10月12日落語会2
初めて行った、下北沢本多劇場は、こんな感じでした♪
写真でわかるように、通路に補助椅子が出現♪
それくらい盛況な落語会でした♪
\(^o^)/
春風亭 柳好師匠 【胴切り】
マクラでは・・・
最近アルコールにすぐ酔っぱらってしまう話♪
先日は、先輩の昇太師匠を経堂で飲み屋をつれ回してしまった・・・との事。
そして、昇太師匠に暴言を・・・
!!(゜ロ゜ノ)ノ
今月18日に行われる、落語芸術協会のファン感謝祭を、柳好師匠・・・実行委員長の立場なので、宣伝をするかなぁ〜?
って思いましたが・・・一切有りませんでした♪
!!(゜ロ゜ノ)ノ
柳:『全世界的に見ても、200年もの間、戦が一度も起こらなかったのは、稀有な事です
そんな江戸時代ですが、幕末ともなると、江戸の町を浪士どもがウロウロしていました♪
そんな浪士の中には、刀を新しくした者もおり、新刀を持つと、試し切りをしてみたくなるのが、サムライでして・・・
町をボヤ〜っと歩いている男(湯屋帰りのタケさん)に、後ろからそ〜っと近づき、タケさんを真っ二つに胴切りに・・・
辻斬りにあったタケさんは、胴と足に分けられてしまう♪
身動きができなくなったタケさん、丁度そこを通りかかった知り合いの熊さんに、胴を持ってもらい、足を褌の端を引っ張って誘導して、自宅に連れて帰って貰う♪
熊さんから、自宅で女将さんのオサキさんに事情を説明して貰う♪
翌朝、タケの具合を心配して、様子を見に来た熊さん、タケさんが歌(カッポレ)を歌うと、足は、歌に合わせて踊りだす光景を見て・・・
熊さん:『一晩で、そんな芸まで身につけたのか?』って感心しきり♪
ならば・・・って、熊さんは、胴のタケさんと、足のタケさんそれぞれに、仕事を紹介する。
胴のタケさんには、湯屋番を・・・
足のタケさんには、コンニャク屋でコンニャク踏みの仕事を・・・
特に、コンニャク屋に奉公に行った足のタケさんは、コンニャク屋の主人に高評で、よそ見はしないし、無駄口をきかない、三度三度の飯も食べないってね♪』
落語だからこその、シュチュエーション?ですよね♪
胴と足に分かれてそれぞれに生き続けるなんて・・・
この噺は、噺【首提灯】の導入部分の噺として、聞いた事が有ります♪
ボリュームUPして、【胴切り】っていう、単独の噺になっているんですね♪
\(^o^)/
春風亭 昇太師匠 【親子酒】
マクラでは・・・
昇:『柳好さんでしたが・・・【胴切り】みたいな噺、まさに、落語的で、舞台袖で、リアルに笑ってしまいました♪
この噺、あと三度の公演(今日の夜、明日の夜、明後日の夜)で、覚えよっと・・・
次のオレスタイルの公演では、私が【胴切り】を・・・』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
昇:『柳好さん酒に弱くなってきていまして・・・
さっき、楽屋で、柳好さんが『この前は、スミマセンでした、覚えていないけど・・・失礼な事いったでしょ?』って・・・
失礼な事は、何も言っていませんでした♪
先日、柳好さんと飲んだ時は、『兄さん!スナックへ行きましょ♪』って言われ、スナックへ・・・
スナックって、年寄りが多いじゃないですか?
スナックの高齢なお客様、女性は、酔っていてもある程度節度があります♪
対して、男性は、話し出すと・・・長い!
終いには、『一緒に飲もう♪』なんて言い出しますから!
スナックでは、柳好さんは、『兄さん!歌を歌いましょうよ♪』って・・・
私は、年に二回くらいカラオケボックスに行くくらいで・・・
スナックみたいなお店で、他のお客の前で歌を歌うなんて・・・イヤです・・・
柳好さんに、『お前が歌いたいならば・・・歌え♪』って言うと・・・
店の係りの人に・・・
柳:『あれ入れて!あれ入れて!』って・・・
『あれ入れて!』っていう事は、柳好さんは、このスナックに何回も通っている♪って事ですよね?
そして、柳好さんが歌い出した歌が・・・
『サッチャンはね、サチ子って言うんだホントはね♪』って歌ですよ・・・』
柳好師匠の選曲のセンスが理解出来ません♪
!!(゜ロ゜ノ)ノ
昇:『この前は、慈恵医科大学で、MRI (輪切りの断面図)を撮りました♪
検査の前に、像映剤を注射されたんですが・・・
その、像映剤が血管の中を駆け巡るのが分かりました♪
検査の結果を医者から聞かされ・・・
【どこも悪い所はない!】って聞いたら・・・
嬉しくって・・・その晩は、ハメを外すほど飲んでしまいました♪
あれは・・・良くない!』
こんなマクラから噺【親子酒】に・・・
旦那が、息子と一緒に断酒を・・・
息子が外出中に、女将さんに酒をネダル♪
この旦那、かなりの酒飲み?
寿司屋に貰った大振りな湯呑みやツマミの塩辛に柚子の皮を刻んだ一手間かけたものを所望する♪
一杯目の酒が無くなると、湯呑みを口に当てて、逆さまに・・・
湯呑みの底をトントン叩く仕草も・・・
二杯目の酒を注いで貰う時に・・・
旦那:『ケツを上げなさい!
お前のケツを上げなさい!って言っているんじゃないよ!
酒を注ぐ一升ビンのケツを上げなさい!って言っているんだ!』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
一杯飲んだら、エンジン全開♪デスネ♪
湯呑み一杯に注いで貰った酒を口の方がお出迎えに行く仕草も・・・
二杯目も無くなり、次には・・・
旦那:『駆け付け三杯♪』
酔い出した旦那は、ここで、酒飲みの生態ウンチクを語り出す♪
旦那:『酒を飲むとね♪心の内の言葉が出るんです♪
内に良い言葉を持っている人は良いが・・・
内に悪い言葉を持っている人は、酒はダメ!
伜は、ダメな方で、私は、良い方ですよ♪』
酔っぱらいの見事なまでの自分勝手な主張を披露し始める♪
ここへ、酩酊した息子が帰宅♪
その酔い方も半端ないくらいに、呂律が回っていない!
オチは、お手本通りの・・・
これから、お酒が美味しくなる寒くなる季節の前に、この噺を聞くと・・・
ハメを外し過ぎる飲み方をしないように・・・
変に自制心が懸かったような心持ちにさせられた一席でした♪
By HB
写真でわかるように、通路に補助椅子が出現♪
それくらい盛況な落語会でした♪
\(^o^)/
春風亭 柳好師匠 【胴切り】
マクラでは・・・
最近アルコールにすぐ酔っぱらってしまう話♪
先日は、先輩の昇太師匠を経堂で飲み屋をつれ回してしまった・・・との事。
そして、昇太師匠に暴言を・・・
!!(゜ロ゜ノ)ノ
今月18日に行われる、落語芸術協会のファン感謝祭を、柳好師匠・・・実行委員長の立場なので、宣伝をするかなぁ〜?
って思いましたが・・・一切有りませんでした♪
!!(゜ロ゜ノ)ノ
柳:『全世界的に見ても、200年もの間、戦が一度も起こらなかったのは、稀有な事です
そんな江戸時代ですが、幕末ともなると、江戸の町を浪士どもがウロウロしていました♪
そんな浪士の中には、刀を新しくした者もおり、新刀を持つと、試し切りをしてみたくなるのが、サムライでして・・・
町をボヤ〜っと歩いている男(湯屋帰りのタケさん)に、後ろからそ〜っと近づき、タケさんを真っ二つに胴切りに・・・
辻斬りにあったタケさんは、胴と足に分けられてしまう♪
身動きができなくなったタケさん、丁度そこを通りかかった知り合いの熊さんに、胴を持ってもらい、足を褌の端を引っ張って誘導して、自宅に連れて帰って貰う♪
熊さんから、自宅で女将さんのオサキさんに事情を説明して貰う♪
翌朝、タケの具合を心配して、様子を見に来た熊さん、タケさんが歌(カッポレ)を歌うと、足は、歌に合わせて踊りだす光景を見て・・・
熊さん:『一晩で、そんな芸まで身につけたのか?』って感心しきり♪
ならば・・・って、熊さんは、胴のタケさんと、足のタケさんそれぞれに、仕事を紹介する。
胴のタケさんには、湯屋番を・・・
足のタケさんには、コンニャク屋でコンニャク踏みの仕事を・・・
特に、コンニャク屋に奉公に行った足のタケさんは、コンニャク屋の主人に高評で、よそ見はしないし、無駄口をきかない、三度三度の飯も食べないってね♪』
落語だからこその、シュチュエーション?ですよね♪
胴と足に分かれてそれぞれに生き続けるなんて・・・
この噺は、噺【首提灯】の導入部分の噺として、聞いた事が有ります♪
ボリュームUPして、【胴切り】っていう、単独の噺になっているんですね♪
\(^o^)/
春風亭 昇太師匠 【親子酒】
マクラでは・・・
昇:『柳好さんでしたが・・・【胴切り】みたいな噺、まさに、落語的で、舞台袖で、リアルに笑ってしまいました♪
この噺、あと三度の公演(今日の夜、明日の夜、明後日の夜)で、覚えよっと・・・
次のオレスタイルの公演では、私が【胴切り】を・・・』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
昇:『柳好さん酒に弱くなってきていまして・・・
さっき、楽屋で、柳好さんが『この前は、スミマセンでした、覚えていないけど・・・失礼な事いったでしょ?』って・・・
失礼な事は、何も言っていませんでした♪
先日、柳好さんと飲んだ時は、『兄さん!スナックへ行きましょ♪』って言われ、スナックへ・・・
スナックって、年寄りが多いじゃないですか?
スナックの高齢なお客様、女性は、酔っていてもある程度節度があります♪
対して、男性は、話し出すと・・・長い!
終いには、『一緒に飲もう♪』なんて言い出しますから!
スナックでは、柳好さんは、『兄さん!歌を歌いましょうよ♪』って・・・
私は、年に二回くらいカラオケボックスに行くくらいで・・・
スナックみたいなお店で、他のお客の前で歌を歌うなんて・・・イヤです・・・
柳好さんに、『お前が歌いたいならば・・・歌え♪』って言うと・・・
店の係りの人に・・・
柳:『あれ入れて!あれ入れて!』って・・・
『あれ入れて!』っていう事は、柳好さんは、このスナックに何回も通っている♪って事ですよね?
そして、柳好さんが歌い出した歌が・・・
『サッチャンはね、サチ子って言うんだホントはね♪』って歌ですよ・・・』
柳好師匠の選曲のセンスが理解出来ません♪
!!(゜ロ゜ノ)ノ
昇:『この前は、慈恵医科大学で、MRI (輪切りの断面図)を撮りました♪
検査の前に、像映剤を注射されたんですが・・・
その、像映剤が血管の中を駆け巡るのが分かりました♪
検査の結果を医者から聞かされ・・・
【どこも悪い所はない!】って聞いたら・・・
嬉しくって・・・その晩は、ハメを外すほど飲んでしまいました♪
あれは・・・良くない!』
こんなマクラから噺【親子酒】に・・・
旦那が、息子と一緒に断酒を・・・
息子が外出中に、女将さんに酒をネダル♪
この旦那、かなりの酒飲み?
寿司屋に貰った大振りな湯呑みやツマミの塩辛に柚子の皮を刻んだ一手間かけたものを所望する♪
一杯目の酒が無くなると、湯呑みを口に当てて、逆さまに・・・
湯呑みの底をトントン叩く仕草も・・・
二杯目の酒を注いで貰う時に・・・
旦那:『ケツを上げなさい!
お前のケツを上げなさい!って言っているんじゃないよ!
酒を注ぐ一升ビンのケツを上げなさい!って言っているんだ!』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
一杯飲んだら、エンジン全開♪デスネ♪
湯呑み一杯に注いで貰った酒を口の方がお出迎えに行く仕草も・・・
二杯目も無くなり、次には・・・
旦那:『駆け付け三杯♪』
酔い出した旦那は、ここで、酒飲みの生態ウンチクを語り出す♪
旦那:『酒を飲むとね♪心の内の言葉が出るんです♪
内に良い言葉を持っている人は良いが・・・
内に悪い言葉を持っている人は、酒はダメ!
伜は、ダメな方で、私は、良い方ですよ♪』
酔っぱらいの見事なまでの自分勝手な主張を披露し始める♪
ここへ、酩酊した息子が帰宅♪
その酔い方も半端ないくらいに、呂律が回っていない!
オチは、お手本通りの・・・
これから、お酒が美味しくなる寒くなる季節の前に、この噺を聞くと・・・
ハメを外し過ぎる飲み方をしないように・・・
変に自制心が懸かったような心持ちにさせられた一席でした♪
By HB
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