12月27日落語会
12月27日(水曜日)
今年を締めくくるラスト落語会に参戦しました♪
\(^o^)/
本日の落語会は・・・
八重洲ブックセンター本店
【本書く派寄席】柳家さん喬師匠
先程【噺家の卵煮ても焼いても】を筑摩書房から出版された、柳家さん喬師匠の落語会&サイン会です♪
さてさて、落語会・・・
柳家 さん喬師匠 【道灌〜】
柳家 さん喬師匠 【替り目】
柳家 さん喬師匠 【幾代餅】
柳家 さん喬師匠 【サイン会】
喬:『お寒い中、お出まし頂きまして、ありがとうございます♪
一時間ほど、落語と今回出版させて頂いた本について・・・♪お話をさせて頂ければと・・・♪
私・・・噺家になりまして・・・丁度、50年になります♪
その50年の記念にと、こちらの本の企画を4年前に出版社さんから頂き、少しずつ書いてまいりまして・・・
お客様に、分かってしまいますが、どれだけ、書くのがイヤか?(4年もかかり・・・)
\(>_<)/
本を出させて頂きましたが・・・
(私の)まわりだけが・・・好評で・・・♪
どうぞ、本を読まれた、ご感想やアドバイスなどをよろしくお願い申し上げます♪
本は・・・【行間】を・・・
噺は・・・【間】が・・・
それぞれ、大切なのかなと・・・
本の【行間】や噺の【間】それをいかに表すかにより、それぞれのお客様に、想像して頂く事に・・・♪
とても難しい事で・・・
例えば、日記を付けたり・・・
本を(音読)読んだり・・・
人前でお話をさせて頂く・・・
どれも難しいです♪
\(^o^)/
私・・・五代目小さんに入門いたしまして・・・
前座として・・・
そんなある日、外へ出ていた私の所に、先輩の兄弟子が来て・・・
『師匠が稽古をつけてくださる♪』って・・・
慌てて、取るものも取り合えず、師匠宅に駆けつけました・・・
師匠に稽古をつけて頂きましたが・・・
慌てて駆けつけた為に、足は痺れるし・・・バタバタして、噺をよく覚えられませんでした・・・
\(>_<)/
その、私が師匠に初めて習った噺・・・【道灌】をやります♪
最近は、この噺、前座さんも・・・やらなくなっています
\(>_<)/』
さん喬師匠が語り始めた、噺【道灌】ですが・・・
八っあんとご隠居の対話で始まりますが・・・
まんまお上がり→粗茶→ご隠居は、○○○○をやってるんんじゃ?→張り混ぜの古屏風→十二単(じゅうにひとえ)小野小町→雨が降らない都で、小野小町が歌を詠んで雨を降らせた♪→小野小町にご執心な深草少将→『百夜お通い下さい』→99日目にあい果てた→『可哀想だよ!1日ぐらいまけてやれ♪』
こんな感じでさん喬師匠の【道灌】が進んでまいりますが・・・
まんまお上がり→粗茶の部分以外の噺は・・・
他の噺の冒頭で聞いたことのある件で・・・
喬:『【道灌】のさわりでしたが・・・この噺・・・フルでやると40〜45分くらいかかる噺で・・・
小野小町の部分を話ながら、久しぶりにやったものですから・・・
『あっ!間違えた!』って・・・♪
\(^o^)/』
この噺に出てくる、張り混ぜの古屏風のそれぞれの絵について、展開させていく噺がある?
こんな話を今回でなく、以前に、さん喬師匠から聞いた事があったような・・・♪
\(^o^)/
道灌の本編の手前て、噺を終えられましたが・・・
さん喬師匠のフルバージョンの【道灌】是非、一度遭遇してみたいものです♪
\(^o^)/
ここから、小さん師匠に習った【守破離】について・・・
さん喬師匠曰く、まだまだ、【離】の域には・・・?
そう、仰っていましたが・・・?
\(^o^)/
喬:『八代目の文楽師匠は・・・
『死ぬまで修業です!』って・・・
本当にそうだと・・・♪
噺を稽古すると申しましても・・・
ただ、覚えるだけではだめで・・・
よく、先輩の噺家に・・・
『稽古してやろうか?』って誘われました・・・
これは・・・先輩自身の稽古を兼ねているんです♪
(息をしている)人の前で、落語をやって・・・その噺を体得する♪って事なんです♪』
このような、噺家としての修業のほんの一部を回顧し、話をしてくださり・・・
噺【替り目】に・・・
俥屋の件は無く・・・
旦那:『チョッとだけ、こんな事を・・・』
女将:『もう十分じゃない、お寝なさい♪』
旦那:『そう言わず、ほんのチョッとだけ♪』
女将:『何で、チョッとが多くなるの?』
手・指で、チョッとお酒が飲みたい♪って・・・
その表し方が・・・段々大きく♪
\(^o^)/
女将さんが折れて、お酒が飲めるとなると・・・
旦那:『そんな小さなやつじゃなく!大きな湯飲みで・・・寿司屋から持ってきた大きなやつがあっただろう!』
\(^o^)/
旦那:『なんか・・・つまむ物は?』
女将:『さっきまで、油虫がいたのに・・・♪』
旦那:『・・・・・・\(>_<)/』
女将:『手足を取れば、柿の種だろ♪』
旦那:『横浜くんが持ってきたシュウマイは?』
女将:『三年前に食べました!』
旦那:『小田原くんの持ってきたカマボコは?』
女将:『とうの昔に無くなりました!』
旦那:『静岡くんのわさび漬け?浜松くんの・・・?』
女将:『(あんた)東海道線から離れられないのの?』
\(^o^)/
クスクス笑を起こしながら・・・噺は・・・
女将さんがオデンを買いに行く事に・・・
外室したものと思い・・・
一人女将さんへの感謝を独りごつ旦那・・・
それを・・・女将さんに見・聞かれて・・・♪
\(^o^)/
寄席で、かかるバージョンの【替り目】?
この噺・・・バカバカしい旦那と女将さんのやり取りから・・・シンミリ旦那の本音が聞けて・・・
好きな噺なんですが・・・
昨夜、YouTubeで、さん喬師匠の落語を予習した中にも入っており、当に、ヤマカンがドンピシャリ♪\(^o^)/
喬:『先輩から【替り目】を習ったのが・・・
前座の時分ですから・・・どこでも出来ないかったんです・・・♪』
(先輩は、前座のさん喬師匠にこの【替り目】を教えながら、自分自身の噺の稽古をしていたんですね♪)
喬:『TBS の公開放送の落語会がありまして・・・
私が先の出番で、後に、師匠の小さんが・・・
私の噺を舞台袖でジィ〜っと聞いて下さっていた師匠の小さんが、落語会終演後声を・・・
小さん:『おい♪何か食うか?』
さん喬:『スミマセン次が有りますので・・・』
小さん:『じゃ〜チョッとそこで・・・』って・・・
(楽屋裏で)アドバイスを頂きました♪
そのアドバイス・・・
まさに・・・【目からウロコ】・・・それこそ【全身からウロコ】のアドバイスで・・・\(>_<)/
アドバイスを頂いた噺を・・・』
\(^o^)/
こんなエピソードのある噺・・・
【幾代餅】が始まりました♪
\(^o^)/
噺【幾代餅】をタップリ聞かせていただいて♪
\(^o^)/
閉めに・・・
小さん師匠から頂いたアドバイスを・・・
それは、この本にも書いていない事で・・・
噺家としての噺をお客様にどのように語るか・・・
そういうさん喬師匠にとって、とても大切にされている、宝箱のなかの取って置きな話を・・・♪
\(^o^)/
公演の冒頭の【行間】や【間】にも繋がる話ですね♪
\(^o^)/
年の暮れ、2017年の締めくくりの落語会をこの落語会に設定し・・・大正解♪
\(^o^)/
このあと、さん喬師匠の著書【噺家の卵 煮ても焼いても】にサインを・・・
来場されたお客様一人一人丁寧にサインし、対応されているさん喬師匠・・・♪
\(^o^)/
当方も、師匠と会話が直接出来て♪
大満足な会でした♪
\(^o^)/
By HB
今年を締めくくるラスト落語会に参戦しました♪
\(^o^)/
本日の落語会は・・・
八重洲ブックセンター本店
【本書く派寄席】柳家さん喬師匠
先程【噺家の卵煮ても焼いても】を筑摩書房から出版された、柳家さん喬師匠の落語会&サイン会です♪
さてさて、落語会・・・
柳家 さん喬師匠 【道灌〜】
柳家 さん喬師匠 【替り目】
柳家 さん喬師匠 【幾代餅】
柳家 さん喬師匠 【サイン会】
喬:『お寒い中、お出まし頂きまして、ありがとうございます♪
一時間ほど、落語と今回出版させて頂いた本について・・・♪お話をさせて頂ければと・・・♪
私・・・噺家になりまして・・・丁度、50年になります♪
その50年の記念にと、こちらの本の企画を4年前に出版社さんから頂き、少しずつ書いてまいりまして・・・
お客様に、分かってしまいますが、どれだけ、書くのがイヤか?(4年もかかり・・・)
\(>_<)/
本を出させて頂きましたが・・・
(私の)まわりだけが・・・好評で・・・♪
どうぞ、本を読まれた、ご感想やアドバイスなどをよろしくお願い申し上げます♪
本は・・・【行間】を・・・
噺は・・・【間】が・・・
それぞれ、大切なのかなと・・・
本の【行間】や噺の【間】それをいかに表すかにより、それぞれのお客様に、想像して頂く事に・・・♪
とても難しい事で・・・
例えば、日記を付けたり・・・
本を(音読)読んだり・・・
人前でお話をさせて頂く・・・
どれも難しいです♪
\(^o^)/
私・・・五代目小さんに入門いたしまして・・・
前座として・・・
そんなある日、外へ出ていた私の所に、先輩の兄弟子が来て・・・
『師匠が稽古をつけてくださる♪』って・・・
慌てて、取るものも取り合えず、師匠宅に駆けつけました・・・
師匠に稽古をつけて頂きましたが・・・
慌てて駆けつけた為に、足は痺れるし・・・バタバタして、噺をよく覚えられませんでした・・・
\(>_<)/
その、私が師匠に初めて習った噺・・・【道灌】をやります♪
最近は、この噺、前座さんも・・・やらなくなっています
\(>_<)/』
さん喬師匠が語り始めた、噺【道灌】ですが・・・
八っあんとご隠居の対話で始まりますが・・・
まんまお上がり→粗茶→ご隠居は、○○○○をやってるんんじゃ?→張り混ぜの古屏風→十二単(じゅうにひとえ)小野小町→雨が降らない都で、小野小町が歌を詠んで雨を降らせた♪→小野小町にご執心な深草少将→『百夜お通い下さい』→99日目にあい果てた→『可哀想だよ!1日ぐらいまけてやれ♪』
こんな感じでさん喬師匠の【道灌】が進んでまいりますが・・・
まんまお上がり→粗茶の部分以外の噺は・・・
他の噺の冒頭で聞いたことのある件で・・・
喬:『【道灌】のさわりでしたが・・・この噺・・・フルでやると40〜45分くらいかかる噺で・・・
小野小町の部分を話ながら、久しぶりにやったものですから・・・
『あっ!間違えた!』って・・・♪
\(^o^)/』
この噺に出てくる、張り混ぜの古屏風のそれぞれの絵について、展開させていく噺がある?
こんな話を今回でなく、以前に、さん喬師匠から聞いた事があったような・・・♪
\(^o^)/
道灌の本編の手前て、噺を終えられましたが・・・
さん喬師匠のフルバージョンの【道灌】是非、一度遭遇してみたいものです♪
\(^o^)/
ここから、小さん師匠に習った【守破離】について・・・
さん喬師匠曰く、まだまだ、【離】の域には・・・?
そう、仰っていましたが・・・?
\(^o^)/
喬:『八代目の文楽師匠は・・・
『死ぬまで修業です!』って・・・
本当にそうだと・・・♪
噺を稽古すると申しましても・・・
ただ、覚えるだけではだめで・・・
よく、先輩の噺家に・・・
『稽古してやろうか?』って誘われました・・・
これは・・・先輩自身の稽古を兼ねているんです♪
(息をしている)人の前で、落語をやって・・・その噺を体得する♪って事なんです♪』
このような、噺家としての修業のほんの一部を回顧し、話をしてくださり・・・
噺【替り目】に・・・
俥屋の件は無く・・・
旦那:『チョッとだけ、こんな事を・・・』
女将:『もう十分じゃない、お寝なさい♪』
旦那:『そう言わず、ほんのチョッとだけ♪』
女将:『何で、チョッとが多くなるの?』
手・指で、チョッとお酒が飲みたい♪って・・・
その表し方が・・・段々大きく♪
\(^o^)/
女将さんが折れて、お酒が飲めるとなると・・・
旦那:『そんな小さなやつじゃなく!大きな湯飲みで・・・寿司屋から持ってきた大きなやつがあっただろう!』
\(^o^)/
旦那:『なんか・・・つまむ物は?』
女将:『さっきまで、油虫がいたのに・・・♪』
旦那:『・・・・・・\(>_<)/』
女将:『手足を取れば、柿の種だろ♪』
旦那:『横浜くんが持ってきたシュウマイは?』
女将:『三年前に食べました!』
旦那:『小田原くんの持ってきたカマボコは?』
女将:『とうの昔に無くなりました!』
旦那:『静岡くんのわさび漬け?浜松くんの・・・?』
女将:『(あんた)東海道線から離れられないのの?』
\(^o^)/
クスクス笑を起こしながら・・・噺は・・・
女将さんがオデンを買いに行く事に・・・
外室したものと思い・・・
一人女将さんへの感謝を独りごつ旦那・・・
それを・・・女将さんに見・聞かれて・・・♪
\(^o^)/
寄席で、かかるバージョンの【替り目】?
この噺・・・バカバカしい旦那と女将さんのやり取りから・・・シンミリ旦那の本音が聞けて・・・
好きな噺なんですが・・・
昨夜、YouTubeで、さん喬師匠の落語を予習した中にも入っており、当に、ヤマカンがドンピシャリ♪\(^o^)/
喬:『先輩から【替り目】を習ったのが・・・
前座の時分ですから・・・どこでも出来ないかったんです・・・♪』
(先輩は、前座のさん喬師匠にこの【替り目】を教えながら、自分自身の噺の稽古をしていたんですね♪)
喬:『TBS の公開放送の落語会がありまして・・・
私が先の出番で、後に、師匠の小さんが・・・
私の噺を舞台袖でジィ〜っと聞いて下さっていた師匠の小さんが、落語会終演後声を・・・
小さん:『おい♪何か食うか?』
さん喬:『スミマセン次が有りますので・・・』
小さん:『じゃ〜チョッとそこで・・・』って・・・
(楽屋裏で)アドバイスを頂きました♪
そのアドバイス・・・
まさに・・・【目からウロコ】・・・それこそ【全身からウロコ】のアドバイスで・・・\(>_<)/
アドバイスを頂いた噺を・・・』
\(^o^)/
こんなエピソードのある噺・・・
【幾代餅】が始まりました♪
\(^o^)/
噺【幾代餅】をタップリ聞かせていただいて♪
\(^o^)/
閉めに・・・
小さん師匠から頂いたアドバイスを・・・
それは、この本にも書いていない事で・・・
噺家としての噺をお客様にどのように語るか・・・
そういうさん喬師匠にとって、とても大切にされている、宝箱のなかの取って置きな話を・・・♪
\(^o^)/
公演の冒頭の【行間】や【間】にも繋がる話ですね♪
\(^o^)/
年の暮れ、2017年の締めくくりの落語会をこの落語会に設定し・・・大正解♪
\(^o^)/
このあと、さん喬師匠の著書【噺家の卵 煮ても焼いても】にサインを・・・
来場されたお客様一人一人丁寧にサインし、対応されているさん喬師匠・・・♪
\(^o^)/
当方も、師匠と会話が直接出来て♪
大満足な会でした♪
\(^o^)/
By HB
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