12月13日落語会2
白酒師匠の【千早振る】を楽しませて?翻弄された?次には・・・
柳家 三三師匠 【王子の狐】
マクラでは・・・
三:『続きまして、普通の落語を♪
今、ゆるキャラがゆるキャラな噺を・・・
\(^o^)/』
狐・狸が人を化かす♪なんて話をふりつつ・・・噺【王子の狐】に♪
\(^o^)/
三:『王子に、年に一回関東の狐が一同に集まる日が有るそうで、その日は、オスとメスとの出会いのチャンスの場に・・・
『合コン♪』って言うそうで♪』
\(^o^)/
噺の中で、男が、若い女人に化けた狐に知り合いのふりをして、その辺のお店で、お酒と食事をって・・・声をかける・・・
男:『この辺りで、良いお店知ってる?
なに、【玉子焼きの扇屋】♪
その店は、馴染みなの?
なに、行く度に、姿が違うから・・・』
\(^o^)/
男が、狐と男との会話を一手に語るシーンに・・・
\(^o^)/
お店の扇屋の2階に上がり、二人(男と狐)で酒を飲み始めるが・・・
いまいち、まだ、狐に疑われている男
男:『やっぱり♪本物の酒は、いいね♪』
って・・・緊張・疑っている狐を安心させるような言動を・・・\(^o^)/
男:『おたまチャン(女人に化けた狐に勝手に名前を付けてそのおたまチャンで呼ぶ)は、お嫁さんに行くの?お婿さんを貰うの?
なに、今、まだ、予定がない♪
じゃ〜♪私が毛並みが良いところ、いいや〜男っぷりの良いのを紹介しましょう♪
\(^o^)/』
それでも、遠慮がちなおたまチャンに・・・
男:『それじゃ〜♪私が食べさせてあげましょう♪・・・
おたまチャン・・・歯並びが良いですね♪』
\(^o^)/
狐が、飲み慣れない酒を飲んだので、途中で、寝入ってしまう♪
男:『寝ちゃったよ?
イビキをかいてるよ・・・
キツネが、狸寝入りかい?
寝入っちゃっても、化けてるのが分からないね♪
人間の言葉で、寝言を言っているよ♪』
\(^o^)/
寝入っていても、見事に人間に化けているので、化けてる実態を見てみようと・・・
おたまチャンの着物の裾をチョッと捲るが・・・
男:『止めとこ!あの歯並びだもん!噛まれたら・・・』
\(^o^)/
このあたりで、お店の飲食代金をおたまチャンに支払わせてしまえって・・・悪巧みをし・・・男は、先に『支払いは、連れの女の人から』って・・・
寝入ってしまった、狐のおたまチャンを一人残し先にお店を出てきてしまう!
しかも、お土産まで付けて・・・
暫くして、お店の店員が、おたまチャンを起こし、支払請求をも・・・
これに、慌てたおたまチャン・・・
おたま:『えぇ〜!』って・・・
化けた神通力が解けて・・・
耳がピ〜ンと・・・
着物の帯は、狐の尻尾だった・・・
\(>_<)/
慌てた、おたまチャンは、床の間の、葉っぱを擦りながら・・・お札を作り始める♪
\(^o^)/
お店の店員に、狐が化けているってバレたので、店員に殴る蹴るの暴行を加えられながらも、おたまチャン(狐)は、秘密兵器の最後っぺ(屁)で、何とか、お店から逃げ出す♪
\(^o^)/
玉子焼きの扇屋の狐が逃げた後、店の主人が帰宅した後の話と・・・
男が、狐を騙してお土産までせしめ、知人宅に行って、逆に知人に狐を騙したなんて・・・と注意され、『狐を騙して持ってきたお土産なんて・・・キミが悪い』とまで言われ・・・
男も反省して、翌日狐の住み家に昨日のお詫びに・・・
男:『狐は、執念深いよ!
王子稲荷の裏手・・・穴(狐の住み家)がいっぱい開いているよ・・・(どの穴かなぁ〜?)番地だけでも聞いておけば良かった♪』
\(^o^)/
表で遊んでいた子ギツネに、土産を渡し、『昨日は、済まなかった♪』って、怪我しているおっかさん(昨日の女狐)に謝っといておくれと・・・
オチには・・・
お土産に喜んでいる子ギツネに母親の狐(昨日男に騙され、怪我させられた)が一言・・・
狐:『ここまで来たとは・・・人間とは・・・執念深いねぇ〜♪』
\(^o^)/
仲入り
入船亭 扇好師匠 【そば清】
マクラでは・・・
扇:『噺家の世界は、縦社会でして・・・
たとえ、10才も年下でも、一日入門が早ければ・・・『兄さん♪』って・・・♪
これは、先輩が後輩の面倒をよくみるって事になり・・・
1人でも、2人でも、10人でも、一番上が、皆に奢るという、恐ろしいシステムになっております♪
\(>_<)/
この会(四人廻しの会)の打ち上げに、私・・・出た事が有りません♪
私がこの会では、一番上ですから・・・♪
\(>_<)/
ある、師匠が、皆を連れてお蕎麦屋へ・・・
師:『遠慮するなぁ〜♪何でも良いから注文しろ〜♪
天ぷらそばの天ぷらって・・・海老なんだぞ♪
(かき揚げじゃないんだからな♪)
オレは・・・(注文するのは)盛り蕎麦だけどな!』
\(^o^)/
って・・・、圧力はかかりますが・・・♪』
\(^o^)/
扇:『前座時分に、小さん(先代)のお供で地方の落語会へ・・・
その落語会後?に、主催者が、お蕎麦を出して下さいました♪
そのお蕎麦が・・・とても美味しいかったので・・・
扇:『こんなに美味しい蕎麦は、初めて♪』って言いましたら・・・
小さん師匠に・・・
小:『蕎麦を作る土地って・・・何もない土地なんだ!(荒れ地)そんな事を言うもんじゃねぇ〜!』って・・・その土地の世話人さんの目の前で叱られました・・・♪』
\(^o^)/
こんなマクラから、噺【そば清】に・・・
蕎麦を、いくらもペロリと食べてしまう男(おそばの清兵衛さん)が・・・
美味しいそうに一気に、蕎麦を食べるシーンで・・・
扇:『若手の噺家みたいに・・・間がねぇよ♪』こんなクスグリも楽しい噺です♪
\(^o^)/
三遊亭 萬窓師匠 【柳田格之進】
マクラでは・・・
萬:『私が、前座の時分に(先輩・師匠方から)『若いもんは、気が利かない!』って言われましたが・・・
今の私も・・・そう感じます♪』
\(^o^)/
萬:『昔は、当たり前だった事が・・・今は無駄な事に・・・
例えば、会社の為に命を棄てる♪
今は、労働基準法で訴えられますから・・・♪』
\(^o^)/
こんな、短めなマクラから・・・
萬:『柳田格之進・・・元は、彦根藩の藩士で、曲がった事が大嫌いで・・・
往来を真っ直ぐ歩き、曲がる時には、歯をくいしばりながら、曲がる♪』
\(^o^)/
萬:『そんな、柳田格之進、上役の讒言が元で、浪人に・・・』
【柳田格之進】の噺の背景を説明するように、噺を語っております♪
【柳田格之進】って噺は、暮れの鈴本演芸場の企画公演で、【柳田格之進を聞く会】として、成立するように、落語ファンからすると・・・
【柳田格之進】を聞けただけで、ありがたい事なんでしょうが・・・
この柳田格之進さんって・・・
職(彦根藩士)を失い・・・
仲の良くなった、萬屋(番頭)に疑われ・・・
(店から50両の金がなくなり犯人とされ)
番屋(警察)に届けると言われ・・・
犯人でもないのに、50両を工面し
萬屋に50両を払う・・・
有りもしない50両を工面するのに、実の娘を吉原に売ってまでして作るなんて・・・
柳田格之進の、曲がった事が大嫌いな性格が、全て、噺が不幸な方へと・・・
自らの性格て不幸を呼び込む・・・
噺を聞いていて・・・イライラするばかり・・・
柳田格之進も、落語の世界の住人なんだから・・・与太郎や八っあんや甚兵衛さんみたいに、物事、気楽に対処すればいいのに・・・って・・・
\(>_<)/
噺事態は、ハッピーエンド的な幕切れになりますが・・・
ちっとも!ハッピーエンドじゃないじゃん!
\(>_<)/
噺を聞き終わり、なんか・・・不条理を・・・
やっぱり・・・アハハって笑ってられる噺が好きなのかなぁ〜?
それとも、萬窓師匠の噺に、見事に引き込まれ・・・
現実から【柳田格之進】の噺の中に入り込んでしまったのかなぁ〜?
何れにしても、噺を聞き終わり、帰宅時の足取りが重かったのは・・・事実です!
ByHB
柳家 三三師匠 【王子の狐】
マクラでは・・・
三:『続きまして、普通の落語を♪
今、ゆるキャラがゆるキャラな噺を・・・
\(^o^)/』
狐・狸が人を化かす♪なんて話をふりつつ・・・噺【王子の狐】に♪
\(^o^)/
三:『王子に、年に一回関東の狐が一同に集まる日が有るそうで、その日は、オスとメスとの出会いのチャンスの場に・・・
『合コン♪』って言うそうで♪』
\(^o^)/
噺の中で、男が、若い女人に化けた狐に知り合いのふりをして、その辺のお店で、お酒と食事をって・・・声をかける・・・
男:『この辺りで、良いお店知ってる?
なに、【玉子焼きの扇屋】♪
その店は、馴染みなの?
なに、行く度に、姿が違うから・・・』
\(^o^)/
男が、狐と男との会話を一手に語るシーンに・・・
\(^o^)/
お店の扇屋の2階に上がり、二人(男と狐)で酒を飲み始めるが・・・
いまいち、まだ、狐に疑われている男
男:『やっぱり♪本物の酒は、いいね♪』
って・・・緊張・疑っている狐を安心させるような言動を・・・\(^o^)/
男:『おたまチャン(女人に化けた狐に勝手に名前を付けてそのおたまチャンで呼ぶ)は、お嫁さんに行くの?お婿さんを貰うの?
なに、今、まだ、予定がない♪
じゃ〜♪私が毛並みが良いところ、いいや〜男っぷりの良いのを紹介しましょう♪
\(^o^)/』
それでも、遠慮がちなおたまチャンに・・・
男:『それじゃ〜♪私が食べさせてあげましょう♪・・・
おたまチャン・・・歯並びが良いですね♪』
\(^o^)/
狐が、飲み慣れない酒を飲んだので、途中で、寝入ってしまう♪
男:『寝ちゃったよ?
イビキをかいてるよ・・・
キツネが、狸寝入りかい?
寝入っちゃっても、化けてるのが分からないね♪
人間の言葉で、寝言を言っているよ♪』
\(^o^)/
寝入っていても、見事に人間に化けているので、化けてる実態を見てみようと・・・
おたまチャンの着物の裾をチョッと捲るが・・・
男:『止めとこ!あの歯並びだもん!噛まれたら・・・』
\(^o^)/
このあたりで、お店の飲食代金をおたまチャンに支払わせてしまえって・・・悪巧みをし・・・男は、先に『支払いは、連れの女の人から』って・・・
寝入ってしまった、狐のおたまチャンを一人残し先にお店を出てきてしまう!
しかも、お土産まで付けて・・・
暫くして、お店の店員が、おたまチャンを起こし、支払請求をも・・・
これに、慌てたおたまチャン・・・
おたま:『えぇ〜!』って・・・
化けた神通力が解けて・・・
耳がピ〜ンと・・・
着物の帯は、狐の尻尾だった・・・
\(>_<)/
慌てた、おたまチャンは、床の間の、葉っぱを擦りながら・・・お札を作り始める♪
\(^o^)/
お店の店員に、狐が化けているってバレたので、店員に殴る蹴るの暴行を加えられながらも、おたまチャン(狐)は、秘密兵器の最後っぺ(屁)で、何とか、お店から逃げ出す♪
\(^o^)/
玉子焼きの扇屋の狐が逃げた後、店の主人が帰宅した後の話と・・・
男が、狐を騙してお土産までせしめ、知人宅に行って、逆に知人に狐を騙したなんて・・・と注意され、『狐を騙して持ってきたお土産なんて・・・キミが悪い』とまで言われ・・・
男も反省して、翌日狐の住み家に昨日のお詫びに・・・
男:『狐は、執念深いよ!
王子稲荷の裏手・・・穴(狐の住み家)がいっぱい開いているよ・・・(どの穴かなぁ〜?)番地だけでも聞いておけば良かった♪』
\(^o^)/
表で遊んでいた子ギツネに、土産を渡し、『昨日は、済まなかった♪』って、怪我しているおっかさん(昨日の女狐)に謝っといておくれと・・・
オチには・・・
お土産に喜んでいる子ギツネに母親の狐(昨日男に騙され、怪我させられた)が一言・・・
狐:『ここまで来たとは・・・人間とは・・・執念深いねぇ〜♪』
\(^o^)/
仲入り
入船亭 扇好師匠 【そば清】
マクラでは・・・
扇:『噺家の世界は、縦社会でして・・・
たとえ、10才も年下でも、一日入門が早ければ・・・『兄さん♪』って・・・♪
これは、先輩が後輩の面倒をよくみるって事になり・・・
1人でも、2人でも、10人でも、一番上が、皆に奢るという、恐ろしいシステムになっております♪
\(>_<)/
この会(四人廻しの会)の打ち上げに、私・・・出た事が有りません♪
私がこの会では、一番上ですから・・・♪
\(>_<)/
ある、師匠が、皆を連れてお蕎麦屋へ・・・
師:『遠慮するなぁ〜♪何でも良いから注文しろ〜♪
天ぷらそばの天ぷらって・・・海老なんだぞ♪
(かき揚げじゃないんだからな♪)
オレは・・・(注文するのは)盛り蕎麦だけどな!』
\(^o^)/
って・・・、圧力はかかりますが・・・♪』
\(^o^)/
扇:『前座時分に、小さん(先代)のお供で地方の落語会へ・・・
その落語会後?に、主催者が、お蕎麦を出して下さいました♪
そのお蕎麦が・・・とても美味しいかったので・・・
扇:『こんなに美味しい蕎麦は、初めて♪』って言いましたら・・・
小さん師匠に・・・
小:『蕎麦を作る土地って・・・何もない土地なんだ!(荒れ地)そんな事を言うもんじゃねぇ〜!』って・・・その土地の世話人さんの目の前で叱られました・・・♪』
\(^o^)/
こんなマクラから、噺【そば清】に・・・
蕎麦を、いくらもペロリと食べてしまう男(おそばの清兵衛さん)が・・・
美味しいそうに一気に、蕎麦を食べるシーンで・・・
扇:『若手の噺家みたいに・・・間がねぇよ♪』こんなクスグリも楽しい噺です♪
\(^o^)/
三遊亭 萬窓師匠 【柳田格之進】
マクラでは・・・
萬:『私が、前座の時分に(先輩・師匠方から)『若いもんは、気が利かない!』って言われましたが・・・
今の私も・・・そう感じます♪』
\(^o^)/
萬:『昔は、当たり前だった事が・・・今は無駄な事に・・・
例えば、会社の為に命を棄てる♪
今は、労働基準法で訴えられますから・・・♪』
\(^o^)/
こんな、短めなマクラから・・・
萬:『柳田格之進・・・元は、彦根藩の藩士で、曲がった事が大嫌いで・・・
往来を真っ直ぐ歩き、曲がる時には、歯をくいしばりながら、曲がる♪』
\(^o^)/
萬:『そんな、柳田格之進、上役の讒言が元で、浪人に・・・』
【柳田格之進】の噺の背景を説明するように、噺を語っております♪
【柳田格之進】って噺は、暮れの鈴本演芸場の企画公演で、【柳田格之進を聞く会】として、成立するように、落語ファンからすると・・・
【柳田格之進】を聞けただけで、ありがたい事なんでしょうが・・・
この柳田格之進さんって・・・
職(彦根藩士)を失い・・・
仲の良くなった、萬屋(番頭)に疑われ・・・
(店から50両の金がなくなり犯人とされ)
番屋(警察)に届けると言われ・・・
犯人でもないのに、50両を工面し
萬屋に50両を払う・・・
有りもしない50両を工面するのに、実の娘を吉原に売ってまでして作るなんて・・・
柳田格之進の、曲がった事が大嫌いな性格が、全て、噺が不幸な方へと・・・
自らの性格て不幸を呼び込む・・・
噺を聞いていて・・・イライラするばかり・・・
柳田格之進も、落語の世界の住人なんだから・・・与太郎や八っあんや甚兵衛さんみたいに、物事、気楽に対処すればいいのに・・・って・・・
\(>_<)/
噺事態は、ハッピーエンド的な幕切れになりますが・・・
ちっとも!ハッピーエンドじゃないじゃん!
\(>_<)/
噺を聞き終わり、なんか・・・不条理を・・・
やっぱり・・・アハハって笑ってられる噺が好きなのかなぁ〜?
それとも、萬窓師匠の噺に、見事に引き込まれ・・・
現実から【柳田格之進】の噺の中に入り込んでしまったのかなぁ〜?
何れにしても、噺を聞き終わり、帰宅時の足取りが重かったのは・・・事実です!
ByHB
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