から仕送りを受けながらそこから、店に通い、毎日の修行に励む・・・』
この後に、本日、8月2日まさに、暑い日の真夏にふさわしい怪談噺へと展開していきます。
最大のビックリポイントは・・・おきぬさんが、口のまわりにベッタリと血のりを着けている様を目撃してしまった弥太郎が・・・驚愕のあまり声を出すシーン
弥太郎:『アァ〜!』
この声を扇辰師匠は、会場中に響き渡る大声で・・・
いきなり大声を出されたもんだから・・・当方もビックリです。
明らかに会場の空気が変わりました。
おきぬさんの秘密を知ってしまった弥太郎・・・
翌朝『おかめ屋』の主人に暇乞いを願い出る。
ここで・・・【くっだら無いオチ】になりました。
三遊亭 王楽師匠 【佃祭】
マクラでは・・・
王:『お暑い中ご来場ありがとうございます
みずほ寄席は、1年半ぶりに呼んで頂きました
こちらでの落語会・・・終演後に、主催者様に高級中華料理屋へ連れて行って貰えるんです♪』
終演後の打ち上げってやつですね♪
王:『世の中に嫌いな言葉が3つあります
先ずは、『かみさん』
次に、『耳鼻科』これは・・・説明させて頂きます、耳鼻科系の不調で医者へ行ったら・・・『次回の診察では、内視鏡を入れてみましょうね♪』って言われ・・・弥太郎じゃないけど(一席前の扇辰師匠の噺団子坂奇談のワンシーンを切り取って活用)前日の晩から眠れない!内視鏡診察の当日、私の1人前の患者さんが・・・4歳くらいの子で、内視鏡を入れられても泣かなかった・・・泣かなかった4歳の子の後に私の番・・・
最後に、『歯医者』こちらも歯医者へ通った時の話で、担当医が言うには・・・『ちょっと痛いけど我慢して下さいね・・・で・・・もし、痛かったら、左手を上げて合図をしてください』こう言われて治療が始まりましたが・・・実際に痛かったので、左手を上げて合図をすると・・・歯科医は・・・『もうチョッとですから・・・痛いのは我慢してくださいねぇ〜♪』ですって・・・左手を上げる合図って意味あるんですかね?』
耳鼻科に歯科ですね・・・人前でしゃべる仕事って自分自身のケアが大変なんですね。
王:『昔の歯痛は・・・』って戸隠様の話をしながら噺【佃祭】に入っていきました。
【佃祭】でも、吾妻橋で助けた女将さん(当時は娘さん)このシーンで『【文七元結】の聞きすぎだよ♪』なんて話を盛り込んでいましたし・・・
次郎兵衛さんの遺体を確認する手段として、左手の二の腕に彫り物が・・・【たま命】的な話やら・・・
道徳的な話、『情は人のためならず』が出てきたのが・・・
次郎兵衛さんの弔いで、弔いを手伝ってくれていた、近所の皆に、これこれしかじかと、終い船に乗らなかった話をしている場面で、用いられていました♪
このパターンは初めて聞くパターンかも?
噺の終盤には、お決まりの与太郎も出てきて、納得の一席でした。
\(^o^)/
By HB
みずほ寄席の落語会場は、こんな感じでした♪
開演間近になると・・・
写真の空席は、ほとんど埋っていました♪
扇辰師匠が高座に上がり、挨拶の後、会場より拍手が有り♪その拍手に対し・・・
扇:『やけくその拍手、ありがとうございます♪
このくそ暑い中、よくぞ会場まで、たどり着いて下さいました♪
ご来場のお客様だけは・・・お身体に気を付けて下さい。
こちらの寄席(みずほ寄席)は・・・女性のお客様が多いですね♪
ハッキリ言って・・・やる気が出ます♪』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
扇:『落語会の中には・・・会社の研修会みたいな会も有りまして、客席には、ダークスーツの男ばっかり・・・お弔いかい・・・?
7月10日に師匠の入船亭扇橋が亡くなりました。
こちらにもご縁がありまして、生まれが、青梅で、貧乏で通いきれなかった様ですが
飯能高校へ通っていたそうです』
入船亭扇橋師匠は、こちらの出身だったんですねぇ〜♪
扇:『さて・・・この後、扇橋の名前を誰が継ぐか・・・?
弟子が7人おりますから・・・
私、扇辰は、6番目の弟子です。
扇橋の名前を継ぐ一番の候補は、一番弟子、総領弟子が有力ですねぇ〜♪
一番弟子から五番目の兄さん達が、一緒にバス旅行にでも行き・・・バスが転落事故にでも遇わない限り・・・』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
三日後に、再び扇辰師匠の落語を聞く予定♪なんですが・・・
その落語会が扇遊師匠(一番弟子)との兄弟落語会・・・
その時も・・・同じ話をするのかなぁ〜?
するわけないですよね♪
扇:『これからくだらない噺を・・・師匠扇橋に習った噺です。
以前に鈴本演芸場でこの噺をやりまして・・・オチを言い終わると、最前列のお客様に言われました・・・『くっだらねぇ〜♪』って・・・
本所に屋敷を構えている侍、弥太郎が主人公です。
時期は春、団子坂の桜が素晴らしいと、話しに聞き花見をしに団子坂まで花見に来る』
この【団子坂】っていうキーワードで噺のタイトルは分かりました・・・
一度だけ、柳家一琴師匠から聞いた事の有る噺【団子坂奇談】です。
以前一琴師匠から聞いた時よりもロングバージョン(フルバージョン)みたい・・・
主人公の弥太郎の本所の住まいの件なんてあったかしらん?
扇:『団子坂での花見を終え、そこに在った蕎麦屋『おかめ屋』で蕎麦を・・・
店の一人娘おきぬさんに弥太郎は一目惚れ?
おきぬさんは、蕎麦屋『おかめ屋』の一人娘・・・嫁に出す訳にもいかない・・・
そこで、弥太郎がつらい修行に耐えて、侍稼業を止めて、蕎麦屋になる決意を・・・
修行先の『おかめ屋』で蕎麦屋の修行を始める、店の直ぐ脇に空家が在ったので、本所の実家から仕送りを受けながらそこから、店に通い、毎日の修行に励む・・・』
この後に、本日、8月2日まさに、暑い日の真夏にふさわしい怪談噺へと展開していきます。
最大のビックリポイントは・・・おきぬさんが、口のまわりにベッタリと血のりを着けている様を目撃してしまった弥太郎が・・・驚愕のあまり声を出すシーン
弥太郎:『アァ〜!』
この声を扇辰師匠は、会場中に響き渡る大声で・・・
いきなり大声を出されたもんだから・・・当方もビックリです。
明らかに会場の空気が変わりました。
おきぬさんの秘密を知ってしまった弥太郎・・・
翌朝『おかめ屋』の主人に暇乞いを願い出る。
ここで・・・【くっだら無いオチ】になりました。
三遊亭 王楽師匠 【佃祭】
マクラでは・・・
王:『お暑い中ご来場ありがとうございます
みずほ寄席は、1年半ぶりに呼んで頂きました
こちらでの落語会・・・終演後に、主催者様に高級中華料理屋へ連れて行って貰えるんです♪』
終演後の打ち上げってやつですね♪
王:『世の中に嫌いな言葉が3つあります
先ずは、『かみさん』
次に、『耳鼻科』これは・・・説明させて頂きます、耳鼻科系の不調で医者へ行ったら・・・『次回の診察では、内視鏡を入れてみましょうね♪』って言われ・・・弥太郎じゃないけど(一席前の扇辰師匠の噺団子坂奇談のワンシーンを切り取って活用)前日の晩から眠れない!内視鏡診察の当日、私の1人前の患者さんが・・・4歳くらいの子で、内視鏡を入れられても泣かなかった・・・泣かなかった4歳の子の後に私の番・・・
最後に、『歯医者』こちらも歯医者へ通った時の話で、担当医が言うには・・・『ちょっと痛いけど我慢して下さいね・・・で・・・もし、痛かったら、左手を上げて合図をしてください』こう言われて治療が始まりましたが・・・実際に痛かったので、左手を上げて合図をすると・・・歯科医は・・・『もうチョッとですから・・・痛いのは我慢してくださいねぇ〜♪』ですって・・・左手を上げる合図って意味あるんですかね?』
耳鼻科に歯科ですね・・・人前でしゃべる仕事って自分自身のケアが大変なんですね。
王:『昔の歯痛は・・・』って戸隠様の話をしながら噺【佃祭】に入っていきました。
【佃祭】でも、吾妻橋で助けた女将さん(当時は娘さん)このシーンで『【文七元結】の聞きすぎだよ♪』なんて話を盛り込んでいましたし・・・
次郎兵衛さんの遺体を確認する手段として、左手の二の腕に彫り物が・・・【たま命】的な話やら・・・
道徳的な話、『情は人のためならず』が出てきたのが・・・
次郎兵衛さんの弔いで、弔いを手伝ってくれていた、近所の皆に、これこれしかじかと、終い船に乗らなかった話をしている場面で、用いられていました♪
このパターンは初めて聞くパターンかも?
噺の終盤には、お決まりの与太郎も出てきて、納得の一席でした。
\(^o^)/
By HB
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