9月22日落語会
9月22日(土曜日)
シルバーウィークまっただ中、またまたの三連休♪その初っぱなの、本日も落語会に・・・♪
\(^o^)/
本日の会は・・・
お江戸日本橋亭で開催される
【入船亭扇遊を聴く会】です。
さてさて、落語会・・・
入船亭 遊京 【壺算】
入船亭 扇遊師匠 【天狗裁き】
入船亭 扇遊師匠 【試し酒】
仲入り
入船亭 扇遊師匠 【三枚起請】
入船亭 遊京 【壺算】
久しぶりの遊京さん・・・♪
あいさつの後に、携帯OFF の依頼を・・・
遊京:『携帯の電源をOFF に願います。
もし(携帯が)鳴ったら、直ぐに切れば良いのですが・・・
中には、携帯が鳴り終わるまで『待つ!』って方も・・・
二つ目になり、五年振りに、歯科医へ行けるようになりまして・・・
今、街中の歯医者さん・・・
街中のコンビニより数が多いそうなんです』
って・・・遊京さん・・・
5年振りに行かれた歯医者さんでの・・・???な話を笑いに・・・♪
そこから、噺【壺算】に・・・
遊京さんの【壺算】では、買い物(二荷の甕を)に付き合って貰う吉さんが、兄いな立場じゃなく、買い物主の男と同等な幼馴染みな関係なんだとか・・・
吉さんが、買い物上手な買い物の仕方を真正直な男に伝授してくれるシーンなども・・・
吉:『例えばな・・・お前が、古着屋に紋付きを買いに行ったとするだろ・・・
出された紋付き・・・
ザイズもピッタリ♪
紋付きの家紋もお前の家の家紋と同じ家紋で一致した・・・と・・・しても・・・
『うわぁ〜♪ザイズも合うし♪家紋も家の家紋と同じだ♪』って・・・言うな!
買う時には・・・
『ザイズを直さなければならないなぁ〜
紋も違うなぁ〜(古着屋が)負けるならば・・・買うよ♪』って・・・言うんだ!』
\(^o^)/
瀬戸物屋で、交渉し、一荷の甕を買って店を出るコンビ・・・
男:『(最初から)二荷の甕が買いたい!って言っているのに、なんで、一荷の甕を買うだよ!』
吉:『こうして、歩いていると・・・一荷の甕が二荷の甕に変わるんだよ♪』
男:『風に当たると・・・フヤケテ二荷の甕になるの?』
\(^o^)/
【壺算】・・・この噺・・・何度か色々な噺家さんから聞いた事がありますが・・・
前に記したような演出・台詞・・・
遊京さんバージョン?
初めましてのシチュエーションな【壺算】を楽しませてくれました♪
\(^o^)/
入船亭 扇遊師匠 【天狗裁き】
マクラでの扇遊師匠・・・
扇遊:『住本さん(この会の席亭さん)のご尽力で、独演会を・・・♪
(私)・・・独演会・・・キライ!・・・でして・・・
二人会なら・・・好き♪
こちらの、お江戸日本橋亭で、馬生さんとの二人会を住本さんに・・・♪
(開口一番の)遊京・・・二つ目でして・・・
もう・・・中国には、行かないんですかね?
\(^o^)/
今、遊京の演じた【壺算】・・・
私・・・分からないんです・・・
【時そば】なら・・・分かるんですが・・・
【壺算】は・・・分からない!
ですので【壺算】は!・・・私持っておりません!
どうも・・・算数が・・・苦手で・・・
\(^o^)/
(テニスの)大坂なおみさん・・・今日・・・勝ちました?
(ここで、客席のお客様が○のサインを?)
勝ちましたか♪
すると・・・明日・・・決勝ですね♪
\(^o^)/
大坂なおみさん・・・最初は興味なかったんですが・・・
なおみさん・・・キュートですよね♪
\(^o^)/
私・・・中学の3年間と高校で、ソフトテニス・・・軟式テニスを・・・やっておりましたもので・・・
ところで・・・大相撲は・・・?
白鵬が勝ちましたか・・・♪
白鵬の優勝が決まったんですね♪
\(^o^)/
これから(マクラは)お客様との対話形式で・・・♪
\(^o^)/
噺は・・・師匠方や先輩方から教わるんですが・・・
その形式が一対一で!
三扁稽古で・・・
私もやりました♪
教えてくださる方法は・・・
一対一で、その日のうちに、三回稽古をしてくださる師匠もいらっしゃれば・・・
三日間に渡って稽古をつけてくださる師匠も・・・
いづれにしても、三回で、噺を覚えなければならない♪
大変で・・・
四回目には(教えてもらった私の)噺を聞いて頂くんで・・・
(前座の頃には、カセットテープが有りましたので)噺を教えてくださる師匠の噺をテープに録らせて頂き、何べんも・・・♪
私が前座時分の時、ある先輩が、師匠の扇橋の所へ噺を習いに・・・
その時・・・
師匠扇橋が『お前(扇遊)後ろで聞いていろ』って
・・・
ところが・・・私、師匠の噺を聞きながら・・・
ウトウトしてしまいまして・・・
( ̄q ̄)zzz
師匠に怒られはしませんでしたが・・・怒っていたでしょう!
(>_<")
こんな事も・・・
先の小さん師匠のお供を・・・
小さん師匠・・・ほとんどしゃべらないんです
移動の時・・・車の後部座席に並んで・・・座り・・・
奥が小さん師匠で、入口側が私・・・
しゃべらない小さん師匠と一緒ですから・・・
眠くなりまして・・・
入口のドアの方へ(眠って)傾けば良いのですが・・・
小さん師匠に4〜5回寄りかかったんで!
皆さんはどのくらいの睡眠時間を・・・
私は・・・8時間くらい・・・
子供じゃないのに・・・♪
\(^o^)/
そして、寝つきがよくないんで・・・
夜中にはばかりに・・・起きて・・・
そのまま、寝つかれず・・・なんて事も・・・
ですから、時たま見ますよ・・・演芸図鑑を♪
\(^o^)/』
こんな、タップリなマクラから噺【天狗裁き】に・・・
『夢を見ていない!』って言い張る男に、女将さん、隣りの幼馴染み、大家さん、お奉行さま、天狗さまと・・・
次から次へと・・・
女将さんは、夢を教えて貰えず終いに、夫婦喧嘩に・・・
女将:『喧嘩になると、お前さんは直ぐに『張り倒すぞ!』って言うけど・・・(ならば)『さぁ殺せ!』』
隣りの幼馴染みの寅さんは・・・
寅:『ウムウムウム・・・それで・・・『さぁ殺せ!』かい・・・バカだなぁ〜♪
お前なぁ〜仲裁に入りやすい事で喧嘩しろよ〜♪オレは、口が固いんだ!幼馴染み、兄弟の仲なんだから・・・(夢の)あらすじだけでも・・・教えて♪』
隣り同士で喧嘩する二人を宥める大家さんは・・・
大家:『この長屋・・・一回りしてみれば、どこかで喧嘩だ!(寅!)人の夢を詮索するなら・・・家賃を払え!お前・・・6つも溜めているぞ!
(寅さんを追い払い)
私も・・・この年だし!口も固い!お前の夢の話・・・棺桶まで持って行くから・・・♪』
頑なに、夢の話をしない男を店だて(長屋から追い出す)する大家さん
そんな無茶な要求に、奉行所に嘆願書を出す男・・・
お奉行さまも嘆願書に目を通し・・・
奉行:『何・・・これ?』
\(^o^)/
そして、奉行所の松にくくりつけられた後に・・・
天狗さまが登場♪
特別なくすぐり(扇遊師匠流)なのかもしれませんが・・・
落語自身が持っている可笑しさを・・・遺憾なく♪
特別な事をせず、噺に忠実に表現(噺を)する扇遊師匠・・・
それで、この楽しさ・・・
経験値が活かされた噺をする師匠・・・
お見事です・・・楽しませて頂きました♪
\(^o^)/
入船亭 扇遊師匠 【試し酒】
マクラでは・・・
扇遊:『夢判断なんてございますが・・・
私・・・高座のある場所へ行かなくてはならない状況で・・・
なかなか、前に進まない!とか・・・
着物がない!とか・・・
そういう、夢を見たりします♪
その夢判断によると・・・そういう、夢を見る人は・・・『責任感が強い♪』そうなんで♪
\(^o^)/
現在、東西合わせて噺家・・・1000人ちかくに・・・♪
毎日開催されている、定席(寄席)・・・
これ以上増えることは・・・無いでしょう・・・
寄席の経営って・・・大変ですし・・・
第一に、寄席の土地や建物を自分で持っていなくては・・・なりません!
こちら、お江戸日本橋亭さんは・・・永谷さんの持ち物なんでしょ?
お客様が、寄席に入る時は、大勢来て頂けますが・・・
普段は・・・そんなに・・・(入りません)
(寄席の出番以外)ホールでの落語会・・・
今でこそ、東京かわら版に、日に20〜30の落語会の情報が・・・
昔の東京かわら版・・・こんなに・・・薄かった・・・
(落語会の数が少なかった)
\(^o^)/
前座は、飲む・打っ・買うは・・・禁止なんですが・・・
私・・・前座時分、通いの弟子でしたので、夜は、自分の時間が持てて(結構飲んでいました♪)
そんな前座の頃、先輩に言われたのが『飲んだなら・・・次の日は、師匠の家に早く行きなさい!』って・・・
師匠の扇橋は、飲みませんから、二日酔いで、師匠の家に行った時、ニオイで分かってしまっていただろうに・・・
噺家で、古今亭菊龍さんって・・・
酒をどんだけ飲んでも・・・
乱れない!変わらない!
一升飲んだにしてもです♪
(でも・・・)なんの為に飲んでいるの?
(いくら飲んでも、変わらないなら・・・)
\(^o^)/
私・・・日本酒は・・・酔ってしまいます♪』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【試し酒】に・・・
商いの大店の主人同士の会話で・・・
『近江屋さん・・・病気に?』
『病は、良くなりました♪』
『医者も少しなら(酒を飲んで)良いと言っているんだろ?』
『えぇ〜♪』
ここで、近江屋さんに酒を勧める相手の主人が・・・ニャ〜♪って笑います♪\(^o^)/
このニャ〜♪が、いかにも酒好き♪って感じで♪
\(^o^)/
近江屋の主人は、自分の代わりに、今、供に連れているメシ炊きの権助に飲ます事に・・・
大きな盃【武蔵野】って名前・・・
(武蔵野→広い→見尽くせない広さ→飲み尽くせない)
この盃で、五杯・・・五升の酒を・・・
一杯目・・・『夢中で飲んだだに・・・味わってねぇ〜♪』
二杯目・・・『うめぇ〜酒だね♪』
盃から口を離し・・・
『こっだな旨い酒・・・♪』
大きな盃の酒を味わいしだす♪
『うちの旦那さま♪この前、飲んだウチの酒・・・
あら・・・良くないよ!
今度、この酒と代えましょうよ♪』
次には・・・権助が一人言のように『ダメだね♪酒を味わおうって思うだが・・・
酒の方が口に飛び込んでくるようだね』
\(^o^)/
相手の主人が権助に『やっぱり、一番好きなのは・・・酒だね?』って尋ねると・・・
権助:『いいんや♪ゼニだよ♪
貯めたゼニ全部・・・飲む(酒を)だ♪』
\(^o^)/
ここから、権助の酒のウンチクが始まりますが・・・
権助:『酒って・・・誰がこさえたか?
唐土(モロコシ)のギテキがこさえた♪
その酒を時の帝に献上したら・・・
帝:『(酒は・・・)旨い・・・♪旨いが・・・二度と作ってはならぬ!』って・・・
なんでか・・・?
帝:『酒は、身を滅ぼす!牽いては・・・国を滅ぼす!から・・・』
それはな・・・タ〜ンと飲むから・・・悪いんだ!
オラみたいに・・・少しなら・・・♪』
\(^o^)/
ここまで、三杯の盃・・・3升の酒を飲み干した権助の台詞♪
だから・・・\(^o^)/
よい気分になってきている権助・・・
都々逸まで・・・飛び出します♪
『お酒飲む人・・・花ならツボミ・・・今日も咲け(酒)咲け(酒)・・・明日も咲け(酒)♪』
\(^o^)/
四杯目に取りかかる権助を見ながら・・・
相手の主人:『本当に、酒の方から、口に飛び込んで行ってるね♪』
\(^o^)/
って・・・感心しきり・・・
遂に五杯目の酒に・・・
そして、あの・・・オチに・・・
権助が、豪快に飲み干す盃・・・一見同じ?って見ていましたが・・・
その仕草が・・・一杯目〜二杯目〜三杯目〜四杯目〜五杯目と・・・
仕草自体にスピードや飲み方に、変化をつけて・・・
酒飲み扇遊師匠だからの・・・細かい表現なんですか?
\(^o^)/
お見事な【試し酒】です。
仲入り
入船亭 扇遊師匠 【三枚起請】
マクラでは・・・
扇遊:『つい、こないだ・・・
残念な事に、樹木希林さんがお亡くなりに・・・
私・・・悠木千帆(ゆうきちほ・樹木希林の前の芸名)の頃から好きでした♪
あの・・・ロックンロール♪の方と・・・
別居(婚)で・・・何十年も・・・
落語の方にも・・・惚れた・・・腫れたって噺が・・・
人を好きになると・・・ウキウキに・・・♪
次第に、心配になってくるのが・・・
相手の心変わり・・・
(>_<")
ですから・・・相手の名前を身体に刺青で・・・
【○○命】って二の腕とかに・刺青を入れたりして・・・刺青・・・
最近の海外のアスリート・サッカー選手などの刺青・・・
あれは・・・はり絵じゃ・・・ないんでしょ?
\(^o^)/
昔は、【起請】ってものを・・・やっていました♪
熊の権現さんが、起請文を(専売で)売っておりました・・・
その、起請がダメに・・・反古になると・・・
熊の権現のカラスが三千羽死ぬっていう・・・
明治以降に、廓で、この起請文が・・・大変に流行りまして・・・
朝に、カラスが鳴くのは・・・女将さん連中を起こすからだと・・・
カカァ〜♪カカァ〜♪って・・・
『起きろ!』とまでは・・・言いませんでしたが・・・♪
\(^o^)/
そんな起請文の、実際の効果は・・・
【年(季)が開けたら・・・貴方の所へ・・・
きっと行きます・・・断りに!】ってな・・・もんで・・・♪』
こんなマクラ・噺の前振りをシッカリしておいて・・・噺【三枚起請】に・・・
本日の三席・・・十二分にトリネタになるような噺を三席・・・
それに、どの噺にもタップリなマクラを付随させて下さいまして・・・
マクラ・噺と・・・
二倍!楽しませてくれた落語会でした♪
\(^o^)/
BY HB
シルバーウィークまっただ中、またまたの三連休♪その初っぱなの、本日も落語会に・・・♪
\(^o^)/
本日の会は・・・
お江戸日本橋亭で開催される
【入船亭扇遊を聴く会】です。
さてさて、落語会・・・
入船亭 遊京 【壺算】
入船亭 扇遊師匠 【天狗裁き】
入船亭 扇遊師匠 【試し酒】
仲入り
入船亭 扇遊師匠 【三枚起請】
入船亭 遊京 【壺算】
久しぶりの遊京さん・・・♪
あいさつの後に、携帯OFF の依頼を・・・
遊京:『携帯の電源をOFF に願います。
もし(携帯が)鳴ったら、直ぐに切れば良いのですが・・・
中には、携帯が鳴り終わるまで『待つ!』って方も・・・
二つ目になり、五年振りに、歯科医へ行けるようになりまして・・・
今、街中の歯医者さん・・・
街中のコンビニより数が多いそうなんです』
って・・・遊京さん・・・
5年振りに行かれた歯医者さんでの・・・???な話を笑いに・・・♪
そこから、噺【壺算】に・・・
遊京さんの【壺算】では、買い物(二荷の甕を)に付き合って貰う吉さんが、兄いな立場じゃなく、買い物主の男と同等な幼馴染みな関係なんだとか・・・
吉さんが、買い物上手な買い物の仕方を真正直な男に伝授してくれるシーンなども・・・
吉:『例えばな・・・お前が、古着屋に紋付きを買いに行ったとするだろ・・・
出された紋付き・・・
ザイズもピッタリ♪
紋付きの家紋もお前の家の家紋と同じ家紋で一致した・・・と・・・しても・・・
『うわぁ〜♪ザイズも合うし♪家紋も家の家紋と同じだ♪』って・・・言うな!
買う時には・・・
『ザイズを直さなければならないなぁ〜
紋も違うなぁ〜(古着屋が)負けるならば・・・買うよ♪』って・・・言うんだ!』
\(^o^)/
瀬戸物屋で、交渉し、一荷の甕を買って店を出るコンビ・・・
男:『(最初から)二荷の甕が買いたい!って言っているのに、なんで、一荷の甕を買うだよ!』
吉:『こうして、歩いていると・・・一荷の甕が二荷の甕に変わるんだよ♪』
男:『風に当たると・・・フヤケテ二荷の甕になるの?』
\(^o^)/
【壺算】・・・この噺・・・何度か色々な噺家さんから聞いた事がありますが・・・
前に記したような演出・台詞・・・
遊京さんバージョン?
初めましてのシチュエーションな【壺算】を楽しませてくれました♪
\(^o^)/
入船亭 扇遊師匠 【天狗裁き】
マクラでの扇遊師匠・・・
扇遊:『住本さん(この会の席亭さん)のご尽力で、独演会を・・・♪
(私)・・・独演会・・・キライ!・・・でして・・・
二人会なら・・・好き♪
こちらの、お江戸日本橋亭で、馬生さんとの二人会を住本さんに・・・♪
(開口一番の)遊京・・・二つ目でして・・・
もう・・・中国には、行かないんですかね?
\(^o^)/
今、遊京の演じた【壺算】・・・
私・・・分からないんです・・・
【時そば】なら・・・分かるんですが・・・
【壺算】は・・・分からない!
ですので【壺算】は!・・・私持っておりません!
どうも・・・算数が・・・苦手で・・・
\(^o^)/
(テニスの)大坂なおみさん・・・今日・・・勝ちました?
(ここで、客席のお客様が○のサインを?)
勝ちましたか♪
すると・・・明日・・・決勝ですね♪
\(^o^)/
大坂なおみさん・・・最初は興味なかったんですが・・・
なおみさん・・・キュートですよね♪
\(^o^)/
私・・・中学の3年間と高校で、ソフトテニス・・・軟式テニスを・・・やっておりましたもので・・・
ところで・・・大相撲は・・・?
白鵬が勝ちましたか・・・♪
白鵬の優勝が決まったんですね♪
\(^o^)/
これから(マクラは)お客様との対話形式で・・・♪
\(^o^)/
噺は・・・師匠方や先輩方から教わるんですが・・・
その形式が一対一で!
三扁稽古で・・・
私もやりました♪
教えてくださる方法は・・・
一対一で、その日のうちに、三回稽古をしてくださる師匠もいらっしゃれば・・・
三日間に渡って稽古をつけてくださる師匠も・・・
いづれにしても、三回で、噺を覚えなければならない♪
大変で・・・
四回目には(教えてもらった私の)噺を聞いて頂くんで・・・
(前座の頃には、カセットテープが有りましたので)噺を教えてくださる師匠の噺をテープに録らせて頂き、何べんも・・・♪
私が前座時分の時、ある先輩が、師匠の扇橋の所へ噺を習いに・・・
その時・・・
師匠扇橋が『お前(扇遊)後ろで聞いていろ』って
・・・
ところが・・・私、師匠の噺を聞きながら・・・
ウトウトしてしまいまして・・・
( ̄q ̄)zzz
師匠に怒られはしませんでしたが・・・怒っていたでしょう!
(>_<")
こんな事も・・・
先の小さん師匠のお供を・・・
小さん師匠・・・ほとんどしゃべらないんです
移動の時・・・車の後部座席に並んで・・・座り・・・
奥が小さん師匠で、入口側が私・・・
しゃべらない小さん師匠と一緒ですから・・・
眠くなりまして・・・
入口のドアの方へ(眠って)傾けば良いのですが・・・
小さん師匠に4〜5回寄りかかったんで!
皆さんはどのくらいの睡眠時間を・・・
私は・・・8時間くらい・・・
子供じゃないのに・・・♪
\(^o^)/
そして、寝つきがよくないんで・・・
夜中にはばかりに・・・起きて・・・
そのまま、寝つかれず・・・なんて事も・・・
ですから、時たま見ますよ・・・演芸図鑑を♪
\(^o^)/』
こんな、タップリなマクラから噺【天狗裁き】に・・・
『夢を見ていない!』って言い張る男に、女将さん、隣りの幼馴染み、大家さん、お奉行さま、天狗さまと・・・
次から次へと・・・
女将さんは、夢を教えて貰えず終いに、夫婦喧嘩に・・・
女将:『喧嘩になると、お前さんは直ぐに『張り倒すぞ!』って言うけど・・・(ならば)『さぁ殺せ!』』
隣りの幼馴染みの寅さんは・・・
寅:『ウムウムウム・・・それで・・・『さぁ殺せ!』かい・・・バカだなぁ〜♪
お前なぁ〜仲裁に入りやすい事で喧嘩しろよ〜♪オレは、口が固いんだ!幼馴染み、兄弟の仲なんだから・・・(夢の)あらすじだけでも・・・教えて♪』
隣り同士で喧嘩する二人を宥める大家さんは・・・
大家:『この長屋・・・一回りしてみれば、どこかで喧嘩だ!(寅!)人の夢を詮索するなら・・・家賃を払え!お前・・・6つも溜めているぞ!
(寅さんを追い払い)
私も・・・この年だし!口も固い!お前の夢の話・・・棺桶まで持って行くから・・・♪』
頑なに、夢の話をしない男を店だて(長屋から追い出す)する大家さん
そんな無茶な要求に、奉行所に嘆願書を出す男・・・
お奉行さまも嘆願書に目を通し・・・
奉行:『何・・・これ?』
\(^o^)/
そして、奉行所の松にくくりつけられた後に・・・
天狗さまが登場♪
特別なくすぐり(扇遊師匠流)なのかもしれませんが・・・
落語自身が持っている可笑しさを・・・遺憾なく♪
特別な事をせず、噺に忠実に表現(噺を)する扇遊師匠・・・
それで、この楽しさ・・・
経験値が活かされた噺をする師匠・・・
お見事です・・・楽しませて頂きました♪
\(^o^)/
入船亭 扇遊師匠 【試し酒】
マクラでは・・・
扇遊:『夢判断なんてございますが・・・
私・・・高座のある場所へ行かなくてはならない状況で・・・
なかなか、前に進まない!とか・・・
着物がない!とか・・・
そういう、夢を見たりします♪
その夢判断によると・・・そういう、夢を見る人は・・・『責任感が強い♪』そうなんで♪
\(^o^)/
現在、東西合わせて噺家・・・1000人ちかくに・・・♪
毎日開催されている、定席(寄席)・・・
これ以上増えることは・・・無いでしょう・・・
寄席の経営って・・・大変ですし・・・
第一に、寄席の土地や建物を自分で持っていなくては・・・なりません!
こちら、お江戸日本橋亭さんは・・・永谷さんの持ち物なんでしょ?
お客様が、寄席に入る時は、大勢来て頂けますが・・・
普段は・・・そんなに・・・(入りません)
(寄席の出番以外)ホールでの落語会・・・
今でこそ、東京かわら版に、日に20〜30の落語会の情報が・・・
昔の東京かわら版・・・こんなに・・・薄かった・・・
(落語会の数が少なかった)
\(^o^)/
前座は、飲む・打っ・買うは・・・禁止なんですが・・・
私・・・前座時分、通いの弟子でしたので、夜は、自分の時間が持てて(結構飲んでいました♪)
そんな前座の頃、先輩に言われたのが『飲んだなら・・・次の日は、師匠の家に早く行きなさい!』って・・・
師匠の扇橋は、飲みませんから、二日酔いで、師匠の家に行った時、ニオイで分かってしまっていただろうに・・・
噺家で、古今亭菊龍さんって・・・
酒をどんだけ飲んでも・・・
乱れない!変わらない!
一升飲んだにしてもです♪
(でも・・・)なんの為に飲んでいるの?
(いくら飲んでも、変わらないなら・・・)
\(^o^)/
私・・・日本酒は・・・酔ってしまいます♪』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【試し酒】に・・・
商いの大店の主人同士の会話で・・・
『近江屋さん・・・病気に?』
『病は、良くなりました♪』
『医者も少しなら(酒を飲んで)良いと言っているんだろ?』
『えぇ〜♪』
ここで、近江屋さんに酒を勧める相手の主人が・・・ニャ〜♪って笑います♪\(^o^)/
このニャ〜♪が、いかにも酒好き♪って感じで♪
\(^o^)/
近江屋の主人は、自分の代わりに、今、供に連れているメシ炊きの権助に飲ます事に・・・
大きな盃【武蔵野】って名前・・・
(武蔵野→広い→見尽くせない広さ→飲み尽くせない)
この盃で、五杯・・・五升の酒を・・・
一杯目・・・『夢中で飲んだだに・・・味わってねぇ〜♪』
二杯目・・・『うめぇ〜酒だね♪』
盃から口を離し・・・
『こっだな旨い酒・・・♪』
大きな盃の酒を味わいしだす♪
『うちの旦那さま♪この前、飲んだウチの酒・・・
あら・・・良くないよ!
今度、この酒と代えましょうよ♪』
次には・・・権助が一人言のように『ダメだね♪酒を味わおうって思うだが・・・
酒の方が口に飛び込んでくるようだね』
\(^o^)/
相手の主人が権助に『やっぱり、一番好きなのは・・・酒だね?』って尋ねると・・・
権助:『いいんや♪ゼニだよ♪
貯めたゼニ全部・・・飲む(酒を)だ♪』
\(^o^)/
ここから、権助の酒のウンチクが始まりますが・・・
権助:『酒って・・・誰がこさえたか?
唐土(モロコシ)のギテキがこさえた♪
その酒を時の帝に献上したら・・・
帝:『(酒は・・・)旨い・・・♪旨いが・・・二度と作ってはならぬ!』って・・・
なんでか・・・?
帝:『酒は、身を滅ぼす!牽いては・・・国を滅ぼす!から・・・』
それはな・・・タ〜ンと飲むから・・・悪いんだ!
オラみたいに・・・少しなら・・・♪』
\(^o^)/
ここまで、三杯の盃・・・3升の酒を飲み干した権助の台詞♪
だから・・・\(^o^)/
よい気分になってきている権助・・・
都々逸まで・・・飛び出します♪
『お酒飲む人・・・花ならツボミ・・・今日も咲け(酒)咲け(酒)・・・明日も咲け(酒)♪』
\(^o^)/
四杯目に取りかかる権助を見ながら・・・
相手の主人:『本当に、酒の方から、口に飛び込んで行ってるね♪』
\(^o^)/
って・・・感心しきり・・・
遂に五杯目の酒に・・・
そして、あの・・・オチに・・・
権助が、豪快に飲み干す盃・・・一見同じ?って見ていましたが・・・
その仕草が・・・一杯目〜二杯目〜三杯目〜四杯目〜五杯目と・・・
仕草自体にスピードや飲み方に、変化をつけて・・・
酒飲み扇遊師匠だからの・・・細かい表現なんですか?
\(^o^)/
お見事な【試し酒】です。
仲入り
入船亭 扇遊師匠 【三枚起請】
マクラでは・・・
扇遊:『つい、こないだ・・・
残念な事に、樹木希林さんがお亡くなりに・・・
私・・・悠木千帆(ゆうきちほ・樹木希林の前の芸名)の頃から好きでした♪
あの・・・ロックンロール♪の方と・・・
別居(婚)で・・・何十年も・・・
落語の方にも・・・惚れた・・・腫れたって噺が・・・
人を好きになると・・・ウキウキに・・・♪
次第に、心配になってくるのが・・・
相手の心変わり・・・
(>_<")
ですから・・・相手の名前を身体に刺青で・・・
【○○命】って二の腕とかに・刺青を入れたりして・・・刺青・・・
最近の海外のアスリート・サッカー選手などの刺青・・・
あれは・・・はり絵じゃ・・・ないんでしょ?
\(^o^)/
昔は、【起請】ってものを・・・やっていました♪
熊の権現さんが、起請文を(専売で)売っておりました・・・
その、起請がダメに・・・反古になると・・・
熊の権現のカラスが三千羽死ぬっていう・・・
明治以降に、廓で、この起請文が・・・大変に流行りまして・・・
朝に、カラスが鳴くのは・・・女将さん連中を起こすからだと・・・
カカァ〜♪カカァ〜♪って・・・
『起きろ!』とまでは・・・言いませんでしたが・・・♪
\(^o^)/
そんな起請文の、実際の効果は・・・
【年(季)が開けたら・・・貴方の所へ・・・
きっと行きます・・・断りに!】ってな・・・もんで・・・♪』
こんなマクラ・噺の前振りをシッカリしておいて・・・噺【三枚起請】に・・・
本日の三席・・・十二分にトリネタになるような噺を三席・・・
それに、どの噺にもタップリなマクラを付随させて下さいまして・・・
マクラ・噺と・・・
二倍!楽しませてくれた落語会でした♪
\(^o^)/
BY HB
コメントを書く...
Comments