4月6日落語会2
三遊亭 兼好師匠 【百川】
マクラでは・・・
兼好:『お後・・・休憩を楽しみに・・・♪
\(^o^)/
今は・・・人手不足だそうで・・・
優秀な人材を!なんて・・・言ってられない状況で・・・
コンビニの24時間営業も・・・
朝早く目か覚める人が居るから・・・
朝4時くらいから夜の8時くらいまでの営業で・・・良いのでは?
東京のある大学では、700人の留学生の所在が分からなくなっているそうで・・・
3年で・・・1400人ですよ・・・
我々東京の落語家も700人くらい・・・
その中には・・・『この人・・・何で食っているの?・・・分からない?』ような噺家は居ますが・・・
その噺家の所在は・・・分かっておりますから♪
\(^o^)/
江戸って街は・・・日に日に、街が変わったそうで・・・
江戸が、首都に・・・急になったため・・・
人が増え・・・街がドンドン拡がり
そのために、地方から人がドンドン集まったと・・・』
こんな、噺に入るための状況説明を・・・
そして、噺【百川】に・・・
噺の導入をスンナリと・・・
田舎言葉丸出しな百兵衛さんのあり方が違和感なく・・・噺へ導く兼好師匠♪
上手いもんですね♪
\(^o^)/
【百川】の噺の中に出てくるシーンで・・・
河岸の連中の座敷に御用聞きに現れた百兵衛さん・・・
河岸:『なに?』
百兵:『わし・・・百兵衛♪(田舎言葉)』
河岸:『日本人?(見た目)日本人なんだけど・・・通じ合えない!』
\(^o^)/
百兵衛さんの『御用は?』の口上に対し・・・河岸の連中は・・・
河岸:『今朝、かかぁとケンカをしまして・・・
(カッカしているので)二三聞き逃しました・・・もう一回お願いします♪
(ただ・・・)最後の『ウッヒャ♪』で、前を忘れてしまうので・・・『ウッヒャ♪』は無しで・・・
百兵:『§#¢∞£・・・(ウッヒャ♪)』
って・・・『ウッヒャ♪』の所で百兵衛さん口を両手で押さえて『ウッヒャ♪』の声が漏れない演出♪
\(^o^)/
仲入り
日比健治郎先生 リコーダー
伊東福雄先生 ギター
【シェルブールの雨傘】【ミシェル】【歌の翼に】【荒城の月】などなど・・・
リコーダーを演奏する日比先生をみてると・・・
アルト&ソプラノリコーダーをいつ・・・同時にくわえて、【剣の舞】が始まるの?
って・・・のだゆき先生の影げを、広い客席の中で・・・考えていたのは・・・当方だけじゃないはず!
\(^o^)/
三遊亭 兼好師匠 【井戸の茶碗】
兼好:『ただいまのは・・・日比先生で、リコーダーを・・・♪
リコーダーって、ちゃんとした人が吹くと、良い音色で・・・♪
学校でのリコーダーは、生徒の雑音で・・・
日比先生・・・見た目は・・・弱ったピロキ先生みたいですが・・・
以前、船の仕事で、一緒になりまして・・・
実は
日比先生に、木製のリコーダーをお借りしていまして・・・
自宅のマンションで、以前、そのリコーダーをピロピロと・・・練習していました♪
すると、マンションの別の階で、リコーダーがピロピロ♪って・・・
その別の階の人の吹くリコーダー・・・
『下手だなぁ〜♪』って思いました・・・
が・・・・・・
向こうのリコーダーが私に聞こえる・・・って事は・・・
私のリコーダーが向こうの人に聞かれてる!
急に恥ずかしくなりまして・・・♪』
\(^o^)/
兼好:『イチロー選手・・・
(引退での)天才の発言・・・難しいですよね♪
そんなイチロー選手・・・また、国民栄誉賞の授賞を断った・・・
前回の打診は、まだ、現役のメジャーリーガー選手だったから・・・
ならば、引退した今なら授賞してくれるだろう?って政府は考えたみたいですが・・・
それも、断った!
そう考えると・・・
国民栄誉賞を一回目の打診で、スンナリ受けてしまった方々・・・
今は・・・恥ずかしいですよね♪
そんな忖度な噺で・・・♪』
噺【井戸の茶碗】に・・・
仏像から出てきた50両を・・・
受けとる・受け取らないと互いに主張しあう、千代田卜斎と高木作左衛門・・・
千代田先生がこう言ってます♪
高木さんがこう言ってます♪
それぞれの発言を屑屋の清兵衛さんが・・・
発言主のモノマネ調に、相手方に伝える兼好師匠流の演出もさることながら・・・
今回の【井戸の茶碗】では・・・
大家さんの口利きで、互いに20両づつ受けとる♪
その20両のかたに、こちらから(千代田卜斎)から何か品を・・・
千代田卜斎が日頃愛用していた茶碗を贈ることになるが・・・
その品を選ぶ役割を清兵衛さんにさせる演出♪
この、清兵衛さんが選んだって事が・・・噺の後半のスパイスに・・・
贈った茶碗が・・・井戸の茶碗で・・・
高木作左衛門の主君、細川のお殿様に献上し、その見返りに300両が高木の手元に・・・
元は、千代田卜斎の茶碗であった井戸の茶碗・・・
細川のお殿様より頂いた300両の150両を千代田卜斎に渡したい!
しかし、50両を受け取らない!
そんな、頑なな、千代田卜斎にどの様に説得し、その金を受け取らせるか思案する高木・・・
高木:『千代田殿よりの贈り物(井戸の茶碗)・・・誰が選んだ!』
清兵衛:『私!だから・・・目が利かない!』
\(^o^)/
色々な噺家さんがかける【井戸の茶碗】
今日の兼好師匠のそれは・・・
普段聞く【井戸の茶碗】・・・
その世界観をもう一回り大きくしたって言うか・・・?
新たな【井戸の茶碗】を聞かせてもらった感が・・・♪
\(^o^)/
とっても、力の入った三席を独演会で聞けて・・・
帰りは・・・ニコニコ笑顔で、帰途につきました♪
\(^o^)/
BY HB
マクラでは・・・
兼好:『お後・・・休憩を楽しみに・・・♪
\(^o^)/
今は・・・人手不足だそうで・・・
優秀な人材を!なんて・・・言ってられない状況で・・・
コンビニの24時間営業も・・・
朝早く目か覚める人が居るから・・・
朝4時くらいから夜の8時くらいまでの営業で・・・良いのでは?
東京のある大学では、700人の留学生の所在が分からなくなっているそうで・・・
3年で・・・1400人ですよ・・・
我々東京の落語家も700人くらい・・・
その中には・・・『この人・・・何で食っているの?・・・分からない?』ような噺家は居ますが・・・
その噺家の所在は・・・分かっておりますから♪
\(^o^)/
江戸って街は・・・日に日に、街が変わったそうで・・・
江戸が、首都に・・・急になったため・・・
人が増え・・・街がドンドン拡がり
そのために、地方から人がドンドン集まったと・・・』
こんな、噺に入るための状況説明を・・・
そして、噺【百川】に・・・
噺の導入をスンナリと・・・
田舎言葉丸出しな百兵衛さんのあり方が違和感なく・・・噺へ導く兼好師匠♪
上手いもんですね♪
\(^o^)/
【百川】の噺の中に出てくるシーンで・・・
河岸の連中の座敷に御用聞きに現れた百兵衛さん・・・
河岸:『なに?』
百兵:『わし・・・百兵衛♪(田舎言葉)』
河岸:『日本人?(見た目)日本人なんだけど・・・通じ合えない!』
\(^o^)/
百兵衛さんの『御用は?』の口上に対し・・・河岸の連中は・・・
河岸:『今朝、かかぁとケンカをしまして・・・
(カッカしているので)二三聞き逃しました・・・もう一回お願いします♪
(ただ・・・)最後の『ウッヒャ♪』で、前を忘れてしまうので・・・『ウッヒャ♪』は無しで・・・
百兵:『§#¢∞£・・・(ウッヒャ♪)』
って・・・『ウッヒャ♪』の所で百兵衛さん口を両手で押さえて『ウッヒャ♪』の声が漏れない演出♪
\(^o^)/
仲入り
日比健治郎先生 リコーダー
伊東福雄先生 ギター
【シェルブールの雨傘】【ミシェル】【歌の翼に】【荒城の月】などなど・・・
リコーダーを演奏する日比先生をみてると・・・
アルト&ソプラノリコーダーをいつ・・・同時にくわえて、【剣の舞】が始まるの?
って・・・のだゆき先生の影げを、広い客席の中で・・・考えていたのは・・・当方だけじゃないはず!
\(^o^)/
三遊亭 兼好師匠 【井戸の茶碗】
兼好:『ただいまのは・・・日比先生で、リコーダーを・・・♪
リコーダーって、ちゃんとした人が吹くと、良い音色で・・・♪
学校でのリコーダーは、生徒の雑音で・・・
日比先生・・・見た目は・・・弱ったピロキ先生みたいですが・・・
以前、船の仕事で、一緒になりまして・・・
実は
日比先生に、木製のリコーダーをお借りしていまして・・・
自宅のマンションで、以前、そのリコーダーをピロピロと・・・練習していました♪
すると、マンションの別の階で、リコーダーがピロピロ♪って・・・
その別の階の人の吹くリコーダー・・・
『下手だなぁ〜♪』って思いました・・・
が・・・・・・
向こうのリコーダーが私に聞こえる・・・って事は・・・
私のリコーダーが向こうの人に聞かれてる!
急に恥ずかしくなりまして・・・♪』
\(^o^)/
兼好:『イチロー選手・・・
(引退での)天才の発言・・・難しいですよね♪
そんなイチロー選手・・・また、国民栄誉賞の授賞を断った・・・
前回の打診は、まだ、現役のメジャーリーガー選手だったから・・・
ならば、引退した今なら授賞してくれるだろう?って政府は考えたみたいですが・・・
それも、断った!
そう考えると・・・
国民栄誉賞を一回目の打診で、スンナリ受けてしまった方々・・・
今は・・・恥ずかしいですよね♪
そんな忖度な噺で・・・♪』
噺【井戸の茶碗】に・・・
仏像から出てきた50両を・・・
受けとる・受け取らないと互いに主張しあう、千代田卜斎と高木作左衛門・・・
千代田先生がこう言ってます♪
高木さんがこう言ってます♪
それぞれの発言を屑屋の清兵衛さんが・・・
発言主のモノマネ調に、相手方に伝える兼好師匠流の演出もさることながら・・・
今回の【井戸の茶碗】では・・・
大家さんの口利きで、互いに20両づつ受けとる♪
その20両のかたに、こちらから(千代田卜斎)から何か品を・・・
千代田卜斎が日頃愛用していた茶碗を贈ることになるが・・・
その品を選ぶ役割を清兵衛さんにさせる演出♪
この、清兵衛さんが選んだって事が・・・噺の後半のスパイスに・・・
贈った茶碗が・・・井戸の茶碗で・・・
高木作左衛門の主君、細川のお殿様に献上し、その見返りに300両が高木の手元に・・・
元は、千代田卜斎の茶碗であった井戸の茶碗・・・
細川のお殿様より頂いた300両の150両を千代田卜斎に渡したい!
しかし、50両を受け取らない!
そんな、頑なな、千代田卜斎にどの様に説得し、その金を受け取らせるか思案する高木・・・
高木:『千代田殿よりの贈り物(井戸の茶碗)・・・誰が選んだ!』
清兵衛:『私!だから・・・目が利かない!』
\(^o^)/
色々な噺家さんがかける【井戸の茶碗】
今日の兼好師匠のそれは・・・
普段聞く【井戸の茶碗】・・・
その世界観をもう一回り大きくしたって言うか・・・?
新たな【井戸の茶碗】を聞かせてもらった感が・・・♪
\(^o^)/
とっても、力の入った三席を独演会で聞けて・・・
帰りは・・・ニコニコ笑顔で、帰途につきました♪
\(^o^)/
BY HB
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