ぱかぱか日記

12月23日(土曜日)
落語会に参戦しました♪
本日の落語会は･･･
武蔵境　ファミリースタンプ２階会議室においての会で･･･
【本寸法・噺を聴く会】(第７３回)
林家正雀・柳家蝠丸二人会(その３)
正雀師匠が【文七元結】を♪
蝠丸師匠が【死神】を♪
それぞれネタ出しされた会です･･･
さてさて、落語会･･･
林家　正雀師匠　【一人酒盛り】
柳家　蝠丸師匠　【死神】
仲入り
柳家　蝠丸師匠　【安兵衛狐】
林家　正雀師匠　【文七元結】

林家　正雀師匠　【一人酒盛り】
雀：『暮れのお忙しい中･･･ご来場頂きまして御礼を申し上げます♪
＼(^o^)／
暮れから正月にかけて･･･イヤな時機で･･･
正月には、前座さんにお年玉をあげなくては･･･
出来るなら、私･･･正月は前座になり･･･
２月に真打に戻る･･･♪(こんな事が出来ないもんか？)
暮れには、かなり遅い時間帯に電車に乗る事が･･･ままあます♪
電車の車内･･･酒臭くて･･･イヤですね♪
＼(>_<)／
そうは、申しましても、私も(酒を)飲んでいますから･･･小言は言えません♪
＼(^o^)／
私･･･お酒を呑むと･･･寝上戸に･･･♪
小里ん師匠は･･･
渋谷で終電後過ぎまで飲んでいて･･･
５時に始発の銀座線が動くからって･･･
始発電車にまで、再び飲む事に･･･
始発電車が動き、銀座線に渋谷でから乗り込み、自宅のある浅草へ･･･
どうせ、浅草は終点の駅だから･･･って
小里ん師匠、銀座線で寝入ってしまいました･･･
再び気付くと･･･そこは、渋谷駅･･･
？？？
寝入っている間に銀座線を往復してしまった♪
悪い事に、終点の渋谷駅って･･･
ホームが別れているために、一旦改札を出て、再び向かい側のホームから浅草行きに乗り換えねばなりません♪
当然キップ代をその都度、清算しなければならない･･･♪
＼(>_<)／
小里ん師匠･･･この渋谷〜浅草の銀座線往復を･･･その時に、2〜3度やってしまったみたい･･･♪
＼(^o^)／
講談の先生は、飲んで寝過ごして･･･
気付けば･･･青森♪
流石に、清算は･･･
＼(>_<)／
青森駅の駅長室で、講談を一席･･･♪
それで、許されたそうで･･･♪』
＼(^o^)／
こんなマクラから噺【一人酒盛り】に･･･
酒が入ったから、一緒に飲もうと誘われた留さん･･･
ご馳走してもらえるなら･･･って、酒を燗にするための炭を外に取りに行き、その炭で火を起こし、酒の肴に魚金に刺身を買いに行き、古漬けのキュウリを洗い刻み、一合徳利に酒を移し分けて、燗にするまでやらされる♪
苦労が報われる事なく、留さんは･･･酒を飲ませて貰えない･･･
＼(^o^)／
これらの用を頼まれる度に･･･
『好きな留さんと(酒を)やりたい♪』やら･･･
『良い酒は盛り上がるし、悪い酒はへこむよ』やら･･･
『うめぇか？うめぇか？聞かないでくれよ留さん♪味が分かんないよ！』やら･･･
『留さん♪遠慮する事ないよ♪キュウリをお食べ』やら･･･
『茶渋の付いた茶碗を洗いな♪よく洗うんだよ･･･(茶碗を洗っている間に)酒をこっちに(自分用の湯飲み)注いじゃった！サッサと(茶碗を)洗えばいいのに･･･』やら･･･
まったくもって、お気の毒様な留さん･･･
＼(>_<)／
よし♪飲めるぞ♪って表情から一気に落胆する留さんのその変化が･･･♪
＼(^o^)／

柳家　蝠丸師匠　【死神】
マクラでは･･･
蝠：『今日で、正雀師匠との二人会が、三回目になりますが･･･
第1回2回の時は、客席かがおジミでした･･･
今日は、(お客様が)一杯でビックリしています♪＼(^o^)／
2・3年前に、高熱、気持ち悪い、食べ物を受け付けない、下痢をするという･･･病気に･･･
普段から私･･･こんなんですが･･･(より)ゲッソリと･･･
現在、噺家さん･･･八百何十人いますが･･･
歌丸師匠のライバルなんです･･･私･･･
体重の話で･･･
歌丸師匠が、病気になるまでは、私が一位だったんですが･･･
＼(>_<)／
歌丸師匠に会うと･･･『体重増えた？』これが、互いのあいさつで･･･♪＼(^o^)／
私･･･練馬に住んでおりますが･･･
こんな痩せた身体で、健康だった為、掛かり付けの医者が居ませんで･･･
取り合えず、病院を探して、飛び込みました･･･
駅の側の60代の先生で･･･
私を見て･･･
医者：『悪そうだねぇ〜♪』って･･･
そんな事言う先生・医者っています？
＼(>_<)／
普通、病気で、不安な患者には『大丈夫、治るから♪』なんて言いませんか？
＼(^o^)／
診察するのに『上半身裸になって？』って･･･
言われた通りに、上半身裸になりますと･･･
医者：『何だって、こんなに痩せるまで(医者に)来なかった？』
＼(>_<)／
この先生･･･名医ですよ♪(口が悪くても)私の病気･･･治して頂きましたから･･･♪
＼(^o^)／
『私･･･生まれてこのかた･･･太った事がない！』って言えなかった♪』
＼(>_<)／
こんなマクラの話をしながら噺【死神】に滑り込むように話が噺に流れていきます♪
＼(^o^)／
男：『弱っちゃったなぁ〜』
蝠：『ここから、本編(噺)ですからね♪』
＼(^o^)／
河へ身を投げる？→泳げない！
高い所から飛び降りる？→高所恐怖症！
木で首を括ろうか？
などと、工面せねばならない金が出来ずあてもなく歩いているうちに･･･
『いっその事、死んじまおう♪』って気になり、上記の死に方を考えていると･･･
男の前に死神が現れて･･･
死神：『お前だけに、死神が見えるようにしておいてやるから♪』
この条件付き提示の【死神】は･･･初めて聞きます？
＼(^o^)／
死神が言うには･･･
死神：『医者になり、患者を見舞い、患者の足元に死神が居たら、【あじゃらかもくれんバイアグラてけれっつのパアッ】って呪文を唱え、手をパンパンと二回叩け♪すると、患者の足元に居る死神は、消えるから♪』
男：『そんな事言われても･･･』
死神：『日本死神協会の理事会で決まった事だから･･･♪』
＼(^o^)／
試しに、男が死神から教えられた呪文を唱え、手をパンパンと二回･･･
目の前に居た死神が何処へ消えてしまう･･･
半信半疑ながら、医者の商売をしてみようかと自宅に帰る♪
男：『おっかぁ〜♪ただいま♪』
女将：『お金は出来たの？』
男：『(オレ)医者になるから♪』
女将：『(何言ってんだい)あんたは･･･火消しだよ！』
こんな対話をしながらも･･･
カマボコ板に【いしや】と書いて看板を挙げる♪
初めての診察の依頼は･･･
店：『ごめんください？こちらはお医者様で？』
男：『ハイ♪』
店：『看板に【いしや】とあるものですから･･･
【医者】？か【石屋】？か･･･』
＼(^o^)／
店の方に連れて行かれた先の店の病に臥せっている旦那を例の呪文で･･･
男：『あじゃらかもくれんバイアグラてけれっつのパアッ♪』手を二回パンパンと･･･
寝ていた病人が･･･ガバッと跳ね起き♪
旦那：『吉原、行きたいね！』
男：『呪文のバイアグラが効いたのかね？』
呪文の文句の【バイアグラ】が、病人を治した時に、このような反応を示させ♪
＼(^o^)／
噺の中に、蝠丸師匠の独自のテイストが入り、時には、今の時事ネタを噺に放り込む♪
そんな、楽しい♪【死神】を聞かせて貰いました♪
＼(^o^)／
噺のオチも、蝠丸ワールド炸裂で･･･
死神：『お前には、医者は無理･･･やっぱり･･･火消しだ！』
噺に放り込んでおいた仕込みが見事に繋がり･･･
あっ！と驚く♪＼(^o^)／
蝠丸師匠･･･ヤッパ、スンゲ〜♪
＼(^o^)／

仲入り

柳家　　蝠丸師匠　【安兵衛狐】
マクラでは･･･
蝠：『もう一席で♪お目当ての【文七元結】ですから･･･』
＼(^o^)／
本所七不思議の話から･･･それを新東宝が映画化した話へ･･･
蝠丸師匠･･･映画についての知識･･･相当数持っていらしゃる？
噺【安兵衛狐】も、あまり聞いた事の少ない噺･･･
メモ書き中止で･･･噺に･･･
＼(^o^)／
記事の写真にあるように･･･
今日の蝠丸師匠の噺･･･
怪談噺･･･♪
でも、オドロオドロしい怪談噺でないのが･･･
当方にとっての救い？
ケラケラ笑いながら聞ける怪談噺♪
＼(^o^)／
蝠丸師匠の落語･･･
もっともっと追っかけたくなっているんですが･･･
どこで、オドロオドロしい怪談噺にぶつかるか？
これが、唯一の懸念事項･･･
当方･･･怖いの･･･苦手なチキンなもんですから♪
＼(^o^)／

林家　正雀師匠　【文七元結】
マクラもそこそこに、直ぐに噺へ･･･
暮れの12月、こちらの落語会の主旨にピタリと当てはまるような･･･
【本寸法、噺を聴く会】看板に偽りなしの、当に本寸法の噺【文七元結】を堪能させて頂きました♪
＼(^o^)／

落語会が終わり、会場を出ると･･･
予定されていた終演時間より･･･一時間ばかり押している♪
正雀師匠・蝠丸師匠、両師匠方のサービス♪
＼(^o^)／
良いクリスマスプレゼントを頂いた♪
＼(^o^)／
そんな、ニコニコな気持ちで、帰宅の徒につきました♪
＼(^o^)／

By HB