7月27日落語会
7月27日(木曜日)
会社帰りに落語会参戦です♪
本日の成城ホールにおいての落語会は・・・
【桂春蝶独演会
落語で伝えたい想い シリーズ4
「ニライカナイで逢いましょう
〜ひめゆり学徒隊秘抄録」】
長いタイトル・副タイトルの落語会ですが・・・
春蝶師匠の【落語で伝えたい想いシリーズ】
今回が4回目の作品になります。
以前より、気にはなっていた【落語で伝えたい想いシリーズ】
今回の4回目にして、初参戦になりました♪
写真のチラシの裏面に、春蝶師匠のこの落語会のご挨拶が記されています♪
全文そのままに・・・
ご挨拶
私の「落語で伝えたい想い」シリーズもこれで4作目となります。
一人一人が持つ命の意味、ありがたみや温もりを、落語という表現方法をもって伝えてまいりました。
今回、題材に選ばせていただいたのは、先の大戦にて20万人余の犠牲を出した沖縄戦。
悲惨極まる状況の中で、その若き命を散らした、ひめゆり学徒隊員と看護婦長にまつわるお噺をお聴きいただきます。
戦争という、余りにも大きなテーマに挑む本作ですが、わたしの想いといたしましては「命」そのものを考える、そのきっかけの作品になればと願っております。
誰もが生きる今日という一日は、志半ばにして逝かれた全ての方々が生きたかった一日。
「一つ一つのその命には、大きな意味が込められている。」
その想いを、桂春蝶、心をこめて演じます。
皆様是非,大切な人を想いながらこの一席をお聴きくださいませ。
三代目 桂 春蝶
さてさて、落語会・・・
金原亭 駒六 【金明竹】
桂 春蝶師匠 【山ノ内一豊と千代】
仲入り
桂 春蝶師匠 【ニライカナイで逢いましょう 〜ひめゆり学徒隊秘抄録〜】
金原亭 駒六 【金明竹】
駒:『ご来場、ありがたく、お礼申し上げます♪』
挨拶から、殆どマクラ無しで・・・
与太郎咄に・・・
酒粕を貰い食べた件・・・
店先の掃除の件・・・
店番中の傘を貸した件・・・
人に言われた事を忠実に行うが、そこはそれ、与太郎さんがやる事ですから・・・
全ての事が、与太郎流で、どこか必ず的が外れていて・・・
\(^o^)/
【金明竹】の噺の早口の本題に入る前にオチを付けて駒六さん高座をおりましたが・・・
こんな【金明竹】もありなんですね♪
\(^o^)/
桂 春蝶師匠 【山ノ内一豊と千代】
マクラでは・・・
春:『今日も一生懸命噺をさせて頂きます♪
先程は、駒六さんで・・・
決して『開口一番』って名前ではありませんから♪
今後、彼もご贔屓にしてやって下さい♪』
後輩のアピールを笑いを挟みさりげなく・・・
\(^o^)/
春:『落語をする会場・・・
夏場は、今日くらい入りがよいですね♪
ギシギシ一杯の入りですと・・・暑苦しいですから・・・
ただ・・・帰りにがけに、Twitterするときは、『満席』だったと・・・♪』
\(^o^)/
春:『春蝶を継いで、17年になります♪
春蝶になり、一番最初に落語会をしたのが・・・
漁港で・・・
漁港のだだっ広い所に高座を・・・
落語を演じる時に・・・
時を同じくして、漁港では・・・
マグロの解体ショーと・・・
潮汁の配布サービスが・・・
私の高座の前からお客様が・・・
映画の十戒のモーゼの目の前の海が割れるシーンのごとく・・・
それぞれ、マグロの解体ショーと潮汁の配布サービスの方へ・・・
ただ・・・噺家は、落語を、途中で棄てたりはいたしません!
(障害・試練)高い壁を越えると・・・
その乗り越えた事が、力になりますから・・・
\(^o^)/
それでも、私の高座の前に・・・
5人のお客様が来てくださいました♪
皆様、手に潮汁を持って・・・♪
集まって下さったお客様に、私は、お礼を・・・
『ありがとうございます♪』
すると、集まって下さったお客の一人のおじさんが・・・
『いいから♪兄ちゃん♪これ食べ♪』って・・・
潮汁を下さいました♪』
\(^o^)/
噺家さんって・・・どんな状況下においても、噺が出来るし、それを笑い飛ばせる力があるんですネ\(^o^)/
春:『私にも、子供がおります
ですから、妻は、子供のママ友とお付き合いを・・・
ある時、ママ友に聞かれたそうで・・・
友:『お宅のご主人どんな仕事?』
妻:『・・・・・・・・・日雇い!』
友:『どんな?』
妻:『伝統的な日雇い!』
\(>_<)/
そうは、申しましても、昔から、男性は女性に支えられてきました♪』
こんなマクラから噺【山ノ内一豊と千代】に・・・
春:『今から・・・423年前の春!
所は・・・長浜!現在の黒壁スクエアの前あたり・・・♪』
こんな講談調?で噺が始まるも・・・
関西(滋賀県長浜)の地のり・知識が無いため・・・
どのあたり?
\(>_<)/
一豊と千代との出逢いから・・・
夫婦二人の貧乏暮らし・・・
主君信長による馬揃えの会開催
馬(良い馬)を手に入れたい一豊♪
馬喰との交渉・・・
10両(高額)もする馬に目を・・・
妻千代・・・母親が残してくれた10両を夫一豊に・・・
再び馬喰と交渉・・・
10両の経緯を聞いた馬喰は、10両の馬を8両で・・・と
釣りの2両は・・・(夫に尽くす)良い妻の好きな物を・・・
馬喰から求めた馬・・・アオを世話すると・・・
馬のアオは・・・人の言葉(大阪弁)をしゃべる♪
アオ:『ワテ!岸和田の生まれや!』
馬喰から南部の馬て聞いていた一豊・・・
一豊:『南部の馬と馬喰が申しておったが・・・
南部は、南部でも、(岸和田)大阪の南部か・・・?』
\(^o^)/
馬揃えの会では、各々の馬で流鏑馬を・・・
誰も、成功しない流鏑馬・・・
アオと一豊のみ・・・成功する
(最後の的が遠くて小さい)
アオと一豊の流鏑馬では、近江の風を見方につける♪
そのシーンを・・・
馬のアオが、棹立ちになる・・・
この馬が、立ち反るシーンを春蝶師匠が高座の上で膝立ちになりなから・・・表現♪
春:『ウマバウアー♪』
\(^o^)/
流鏑馬に成功した、アオと一豊・・・
主君信長から褒美を頂く♪
オチは・・・一豊と千代・・・互いに思いやり、仲の良い夫婦を再確認させらるオチに・・・
\(^o^)/
仲入り
桂 春蝶師匠【ニライカナイで逢いましょう
ひめゆり学徒隊秘抄録】
仲入りの休憩中に、館内アナウンスが・・・
『最後(トリ)の噺は・・・1時間15分かかります♪』
長講にシッカリ準備して・・・
会場の客席から・・・
『待ってました!』
『タップリ!』の声がかかります♪
春:『ありがとうございます♪
この前は、落語を一席語り終えたら、会場から・・・『待ってました!』の声がかかりました♪
\(>_<)/
大阪のおじ様方は・・・『自分の方が面白い!』って思っていますから・・・
落語を始める前のかけ声は・・・『手短に!』ですから・・・\(>_<)/』
\(^o^)/
春:『モトのキに戻る♪→元気になる♪
私の場合→沖縄へ行く事がそうでして♪
\(^o^)/
その沖縄での【ニライカナイで逢いましょう】の落語会を開催しましたが・・・
客席が280席のキャパで、公演一週間前では、30席しか売れていなくて・・・\(>_<)/
最後の一週間だけで、残りの250席が・・・
売れまして、満席に・・・
これは、沖縄独特なスローライフ?な感覚なのかな?って思いました・・・
しかし、後日行われた立川志の輔さんの落語会・・・
チケット発売開始から5時間後には、ソールドアウト!
沖縄独特なスローライフな感覚では・・・なかったみたいで・・・\(>_<)/』
こんなマクラから噺【ニライカナイで逢いましょう】を・・・
館内アナウンス通りのタップリな1時間15分な噺・・・
前記したように、春蝶師匠が、沖縄のおじい・おばあから聞き取った第二次世界大戦の沖縄戦・・・
この、大戦を経験した人々の証言を基に、ひめゆり学徒隊の看護師長とその夫である鹿児島の知覧特攻隊の二人の奇跡を中心に噺をまとめあげ・・・
聞き応えある噺に・・・
噺をし終えた春蝶師匠が高座を降りると・・・
舞台後方のスクリーンに戦中戦後の沖縄の映像とさだまさし氏の曲『わたしが生まれたそのわけは』の曲が流れ・・・
【ニライカナイで逢いましょう】の噺をより深く感動的にする演出♪
これには・・・参りました!
落語もスンゴイけど・・・
映像と音楽の持つ力に完全にKO されてしまいました!
\(>_<)/
春蝶師匠の演出力・・・
まさに、【お見事!】です♪
\(^o^)/
因みに、本日の会場には、低学年であろう小学生が、あちらこちらに・・・
まだまだ、ピュアな彼らには、この噺・映像・曲がどのように響いたか・・・?
チョッと感想を聞いてみたいって思いました♪
By HB
会社帰りに落語会参戦です♪
本日の成城ホールにおいての落語会は・・・
【桂春蝶独演会
落語で伝えたい想い シリーズ4
「ニライカナイで逢いましょう
〜ひめゆり学徒隊秘抄録」】
長いタイトル・副タイトルの落語会ですが・・・
春蝶師匠の【落語で伝えたい想いシリーズ】
今回が4回目の作品になります。
以前より、気にはなっていた【落語で伝えたい想いシリーズ】
今回の4回目にして、初参戦になりました♪
写真のチラシの裏面に、春蝶師匠のこの落語会のご挨拶が記されています♪
全文そのままに・・・
ご挨拶
私の「落語で伝えたい想い」シリーズもこれで4作目となります。
一人一人が持つ命の意味、ありがたみや温もりを、落語という表現方法をもって伝えてまいりました。
今回、題材に選ばせていただいたのは、先の大戦にて20万人余の犠牲を出した沖縄戦。
悲惨極まる状況の中で、その若き命を散らした、ひめゆり学徒隊員と看護婦長にまつわるお噺をお聴きいただきます。
戦争という、余りにも大きなテーマに挑む本作ですが、わたしの想いといたしましては「命」そのものを考える、そのきっかけの作品になればと願っております。
誰もが生きる今日という一日は、志半ばにして逝かれた全ての方々が生きたかった一日。
「一つ一つのその命には、大きな意味が込められている。」
その想いを、桂春蝶、心をこめて演じます。
皆様是非,大切な人を想いながらこの一席をお聴きくださいませ。
三代目 桂 春蝶
さてさて、落語会・・・
金原亭 駒六 【金明竹】
桂 春蝶師匠 【山ノ内一豊と千代】
仲入り
桂 春蝶師匠 【ニライカナイで逢いましょう 〜ひめゆり学徒隊秘抄録〜】
金原亭 駒六 【金明竹】
駒:『ご来場、ありがたく、お礼申し上げます♪』
挨拶から、殆どマクラ無しで・・・
与太郎咄に・・・
酒粕を貰い食べた件・・・
店先の掃除の件・・・
店番中の傘を貸した件・・・
人に言われた事を忠実に行うが、そこはそれ、与太郎さんがやる事ですから・・・
全ての事が、与太郎流で、どこか必ず的が外れていて・・・
\(^o^)/
【金明竹】の噺の早口の本題に入る前にオチを付けて駒六さん高座をおりましたが・・・
こんな【金明竹】もありなんですね♪
\(^o^)/
桂 春蝶師匠 【山ノ内一豊と千代】
マクラでは・・・
春:『今日も一生懸命噺をさせて頂きます♪
先程は、駒六さんで・・・
決して『開口一番』って名前ではありませんから♪
今後、彼もご贔屓にしてやって下さい♪』
後輩のアピールを笑いを挟みさりげなく・・・
\(^o^)/
春:『落語をする会場・・・
夏場は、今日くらい入りがよいですね♪
ギシギシ一杯の入りですと・・・暑苦しいですから・・・
ただ・・・帰りにがけに、Twitterするときは、『満席』だったと・・・♪』
\(^o^)/
春:『春蝶を継いで、17年になります♪
春蝶になり、一番最初に落語会をしたのが・・・
漁港で・・・
漁港のだだっ広い所に高座を・・・
落語を演じる時に・・・
時を同じくして、漁港では・・・
マグロの解体ショーと・・・
潮汁の配布サービスが・・・
私の高座の前からお客様が・・・
映画の十戒のモーゼの目の前の海が割れるシーンのごとく・・・
それぞれ、マグロの解体ショーと潮汁の配布サービスの方へ・・・
ただ・・・噺家は、落語を、途中で棄てたりはいたしません!
(障害・試練)高い壁を越えると・・・
その乗り越えた事が、力になりますから・・・
\(^o^)/
それでも、私の高座の前に・・・
5人のお客様が来てくださいました♪
皆様、手に潮汁を持って・・・♪
集まって下さったお客様に、私は、お礼を・・・
『ありがとうございます♪』
すると、集まって下さったお客の一人のおじさんが・・・
『いいから♪兄ちゃん♪これ食べ♪』って・・・
潮汁を下さいました♪』
\(^o^)/
噺家さんって・・・どんな状況下においても、噺が出来るし、それを笑い飛ばせる力があるんですネ\(^o^)/
春:『私にも、子供がおります
ですから、妻は、子供のママ友とお付き合いを・・・
ある時、ママ友に聞かれたそうで・・・
友:『お宅のご主人どんな仕事?』
妻:『・・・・・・・・・日雇い!』
友:『どんな?』
妻:『伝統的な日雇い!』
\(>_<)/
そうは、申しましても、昔から、男性は女性に支えられてきました♪』
こんなマクラから噺【山ノ内一豊と千代】に・・・
春:『今から・・・423年前の春!
所は・・・長浜!現在の黒壁スクエアの前あたり・・・♪』
こんな講談調?で噺が始まるも・・・
関西(滋賀県長浜)の地のり・知識が無いため・・・
どのあたり?
\(>_<)/
一豊と千代との出逢いから・・・
夫婦二人の貧乏暮らし・・・
主君信長による馬揃えの会開催
馬(良い馬)を手に入れたい一豊♪
馬喰との交渉・・・
10両(高額)もする馬に目を・・・
妻千代・・・母親が残してくれた10両を夫一豊に・・・
再び馬喰と交渉・・・
10両の経緯を聞いた馬喰は、10両の馬を8両で・・・と
釣りの2両は・・・(夫に尽くす)良い妻の好きな物を・・・
馬喰から求めた馬・・・アオを世話すると・・・
馬のアオは・・・人の言葉(大阪弁)をしゃべる♪
アオ:『ワテ!岸和田の生まれや!』
馬喰から南部の馬て聞いていた一豊・・・
一豊:『南部の馬と馬喰が申しておったが・・・
南部は、南部でも、(岸和田)大阪の南部か・・・?』
\(^o^)/
馬揃えの会では、各々の馬で流鏑馬を・・・
誰も、成功しない流鏑馬・・・
アオと一豊のみ・・・成功する
(最後の的が遠くて小さい)
アオと一豊の流鏑馬では、近江の風を見方につける♪
そのシーンを・・・
馬のアオが、棹立ちになる・・・
この馬が、立ち反るシーンを春蝶師匠が高座の上で膝立ちになりなから・・・表現♪
春:『ウマバウアー♪』
\(^o^)/
流鏑馬に成功した、アオと一豊・・・
主君信長から褒美を頂く♪
オチは・・・一豊と千代・・・互いに思いやり、仲の良い夫婦を再確認させらるオチに・・・
\(^o^)/
仲入り
桂 春蝶師匠【ニライカナイで逢いましょう
ひめゆり学徒隊秘抄録】
仲入りの休憩中に、館内アナウンスが・・・
『最後(トリ)の噺は・・・1時間15分かかります♪』
長講にシッカリ準備して・・・
会場の客席から・・・
『待ってました!』
『タップリ!』の声がかかります♪
春:『ありがとうございます♪
この前は、落語を一席語り終えたら、会場から・・・『待ってました!』の声がかかりました♪
\(>_<)/
大阪のおじ様方は・・・『自分の方が面白い!』って思っていますから・・・
落語を始める前のかけ声は・・・『手短に!』ですから・・・\(>_<)/』
\(^o^)/
春:『モトのキに戻る♪→元気になる♪
私の場合→沖縄へ行く事がそうでして♪
\(^o^)/
その沖縄での【ニライカナイで逢いましょう】の落語会を開催しましたが・・・
客席が280席のキャパで、公演一週間前では、30席しか売れていなくて・・・\(>_<)/
最後の一週間だけで、残りの250席が・・・
売れまして、満席に・・・
これは、沖縄独特なスローライフ?な感覚なのかな?って思いました・・・
しかし、後日行われた立川志の輔さんの落語会・・・
チケット発売開始から5時間後には、ソールドアウト!
沖縄独特なスローライフな感覚では・・・なかったみたいで・・・\(>_<)/』
こんなマクラから噺【ニライカナイで逢いましょう】を・・・
館内アナウンス通りのタップリな1時間15分な噺・・・
前記したように、春蝶師匠が、沖縄のおじい・おばあから聞き取った第二次世界大戦の沖縄戦・・・
この、大戦を経験した人々の証言を基に、ひめゆり学徒隊の看護師長とその夫である鹿児島の知覧特攻隊の二人の奇跡を中心に噺をまとめあげ・・・
聞き応えある噺に・・・
噺をし終えた春蝶師匠が高座を降りると・・・
舞台後方のスクリーンに戦中戦後の沖縄の映像とさだまさし氏の曲『わたしが生まれたそのわけは』の曲が流れ・・・
【ニライカナイで逢いましょう】の噺をより深く感動的にする演出♪
これには・・・参りました!
落語もスンゴイけど・・・
映像と音楽の持つ力に完全にKO されてしまいました!
\(>_<)/
春蝶師匠の演出力・・・
まさに、【お見事!】です♪
\(^o^)/
因みに、本日の会場には、低学年であろう小学生が、あちらこちらに・・・
まだまだ、ピュアな彼らには、この噺・映像・曲がどのように響いたか・・・?
チョッと感想を聞いてみたいって思いました♪
By HB
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