10月24日落語会
10月24日(火曜日)
落語会に参戦しました♪
\(^o^)/
本日の落語会は・・・
【人形町噺し問屋 その75】
日本橋劇場においての、兼好師匠の月に一度のお楽しみな落語会です♪
\(^o^)/
さてさて、落語会・・・
三遊亭 兼好師匠 【あいさつ】
三遊亭 じゃんけん 【大安売り】
三遊亭 兼好師匠 【甲府い】
仲入り
三遊亭 兼太郎 【宗論】
三遊亭 兼好師匠 【抜け雀】
三遊亭 兼好師匠 【あいさつ】
着物姿の兼好師匠、いつものスタンディングによる【あいさつ】で・・・♪
兼:『ようこそ、お出でくださいまして、まことにありがとうございます♪
いっぱいのお運びで、台風一過・選挙後のお疲れのところのご来場、ありがとうございます♪
台風も・・・大変でした!
いつもより、雨量が多くて・・・
選挙は・・・盛り上がらなかった!
目だったのは・・・枝野さんの・・・福耳ぐらいで・・・♪
小池さんは、開票の当日にパリに・・・
これは・・・どうなんでしょ〜♪
事前に決まっていたスケジュールにしても・・・?
\(>_<)/
例えば、川中島の合戦の時に、上杉謙信が草津の湯に浸かっている・・・みたいな・・・?
これじゃ〜士気が上がらないでしょ〜♪
\(>_<)/
どうせなら・・・小池さんは、パリで、(TV 中継の時にテーブルに)フランス料理をズラ〜っと並べて、ワインを片手に・・・『カンパイ♪(完敗!)』って・・・それくらいやっても・・・♪』
\(^o^)/
兼:『今回の選挙で、各政党のスローガンが分からなかった?
A 党:『日本を守ります!』
B 党:『日本を豊かにします!』
これだと・・・どちらかを選ぶのは・・・(出来ない)
C 党:『日本を守る!』
D 党:『日本を滅亡へ!』
これなら・・・選ぶ事が出来ます♪
\(^o^)/
それから、裁判官の審査・・・
裁判官の名前が書いてある用紙にXを付けるんですが・・・
例え、私に『あの裁判官は、自宅でパンツを被っている!』って情報が入ったにしても・・・
Xは・・・付けられません♪
自宅でパンツを被っていても、裁判所では、判決を出さずに、半ケツを出しているんでもなく、チャンと仕事(裁判)をしているのですから・・・
Xを付けるなら、政府の閣僚の大臣になら、Xは付けられます♪
財務大臣の麻生さんは・・・Xだな♪って・・・』
\(^o^)/
兼:『先日、また、財布を無くしまして・・・
\(>_<)/
今まで、何度も財布を無くしましたが・・・
殆ど財布は、戻ってきています♪
唯一無くした財布が戻ってこなかったのが、楽屋で、財布を無くした時で・・・
楽屋が・・・危ない!
\(>_<)/
今回の紛失した財布は、錦糸町の防災センターで見つかりました♪
今回、財布を無くしたのは、落語会の後、タクシーで帰宅した時で、お金を払って、タクシーを降りた時に置き忘れたんだと・・・(思います♪)
私の推理によりますと・・・
私の後に、タクシーに乗った客が、財布を発見!
その男は、押上在住で、自宅に帰るために、タクシーに、タクシーに乗ると、座席シートに財布が・・・
\(^o^)/
タクシーの運転手のバックミラー越しの視線に気を払い・・・タクシーの車内では、財布を拾い直ぐにポケットに・・・
気が小さいが、たまに、大胆な事をする・・・それが・・・押上の男!
年は、30代から40くらいまで、この世代は、クスネル年代でして・・・♪
押上の男は、自宅の『押上まで』って宣言から『運転手さん♪錦糸町までにして♪\(^o^)/』
って徐に行き先を変更した事でしょう・・・?
錦糸町に到着し、タクシーを降り、押上の男は・・・パブばかりが入っている雑居ビルに向かったに違いありません!
パブの雑居ビルに到着した男は、エレベーターの【上がる】の呼び出しボタンを押してエレベーターの到着を待ちます!
エレベーターの箱が一階に到着するまでの間に、押上の男は・・・『今日はどのくらい遊べるのかなぁ〜?』って拾った財布の中身を確認し始めます♪
が・・・私の落とした財布には、お金が入っていないんです!
\(^o^)/
自宅にタクシーで到着して、支払ったタクシー代金て、財布は・・・空っぽに・・・
\(^o^)/
たたし、財布の札入れの部分には、私が移動中にイタズラ書きをして楽しむ用に、短冊状にした半紙がゴソッと厚みを帯びて入っているので・・・
押上の男は、タクシーの中で財布を発見、拾った時には、それなりの金額が入っていると、思ったに違いありません!
錦糸町のパブばかりが入っている雑居ビル・・・私・・・ちょっと詳しいんですが・・・♪
\(^o^)/
雑居ビルのエレベーターの箱には、各フロアーのキャバクラ各店所属の女の子が、常時乗り込んでおり、お客さんが一階からエレベーターに乗り込むと、エレベーターの箱の中では、各フロアーのキャバクラの女の子が、自分の店へ!って・・・エレベーターの中で客引き合戦が繰り広げられるんです♪
そんな女の子達が乗ったエレベーターが一階に到着すると・・・
女の子:『いらっしゃいませ〜♪』
押上の男:『すみません!間違いです!』
(財布の中身に全然お金が入っていない事を認知しているので、『間違いです!』しか言えなかったはず)
エレベーターは、再び上層の階へ・・・女の子達だけを乗せて戻り・・・
押上の男は、財布を拾ったものの、お金が全く入っていなかった事に、腹をたて、財布を雑居ビルの片隅に投げ捨てた!
投げ捨てられた財布をどなたかが拾い、雑居ビルの管理者に届け、防災センターへ・・・
よって、覚えの全くない錦糸町の防災センターから、無くした私の財布が出てきた!
この推理で、ほとんど、間違いがないはずです!』
\(^o^)/
それにしても、凄まじいばかりの妄想族化した兼好師匠の推理と想像・・・♪
\(^o^)/
びっくりぽんな世界です♪
\(^o^)/
こんな【あいさつ】で、本日の会は・・・スタートいたしました♪
\(^o^)/
三遊亭 じゃんけん 【大安売り】
じゃん:『一年を20日で過ごすよい男♪』
\(^o^)/じゃん:『昔の関取は、一年に二場所の取り組みで、一場所の開催が10日間という・・・♪\(^o^)/』
こんな解説から噺【大安売り】に・・・
兼好師匠直伝な噺ですね♪
関取と関取の贔屓衆との会話で成り立つ噺で・・・
先場所の成績を尋ねられた関取は・・・
関取:『勝ったり、負けたり』と・・・
贔屓:『初日は?』
関取:『寝不足で、叩き込みで、ワシの負け』
贔屓:『二日目は?』
関取:『今日こそ負けられない!土俵際まで追い詰めるが、ウッチャリで、ワシの負け』
贔屓:『三日目は?』
関取:『前の日の相撲で怪我をした力士が相手・・・怪我をした足を三度蹴りました!』
贔屓:『卑怯だなおまえ』
関取:『足を蹴った拍子にスッテンコロリン♪で、ワシの負け』
贔屓:『四日目は?』
関取:『張り手をくらい、大変痛かった!45日で、ワシの負け』
贔屓:『45日で負け・・・?』
関取:『一突き半(一月半)で・・・』
贔屓:『中日は?』
関取:『中日は、土付かずです』
贔屓:『勝ったのか?』
関取:『中日は、祝儀を切らねばならない・・・金が無く、直伝が切れないので、中日は、休んだ・・・だから、土付かず♪』
贔屓:『六日目は?』
関取:『肩透かしをくらいヨロヨロとして、ワシの負け』
贔屓:『七日目は?』
関取:『吊りだしで負け』
贔屓:『八日目は?』
関取:『吊りだしから、内掛けに・・・
相手の外掛けで、ワシの負け』
贔屓:『九日目は?』
関取:『突っ張りの力士が相手で相手の突っ張りで、親指がワシの目に・・・相手を何とか押し出したが・・・押し出したのが、行司で・・・ワシの反則負け』
贔屓:『じゃ〜十日目・千秋楽は?』
関取:『何とか勝ったが・・・行司差し違えで、ワシの負け』
贔屓:『全部負けじゃないか・・・
お前は、最初『勝ったり、負けたり』って言ったじゃないか?』
関取:『それは・・・『向こう(相手)が勝ったり、こっちが負けたり』です』
\(^o^)/
三遊亭 兼好師匠 【甲府い】
マクラでは・・・
兼:『先々の時計になれや小商人
大きな会社だからって・・・
神戸製鋼・・・潰しても・・・
鉄の固さを誤魔化そうとさたんでしょ・・・?
頭が良い、大きな会社だから誤魔化そうと・・・
もし、中小企業なら、一発で、会社が潰れています!
事件が起きると・・・
【絵本になるか?】って考えます♪
つまり、その事件から、教訓を得られるか?って考えるんです♪』
こんなマクラから噺【甲府い】へ・・・
甲州から一旗揚げようと江戸に出てきたばかりの、善吉・・・♪
すぐに、浅草の仲見世でスリにあい、無一文に・・・
金がなく、メシが食べられず、ある豆腐屋のオカラに手を出す・・・
空かさず見つかり、店員の金公にポカポカ殴られ・・・
それを見咎める豆腐屋の親方♪
事情を聞き・・・
親方:『スリにあった、甲州人は・・・ぼっ〜っとしている♪狼の前でウサギが胡座をかいているようなもんだ♪』って称するくらい・・・
江戸に出たての善吉さんは、江戸のリズムから別の世界の人だと・・・窺えます♪
\(^o^)/
親方に『腹が減っているなら・・・家でメシを食っていきな!家は、おっかぁと娘だけだから・・・♪』
\(^o^)/
家に上がった善吉は、挨拶をするが・・・
親方:『ネコには、あいさつしなくても良いよ♪』
善吉の固さ・真面目さを上手く表す兼好師匠♪
\(^o^)/
二升のお鉢をペロリとたいらげ・・・
親方:『どのくらい?(メシ)炊いてあったんだい?
なに・・・二升・・・♪
オレまだ朝飯食っていないのに・・・』
この時に善吉に全て食べられてしまったメシが・・・
親方の記憶に常に残り・・・
事あるごとに・・・
『あんとき、オレメシを食っていなかった』って恨み節が噺のあちらこちらに盛り込まれます♪
\(^o^)/
そんな、親方から善吉に提案が・・・
親方:『口入れ屋で、職を探すなら・・・
家で働かないか?』
善吉:『盗み食い(オカラを)したのに・・・?』
親方:『早急、お前さんを叩いた金公・・・
近々、豆腐屋の実家を継ぐことに・・・
だから、出ていくんだ♪
どうだい?
まだ、お前さんの名前を聞いていなかったな?』
善吉:『善吉と申します♪』
親方:『前屈(ゼンクツ)?』
ここでは、甲州なまりがまだまだ全開の善吉さん・・・♪
\(^o^)/
豆腐屋で働く事になった善吉♪
一生懸命働くと共に、町中で、町内の子供が泣いていたりすると、懐から、飴玉を出して、泣いている子供にやり、なだめすかしたり・・・
こんな善吉は、町内の女将さん方が見方についてくれるのも、当然の成り行きで・・・
町内のどの家でも、三食・・・豆腐に・・・♪
そんな、朝・昼・晩と豆腐ばかりのオカズに不満な亭主どもは・・・互いに食生活の現状を確認しあう・・・♪
\(^o^)/
『豆腐ばかりだから・・・湯屋で浮いた!』
『冷奴ばかり!』
『下味(醤油)を付けない、豆腐の刺身!』
『冷奴を二つに切って、豆腐の開き!』
などなど・・・\(^o^)/
スッカリ、豆腐屋商売が板につき、店の娘の婿になったら善吉♪
ある日『一度甲州に帰り、育ての叔父さん叔母さんに挨拶をし、身延山で、願掛けをしてきた願をほどきたい』と・・・
ならば、出発の日に、豆腐屋へ寄り、そこから旅立てとの親方からの提案・・・♪
出発の当日、朝早く、豆腐屋の親方の宅に・・・
朝飯をすすめられ・・・食事をする・・・
親方:『なんだぁ〜?善吉・・・飯がまだ残っているじゃないか?
お前・・・腕が落ちたな♪
あん時(オカラを盗み食いし、奥で飯をご馳走になった)二升の御飯をペロリと食ったのに・・・♪
・・・・・・・・・あんとき・・・オレの分の飯も食ったな!』
って・・・やはり、行き着く先は・・・
飯を食われた恨み節に・・・
\(^o^)/
豆腐屋の親方の存在を上手に、セッティングして、噺に組み込んでる兼好師匠の【甲府い】でした・・・♪
\(^o^)/
仲入り
三遊亭 兼太郎 【宗論】
兼太郎さん・・・登場と同時に、兼好師匠ファンで一杯の会場客席から割れんばかりの拍手が・・・♪
太郎:『鳴り止まない拍手・・・ありがとうございます♪
喋ってもいいですか?
\(^o^)/
10月1日から二つ目に昇進いたしました♪
\(^o^)/』
会場:『パチパチパチ♪』
太郎:『昇進した挨拶を師匠と女将さんに・・・♪
10月1日に師匠宅に・・・
事前に連絡を差し上げたら・・・
師匠の仕事の都合で・・・
朝の7時に・・・
黒紋付きで挨拶に伺い、昇進の挨拶を・・・
続けて・・・
『師匠♪女将さん♪ありがとうございました♪』って・・・
朝早かったので、頭がボォ〜っとしていて・・・
こう申し上げたんですが・・・
師匠が・・・『やめるの?』って・・・
\(>_<)/』
確かに、そうも受け取れますね♪
\(^o^)/
太郎:『師匠宅に向かうのに、黒紋付きをシワにしたくなかったので、タクシーで行ったんですが・・・
タクシーの運転手さん・・・
黒紋付きの私の姿を見て・・・
ヤクザ屋さんと勘違いしている様子・・・
太郎:『運転手さん♪違いますよ♪私・・・圓楽一門会ですから・・・♪』
ますます勘違いを・・・
運転手:『どちらの組ですか?』って・・・
\(>_<)/』
\(^o^)/
太郎:『兼太郎って名前を頂き、お客様から『清水亭兼太郎にしたら?』なんて、言われましたが・・・
あの方は・・・打ってラリっていましたが・・・
芸人は、打たずとも・・・ラリっていまして・・・♪』
こんなマクラから噺【宗論】に・・・
噺の中で、ヤソ教かぶれの息子伊三郎が・・・
イエスの名を呼ぶとき、『イ・・・・・・エス』と・・・みょ〜な間を・・・
その間に、口をパクパクし、舌をレロレロ・・・
まさにラリっている人並みの顔で表現・・・
\(^o^)/
三遊亭 兼好師匠 【抜け雀】
マクラでは・・・
ゲスト出演?のけん玉改め、兼太郎さんを・・・
兼:『(二つ目に昇進して)自由になって・・・
空回りを・・・
三日後に(二つ目昇進)取り消そうかなぁ〜♪
\(^o^)/』
そうは言いつつも・・・
兼:『飽きずにご贔屓に・・・♪』
\(^o^)/
本音もチラリと・・・
兼:『(雑誌の)プレイボーイ・・・創刊した人・・・
90歳で・・・亡くなりました・・・
世話になりましたので・・・哀悼の意を・・・
私が、中学生の時、同級生のお兄さんが、アメリカへ・・・
二冊のプレイボーイを持ち帰って来ました♪
すると・・・たった一日で、学校中で噂が広まりました・・・♪
その持ち帰ってきたプレイボーイを見ましたが・・・
雑誌の中身が全て英文で・・・♪
こういう時ばかり・・・
クラスの頭の良いヤツに・・・
和訳をさせました♪
\(^o^)/』
こんなマクラから噺【抜け雀】に・・・
噺の中の夫婦二人で切り盛りする宿屋は・・・
お客を二階に案内するのに・・・
使う階段が、手すりは抜ける♪
壁に寄り掛かると、壁が抜けて、表の街道に出てしまう♪
階段の七段目は・・・ありません♪
って・・・宿屋の主人が先になり、階段を登る仕草が・・・♪
\(^o^)/
主人が呼び込んだお客が七日も長逗留になると・・・
女将:『(主人に)ちょっと、おいで!(あの)お客だよ!』
主人:『二階のお客は、一人だけだよ?』
女将:『うちみたいなキタナイ宿屋に、七日も逗留だよ!
それも、何処にも行かないで・・・
呼び込んだが、あんただよ・・・
あんたは、一文無しをよく呼び込むから・・・』
主人:『駕かきの悪い連中じゃなし、逗留前に、前金で100両払おうか?ってまで言われた
・・・
だから、大丈夫♪』
こう言いながら、七日までの中締めを願い出ると・・・
文無しが発覚!
文無しに抗議するが・・・旅人は・・・ちょっとも悪びれず♪
主人:『文無しは・・・最も可愛げが・・・
一泊して、翌朝に、頭を畳にこすり付け・・・
『申し訳ございません!』って・・・そういう可愛げが・・・
それに、日に三升の酒を・・・
七日間も・・・何物言わずに・・・』
旅人:『言おうと思いながら・・・七日経った!
ワシは、狩野派の絵師なので、あの衝立に絵を・・・
主人!硯を持って参れ♪』
主人:『はい♪』
・・・・・・・・・?
主人:『あんた・・・文無しだよ!
文無しなのに・・・何で威張る?』
旅人:『主人『硯を!』っと言えば・・・水だ!
『硯に、水ならば、墨を摺りなさい!』』
主人:『人間・・・バァ〜って怒られると・・・
幻を見る・・・!』
\(^o^)/
この噺の人の良い主人の存在・行動・言動が・・・とっても、噺に彩りを添えてきます♪
\(^o^)/
先月の【人形町噺し問屋】に参戦出来ずに、約二ヶ月ぶりの兼好師匠の会・・・
久しぶりに、楽しませて頂きました♪
\(^o^)/
By HB
落語会に参戦しました♪
\(^o^)/
本日の落語会は・・・
【人形町噺し問屋 その75】
日本橋劇場においての、兼好師匠の月に一度のお楽しみな落語会です♪
\(^o^)/
さてさて、落語会・・・
三遊亭 兼好師匠 【あいさつ】
三遊亭 じゃんけん 【大安売り】
三遊亭 兼好師匠 【甲府い】
仲入り
三遊亭 兼太郎 【宗論】
三遊亭 兼好師匠 【抜け雀】
三遊亭 兼好師匠 【あいさつ】
着物姿の兼好師匠、いつものスタンディングによる【あいさつ】で・・・♪
兼:『ようこそ、お出でくださいまして、まことにありがとうございます♪
いっぱいのお運びで、台風一過・選挙後のお疲れのところのご来場、ありがとうございます♪
台風も・・・大変でした!
いつもより、雨量が多くて・・・
選挙は・・・盛り上がらなかった!
目だったのは・・・枝野さんの・・・福耳ぐらいで・・・♪
小池さんは、開票の当日にパリに・・・
これは・・・どうなんでしょ〜♪
事前に決まっていたスケジュールにしても・・・?
\(>_<)/
例えば、川中島の合戦の時に、上杉謙信が草津の湯に浸かっている・・・みたいな・・・?
これじゃ〜士気が上がらないでしょ〜♪
\(>_<)/
どうせなら・・・小池さんは、パリで、(TV 中継の時にテーブルに)フランス料理をズラ〜っと並べて、ワインを片手に・・・『カンパイ♪(完敗!)』って・・・それくらいやっても・・・♪』
\(^o^)/
兼:『今回の選挙で、各政党のスローガンが分からなかった?
A 党:『日本を守ります!』
B 党:『日本を豊かにします!』
これだと・・・どちらかを選ぶのは・・・(出来ない)
C 党:『日本を守る!』
D 党:『日本を滅亡へ!』
これなら・・・選ぶ事が出来ます♪
\(^o^)/
それから、裁判官の審査・・・
裁判官の名前が書いてある用紙にXを付けるんですが・・・
例え、私に『あの裁判官は、自宅でパンツを被っている!』って情報が入ったにしても・・・
Xは・・・付けられません♪
自宅でパンツを被っていても、裁判所では、判決を出さずに、半ケツを出しているんでもなく、チャンと仕事(裁判)をしているのですから・・・
Xを付けるなら、政府の閣僚の大臣になら、Xは付けられます♪
財務大臣の麻生さんは・・・Xだな♪って・・・』
\(^o^)/
兼:『先日、また、財布を無くしまして・・・
\(>_<)/
今まで、何度も財布を無くしましたが・・・
殆ど財布は、戻ってきています♪
唯一無くした財布が戻ってこなかったのが、楽屋で、財布を無くした時で・・・
楽屋が・・・危ない!
\(>_<)/
今回の紛失した財布は、錦糸町の防災センターで見つかりました♪
今回、財布を無くしたのは、落語会の後、タクシーで帰宅した時で、お金を払って、タクシーを降りた時に置き忘れたんだと・・・(思います♪)
私の推理によりますと・・・
私の後に、タクシーに乗った客が、財布を発見!
その男は、押上在住で、自宅に帰るために、タクシーに、タクシーに乗ると、座席シートに財布が・・・
\(^o^)/
タクシーの運転手のバックミラー越しの視線に気を払い・・・タクシーの車内では、財布を拾い直ぐにポケットに・・・
気が小さいが、たまに、大胆な事をする・・・それが・・・押上の男!
年は、30代から40くらいまで、この世代は、クスネル年代でして・・・♪
押上の男は、自宅の『押上まで』って宣言から『運転手さん♪錦糸町までにして♪\(^o^)/』
って徐に行き先を変更した事でしょう・・・?
錦糸町に到着し、タクシーを降り、押上の男は・・・パブばかりが入っている雑居ビルに向かったに違いありません!
パブの雑居ビルに到着した男は、エレベーターの【上がる】の呼び出しボタンを押してエレベーターの到着を待ちます!
エレベーターの箱が一階に到着するまでの間に、押上の男は・・・『今日はどのくらい遊べるのかなぁ〜?』って拾った財布の中身を確認し始めます♪
が・・・私の落とした財布には、お金が入っていないんです!
\(^o^)/
自宅にタクシーで到着して、支払ったタクシー代金て、財布は・・・空っぽに・・・
\(^o^)/
たたし、財布の札入れの部分には、私が移動中にイタズラ書きをして楽しむ用に、短冊状にした半紙がゴソッと厚みを帯びて入っているので・・・
押上の男は、タクシーの中で財布を発見、拾った時には、それなりの金額が入っていると、思ったに違いありません!
錦糸町のパブばかりが入っている雑居ビル・・・私・・・ちょっと詳しいんですが・・・♪
\(^o^)/
雑居ビルのエレベーターの箱には、各フロアーのキャバクラ各店所属の女の子が、常時乗り込んでおり、お客さんが一階からエレベーターに乗り込むと、エレベーターの箱の中では、各フロアーのキャバクラの女の子が、自分の店へ!って・・・エレベーターの中で客引き合戦が繰り広げられるんです♪
そんな女の子達が乗ったエレベーターが一階に到着すると・・・
女の子:『いらっしゃいませ〜♪』
押上の男:『すみません!間違いです!』
(財布の中身に全然お金が入っていない事を認知しているので、『間違いです!』しか言えなかったはず)
エレベーターは、再び上層の階へ・・・女の子達だけを乗せて戻り・・・
押上の男は、財布を拾ったものの、お金が全く入っていなかった事に、腹をたて、財布を雑居ビルの片隅に投げ捨てた!
投げ捨てられた財布をどなたかが拾い、雑居ビルの管理者に届け、防災センターへ・・・
よって、覚えの全くない錦糸町の防災センターから、無くした私の財布が出てきた!
この推理で、ほとんど、間違いがないはずです!』
\(^o^)/
それにしても、凄まじいばかりの妄想族化した兼好師匠の推理と想像・・・♪
\(^o^)/
びっくりぽんな世界です♪
\(^o^)/
こんな【あいさつ】で、本日の会は・・・スタートいたしました♪
\(^o^)/
三遊亭 じゃんけん 【大安売り】
じゃん:『一年を20日で過ごすよい男♪』
\(^o^)/じゃん:『昔の関取は、一年に二場所の取り組みで、一場所の開催が10日間という・・・♪\(^o^)/』
こんな解説から噺【大安売り】に・・・
兼好師匠直伝な噺ですね♪
関取と関取の贔屓衆との会話で成り立つ噺で・・・
先場所の成績を尋ねられた関取は・・・
関取:『勝ったり、負けたり』と・・・
贔屓:『初日は?』
関取:『寝不足で、叩き込みで、ワシの負け』
贔屓:『二日目は?』
関取:『今日こそ負けられない!土俵際まで追い詰めるが、ウッチャリで、ワシの負け』
贔屓:『三日目は?』
関取:『前の日の相撲で怪我をした力士が相手・・・怪我をした足を三度蹴りました!』
贔屓:『卑怯だなおまえ』
関取:『足を蹴った拍子にスッテンコロリン♪で、ワシの負け』
贔屓:『四日目は?』
関取:『張り手をくらい、大変痛かった!45日で、ワシの負け』
贔屓:『45日で負け・・・?』
関取:『一突き半(一月半)で・・・』
贔屓:『中日は?』
関取:『中日は、土付かずです』
贔屓:『勝ったのか?』
関取:『中日は、祝儀を切らねばならない・・・金が無く、直伝が切れないので、中日は、休んだ・・・だから、土付かず♪』
贔屓:『六日目は?』
関取:『肩透かしをくらいヨロヨロとして、ワシの負け』
贔屓:『七日目は?』
関取:『吊りだしで負け』
贔屓:『八日目は?』
関取:『吊りだしから、内掛けに・・・
相手の外掛けで、ワシの負け』
贔屓:『九日目は?』
関取:『突っ張りの力士が相手で相手の突っ張りで、親指がワシの目に・・・相手を何とか押し出したが・・・押し出したのが、行司で・・・ワシの反則負け』
贔屓:『じゃ〜十日目・千秋楽は?』
関取:『何とか勝ったが・・・行司差し違えで、ワシの負け』
贔屓:『全部負けじゃないか・・・
お前は、最初『勝ったり、負けたり』って言ったじゃないか?』
関取:『それは・・・『向こう(相手)が勝ったり、こっちが負けたり』です』
\(^o^)/
三遊亭 兼好師匠 【甲府い】
マクラでは・・・
兼:『先々の時計になれや小商人
大きな会社だからって・・・
神戸製鋼・・・潰しても・・・
鉄の固さを誤魔化そうとさたんでしょ・・・?
頭が良い、大きな会社だから誤魔化そうと・・・
もし、中小企業なら、一発で、会社が潰れています!
事件が起きると・・・
【絵本になるか?】って考えます♪
つまり、その事件から、教訓を得られるか?って考えるんです♪』
こんなマクラから噺【甲府い】へ・・・
甲州から一旗揚げようと江戸に出てきたばかりの、善吉・・・♪
すぐに、浅草の仲見世でスリにあい、無一文に・・・
金がなく、メシが食べられず、ある豆腐屋のオカラに手を出す・・・
空かさず見つかり、店員の金公にポカポカ殴られ・・・
それを見咎める豆腐屋の親方♪
事情を聞き・・・
親方:『スリにあった、甲州人は・・・ぼっ〜っとしている♪狼の前でウサギが胡座をかいているようなもんだ♪』って称するくらい・・・
江戸に出たての善吉さんは、江戸のリズムから別の世界の人だと・・・窺えます♪
\(^o^)/
親方に『腹が減っているなら・・・家でメシを食っていきな!家は、おっかぁと娘だけだから・・・♪』
\(^o^)/
家に上がった善吉は、挨拶をするが・・・
親方:『ネコには、あいさつしなくても良いよ♪』
善吉の固さ・真面目さを上手く表す兼好師匠♪
\(^o^)/
二升のお鉢をペロリとたいらげ・・・
親方:『どのくらい?(メシ)炊いてあったんだい?
なに・・・二升・・・♪
オレまだ朝飯食っていないのに・・・』
この時に善吉に全て食べられてしまったメシが・・・
親方の記憶に常に残り・・・
事あるごとに・・・
『あんとき、オレメシを食っていなかった』って恨み節が噺のあちらこちらに盛り込まれます♪
\(^o^)/
そんな、親方から善吉に提案が・・・
親方:『口入れ屋で、職を探すなら・・・
家で働かないか?』
善吉:『盗み食い(オカラを)したのに・・・?』
親方:『早急、お前さんを叩いた金公・・・
近々、豆腐屋の実家を継ぐことに・・・
だから、出ていくんだ♪
どうだい?
まだ、お前さんの名前を聞いていなかったな?』
善吉:『善吉と申します♪』
親方:『前屈(ゼンクツ)?』
ここでは、甲州なまりがまだまだ全開の善吉さん・・・♪
\(^o^)/
豆腐屋で働く事になった善吉♪
一生懸命働くと共に、町中で、町内の子供が泣いていたりすると、懐から、飴玉を出して、泣いている子供にやり、なだめすかしたり・・・
こんな善吉は、町内の女将さん方が見方についてくれるのも、当然の成り行きで・・・
町内のどの家でも、三食・・・豆腐に・・・♪
そんな、朝・昼・晩と豆腐ばかりのオカズに不満な亭主どもは・・・互いに食生活の現状を確認しあう・・・♪
\(^o^)/
『豆腐ばかりだから・・・湯屋で浮いた!』
『冷奴ばかり!』
『下味(醤油)を付けない、豆腐の刺身!』
『冷奴を二つに切って、豆腐の開き!』
などなど・・・\(^o^)/
スッカリ、豆腐屋商売が板につき、店の娘の婿になったら善吉♪
ある日『一度甲州に帰り、育ての叔父さん叔母さんに挨拶をし、身延山で、願掛けをしてきた願をほどきたい』と・・・
ならば、出発の日に、豆腐屋へ寄り、そこから旅立てとの親方からの提案・・・♪
出発の当日、朝早く、豆腐屋の親方の宅に・・・
朝飯をすすめられ・・・食事をする・・・
親方:『なんだぁ〜?善吉・・・飯がまだ残っているじゃないか?
お前・・・腕が落ちたな♪
あん時(オカラを盗み食いし、奥で飯をご馳走になった)二升の御飯をペロリと食ったのに・・・♪
・・・・・・・・・あんとき・・・オレの分の飯も食ったな!』
って・・・やはり、行き着く先は・・・
飯を食われた恨み節に・・・
\(^o^)/
豆腐屋の親方の存在を上手に、セッティングして、噺に組み込んでる兼好師匠の【甲府い】でした・・・♪
\(^o^)/
仲入り
三遊亭 兼太郎 【宗論】
兼太郎さん・・・登場と同時に、兼好師匠ファンで一杯の会場客席から割れんばかりの拍手が・・・♪
太郎:『鳴り止まない拍手・・・ありがとうございます♪
喋ってもいいですか?
\(^o^)/
10月1日から二つ目に昇進いたしました♪
\(^o^)/』
会場:『パチパチパチ♪』
太郎:『昇進した挨拶を師匠と女将さんに・・・♪
10月1日に師匠宅に・・・
事前に連絡を差し上げたら・・・
師匠の仕事の都合で・・・
朝の7時に・・・
黒紋付きで挨拶に伺い、昇進の挨拶を・・・
続けて・・・
『師匠♪女将さん♪ありがとうございました♪』って・・・
朝早かったので、頭がボォ〜っとしていて・・・
こう申し上げたんですが・・・
師匠が・・・『やめるの?』って・・・
\(>_<)/』
確かに、そうも受け取れますね♪
\(^o^)/
太郎:『師匠宅に向かうのに、黒紋付きをシワにしたくなかったので、タクシーで行ったんですが・・・
タクシーの運転手さん・・・
黒紋付きの私の姿を見て・・・
ヤクザ屋さんと勘違いしている様子・・・
太郎:『運転手さん♪違いますよ♪私・・・圓楽一門会ですから・・・♪』
ますます勘違いを・・・
運転手:『どちらの組ですか?』って・・・
\(>_<)/』
\(^o^)/
太郎:『兼太郎って名前を頂き、お客様から『清水亭兼太郎にしたら?』なんて、言われましたが・・・
あの方は・・・打ってラリっていましたが・・・
芸人は、打たずとも・・・ラリっていまして・・・♪』
こんなマクラから噺【宗論】に・・・
噺の中で、ヤソ教かぶれの息子伊三郎が・・・
イエスの名を呼ぶとき、『イ・・・・・・エス』と・・・みょ〜な間を・・・
その間に、口をパクパクし、舌をレロレロ・・・
まさにラリっている人並みの顔で表現・・・
\(^o^)/
三遊亭 兼好師匠 【抜け雀】
マクラでは・・・
ゲスト出演?のけん玉改め、兼太郎さんを・・・
兼:『(二つ目に昇進して)自由になって・・・
空回りを・・・
三日後に(二つ目昇進)取り消そうかなぁ〜♪
\(^o^)/』
そうは言いつつも・・・
兼:『飽きずにご贔屓に・・・♪』
\(^o^)/
本音もチラリと・・・
兼:『(雑誌の)プレイボーイ・・・創刊した人・・・
90歳で・・・亡くなりました・・・
世話になりましたので・・・哀悼の意を・・・
私が、中学生の時、同級生のお兄さんが、アメリカへ・・・
二冊のプレイボーイを持ち帰って来ました♪
すると・・・たった一日で、学校中で噂が広まりました・・・♪
その持ち帰ってきたプレイボーイを見ましたが・・・
雑誌の中身が全て英文で・・・♪
こういう時ばかり・・・
クラスの頭の良いヤツに・・・
和訳をさせました♪
\(^o^)/』
こんなマクラから噺【抜け雀】に・・・
噺の中の夫婦二人で切り盛りする宿屋は・・・
お客を二階に案内するのに・・・
使う階段が、手すりは抜ける♪
壁に寄り掛かると、壁が抜けて、表の街道に出てしまう♪
階段の七段目は・・・ありません♪
って・・・宿屋の主人が先になり、階段を登る仕草が・・・♪
\(^o^)/
主人が呼び込んだお客が七日も長逗留になると・・・
女将:『(主人に)ちょっと、おいで!(あの)お客だよ!』
主人:『二階のお客は、一人だけだよ?』
女将:『うちみたいなキタナイ宿屋に、七日も逗留だよ!
それも、何処にも行かないで・・・
呼び込んだが、あんただよ・・・
あんたは、一文無しをよく呼び込むから・・・』
主人:『駕かきの悪い連中じゃなし、逗留前に、前金で100両払おうか?ってまで言われた
・・・
だから、大丈夫♪』
こう言いながら、七日までの中締めを願い出ると・・・
文無しが発覚!
文無しに抗議するが・・・旅人は・・・ちょっとも悪びれず♪
主人:『文無しは・・・最も可愛げが・・・
一泊して、翌朝に、頭を畳にこすり付け・・・
『申し訳ございません!』って・・・そういう可愛げが・・・
それに、日に三升の酒を・・・
七日間も・・・何物言わずに・・・』
旅人:『言おうと思いながら・・・七日経った!
ワシは、狩野派の絵師なので、あの衝立に絵を・・・
主人!硯を持って参れ♪』
主人:『はい♪』
・・・・・・・・・?
主人:『あんた・・・文無しだよ!
文無しなのに・・・何で威張る?』
旅人:『主人『硯を!』っと言えば・・・水だ!
『硯に、水ならば、墨を摺りなさい!』』
主人:『人間・・・バァ〜って怒られると・・・
幻を見る・・・!』
\(^o^)/
この噺の人の良い主人の存在・行動・言動が・・・とっても、噺に彩りを添えてきます♪
\(^o^)/
先月の【人形町噺し問屋】に参戦出来ずに、約二ヶ月ぶりの兼好師匠の会・・・
久しぶりに、楽しませて頂きました♪
\(^o^)/
By HB
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