9月22日落語会
9月22日(火曜日)
pm15:00頃まで、自宅でゴロゴロ♪
本日の参戦落語会は・・・
柳家やなぎ勉強会【やなぎのいろは『ろ』】です。
やなぎさんの勉強会の第二回目。
第一回目から、引き続きの参戦です♪
さてさて、落語会・・・
柳家 やなぎ 【金明竹酪農バージョン】
柳家 やなぎ 【牛ほめ】
柳家 やなぎ 【短命】
やなぎさん、ご挨拶の後、本日の相撲の結果報告を・・・
開演時間がpm18:00からなので、今日の相撲の結果に気を揉んでいるお客様のためのサービス♪
や:『北海道の別海出身です♪
別海がどこか・・・この手拭いが、北海道だとしますと・・・この辺が札幌でして、別海は、この辺り、北海道の東の端っこです。』
手拭いを使った別海の場所説明、地理オンチな当方にも、別海の所在地が大体分かりました♪
や:『別海は、何もないド田舎ですが・・・
母親が言うには・・・
母:『田舎だから良いんだよ♪東京の人がどんな人だか・・・分からないじゃないか!』って、言っていた、家の母親は、両国の出身です?
母親の出身の両国には、無口な祖父がおりまして、私が4才の頃、両国のおじいちゃんの家に行っていた時、徐に、私を連れて近所に在る相撲部屋へ・・・
両国のおじいちゃんは、相撲部屋の扉をドンドン叩き、相撲部屋の人が出てきて・・・
相撲:『なんですか?』
祖父:『孫と写真を撮ってくれ!』
相撲:『どちら様ですか?』
祖父:『近所に住んどる者じゃが・・・』
祖父にすれば、孫が、お相撲さんに抱かれている写真を撮れれば♪って、最大のサービスのつもりだったのでしょうが・・・こちらは、何も分からない、ただの4才児です。
実家に十数枚残っておりますが・・・
お相撲さんに抱き抱えられて、泣き叫んでいる私の写真が・・・』
やなぎさんの おじいちゃん、孫が可愛かったんでしょうね♪
や:『別海の著名人は・・・老人の死亡保険金狙いで、レンタンを使い、自然死を装った、板橋の殺人犯、キジマカナエ!が別海出身なんです。
ある時、電話で別海の祖父と話ていると・・・
祖父:『昔のカナエちゃんは、良い子で、優しい子だったんじゃが・・・』
や:『イヤイヤイヤ♪それって、危ないから!』
どうやら、別海の祖父は、殺人犯のキジマカナエの幼少の頃を知っているようでした』
産まれた時から殺人犯は、あり得ないけど、お近づきになりたい存在でもないですからね♪
や:『別海は、1万人ちょっとの町でして、人に話すと、『1万人も居れば、たいしたもんじゃない!』った言われますが・・・別海の面積が、大体、香川県と一緒でして、香川県民が1万人・・・って・・・
別海の通っていた中学校、修学旅行に行った先は・・・札幌!
修学旅行でさえ、北海道から出させて貰えなかった♪
それに、反して、高校二年生の時の修学旅行では・・・
広島→大阪・京都→東京・ディズニーランド・横浜中華街→羽田→帰郷
このような、弾丸ツアーの修学旅行でしたが・・・
既に、落語に目覚めていた、高校三年生の時、後輩の二年生の修学旅行は・・・4泊5日の日程で、東京だけ・・・
それも、浅草演芸ホールでの、学校寄席が組み込まれており・・・
『何故に、オレを連れて行かない!』って本当に思ったもんです!』
なかなか、思った通りにいかないもんですね♪
や:『別海の実家は酪農を営んでおりまして、牛を飼っていました。
搾乳する牛ですが、時が来れば、他所へ売らなくてはならない!なので、家では、イヌ・ネコ・ヤギ・ウサギと、ペットを飼っており、愛情をペットに注ぎ、牛は、あくまでも、経済商品って位置付けで飼育をしておりました♪
各々の牛に愛情を注ぐと・・・いざ、別れが来た時・・・ツラいですから・・・
ペットのヤギのクララですが・・・あっ!ヤギの名前は、クララと名付けていました♪このクララが、人に全くなつかない!
小学生の当時の私には、夢がありまして・・・『馬に乗って通学したい!』って夢でした・・・
ある時・・・家人に全くなつかないクララを栃木のヤギ牧場に売り、代わりに来たのが、ポニーの花子です。ポニーに騎乗するのは・・・ハミも手綱も鞍もなく、裸馬に跨がるんです、手綱代わりに、タテガミを二分して、タテガミの右を引けば右へ、左を引けば左へって具合でしたが・・・
ある時、喜多八師匠が、私が以前ポニーに乗っていたと、何処かでお聞きになって・・・喜多八師匠と言えば・・・本格的な乗馬をやられていました♪
私がポニーに乗っていた話を聞いて一言・・・『お流儀が違います♪』って仰ったそうです・・・』
実家・酪農・牛・ペット・ヤギ・ウマ・乗馬ときて、喜多八師匠が出てくるとは・・・
や:『小学生の時、通学路で、カラスによく襲われました、考えて、学校へ行く道順を変えてみました、一本脇の中学校の前を通る道に・・・すると・・・カラスには襲われませんでしたが・・・中学生にカツアゲされました♪
帰宅の通学路でも、カラスに襲われていましたが・・・帰宅途中に、自宅と隣家の及川さんの自動車に乗せて貰うと・・・カラスからの襲撃からは逃れられるんです・・・
東京に出てきて、噺家として、さん喬に入門して、8年ぶりに帰郷した時、隣家の及川さんが自宅に来られて・・・父は、牛の品評会で、兄は、青年会で出払って、私が一人きりの時でした・・・8年ぶりに会った隣家の及川さん・・・言付けを・・・』
この言付けが・・・牧草を刈り保存するための、道具(機械など)を次から次へと・・・
まるで、落語の【金明竹】の酪農バージョン♪
やなぎさん、及川のおじさんに、お茶を出さないもんだから・・・言付けは、二回しか繰り返して貰えず♪
8年で、地元の言葉がスッカリ理解不能に!
先ず、お兄さんが帰ってきて、【金明竹】の女将さんのように、チンプヲカンプンな言付けを・・・
次に、帰宅した父親に、チンプヲカンプンな言付けを・・・
噺の途中、牧草を刈る機械のメーカー【クボタ】だけは・・・解りました♪
噺が終わり・・・今の噺の用語の説明を一言一言丁寧に説明してくださいましたが・・
説明が無いと???でした♪
随分と、面白い発想での噺になっていますね♪
や:『私の特技は・・・乳しぼり!
どんな暴れ牛でも、乳しぼりは出来ます♪
まだ、別海にいる頃、暴れ牛の長瀬先輩(兄が、学校の柔道部で、毎日毎日投げ飛ばされていた先輩から名付けた)からも搾乳出来ました♪』
こう言って、搾乳の様子を再現しながら・・・
や:『この長瀬先輩!8リットルしか搾乳出来ない♪普通平均的には・・・35リットル乳が出るんですが・・・
この特技の【牛の乳しぼり】を入門した時、落語協会に出す履歴書に書いていたんですが・・・師匠のさん喬が・・・落語協会に提出する前に一通り、確認して・・・一言・・・『消せ!』師匠は、洒落だと思ったみたいです♪』
こんな話から噺【牛ほめ】へ・・・
二席目が終わり・・・
や:『ここで、仲入り休憩なんですが・・・喋りすぎで・・・時間の関係が・・・
トイレに行きたい方は・・・どうぞ・・・
その間は・・・大した話はしないですから・・・』
ぶっ続けで・・・三席目に・・・
や:『美人薄命・・・植物の月下美人からきた言葉だそうです!
月下美人は、4〜5時間で、咲いた花が萎れる・・・そこからきた言葉だそうです。』
こんなマクラから噺【短命】に・・・
【短命】は、美人の女将さんの旦那が短命な訳で、美人薄命ってのは・・・当てはまらないんじゃない?
やなぎさんの今日の勉強会7割がマクラ?3
割が噺?
マクラの勉強会って感じでしたが・・・
一つのキーワードをマクラに入れ、次の展開した話で、先の話のキーワードを入れ込んで来る!
別々の話がキーワードによって、繋がりをみせ、全体のマクラの話自体に広がりを作る♪
そんな、実験的なマクラの練習をしていたみたいに感じました♪
目指せ名人、頑張れやなぎ♪です。
By HB
pm15:00頃まで、自宅でゴロゴロ♪
本日の参戦落語会は・・・
柳家やなぎ勉強会【やなぎのいろは『ろ』】です。
やなぎさんの勉強会の第二回目。
第一回目から、引き続きの参戦です♪
さてさて、落語会・・・
柳家 やなぎ 【金明竹酪農バージョン】
柳家 やなぎ 【牛ほめ】
柳家 やなぎ 【短命】
やなぎさん、ご挨拶の後、本日の相撲の結果報告を・・・
開演時間がpm18:00からなので、今日の相撲の結果に気を揉んでいるお客様のためのサービス♪
や:『北海道の別海出身です♪
別海がどこか・・・この手拭いが、北海道だとしますと・・・この辺が札幌でして、別海は、この辺り、北海道の東の端っこです。』
手拭いを使った別海の場所説明、地理オンチな当方にも、別海の所在地が大体分かりました♪
や:『別海は、何もないド田舎ですが・・・
母親が言うには・・・
母:『田舎だから良いんだよ♪東京の人がどんな人だか・・・分からないじゃないか!』って、言っていた、家の母親は、両国の出身です?
母親の出身の両国には、無口な祖父がおりまして、私が4才の頃、両国のおじいちゃんの家に行っていた時、徐に、私を連れて近所に在る相撲部屋へ・・・
両国のおじいちゃんは、相撲部屋の扉をドンドン叩き、相撲部屋の人が出てきて・・・
相撲:『なんですか?』
祖父:『孫と写真を撮ってくれ!』
相撲:『どちら様ですか?』
祖父:『近所に住んどる者じゃが・・・』
祖父にすれば、孫が、お相撲さんに抱かれている写真を撮れれば♪って、最大のサービスのつもりだったのでしょうが・・・こちらは、何も分からない、ただの4才児です。
実家に十数枚残っておりますが・・・
お相撲さんに抱き抱えられて、泣き叫んでいる私の写真が・・・』
やなぎさんの おじいちゃん、孫が可愛かったんでしょうね♪
や:『別海の著名人は・・・老人の死亡保険金狙いで、レンタンを使い、自然死を装った、板橋の殺人犯、キジマカナエ!が別海出身なんです。
ある時、電話で別海の祖父と話ていると・・・
祖父:『昔のカナエちゃんは、良い子で、優しい子だったんじゃが・・・』
や:『イヤイヤイヤ♪それって、危ないから!』
どうやら、別海の祖父は、殺人犯のキジマカナエの幼少の頃を知っているようでした』
産まれた時から殺人犯は、あり得ないけど、お近づきになりたい存在でもないですからね♪
や:『別海は、1万人ちょっとの町でして、人に話すと、『1万人も居れば、たいしたもんじゃない!』った言われますが・・・別海の面積が、大体、香川県と一緒でして、香川県民が1万人・・・って・・・
別海の通っていた中学校、修学旅行に行った先は・・・札幌!
修学旅行でさえ、北海道から出させて貰えなかった♪
それに、反して、高校二年生の時の修学旅行では・・・
広島→大阪・京都→東京・ディズニーランド・横浜中華街→羽田→帰郷
このような、弾丸ツアーの修学旅行でしたが・・・
既に、落語に目覚めていた、高校三年生の時、後輩の二年生の修学旅行は・・・4泊5日の日程で、東京だけ・・・
それも、浅草演芸ホールでの、学校寄席が組み込まれており・・・
『何故に、オレを連れて行かない!』って本当に思ったもんです!』
なかなか、思った通りにいかないもんですね♪
や:『別海の実家は酪農を営んでおりまして、牛を飼っていました。
搾乳する牛ですが、時が来れば、他所へ売らなくてはならない!なので、家では、イヌ・ネコ・ヤギ・ウサギと、ペットを飼っており、愛情をペットに注ぎ、牛は、あくまでも、経済商品って位置付けで飼育をしておりました♪
各々の牛に愛情を注ぐと・・・いざ、別れが来た時・・・ツラいですから・・・
ペットのヤギのクララですが・・・あっ!ヤギの名前は、クララと名付けていました♪このクララが、人に全くなつかない!
小学生の当時の私には、夢がありまして・・・『馬に乗って通学したい!』って夢でした・・・
ある時・・・家人に全くなつかないクララを栃木のヤギ牧場に売り、代わりに来たのが、ポニーの花子です。ポニーに騎乗するのは・・・ハミも手綱も鞍もなく、裸馬に跨がるんです、手綱代わりに、タテガミを二分して、タテガミの右を引けば右へ、左を引けば左へって具合でしたが・・・
ある時、喜多八師匠が、私が以前ポニーに乗っていたと、何処かでお聞きになって・・・喜多八師匠と言えば・・・本格的な乗馬をやられていました♪
私がポニーに乗っていた話を聞いて一言・・・『お流儀が違います♪』って仰ったそうです・・・』
実家・酪農・牛・ペット・ヤギ・ウマ・乗馬ときて、喜多八師匠が出てくるとは・・・
や:『小学生の時、通学路で、カラスによく襲われました、考えて、学校へ行く道順を変えてみました、一本脇の中学校の前を通る道に・・・すると・・・カラスには襲われませんでしたが・・・中学生にカツアゲされました♪
帰宅の通学路でも、カラスに襲われていましたが・・・帰宅途中に、自宅と隣家の及川さんの自動車に乗せて貰うと・・・カラスからの襲撃からは逃れられるんです・・・
東京に出てきて、噺家として、さん喬に入門して、8年ぶりに帰郷した時、隣家の及川さんが自宅に来られて・・・父は、牛の品評会で、兄は、青年会で出払って、私が一人きりの時でした・・・8年ぶりに会った隣家の及川さん・・・言付けを・・・』
この言付けが・・・牧草を刈り保存するための、道具(機械など)を次から次へと・・・
まるで、落語の【金明竹】の酪農バージョン♪
やなぎさん、及川のおじさんに、お茶を出さないもんだから・・・言付けは、二回しか繰り返して貰えず♪
8年で、地元の言葉がスッカリ理解不能に!
先ず、お兄さんが帰ってきて、【金明竹】の女将さんのように、チンプヲカンプンな言付けを・・・
次に、帰宅した父親に、チンプヲカンプンな言付けを・・・
噺の途中、牧草を刈る機械のメーカー【クボタ】だけは・・・解りました♪
噺が終わり・・・今の噺の用語の説明を一言一言丁寧に説明してくださいましたが・・
説明が無いと???でした♪
随分と、面白い発想での噺になっていますね♪
や:『私の特技は・・・乳しぼり!
どんな暴れ牛でも、乳しぼりは出来ます♪
まだ、別海にいる頃、暴れ牛の長瀬先輩(兄が、学校の柔道部で、毎日毎日投げ飛ばされていた先輩から名付けた)からも搾乳出来ました♪』
こう言って、搾乳の様子を再現しながら・・・
や:『この長瀬先輩!8リットルしか搾乳出来ない♪普通平均的には・・・35リットル乳が出るんですが・・・
この特技の【牛の乳しぼり】を入門した時、落語協会に出す履歴書に書いていたんですが・・・師匠のさん喬が・・・落語協会に提出する前に一通り、確認して・・・一言・・・『消せ!』師匠は、洒落だと思ったみたいです♪』
こんな話から噺【牛ほめ】へ・・・
二席目が終わり・・・
や:『ここで、仲入り休憩なんですが・・・喋りすぎで・・・時間の関係が・・・
トイレに行きたい方は・・・どうぞ・・・
その間は・・・大した話はしないですから・・・』
ぶっ続けで・・・三席目に・・・
や:『美人薄命・・・植物の月下美人からきた言葉だそうです!
月下美人は、4〜5時間で、咲いた花が萎れる・・・そこからきた言葉だそうです。』
こんなマクラから噺【短命】に・・・
【短命】は、美人の女将さんの旦那が短命な訳で、美人薄命ってのは・・・当てはまらないんじゃない?
やなぎさんの今日の勉強会7割がマクラ?3
割が噺?
マクラの勉強会って感じでしたが・・・
一つのキーワードをマクラに入れ、次の展開した話で、先の話のキーワードを入れ込んで来る!
別々の話がキーワードによって、繋がりをみせ、全体のマクラの話自体に広がりを作る♪
そんな、実験的なマクラの練習をしていたみたいに感じました♪
目指せ名人、頑張れやなぎ♪です。
By HB
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