3月11日落語会2
三:『あの日(東日本大震災)は、寄席での出番が有りまして、上野でお昼を・・・二時頃にでした・・・
噺家の昼食って・・・チョット遅めなんですよ♪
昼食の食事中、私の側に、イタリア人のグループがおりまして・・・
地震の揺れに、ただぎゃーぎゃーと叫ぶだけで・・・
揺れがおさまったら、イタリア人のグループは、店から直ぐに帰りました。
私は・・・
店(食べ放題)に入り、食べ始めたばかりだったので・・・
店員さんに『まだ、居ていいの?』
店員さんは、『良いんじゃないですか♪』
そんなもんで、その店で、食事を続けましたが・・・
食事をしながら、普段から携帯しているパソコンを開いて、ネットに接続すると・・・
時間が徐々にたつにつれて、地震の被害の映像などが流れはじめました・・・
私がパソコンの地震の被害などを見ながら食事していると・・・
私の後ろに、お店の店員さん達がみんな立ち、一緒にパソコンでの地震の被害の映像を見る、不思議な光景に・・・
あの日は東京の交通機関が全てダメになり・・・
皆様も大変でしたでしょ〜?
私も、四時間かけて、上野〜住んでいる町、下神明まで、歩きました!』
\(>_<)/
あの日は、確かに、帰宅が大変でしたものね!
半蔵門の会社から、徒歩で品川区の自宅まで、歩きましたからね。
三:『来週くらいから、寒いのとは、オサラバになるそうで・・・
天気予報でそう言っていました♪
日本は、四季があるから良いですね♪
南の国では、高い気温が平均的に続く国なんかも有ります。
寒い冬が終わり、暖かい四月に・・・
桜が楽しみですよねぇ〜♪
さくら・・・って言えば・・・ソメイヨシノです♪
ソメイヨシノって・・・東京の染井村で作られた、人工的に改良された品種だとご存じでした?
だから・・・自然界の物ではないんです!
謂わば・・・クローンってやつでして・・・
だから、環境が、一定の温かさになると、その地のソメイヨシノは、一斉に咲き始めるんですよ♪
ソメイヨシノは、花が咲いて、花が散りまして、サクランボみたいな種子は出来ますが、その種を植えても、ソメイヨシノの新たな芽は出てきません
ソメイヨシノは他の植物と違い独特な行程を辿ります♪
花の蕾が出来→花が咲き始める→花が散り→葉が出始める♪
日本人は、さくらを『花』と言いますよね♪
『春のウララの隅田川〜♪』この滝廉太郎の歌のタイトル・・・『花』でしょ?
春に、皆さん『花見に行こうよ♪』って花見に行かれますが、この花見の『花』もさくらの事を示しますから・・・♪
【銭湯で、上野のサクラのうわさかな♪】』
こんな句を披露して噺【長屋の花見】に三之助師匠入っていきました♪
貧乏長屋・戸無し長屋の住人が、大家さんからの呼び出しを家賃の催促と勘違いするところから♪
焚き付けに、長屋の戸〜天井〜屋根を・・・終いには、月見の出来る長屋に♪
大家さんからの呼び出しは、長屋の皆で花見に行こうよっていう提案♪
ビンボー長屋らしく、一升瓶三本に番茶を入れ、カマボコに見立てた大根の漬物、たまごやきに見立てた、タクアンを持ち、モウセンと称するムシロを担ぎ、長屋の皆で花見をしに上野へ・・・
長屋の住人は、嫌々ながらも、花見に参加し、花見をしているうちに、(ヤケッパチ)になりながらも、花見をなんとか楽しもうとする姿勢・・・
ビンボーでも、心持ちひとつで、自分の置かれている状況を、それなりに楽しむ術を各自心得ている♪
こういう、見方考え方を、自分に生かせればなぁ〜♪っていつもこの噺を聞く度に思います♪
By HB
噺家の昼食って・・・チョット遅めなんですよ♪
昼食の食事中、私の側に、イタリア人のグループがおりまして・・・
地震の揺れに、ただぎゃーぎゃーと叫ぶだけで・・・
揺れがおさまったら、イタリア人のグループは、店から直ぐに帰りました。
私は・・・
店(食べ放題)に入り、食べ始めたばかりだったので・・・
店員さんに『まだ、居ていいの?』
店員さんは、『良いんじゃないですか♪』
そんなもんで、その店で、食事を続けましたが・・・
食事をしながら、普段から携帯しているパソコンを開いて、ネットに接続すると・・・
時間が徐々にたつにつれて、地震の被害の映像などが流れはじめました・・・
私がパソコンの地震の被害などを見ながら食事していると・・・
私の後ろに、お店の店員さん達がみんな立ち、一緒にパソコンでの地震の被害の映像を見る、不思議な光景に・・・
あの日は東京の交通機関が全てダメになり・・・
皆様も大変でしたでしょ〜?
私も、四時間かけて、上野〜住んでいる町、下神明まで、歩きました!』
\(>_<)/
あの日は、確かに、帰宅が大変でしたものね!
半蔵門の会社から、徒歩で品川区の自宅まで、歩きましたからね。
三:『来週くらいから、寒いのとは、オサラバになるそうで・・・
天気予報でそう言っていました♪
日本は、四季があるから良いですね♪
南の国では、高い気温が平均的に続く国なんかも有ります。
寒い冬が終わり、暖かい四月に・・・
桜が楽しみですよねぇ〜♪
さくら・・・って言えば・・・ソメイヨシノです♪
ソメイヨシノって・・・東京の染井村で作られた、人工的に改良された品種だとご存じでした?
だから・・・自然界の物ではないんです!
謂わば・・・クローンってやつでして・・・
だから、環境が、一定の温かさになると、その地のソメイヨシノは、一斉に咲き始めるんですよ♪
ソメイヨシノは、花が咲いて、花が散りまして、サクランボみたいな種子は出来ますが、その種を植えても、ソメイヨシノの新たな芽は出てきません
ソメイヨシノは他の植物と違い独特な行程を辿ります♪
花の蕾が出来→花が咲き始める→花が散り→葉が出始める♪
日本人は、さくらを『花』と言いますよね♪
『春のウララの隅田川〜♪』この滝廉太郎の歌のタイトル・・・『花』でしょ?
春に、皆さん『花見に行こうよ♪』って花見に行かれますが、この花見の『花』もさくらの事を示しますから・・・♪
【銭湯で、上野のサクラのうわさかな♪】』
こんな句を披露して噺【長屋の花見】に三之助師匠入っていきました♪
貧乏長屋・戸無し長屋の住人が、大家さんからの呼び出しを家賃の催促と勘違いするところから♪
焚き付けに、長屋の戸〜天井〜屋根を・・・終いには、月見の出来る長屋に♪
大家さんからの呼び出しは、長屋の皆で花見に行こうよっていう提案♪
ビンボー長屋らしく、一升瓶三本に番茶を入れ、カマボコに見立てた大根の漬物、たまごやきに見立てた、タクアンを持ち、モウセンと称するムシロを担ぎ、長屋の皆で花見をしに上野へ・・・
長屋の住人は、嫌々ながらも、花見に参加し、花見をしているうちに、(ヤケッパチ)になりながらも、花見をなんとか楽しもうとする姿勢・・・
ビンボーでも、心持ちひとつで、自分の置かれている状況を、それなりに楽しむ術を各自心得ている♪
こういう、見方考え方を、自分に生かせればなぁ〜♪っていつもこの噺を聞く度に思います♪
By HB
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