8月21日落語会3
柳家 小三治師匠 【長短】
いつもの楽しみにしているマクラでは･･・
小：『お運び様で、ありがとうございます♪
＼(^o^)／
･･・とは、言っても･･・
どうなるか･･・わかりません♪
時ならぬ、風が吹き･･・♪
時ならぬ、雨が降り･･・♪
＼(>_<)／
ここのところの、オリンピックで･･・眠い！
(ブラジルと日本との)時差が12時間･･・
眠くって･･・しょうがない♪
＼(>_<)／
(しかし、生中継の競技が)始まってみると･･・ちゃ～んとしているんです♪(眠くない？)
(オリンピック開催前)まだ、会場(競技場)が出来上がっていないとか･･・
たしか、中国(北京オリンピック)の時も、そうだった･･・
(開催まで)あと三日なのに･･・
こんなになっていて･･・
こんなになっていて･･・って高座の上で、両手で振り付きアクション♪
＼(^o^)／
『どうなるのかなぁ～？』って思っていましたが･･・
あと三日でも･･・出来るもんなんですねぇ～♪＼(^o^)／
それにしても、今回のオリンピック･･・
こんなにも、日本人が活躍しなければ･･・
いっぱい、見なかったんですが･･・
(TV 放送局)見せる方も、何だかんだって･･・上手く言って･･・(視聴者をガッチリGET ！ )
＼(^o^)／
柔道ですが･･・
『(ここの)高座の上で(照明のせい？)暑くって･･・！頭が重度(ジュウド～)ですよ♪』
＼(^o^)／
バドミントン･･・
世界中で、羽根つき大会･･・？
女の子が二人で、出てきて･･・♪
(ここて、小三治師匠･･・バドミントンのサーブのマネを高座の上で･･・)
『ふざけんな！』
＼(>_<)／
卓球は･･・
【愛ちゃん】･･・
(愛ちゃんが幼い時分)TV に出てきた時から、泣いていました･･・
この前も、泣いていたでしょ？
この･･・泣いてばかり･･・っていうのも･･・【芸】になっています♪
＼(^o^)／
卓球のドイツ代表の選手･･・どう見ても･･・中国人でしょ？
＼(>_<)／
(四年後の)日本でのオリンピック･･・私は･･・反対！ですが･･・リオのオリンピックを見ていたら･･・
東京オリンピックが楽しみになってきました♪＼(^o^)／
東京オリンピック･･・(開催にあたり)予算が、とても大きかったが･･・(再検討を経て)予算が小さくなった♪
(予算の変化)間で抜いているのは･･・？
＼(>_<)／
結論から申し上げますと･･・日本人が活躍すると･･・
オリンピックは、面白い♪』
＼(^o^)／
スポーツ(観戦)が大好きな小三治師匠･･・
夜な夜な、TV の前で、オリンピックでの、日本人選手を、無邪気に一喜一憂しながら、真剣に応援、観戦している姿が･･・想像出来るような♪
なんともまぁ～♪可愛いらしい～♪
＼(^o^)／
小：『新しい都知事が決まりました♪
前の都知事･･・あんな奴とは、思いませんでした！
情けねぇ～
噺家よりみっともない！
あの、お金を悪用して、(TV での会見でビィビィ)泣いたあの県議員くらいから･･・
おかしくなったのは･･・？』
＼(>_<)／
あのビィビィ泣いた会見を上手くモノマネする小三治師匠･･・♪
観察力･･・？あるんですね♪
＼(^o^)／
噺家さんのモノマネって･･・特長を良く捉えていて、みなさん上手ですよね♪
話は、再び、リオオリンピックに戻り･･・
小：『(レスリングの)吉田･･・
何年もの間、チャンピオンに(君臨して)･･・ただ事ではない･･・
(レスリングの)決勝戦のアメリカの選手･･・
強かったですねぇ～♪
悔しいけど･･・潔いくらいに負けました！
＼(^o^)／
(男子の)400メートルリレー
あれで･･・救われたねぇ～♪
よったり(4人)が速かった！
よったりがよったりとも、9秒台の記録が無いのに･･・
あれは･･・どうしてなんですかねぇ～？
＼(^o^)／』
オリンピックと都知事の話を一段落させ･･・
小：『【10人いれば、気も10色♪】
『あの人は･･・変わっているねぇ～♪』なんて、言いますが･･・
この年になって･･・分かりました♪
＼(^o^)／
変わってなんて、いないんです♪
人･･・それぞれ、み～んな違っているんです♪
そして、皆･･・仲良くしているんです♪
＼(^o^)／
頼みますよ♪次のオリンピックに向けて･･・♪』
こんなマクラから･･・噺【長短】に･･・
小三治師匠から、【長短】を聞くのは、初めまして･･・です♪
何人かの噺家さんから、噺【長短】を聞いた事がありますが･･・
小三治師匠の『長さん』が･･・
実に良い♪一番悠長ですね･･・＼(^o^)／
『今朝雨が降ったろ♪』って言えば済む事を･･・
長：『オレ～ゆんべ～夜中に起きて～驚いた～
＼(>_<)／しょんべんをして～手を洗おうとして～雨戸を明けると～驚いた～』
短：『ドロボウか？』
長：『～空を見ると～明るく～光ってる～･･・
この～空模様だと～明日は～雨～かなぁ～？って～今朝～雨が～降ったろ～？』
＼(^o^)／
いや～すんごい、計算しつくされた【間】の取り方･･・
次の餅菓子のシーンでは･･・
短：『餅菓子？食うか？』
長：『～頂くよ♪～』
短：『(ど～ぞ)』
長：『食べ物くらい～ゆっくり～落ち着いて～食べたい～よ～♪』
短：『どうだい？旨いだろ？』
長：『まだ～食べていないよ～♪』
短：『(こんな餅菓子、ポンって)食べて♪『旨いね♪』ってなるだろう！』
長：『短七さんは～私の～やる事～まどろっこしくって～見て～いらんないだぁ～ねぇ～』
＼(^o^)／
柳噺の代表的？な噺【長短】ですが･･・小三治師匠から初めてですが･･・噺【長短】見られで、聞けて、良かったです♪
＼(^o^)／
仲入り
柳家 小三治師匠 【死神】
【二上がりかっこ】の出囃子で、再登場♪
羽織を纏っておられません♪
？？？
小：『今まで、どこを、のたくって、歩いてたの？どこをほっつき歩いてたの？＼(>_<)／』
男：『オレは･･・犬じゃないよ～♪＼(^o^)／』
女：『お金は出来たの？＼(>_<)／』
男：『おっかぁ～の前だけど･･・世の中･･・銭がねぇ～んだな♪＼(^o^)／』
マクラ無しで･･・いきなり噺に･･・
この噺の冒頭の出だしの会話は･･・？
女：『(お金が出来ない！)豆腐の角に頭をぶつけて死んじまえ！＼(>_<)／』
男：『豆腐の角に頭をぶつけて･･・(人が)死ねるかい･･・？＼(^o^)／』
女：『お前なら死ねる！＼(>_<)／お前なんか･･・出ていけ！＼(>_<)／』
あまりの剣幕に･･・お金の工面が出来なかった男は･･・(家の)外に･･・
男：『しかし･･・あの女(女房)･･・強いねぇ～♪』
男は、外を歩きながら･･・お金が工面出来ない事と、女房の『死んでしまえ！』の当て付けに、本当に死んでしまう事を考え出す♪
そこへ、現れるみすぼらしい老人･･・
老：『(お前に)仕事を世話してやろうか？』
男：『何なんだお前は･･・？』
老：『死神だよ～♪』
男：『死神の下請けの仕事なんか･･・
＼(>_<)／』
この噺･･・【死神】？
小三治師匠の【死神】も、【長短】と同じで、初めましてな噺です♪
死神の話によれば･･・紹介する仕事は･･・医者で･･・
その仕事も、医者の医術を駆使する仕事ではなく、患者の状況によっての呪文を唱えるだけの仕事♪
死：『これから、呪文を教えるから･･・耳をよ～くかっぽじって、聞きな♪＼(^o^)／
【アバラカベッソン！サトサノサ～♪】って呪文を唱えて、手をパンパンって･･・二回叩く♪んだぁ～♪＼(^o^)／』
小三治師匠の死神の呪文･･・初めましての呪文です♪
それに、噺が進行していっても、【アバラカベッソン！サトサノサ！】の呪文を多用して笑いを取る噺家さんと違い、小三治師匠の呪文【アバラカベッソン！サトサノサ！】は、死神が一回、男が覚えた呪文を繰り返しに唱えた一回のみで、多用しませんでした♪
＼(^o^)／
もしかすると･･・小三治師匠、噺で、どの呪文(何種類かあると仮定)を唱えたのか？忘れてしまったのか？？？
男が、覚えた呪文を口にすると･･・
今まで、目の前にいた死神がスッと消えてしまう♪
これにより、呪文の効力を男は、確証し･･・
自宅に帰り、自宅に有った小田原カマボコの板に【医者】の文字を･･・看板として、自宅の玄関先に･･・♪
初めての往診の依頼時には、自分の職業(医者)の自覚なし･･・♪＼(^o^)／
そのやり取りでは･･・
店：『私は、日本橋越前屋次郎兵衛の店の者で･･・手前どもの主次路兵衛が、長の患いをしております。なんとか、全快を･･・と、江戸で名医とされる方々に診ていただきましたが･･・良くなりません、そこで、よく当たるって評判の易者に見て貰いましたら･･・
易者：『ここから、辰巳の方角へ行って、初めての、医者の看板を掲げた医者に診て貰いなさい』って言われまして･･・
(看板は、小田原カマボコの板に書かれた【医者】)ちょっと、小ぶりな看板でしたが･･・♪』
直ぐに往診に伺う男･･・
患者が寝ている病室に入ると･･・
病人の足元に死神がいる
男：『しめた♪＼(^o^)／』
店：『何か仰いました？』
男：『私が先に、部屋に入ったので･･・
『後閉めた？』って聞いただけで･･・♪
江戸で名医とされる医者に診て貰ったって･･・？』
店：『ワッカナイシュウテン(稚内終点)先生には･･・『もう、先がない』って･･・
アマイヨウカン(甘い羊羮)先生には･･・『安静に･･・』と･･・』
男：『(そんな名医に診て貰ったの･･・)
私は、医者もやっているが･･・マジナイもやっていて･･・
今日は、マジナイで、せめたいなぁ～♪って･･・』
ここで、呪文の【アバラカベッソン♪サトサノサ～♪】が出てくると思いきや･･・
出てこずとも･･・噺の流れがおかしくなる事もなく･･・噺は進みます♪
＼(^o^)／
快癒した、次郎兵衛の薬について･･・
小三治師匠、大根の葉て、ホコリをトントントンって混ぜた物を･･・と♪
薬の煎じ方を聞かれ･･・
思い付きの煎じ方を･･・
店：『どういう事ですか？』
って問いつめられるが･･・
男：『いいから～♪いいから～♪』
って･･・男の医者としてのいい加減さを上手く表現しています♪
＼(^o^)／
どんな病人でも治せるって･･・評判になり･･・
男の医者稼業は、成功し、軌道に載る♪
小金を溜め込むと･･・いい加減な性格な男の事･･・
女将さんじゃない女連れだって上方見物に遊びに･･・♪
いくら、小金を溜め込んだっていいながらも･･・
上方見物で、遊んで暮らしていれば、小金も底をつく･･・
金の切れ目が縁の切れ目？
一緒に上方見物に行った女に逃げられ･･・
一人江戸に経ち戻る男･･・
医者稼業を再開するが･･・
呪文で、快癒させられる、病人の寝ている床の足元には、死神がまるっきり居ないで･･・
呪文でも、治す事の出来ない、寿命の患者･･・
枕元に居座る死神の患者ばかり、往診の依頼を受ける♪
金が欲しい･･・
病気が直って欲しい･･・
医者・患者双方利害が一致することで･･・
掟破りな方法で、呪文を駆使く･･・
枕元の死神を見て･･・
男：『あの型は･･・どうにもならない♪』
患：『そこを、先生のお知恵で･･・』
この『お知恵で･･・』が･･・掟破りな呪文の駆使に！
一晩死神の様子をじ～っと観察しつつ、期を窺う･･・
一晩中･･・その時を狙うため、神経を集中して、夜明かしを･･・
ここで、鼻風邪をひくって･･・複線を･･・
ここから一気にオチへと･･・
小三治師匠の【死神】･･・
スンゴク作り込まれている噺になっています♪
もう一度、もう二度、もう三度って聞いて、見て･･・
他の細部の作り込みを体感してみたいです♪
＼(^o^)／
落語会終了後･･・会場から徒歩で･･・
立川駅の北側の銭湯【梅の湯】へ･･・
フロント前の休憩所が･･・マンガ図書館みたいになっているのに･･・
＼(^o^)／ビックリしましたが･･・
落語会で緊張した身体を解して帰宅しました♪
By HB
いつもの楽しみにしているマクラでは･･・
小：『お運び様で、ありがとうございます♪
＼(^o^)／
･･・とは、言っても･･・
どうなるか･･・わかりません♪
時ならぬ、風が吹き･･・♪
時ならぬ、雨が降り･･・♪
＼(>_<)／
ここのところの、オリンピックで･･・眠い！
(ブラジルと日本との)時差が12時間･･・
眠くって･･・しょうがない♪
＼(>_<)／
(しかし、生中継の競技が)始まってみると･･・ちゃ～んとしているんです♪(眠くない？)
(オリンピック開催前)まだ、会場(競技場)が出来上がっていないとか･･・
たしか、中国(北京オリンピック)の時も、そうだった･･・
(開催まで)あと三日なのに･･・
こんなになっていて･･・
こんなになっていて･･・って高座の上で、両手で振り付きアクション♪
＼(^o^)／
『どうなるのかなぁ～？』って思っていましたが･･・
あと三日でも･･・出来るもんなんですねぇ～♪＼(^o^)／
それにしても、今回のオリンピック･･・
こんなにも、日本人が活躍しなければ･･・
いっぱい、見なかったんですが･･・
(TV 放送局)見せる方も、何だかんだって･･・上手く言って･･・(視聴者をガッチリGET ！ )
＼(^o^)／
柔道ですが･･・
『(ここの)高座の上で(照明のせい？)暑くって･･・！頭が重度(ジュウド～)ですよ♪』
＼(^o^)／
バドミントン･･・
世界中で、羽根つき大会･･・？
女の子が二人で、出てきて･･・♪
(ここて、小三治師匠･･・バドミントンのサーブのマネを高座の上で･･・)
『ふざけんな！』
＼(>_<)／
卓球は･･・
【愛ちゃん】･･・
(愛ちゃんが幼い時分)TV に出てきた時から、泣いていました･･・
この前も、泣いていたでしょ？
この･･・泣いてばかり･･・っていうのも･･・【芸】になっています♪
＼(^o^)／
卓球のドイツ代表の選手･･・どう見ても･･・中国人でしょ？
＼(>_<)／
(四年後の)日本でのオリンピック･･・私は･･・反対！ですが･･・リオのオリンピックを見ていたら･･・
東京オリンピックが楽しみになってきました♪＼(^o^)／
東京オリンピック･･・(開催にあたり)予算が、とても大きかったが･･・(再検討を経て)予算が小さくなった♪
(予算の変化)間で抜いているのは･･・？
＼(>_<)／
結論から申し上げますと･･・日本人が活躍すると･･・
オリンピックは、面白い♪』
＼(^o^)／
スポーツ(観戦)が大好きな小三治師匠･･・
夜な夜な、TV の前で、オリンピックでの、日本人選手を、無邪気に一喜一憂しながら、真剣に応援、観戦している姿が･･・想像出来るような♪
なんともまぁ～♪可愛いらしい～♪
＼(^o^)／
小：『新しい都知事が決まりました♪
前の都知事･･・あんな奴とは、思いませんでした！
情けねぇ～
噺家よりみっともない！
あの、お金を悪用して、(TV での会見でビィビィ)泣いたあの県議員くらいから･･・
おかしくなったのは･･・？』
＼(>_<)／
あのビィビィ泣いた会見を上手くモノマネする小三治師匠･･・♪
観察力･･・？あるんですね♪
＼(^o^)／
噺家さんのモノマネって･･・特長を良く捉えていて、みなさん上手ですよね♪
話は、再び、リオオリンピックに戻り･･・
小：『(レスリングの)吉田･･・
何年もの間、チャンピオンに(君臨して)･･・ただ事ではない･･・
(レスリングの)決勝戦のアメリカの選手･･・
強かったですねぇ～♪
悔しいけど･･・潔いくらいに負けました！
＼(^o^)／
(男子の)400メートルリレー
あれで･･・救われたねぇ～♪
よったり(4人)が速かった！
よったりがよったりとも、9秒台の記録が無いのに･･・
あれは･･・どうしてなんですかねぇ～？
＼(^o^)／』
オリンピックと都知事の話を一段落させ･･・
小：『【10人いれば、気も10色♪】
『あの人は･･・変わっているねぇ～♪』なんて、言いますが･･・
この年になって･･・分かりました♪
＼(^o^)／
変わってなんて、いないんです♪
人･･・それぞれ、み～んな違っているんです♪
そして、皆･･・仲良くしているんです♪
＼(^o^)／
頼みますよ♪次のオリンピックに向けて･･・♪』
こんなマクラから･･・噺【長短】に･･・
小三治師匠から、【長短】を聞くのは、初めまして･･・です♪
何人かの噺家さんから、噺【長短】を聞いた事がありますが･･・
小三治師匠の『長さん』が･･・
実に良い♪一番悠長ですね･･・＼(^o^)／
『今朝雨が降ったろ♪』って言えば済む事を･･・
長：『オレ～ゆんべ～夜中に起きて～驚いた～
＼(>_<)／しょんべんをして～手を洗おうとして～雨戸を明けると～驚いた～』
短：『ドロボウか？』
長：『～空を見ると～明るく～光ってる～･･・
この～空模様だと～明日は～雨～かなぁ～？って～今朝～雨が～降ったろ～？』
＼(^o^)／
いや～すんごい、計算しつくされた【間】の取り方･･・
次の餅菓子のシーンでは･･・
短：『餅菓子？食うか？』
長：『～頂くよ♪～』
短：『(ど～ぞ)』
長：『食べ物くらい～ゆっくり～落ち着いて～食べたい～よ～♪』
短：『どうだい？旨いだろ？』
長：『まだ～食べていないよ～♪』
短：『(こんな餅菓子、ポンって)食べて♪『旨いね♪』ってなるだろう！』
長：『短七さんは～私の～やる事～まどろっこしくって～見て～いらんないだぁ～ねぇ～』
＼(^o^)／
柳噺の代表的？な噺【長短】ですが･･・小三治師匠から初めてですが･･・噺【長短】見られで、聞けて、良かったです♪
＼(^o^)／
仲入り
柳家 小三治師匠 【死神】
【二上がりかっこ】の出囃子で、再登場♪
羽織を纏っておられません♪
？？？
小：『今まで、どこを、のたくって、歩いてたの？どこをほっつき歩いてたの？＼(>_<)／』
男：『オレは･･・犬じゃないよ～♪＼(^o^)／』
女：『お金は出来たの？＼(>_<)／』
男：『おっかぁ～の前だけど･･・世の中･･・銭がねぇ～んだな♪＼(^o^)／』
マクラ無しで･･・いきなり噺に･･・
この噺の冒頭の出だしの会話は･･・？
女：『(お金が出来ない！)豆腐の角に頭をぶつけて死んじまえ！＼(>_<)／』
男：『豆腐の角に頭をぶつけて･･・(人が)死ねるかい･･・？＼(^o^)／』
女：『お前なら死ねる！＼(>_<)／お前なんか･･・出ていけ！＼(>_<)／』
あまりの剣幕に･･・お金の工面が出来なかった男は･･・(家の)外に･･・
男：『しかし･･・あの女(女房)･･・強いねぇ～♪』
男は、外を歩きながら･･・お金が工面出来ない事と、女房の『死んでしまえ！』の当て付けに、本当に死んでしまう事を考え出す♪
そこへ、現れるみすぼらしい老人･･・
老：『(お前に)仕事を世話してやろうか？』
男：『何なんだお前は･･・？』
老：『死神だよ～♪』
男：『死神の下請けの仕事なんか･･・
＼(>_<)／』
この噺･･・【死神】？
小三治師匠の【死神】も、【長短】と同じで、初めましてな噺です♪
死神の話によれば･･・紹介する仕事は･･・医者で･･・
その仕事も、医者の医術を駆使する仕事ではなく、患者の状況によっての呪文を唱えるだけの仕事♪
死：『これから、呪文を教えるから･･・耳をよ～くかっぽじって、聞きな♪＼(^o^)／
【アバラカベッソン！サトサノサ～♪】って呪文を唱えて、手をパンパンって･･・二回叩く♪んだぁ～♪＼(^o^)／』
小三治師匠の死神の呪文･･・初めましての呪文です♪
それに、噺が進行していっても、【アバラカベッソン！サトサノサ！】の呪文を多用して笑いを取る噺家さんと違い、小三治師匠の呪文【アバラカベッソン！サトサノサ！】は、死神が一回、男が覚えた呪文を繰り返しに唱えた一回のみで、多用しませんでした♪
＼(^o^)／
もしかすると･･・小三治師匠、噺で、どの呪文(何種類かあると仮定)を唱えたのか？忘れてしまったのか？？？
男が、覚えた呪文を口にすると･･・
今まで、目の前にいた死神がスッと消えてしまう♪
これにより、呪文の効力を男は、確証し･･・
自宅に帰り、自宅に有った小田原カマボコの板に【医者】の文字を･･・看板として、自宅の玄関先に･･・♪
初めての往診の依頼時には、自分の職業(医者)の自覚なし･･・♪＼(^o^)／
そのやり取りでは･･・
店：『私は、日本橋越前屋次郎兵衛の店の者で･･・手前どもの主次路兵衛が、長の患いをしております。なんとか、全快を･･・と、江戸で名医とされる方々に診ていただきましたが･･・良くなりません、そこで、よく当たるって評判の易者に見て貰いましたら･･・
易者：『ここから、辰巳の方角へ行って、初めての、医者の看板を掲げた医者に診て貰いなさい』って言われまして･･・
(看板は、小田原カマボコの板に書かれた【医者】)ちょっと、小ぶりな看板でしたが･･・♪』
直ぐに往診に伺う男･･・
患者が寝ている病室に入ると･･・
病人の足元に死神がいる
男：『しめた♪＼(^o^)／』
店：『何か仰いました？』
男：『私が先に、部屋に入ったので･･・
『後閉めた？』って聞いただけで･･・♪
江戸で名医とされる医者に診て貰ったって･･・？』
店：『ワッカナイシュウテン(稚内終点)先生には･･・『もう、先がない』って･･・
アマイヨウカン(甘い羊羮)先生には･･・『安静に･･・』と･･・』
男：『(そんな名医に診て貰ったの･･・)
私は、医者もやっているが･･・マジナイもやっていて･･・
今日は、マジナイで、せめたいなぁ～♪って･･・』
ここで、呪文の【アバラカベッソン♪サトサノサ～♪】が出てくると思いきや･･・
出てこずとも･･・噺の流れがおかしくなる事もなく･･・噺は進みます♪
＼(^o^)／
快癒した、次郎兵衛の薬について･･・
小三治師匠、大根の葉て、ホコリをトントントンって混ぜた物を･･・と♪
薬の煎じ方を聞かれ･･・
思い付きの煎じ方を･･・
店：『どういう事ですか？』
って問いつめられるが･･・
男：『いいから～♪いいから～♪』
って･･・男の医者としてのいい加減さを上手く表現しています♪
＼(^o^)／
どんな病人でも治せるって･･・評判になり･･・
男の医者稼業は、成功し、軌道に載る♪
小金を溜め込むと･･・いい加減な性格な男の事･･・
女将さんじゃない女連れだって上方見物に遊びに･･・♪
いくら、小金を溜め込んだっていいながらも･･・
上方見物で、遊んで暮らしていれば、小金も底をつく･･・
金の切れ目が縁の切れ目？
一緒に上方見物に行った女に逃げられ･･・
一人江戸に経ち戻る男･･・
医者稼業を再開するが･･・
呪文で、快癒させられる、病人の寝ている床の足元には、死神がまるっきり居ないで･･・
呪文でも、治す事の出来ない、寿命の患者･･・
枕元に居座る死神の患者ばかり、往診の依頼を受ける♪
金が欲しい･･・
病気が直って欲しい･･・
医者・患者双方利害が一致することで･･・
掟破りな方法で、呪文を駆使く･･・
枕元の死神を見て･･・
男：『あの型は･･・どうにもならない♪』
患：『そこを、先生のお知恵で･･・』
この『お知恵で･･・』が･･・掟破りな呪文の駆使に！
一晩死神の様子をじ～っと観察しつつ、期を窺う･･・
一晩中･･・その時を狙うため、神経を集中して、夜明かしを･･・
ここで、鼻風邪をひくって･･・複線を･･・
ここから一気にオチへと･･・
小三治師匠の【死神】･･・
スンゴク作り込まれている噺になっています♪
もう一度、もう二度、もう三度って聞いて、見て･･・
他の細部の作り込みを体感してみたいです♪
＼(^o^)／
落語会終了後･･・会場から徒歩で･･・
立川駅の北側の銭湯【梅の湯】へ･･・
フロント前の休憩所が･･・マンガ図書館みたいになっているのに･･・
＼(^o^)／ビックリしましたが･･・
落語会で緊張した身体を解して帰宅しました♪
By HB
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