10月26日落語会
10月26日(月曜日)
落語に参戦しました♪
本日の落語会は・・・
第62回人形町らくだ亭
さてさて、落語会・・・
春風亭 朝太郎 【子ほめ】
隅田川 馬石師匠 【粗忽の使者】
露の 新治師匠 【中村仲蔵】
仲入り
五街道 雲助師匠 【持参金】
春風亭 一朝師匠 【死神】
春風亭 朝太郎 【子ほめ】
朝太郎さん、はじめましての噺家さんです♪
一朝師匠のお弟子さんみたいです。
芸歴?年ですが、上手な語り・・・
隅田川 馬石師匠 【粗忽の使者】
マクラでは・・・
馬:『木枯し1号が吹きまして、急に寒くなりました♪
昼間が暖かいので、半袖の人やマフラーまでしている人や・・・』
この時期は、服装のチョイスが難しいですよね♪
馬:『以前に、【ソウメン】を頂きまして、見ると・・・二年先までの賞味期限なんです♪
直ぐには、素麺を食べずに、『賞味期限が二年先までの素麺が有ったな♪』って、頭の隅に有ったんですよ・・・
この前、頭の隅に有った、その素麺を食べようとしたら・・・
賞味期限が五年過ぎていました!
最初に、ソウメンを頂いてから・・・7年ですよ・・・♪
【ソウメン】は、油断なりませんね♪』
言われてみると、当方も、今年の夏に頂いた素麺、全部食べきっていないなぁ〜♪
まだ、残っている!それが、頭の隅にも残っている♪
早く食べなきゃ♪
馬:『賞味期限を忘れるなんて・・・そそっかしいんデスネ♪
上手くつなぎましたねぇ〜♪』
そそっかしい人が出てくる噺なんだな?
それに、馬石師匠、『上手くつなぎましたねぇ〜♪』って言葉を、シテヤッタリ♪な満面の笑顔で・・・
\(^o^)/
噺【粗忽の使者】は、馬石師匠流?
馬石師匠の師匠、雲助師匠流なんですかね?
物忘れが激しい、地武太治部右衛門・・・
その人物(粗忽さ)をいくつか紹介♪
使者として、屋敷から馬に乗って出掛ける際に・・・
治:『馬を引けい!
この馬は跨がると、地面に足が付くぞ!』
家臣:『それは、犬にございます♪』
今度は、本物の馬に跨がるが・・・
治:『やはり、本物の馬は、景色が高いな♪
・・・・・・なんだ、この馬には、首が無いぞ!』
家臣:『後ろ前に、お乗りです♪
お乗り直しをお願いいたします♪』
治:『武士が、いっぺんやった事をやり直すのは・・・
こうして、鞍から腰を浮かしておるので、その間に馬を回せ!』
家臣:『・・・』
治:『ならば、馬の首を切りこちらに着けろ!』
こんなエピソードを踏まえ、地武太治部右衛門の粗忽さを印象付けしながら・・・
使者として、訪問した先での使者口上承り役の田中三太夫との会話を・・・
隣の部屋で、隠れて立ち聞きしていた、出入り大工の留っこにより、大工仲間に、こんな事話していた〜♪ってストーリーテラーの役割を担わせていました♪
このパターンは、初めてです。
\(^o^)/
この、大工の留っこの語る、田中三太夫口上承り役と治武太治部右衛門使者との会話が・・・
田:『拙者は、口上承り役の田中三太夫と申します。』
治:『拙者は、田中三太夫・・・ではない!』
暫くして・・・
治:『治武太治部右衛門でこざる』
ってやっと、自分名前を思い出す♪
田:『ご口上は・・・?』
治:『切腹を切ります!』
切腹を切ります!って!!(゜ロ゜ノ)ノ
口上を忘れたから、切腹しなければって事なんですが、言葉使いが変!
歯痛が痛いとか、頭痛が痛いみたいに、粗忽に慌て加減を加味して強調♪
久しぶりにに聞いた噺【粗忽の使者】をチョット演じ方の違う手法により楽しませて貰いました♪
露の 新治師匠 【中村仲蔵】
初めましての噺と噺家さんです。
【淀五郎】の噺は、何度か体験していましたけど・・・
【中村仲蔵】は、初めて聞きました♪
それも、色々な落語に詳しい方々のblogで、高評価な噺家露の新治師匠の噺なので、本日の落語会参戦の目玉の一つとして、楽しみにしておりました♪
初めて聞く噺なので、噺の筋に迷子にならないように、いつものメモ書きは、封印して、噺家さんの噺に集中♪
芝居(歌舞伎)の知識が乏しい当方にも!分かりやすい説明を加え語られ・・・
?が出てくる箇所は、有りませんでした♪
所々、噺に合間に笑いをちりばめた噺の構成だし、関西弁も抵抗なくすんなり聞けました♪
次回、機会があれば・・・ではなく
自ら、是非機会を作って再び聞いてみたい噺家さんですね♪
仲入り
五街道 雲助師匠 【持参金】
ご挨拶の後・・・
雲:『金と女は敵なり!
敵に巡り会いたいもんてすなぁ〜♪』
こんなマクラから噺【持参金】に・・・
以前に、10両を借り受けた男の所へ、貸し主の番頭が、『四五日うちに10両を返済してくれ♪』って頼みに来る。
承知して、返済してくれれば、何でもいう事をきいてやる!って言われ、男の返答は!『この返済待ってくれ♪』
返済の目処も立たない所へ、伊勢屋のご隠居が訪ねてくる。
隠居:『お前さんに、似合いの娘を紹介するよ♪嫁にどうか?』
男:『その女の年は?』
隠:『20〜24・25〜28・・・いくつだったかな?』
男:『そうやって誤魔化す所は・・・大抵が後半だね?じゃ〜顔は・・・?』
隠:『チャンと付いているよ♪』
あまり、乗り気の無い男だったが、輿入れの際に、持参金10両の持参金が着いてくると聞くと・・・
男:『頂きます♪直ぐにでも嫁にきて下さい!』
これで、10両の返済に充てられる♪って喜んでいると、先程の貸し主の番頭が『四五日後ではなく、直ぐに返済してくれ♪急に入り用になった!』って・・・
男:『翌朝には・・・』
翌朝10両を受け取りに来た番頭と男が話を・・・
昨晩、貰った嫁(おなべさん)には、持参金10両が付いてくる♪→その10両を番頭さんに返す♪→番頭は、返済して貰った10両を伊勢屋のご隠居に渡す(以前、組合の寄り合い後の飲み会で、酔っぱらい、帰宅した時、当時、店に勤めていた、おなべさんに酔いの介抱をしてもらい、ついつい、おなべさんの甲斐甲斐しい介抱に・・・一度の過ちを・・・おなべさんに手をつけてしまう→その一度の過ちでおなべさんは、身籠ってしまう→伊勢屋のご隠居に相談すると→10両の持参金を付けてやれば、世の中10両目当てに身重のおなべさんでも、嫁に貰ってくれる男が居るはず→伊勢屋のご隠居の私が嫁ぎ先を探してあげる♪)
ここで、10両の持参金を巡るトライアングルが鮮明に・・・
雲助師匠の噺は、15分くらいでこの滑稽噺を・・・
後で気づきましたが、トリの一朝師匠が【死神】をネタ出しされていて、仲入り前の新治師匠の【中村仲蔵】も結構な大ネタです。
その合間の雲助師匠・・・
軽い噺で、シッカリと襷を繋いだ形なんですね♪
\(^o^)/
寄席の実力者の片鱗を垣間見た思いです♪
春風亭 一朝師匠 【死神】
ご挨拶の最後に・・・
一:『一朝だけに、いっちょうけんめい頑張ります♪』
マクラでは・・・
一:『商売の話で・・・
【何時何時に、両国の回向院にて、貧乏神をご開帳いたします♪】って、チラシを作り方々へ配りました♪
けど・・・お客様がいっこうに集まらない!
そこで、再びチラシを作り直して、また、方々へ配りました!
そのチラシには、【なお、ご来場無き場合は、こちらから、伺います】って文句を追加したチラシでした
すると・・・
今度は、押すな押すなの大盛況になりました♪』
\(^o^)/
貧乏神に我が家を訪ねられたら、イヤですものね♪
先日、湘南藤沢の長後寄席にて、一朝師匠の噺を聞く予定が、予定変更になり、江の島の花火大会見学になってしまい、一朝師匠の噺を聞きそびれている当方。
本日の落語会のチケットは、かなり以前(前回のらくだ亭開催時に)事前に購入。
先日聞きそびれた分まで。
いっちょうけんめい聞かせて頂きます♪
一朝師匠って、ジャイアンツファン?
死神を病人の足元から消す例の呪文・・・
『アジャマカモクレン ジャイアンツ テケレッツノパァ!』ですもの♪
一朝師匠流のくすぐりを噺のアチコチに散りばめた噺を楽しく聞かせて頂きました♪
By HB
落語に参戦しました♪
本日の落語会は・・・
第62回人形町らくだ亭
さてさて、落語会・・・
春風亭 朝太郎 【子ほめ】
隅田川 馬石師匠 【粗忽の使者】
露の 新治師匠 【中村仲蔵】
仲入り
五街道 雲助師匠 【持参金】
春風亭 一朝師匠 【死神】
春風亭 朝太郎 【子ほめ】
朝太郎さん、はじめましての噺家さんです♪
一朝師匠のお弟子さんみたいです。
芸歴?年ですが、上手な語り・・・
隅田川 馬石師匠 【粗忽の使者】
マクラでは・・・
馬:『木枯し1号が吹きまして、急に寒くなりました♪
昼間が暖かいので、半袖の人やマフラーまでしている人や・・・』
この時期は、服装のチョイスが難しいですよね♪
馬:『以前に、【ソウメン】を頂きまして、見ると・・・二年先までの賞味期限なんです♪
直ぐには、素麺を食べずに、『賞味期限が二年先までの素麺が有ったな♪』って、頭の隅に有ったんですよ・・・
この前、頭の隅に有った、その素麺を食べようとしたら・・・
賞味期限が五年過ぎていました!
最初に、ソウメンを頂いてから・・・7年ですよ・・・♪
【ソウメン】は、油断なりませんね♪』
言われてみると、当方も、今年の夏に頂いた素麺、全部食べきっていないなぁ〜♪
まだ、残っている!それが、頭の隅にも残っている♪
早く食べなきゃ♪
馬:『賞味期限を忘れるなんて・・・そそっかしいんデスネ♪
上手くつなぎましたねぇ〜♪』
そそっかしい人が出てくる噺なんだな?
それに、馬石師匠、『上手くつなぎましたねぇ〜♪』って言葉を、シテヤッタリ♪な満面の笑顔で・・・
\(^o^)/
噺【粗忽の使者】は、馬石師匠流?
馬石師匠の師匠、雲助師匠流なんですかね?
物忘れが激しい、地武太治部右衛門・・・
その人物(粗忽さ)をいくつか紹介♪
使者として、屋敷から馬に乗って出掛ける際に・・・
治:『馬を引けい!
この馬は跨がると、地面に足が付くぞ!』
家臣:『それは、犬にございます♪』
今度は、本物の馬に跨がるが・・・
治:『やはり、本物の馬は、景色が高いな♪
・・・・・・なんだ、この馬には、首が無いぞ!』
家臣:『後ろ前に、お乗りです♪
お乗り直しをお願いいたします♪』
治:『武士が、いっぺんやった事をやり直すのは・・・
こうして、鞍から腰を浮かしておるので、その間に馬を回せ!』
家臣:『・・・』
治:『ならば、馬の首を切りこちらに着けろ!』
こんなエピソードを踏まえ、地武太治部右衛門の粗忽さを印象付けしながら・・・
使者として、訪問した先での使者口上承り役の田中三太夫との会話を・・・
隣の部屋で、隠れて立ち聞きしていた、出入り大工の留っこにより、大工仲間に、こんな事話していた〜♪ってストーリーテラーの役割を担わせていました♪
このパターンは、初めてです。
\(^o^)/
この、大工の留っこの語る、田中三太夫口上承り役と治武太治部右衛門使者との会話が・・・
田:『拙者は、口上承り役の田中三太夫と申します。』
治:『拙者は、田中三太夫・・・ではない!』
暫くして・・・
治:『治武太治部右衛門でこざる』
ってやっと、自分名前を思い出す♪
田:『ご口上は・・・?』
治:『切腹を切ります!』
切腹を切ります!って!!(゜ロ゜ノ)ノ
口上を忘れたから、切腹しなければって事なんですが、言葉使いが変!
歯痛が痛いとか、頭痛が痛いみたいに、粗忽に慌て加減を加味して強調♪
久しぶりにに聞いた噺【粗忽の使者】をチョット演じ方の違う手法により楽しませて貰いました♪
露の 新治師匠 【中村仲蔵】
初めましての噺と噺家さんです。
【淀五郎】の噺は、何度か体験していましたけど・・・
【中村仲蔵】は、初めて聞きました♪
それも、色々な落語に詳しい方々のblogで、高評価な噺家露の新治師匠の噺なので、本日の落語会参戦の目玉の一つとして、楽しみにしておりました♪
初めて聞く噺なので、噺の筋に迷子にならないように、いつものメモ書きは、封印して、噺家さんの噺に集中♪
芝居(歌舞伎)の知識が乏しい当方にも!分かりやすい説明を加え語られ・・・
?が出てくる箇所は、有りませんでした♪
所々、噺に合間に笑いをちりばめた噺の構成だし、関西弁も抵抗なくすんなり聞けました♪
次回、機会があれば・・・ではなく
自ら、是非機会を作って再び聞いてみたい噺家さんですね♪
仲入り
五街道 雲助師匠 【持参金】
ご挨拶の後・・・
雲:『金と女は敵なり!
敵に巡り会いたいもんてすなぁ〜♪』
こんなマクラから噺【持参金】に・・・
以前に、10両を借り受けた男の所へ、貸し主の番頭が、『四五日うちに10両を返済してくれ♪』って頼みに来る。
承知して、返済してくれれば、何でもいう事をきいてやる!って言われ、男の返答は!『この返済待ってくれ♪』
返済の目処も立たない所へ、伊勢屋のご隠居が訪ねてくる。
隠居:『お前さんに、似合いの娘を紹介するよ♪嫁にどうか?』
男:『その女の年は?』
隠:『20〜24・25〜28・・・いくつだったかな?』
男:『そうやって誤魔化す所は・・・大抵が後半だね?じゃ〜顔は・・・?』
隠:『チャンと付いているよ♪』
あまり、乗り気の無い男だったが、輿入れの際に、持参金10両の持参金が着いてくると聞くと・・・
男:『頂きます♪直ぐにでも嫁にきて下さい!』
これで、10両の返済に充てられる♪って喜んでいると、先程の貸し主の番頭が『四五日後ではなく、直ぐに返済してくれ♪急に入り用になった!』って・・・
男:『翌朝には・・・』
翌朝10両を受け取りに来た番頭と男が話を・・・
昨晩、貰った嫁(おなべさん)には、持参金10両が付いてくる♪→その10両を番頭さんに返す♪→番頭は、返済して貰った10両を伊勢屋のご隠居に渡す(以前、組合の寄り合い後の飲み会で、酔っぱらい、帰宅した時、当時、店に勤めていた、おなべさんに酔いの介抱をしてもらい、ついつい、おなべさんの甲斐甲斐しい介抱に・・・一度の過ちを・・・おなべさんに手をつけてしまう→その一度の過ちでおなべさんは、身籠ってしまう→伊勢屋のご隠居に相談すると→10両の持参金を付けてやれば、世の中10両目当てに身重のおなべさんでも、嫁に貰ってくれる男が居るはず→伊勢屋のご隠居の私が嫁ぎ先を探してあげる♪)
ここで、10両の持参金を巡るトライアングルが鮮明に・・・
雲助師匠の噺は、15分くらいでこの滑稽噺を・・・
後で気づきましたが、トリの一朝師匠が【死神】をネタ出しされていて、仲入り前の新治師匠の【中村仲蔵】も結構な大ネタです。
その合間の雲助師匠・・・
軽い噺で、シッカリと襷を繋いだ形なんですね♪
\(^o^)/
寄席の実力者の片鱗を垣間見た思いです♪
春風亭 一朝師匠 【死神】
ご挨拶の最後に・・・
一:『一朝だけに、いっちょうけんめい頑張ります♪』
マクラでは・・・
一:『商売の話で・・・
【何時何時に、両国の回向院にて、貧乏神をご開帳いたします♪】って、チラシを作り方々へ配りました♪
けど・・・お客様がいっこうに集まらない!
そこで、再びチラシを作り直して、また、方々へ配りました!
そのチラシには、【なお、ご来場無き場合は、こちらから、伺います】って文句を追加したチラシでした
すると・・・
今度は、押すな押すなの大盛況になりました♪』
\(^o^)/
貧乏神に我が家を訪ねられたら、イヤですものね♪
先日、湘南藤沢の長後寄席にて、一朝師匠の噺を聞く予定が、予定変更になり、江の島の花火大会見学になってしまい、一朝師匠の噺を聞きそびれている当方。
本日の落語会のチケットは、かなり以前(前回のらくだ亭開催時に)事前に購入。
先日聞きそびれた分まで。
いっちょうけんめい聞かせて頂きます♪
一朝師匠って、ジャイアンツファン?
死神を病人の足元から消す例の呪文・・・
『アジャマカモクレン ジャイアンツ テケレッツノパァ!』ですもの♪
一朝師匠流のくすぐりを噺のアチコチに散りばめた噺を楽しく聞かせて頂きました♪
By HB
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