5月10日落語会
5月10日(金曜日)
会社帰りに落語会参戦♪
\(^o^)/
前回の落語会に引き続き
本日の落語会も、上方落語の会♪
深川江戸史料館において
露の新治落語会です。
さてさて、落語会・・・
露の新幸 【東の旅】
露の新治師匠 【兵庫船】
露の新幸 【時うどん】
露の新治師匠 【ちりとてちん】
柳家 さん喬師匠 【笠碁】
仲入り
露の新治師匠 【トーク】
柳家 さん喬師匠
露の新治師匠 【大丸屋騒動】
露の新幸 【東の旅】
新幸さん、初めましてな噺家さん♪
挨拶の後に、落語のルーツ(辻説法)について・・・
新幸:『往来を行く人に、足を止めて貰い、噺を聞いて貰うには・・・元気に、賑やかに演じないと・・・
(上方落語特有な膝隠しを)右手に持った扇子と、左手に持った小拍子で・・・叩きます♪』
小気味良いリズムを、膝隠しの見台を叩きながら♪
この叩くリズム・・・
決まりがあるそうで・・・
右1回→左2回→右1回って・・・
叩く法則性の解説が入ります・・・
このパチパチ叩く事により・・・
新幸:『賑やかにする事で、落語会の開演前に眠たそうにされているお客様を起こすって事も・・・(出来ます)』
\(^o^)/
新幸:『これから【東の旅】を・・・
この噺・・・関東では珍しいだけで♪
関西では・・・(今)殆どやりません♪』
\(^o^)/
パチパチ膝隠しを叩きながらの【東の旅】
何言っているのかよく分からずも・・・
\(^o^)/
噺を覚える際に・・・
噺【熊の皮】の女将さんに、先生宅に伺い披露する、お赤飯のお礼の口上を習う甚兵衛さん・・・
その際・・・
女将さんに、『(口上の意味は分からなくてよいから)音で覚えな!』
\(^o^)/
新幸さんの噺【東の旅】のパチパチを聞きながら・・・
頭の中では、甚兵衛さんと上方の駆け出しの噺家さんの気持ち・ご苦労が・・・よ〜く分かる一席です♪
\(^o^)/
露の新治師匠 【(西の旅)兵庫船】
袴姿で高座にあがる新治師匠♪
新治:『これから、ホンマの開演です♪』
新幸さんのホコリシズメのタタキについて・・・
その後、上方落語の旅の噺について・・・
新治:『旅の噺・・・東の旅・西の旅・お伊勢さんへの旅・地獄の旅など・・・
旅の噺は(基本)前座噺なんですが・・・
【地獄八景亡者戯】は米朝師匠が仕立てた噺で、前座の噺を大ネタとして、仕立てられた、それが、米朝師匠ご自身の価値で・・・♪
それでは、【西の旅】を・・・』
って・・・始まった噺が【兵庫船】
新治:『内陸地で、食べられる魚・・・ワニ(鮫)
それも、お祝い事のあるような時のみに・・・
逆に、沿岸地では、魚がどれも新鮮♪
ワニ(鮫)などは・・・
悪くなりやすいので・・・
白身を叩いて、カマボコにするくらいで・・・
今のカマボコ・・・海外からの白身魚を使っているようですが・・・
白身魚といえば、関西では、鯛が採れます♪
以前、TV の仕事で、鯛釣りのロケに・・・
カメラさん音声さんなどなど・・・7人くらいのクルースタッフとの撮影でして・・・
鯛を釣り・・・
『今日は、つれるかなぁ〜?』って思いました?
それでなくても、7人のロケクルーでしょ・・・
今日釣れなかったら、また、明日撮影しましょ♪みたいな事が出来ない!
(スタッフが7人も居て、ロケが二日になると、人件費が・・・)
心配したように、案の定・・・鯛は釣れません!
そこで(保険に)鯛を事前に調達して、生け簀に・・・
その生け簀の保険の鯛を(大海から)釣り上げたような撮影にするとの事に・・・
保険の鯛は、1匹だけですので、釣り上げるシーンを撮影している時に、鯛に逃げられたら・・・
もう、予備の鯛は、居ないし・・・
ですから、釣り上げシーンでは・・・
一本の竿に、糸に、針が幾つも、付いている仕掛けの針で、前後左右鯛をガンジガラメの状態に・・・♪
撮影で『鯛・・・釣れた♪』って
糸を巻き上げていきます・・・
すると・・・
糸と針に、ガンジガラメにされた鯛が・・・
水平に・・・上がってきました♪
\(^o^)/
こんなマクラから噺【兵庫船】に・・・
ワニ・鮫のマクラが、噺のオチに・・・
そういう事なんか♪
露の新幸 【時うどん】
こちら、東京で聞く【時そば】の原形ですかね?
上方の噺家さんから聞かせてもらうのも初めましてな噺です。
露の新治師匠 【ちりとてちん】
長崎名物ちりとてちん
ちりとてちんのアクセントが独特な新治師匠の噺・・・
柳家 さん喬師匠 【笠碁】
仲の良い幼馴染みな二人が、互いに好きな碁の一目を待ったするかしないかで、仲違い・・・
数日の間、顔を会わせないだげで・・・
二人とも自分にとって、友達としての存在の大切さに(心のなかで)気づくも・・・
意地を張り続けるが・・・
会いに行くのではなく、様子を窺う体を保ちながら・・・喧嘩相手の店先に・・・
喧嘩相手のからの仲直りへの、一歩の歩み寄りを互いに期待しながら・・・
キッカケさえあれば・・・
如何なる時や状況でも・・・直ぐに打ち解ける二人♪
この二人のやり取り・駆け引きを・・・さん喬師匠が・・・
いつも、とっても、微笑ましい噺として聞かせてくださいます♪
【雪の瀬川】に代表される人情噺の名手であるさん喬師匠ですが・・・
やはり・・・根幹は、柳家らしく・・・滑稽噺がバツグンに面白い師匠なんですね♪
\(^o^)/
仲入り
露の新治師匠 【トーク】
柳家 さん喬師匠
両師匠ともに、今も継続されている東日本大震災の被災地へ出向いての活動について・・・
被災地に住まわれている方々にたいする活動のあり方や、被災された方だけが知る、被災者の辛さや気持ち・・・
両師匠方の熱い気持ちが・・・伝わってきました・・・
露の新治師匠 【大丸屋騒動】
初めましてな噺です。
妖刀村正が引き起こす・・・
その刀を持ったがための悲劇・・・
妖刀村正を降り下ろす宗三郎を演じる時の新治師匠の目・・・
落語の演出にしても・・・イッチャッテいるあちら側の方の目・・・
落語会終演、帰宅就寝の際に、夢に出てくるんじゃないか?
って思うほど・・・鬼気迫った噺でした・・・
そこはそれ、この噺のオチで・・・
今までのリアリティーから一瞬にして・・・
そんなアホな♪
ってオチで・・・
本日も、まるまる落語の世界を楽しませてくれた落語会でした♪
\(^o^)/
BY HB
会社帰りに落語会参戦♪
\(^o^)/
前回の落語会に引き続き
本日の落語会も、上方落語の会♪
深川江戸史料館において
露の新治落語会です。
さてさて、落語会・・・
露の新幸 【東の旅】
露の新治師匠 【兵庫船】
露の新幸 【時うどん】
露の新治師匠 【ちりとてちん】
柳家 さん喬師匠 【笠碁】
仲入り
露の新治師匠 【トーク】
柳家 さん喬師匠
露の新治師匠 【大丸屋騒動】
露の新幸 【東の旅】
新幸さん、初めましてな噺家さん♪
挨拶の後に、落語のルーツ(辻説法)について・・・
新幸:『往来を行く人に、足を止めて貰い、噺を聞いて貰うには・・・元気に、賑やかに演じないと・・・
(上方落語特有な膝隠しを)右手に持った扇子と、左手に持った小拍子で・・・叩きます♪』
小気味良いリズムを、膝隠しの見台を叩きながら♪
この叩くリズム・・・
決まりがあるそうで・・・
右1回→左2回→右1回って・・・
叩く法則性の解説が入ります・・・
このパチパチ叩く事により・・・
新幸:『賑やかにする事で、落語会の開演前に眠たそうにされているお客様を起こすって事も・・・(出来ます)』
\(^o^)/
新幸:『これから【東の旅】を・・・
この噺・・・関東では珍しいだけで♪
関西では・・・(今)殆どやりません♪』
\(^o^)/
パチパチ膝隠しを叩きながらの【東の旅】
何言っているのかよく分からずも・・・
\(^o^)/
噺を覚える際に・・・
噺【熊の皮】の女将さんに、先生宅に伺い披露する、お赤飯のお礼の口上を習う甚兵衛さん・・・
その際・・・
女将さんに、『(口上の意味は分からなくてよいから)音で覚えな!』
\(^o^)/
新幸さんの噺【東の旅】のパチパチを聞きながら・・・
頭の中では、甚兵衛さんと上方の駆け出しの噺家さんの気持ち・ご苦労が・・・よ〜く分かる一席です♪
\(^o^)/
露の新治師匠 【(西の旅)兵庫船】
袴姿で高座にあがる新治師匠♪
新治:『これから、ホンマの開演です♪』
新幸さんのホコリシズメのタタキについて・・・
その後、上方落語の旅の噺について・・・
新治:『旅の噺・・・東の旅・西の旅・お伊勢さんへの旅・地獄の旅など・・・
旅の噺は(基本)前座噺なんですが・・・
【地獄八景亡者戯】は米朝師匠が仕立てた噺で、前座の噺を大ネタとして、仕立てられた、それが、米朝師匠ご自身の価値で・・・♪
それでは、【西の旅】を・・・』
って・・・始まった噺が【兵庫船】
新治:『内陸地で、食べられる魚・・・ワニ(鮫)
それも、お祝い事のあるような時のみに・・・
逆に、沿岸地では、魚がどれも新鮮♪
ワニ(鮫)などは・・・
悪くなりやすいので・・・
白身を叩いて、カマボコにするくらいで・・・
今のカマボコ・・・海外からの白身魚を使っているようですが・・・
白身魚といえば、関西では、鯛が採れます♪
以前、TV の仕事で、鯛釣りのロケに・・・
カメラさん音声さんなどなど・・・7人くらいのクルースタッフとの撮影でして・・・
鯛を釣り・・・
『今日は、つれるかなぁ〜?』って思いました?
それでなくても、7人のロケクルーでしょ・・・
今日釣れなかったら、また、明日撮影しましょ♪みたいな事が出来ない!
(スタッフが7人も居て、ロケが二日になると、人件費が・・・)
心配したように、案の定・・・鯛は釣れません!
そこで(保険に)鯛を事前に調達して、生け簀に・・・
その生け簀の保険の鯛を(大海から)釣り上げたような撮影にするとの事に・・・
保険の鯛は、1匹だけですので、釣り上げるシーンを撮影している時に、鯛に逃げられたら・・・
もう、予備の鯛は、居ないし・・・
ですから、釣り上げシーンでは・・・
一本の竿に、糸に、針が幾つも、付いている仕掛けの針で、前後左右鯛をガンジガラメの状態に・・・♪
撮影で『鯛・・・釣れた♪』って
糸を巻き上げていきます・・・
すると・・・
糸と針に、ガンジガラメにされた鯛が・・・
水平に・・・上がってきました♪
\(^o^)/
こんなマクラから噺【兵庫船】に・・・
ワニ・鮫のマクラが、噺のオチに・・・
そういう事なんか♪
露の新幸 【時うどん】
こちら、東京で聞く【時そば】の原形ですかね?
上方の噺家さんから聞かせてもらうのも初めましてな噺です。
露の新治師匠 【ちりとてちん】
長崎名物ちりとてちん
ちりとてちんのアクセントが独特な新治師匠の噺・・・
柳家 さん喬師匠 【笠碁】
仲の良い幼馴染みな二人が、互いに好きな碁の一目を待ったするかしないかで、仲違い・・・
数日の間、顔を会わせないだげで・・・
二人とも自分にとって、友達としての存在の大切さに(心のなかで)気づくも・・・
意地を張り続けるが・・・
会いに行くのではなく、様子を窺う体を保ちながら・・・喧嘩相手の店先に・・・
喧嘩相手のからの仲直りへの、一歩の歩み寄りを互いに期待しながら・・・
キッカケさえあれば・・・
如何なる時や状況でも・・・直ぐに打ち解ける二人♪
この二人のやり取り・駆け引きを・・・さん喬師匠が・・・
いつも、とっても、微笑ましい噺として聞かせてくださいます♪
【雪の瀬川】に代表される人情噺の名手であるさん喬師匠ですが・・・
やはり・・・根幹は、柳家らしく・・・滑稽噺がバツグンに面白い師匠なんですね♪
\(^o^)/
仲入り
露の新治師匠 【トーク】
柳家 さん喬師匠
両師匠ともに、今も継続されている東日本大震災の被災地へ出向いての活動について・・・
被災地に住まわれている方々にたいする活動のあり方や、被災された方だけが知る、被災者の辛さや気持ち・・・
両師匠方の熱い気持ちが・・・伝わってきました・・・
露の新治師匠 【大丸屋騒動】
初めましてな噺です。
妖刀村正が引き起こす・・・
その刀を持ったがための悲劇・・・
妖刀村正を降り下ろす宗三郎を演じる時の新治師匠の目・・・
落語の演出にしても・・・イッチャッテいるあちら側の方の目・・・
落語会終演、帰宅就寝の際に、夢に出てくるんじゃないか?
って思うほど・・・鬼気迫った噺でした・・・
そこはそれ、この噺のオチで・・・
今までのリアリティーから一瞬にして・・・
そんなアホな♪
ってオチで・・・
本日も、まるまる落語の世界を楽しませてくれた落語会でした♪
\(^o^)/
BY HB
コメントを書く...
Comments