7月6日落語会
7月6日(土曜日)
落語会に参戦しました♪
本日の落語会は・・・
上野広小路亭においての
【桂米紫ひとり会】
米紫師匠の東京でのひとり会・・・
今日で、三回目の参戦に・・・♪
\(^o^)/
さてさて、落語会は・・・
瀧川 あまぐ鯉 【熊の皮】
桂 米紫師匠 【遊山船】
桂 米紫師匠 【義眼】
仲入り
桂 米紫師匠 【一文笛】
瀧川 あまぐ鯉 【熊の皮】
挨拶で・・・
あまぐ:『ご来場ありがとうございます♪瀧川あまぐ鯉と申します♪瀧川鯉朝の弟子です♪』
って・・・
鯉朝師匠のお弟子さん・・・
鯉昇師匠の孫弟子さんになるんですね♪
\(^o^)/
いくつかの小咄を繰り出し・・・
チョッとスベリ気味?
しかしながら、客席の反応を瞬時に悟り・・・
高座の上で下を向き・・・
あまぐ:『お客様の顔を・・・見られない♪』って・・・
\(^o^)/
そして、始まった噺が・・・【熊の皮】
ボンヤリした甚兵衛さんが・・・登場♪
女将さんに、近所の先生からお赤飯を頂いたから、お礼を言いに行ってきてくれと頼まれ・・・
シブシブ先生宅に向かう道すがら・・・
自分と女将さんの力関係の立ち位置が逆転してしまっている現状を分析しつつ嘆く・・・甚兵衛さん・・・
先生宅に到着し、元気よく宅に声かけを・・・
甚兵:『こんにちは♪』
家人:『これは・・・甚兵衛さん♪』
甚兵:『女将さんから(お礼の口上を)教わるのを忘れた!一旦帰ってから、習ってきます♪』
家人:『・・・・・・・・・?』
確かに、あまぐ鯉さんの【熊の皮】を聞きながら・・・あれ〜?女将さんに口移しで、口上を習うシーンが飛んでんな?って・・・
この先、どうすんだ?って・・・
\(^o^)/
一旦帰宅して、女将さんに口上を習い・・・
再び、先生宅に到着した甚兵衛さん♪
甚兵:『先生は・・・ご臨終ですか?』
家人:『ハイハイ♪先生ですね♪チョッとお待ちを♪』
家人:『先生♪お長屋の甚兵衛さんが・・・いらっしゃいました♪今日は、端から飛ばしています♪』
先生:『\(^o^)/』
先生は、玄関先に甚兵衛さんに会う為に出向く♪
先生を目の前に・・・
甚兵:『今、家人に言った事、間違えましたので、言い直して良いですか?』
先生:『ハイどうぞ♪』
甚兵:『先生は、ご在宅でしょうか』
先生:『ハイハイ♪おりますよ♪あなたの目の前に、(先生・私が)居る者に対して・・・その言葉・・・♪
今日は、どうしました?』
甚兵:『この度は、おセキトウをありがとうございました♪』
先生:『おセキトウ?それで・・・?』
甚兵:『ここまでで・・・!』
先生:『ここまで???・・・?』
甚兵衛さんと先生との会話の後に・・・
あまぐ鯉さんの心の叫びが口から・・・
あまぐ:『今日は、太鼓だけ叩きに来れば良かった・・・(>_<")
Twitterに何を書かれるか・・・(>_<")』
\(^o^)/
女将さんから先生へのお礼の口上を教わる事なく、先生宅に到着し、何を言うのか?教えて貰って来るの忘れた♪
一旦帰宅して、女将さんに教わって、また来ますから♪
こんな、噺の進行も有りなんじゃない?
ボンヤリした甚兵衛さんの人柄をよりクローズアップ出来てるし♪
寄席や落語会で、よく演じられる噺なんで、他の噺家さんとは、違う演出になるし・・・
客席のお客も・・・『あっ♪噺飛ばしたな♪』ってより噺に集中して聞き入るようになるだろうし・・・
失敗した事から、噺を再構築するヒントになるんじゃない?
\(^o^)/
時間をが経つにつれて、頭に浮かんだ事は・・・
この失敗・・・仕込みだった?
わざと、女将さんから口上を教わるシーンを飛ばし、失敗したな♪って思わせておきながら・・・噺としては、全く問題ない進行・構成になっているって事・・・?
鯉昇師匠・鯉朝師匠が構築した噺をあまぐ鯉さんが習って演じた?
終演後に、お客様の見送りに出ていたあまぐ鯉さんに、その事を聞こうか?
って思いましたが・・・そんな勇気は有りません♪
\(^o^)/
桂 米紫師匠 【遊山船】
挨拶の後に・・・マクラに・・・
米紫:『業務連絡♪あまぐ鯉くん♪小拍子を取ってきて♪
大阪の高座だと・・・小拍子は・・・膝隠しと一緒に置いてある(のが普通)
ここ(東京)では・・・膝隠しと小拍子のセットの認識が・・・低い♪
鞄の中の巾着の中にない?
じゃ〜赤い袋の中は・・・?
(お客様に)もうチョッと待ってね♪』
あまぐ鯉さんから小拍子を受け取った米紫師匠・・・
米紫:『これが無いと・・・パチン♪』
\(^o^)/
米紫:『上野広小路亭でのひとり会・・・
定着してきて、7回目に・・・♪
昨年は、年に二回のひとり会を♪
今年は、年に三回にして・・・♪
来年も、年に三回のひとり会を予定してます♪
東京でのおしゃべり・・・
25年くらい前・・・
東京で、しゃべるの・・・恐かった!
当時は【江戸落語原理主義】なコアなファンが・・・居ました!
圓生だ!文楽じゃなきゃ!って・・・
私が年季(前座)が明けた頃で・・・
噺家のキャリア5年目くらいの時に、NHK の新人大賞を貰えたんです♪
その大賞で、池袋演芸場の二つ目の出演枠が頂けて、池袋演芸場に出させて頂いたんです♪
楽屋に居ても話す相手が・・・(居ない)
前座さんとでも、話をしよう♪ってしても・・・
東京の前座さん・・・全くしゃべってくれない!
当然、お偉い師匠方とも話せない!
(居場所がなく)ロビーに出ると・・・
ロビーの椅子にビッシリとおじさん方が座っているんです♪
『はぁはぁ〜ん♪前座の噺なんか聞けるか♪』って方々だな?って思いました♪
開口一番の前座さんが一席終えて、二つ目の私が高座に上がる時に、客席に入って来るんだな♪って・・・
私の出番になり、高座に上がると・・・ロビーにビッシリと居たおじさん方が客席に・・・
入ってこない!
私・・・一席終えて、池袋演芸場の係りの人にあのおじさん方は・・・?って聞いたら・・・
演芸場:『あの方々は・・・落語ファンです♪
前座と上方は・・・見ない!』って・・・
(>_<")
あの池袋演芸場のロビーに居らした落語原理主義な方からすると・・・
『上方落語は・・・うるさい!』
(>_<")
江戸も上方も落語の原型は・・・辻説法からで・・・同じなんですが・・・
大きな声で、通行人の注意を引き留める事が大事♪
その後、江戸落語は・・・お座敷芸として・・・
上方落語は・・・辻での大道芸の延長として・・・
(だから、膝隠しを小拍子で、パチンパチン♪と・・・)
\(^o^)/
(うるさい)って言えば・・・
(大阪の会で)一番前に座って居たおじさんが、私の落語中・・・ずぅ〜っと、両手で耳を押さえていた客が・・・
これから話す【遊山船】・・・
この噺・・・今日の三席の中で・・・一番うるさい♪』
\(^o^)/
この【遊山船】・・・初めましてな噺なんですが・・・
喜多八師匠が【夕涼み】ってタイトルで演じていた噺なのでは・・・?
噺の雰囲気は・・・違いますが・・・
なんか・・・懐かしい聞いた事のある噺の展開♪
桂 米紫師匠 【義眼】
マクラでは・・・
米紫:『本日お配りした、次回の会の案内速報に書いてあるように、上野広小路亭での次の会の演目三席を今日選ぶんです♪
前回の時に、本日会の演目を決めたんですが・・・
3〜4カ月前なので、その時は・・・『良い噺を選んだな♪』って思ったんです・・・
前回に、選んだ噺が、次の【義眼】なんで・・・
しょうもない噺だが・・・
お客様の想像力が必要な噺で・・・♪
『新しい目の玉を入れましたが・・・ガタガタしませんか?』って・・・
噺に入っていますよ〜♪
会話の途中から、始まる噺なんですが・・・
(お客様は)この医者の一言で、あっ♪義眼を入れたんだな♪って想像しなくてはなりません♪
ボォ〜っとしていられませんよ♪』
\(^o^)/
確かに『ボォ〜っとしていられませんよ』っと前触れがあったから、想像力をフル回転させながら噺を聞いてみると・・・
しょうもないながら・・・噺のプロセスがよく見えて・・・
噺自体を楽しく聞けます♪
お客に噺を聞く姿勢・体制をマクラの話の中で上手く誘導するワザを米紫師匠に駆使されて・・・
噺の世界に見事に引き込まれました♪
\(^o^)/
仲入り
桂 米紫師匠 【一文笛】
米紫:『落語は、江戸時代からの古典芸能なんですが・・・
今、TV などでは・・・ダメな表現があります♪
目の不自由な方をめくらと言ったり・・・
そうなると・・・【景清】などの噺・・・出来ません・・・
他に・・・女中やでっちなどの表現も・・・(ダメ)
でも、TV を見て、怒るでっちさん・・・今は、でっちさん自体が存在しません!
お巡りさんは→警察官
あの犬のお巡りさんの歌・・・どう歌えば・・・?
左利きのギッチョって言葉も・・・ダメ
花火大会などで、人が多く集まり、将棋倒しになった!なんてニュースが以前ありましたが・・・
あの『将棋倒し』も今は、使われないんですよ・・・
実は、日本将棋連盟から、将棋倒しって言葉にクレームがついて・・・TV での表現で用いられなくなったんで・・・』
へぇ〜な自粛用語をいくつか・・・
米紫:『スリは、他の泥棒とは違うって、プライドがありまして・・・
確かに、技術・テクニックが必要に・・・
腕の良いスリなどは・・・
財布を抜き取る→財布から金を抜く→財布だけ元に戻す♪
もっと腕の良いスリは・・・
財布を抜き取る→金を抜く→財布に領収書を入れる→元に戻す♪って・・・』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【一文笛】に・・・
米紫師匠の落語って・・・
マクラでの話がシッカリ噺の中で、重要なキーワードに必ずなるんですね♪
面白おかしく、マクラを聞かせ・・・噺で、そのマクラのキーワードを生かす♪
そんな事を強く感じさせられた本日の三席なんです♪
\(^o^)/
BY HB
落語会も終り、米紫師匠とあまぐ鯉さんに見送られて、一階の入口で、会場で使用していたスリッパを返して、自分の靴に履き替える時、一階の入口で、瀧川鯉朝師匠がスリッパ集めと整理を・・・
鯉朝:『次回の米紫の会もよろしくお願いいたします♪』って・・・
\(^o^)/
落語を聞いた事のない鯉朝師匠ですが・・・
『この師匠の噺・・・聞いてみたい!』
そう強く感じました・・・
東京かわら版で調べて・・・近いうちに・・・鯉朝師匠の会へ行ってみるつもりです♪
\(^o^)/
BY HB
落語会に参戦しました♪
本日の落語会は・・・
上野広小路亭においての
【桂米紫ひとり会】
米紫師匠の東京でのひとり会・・・
今日で、三回目の参戦に・・・♪
\(^o^)/
さてさて、落語会は・・・
瀧川 あまぐ鯉 【熊の皮】
桂 米紫師匠 【遊山船】
桂 米紫師匠 【義眼】
仲入り
桂 米紫師匠 【一文笛】
瀧川 あまぐ鯉 【熊の皮】
挨拶で・・・
あまぐ:『ご来場ありがとうございます♪瀧川あまぐ鯉と申します♪瀧川鯉朝の弟子です♪』
って・・・
鯉朝師匠のお弟子さん・・・
鯉昇師匠の孫弟子さんになるんですね♪
\(^o^)/
いくつかの小咄を繰り出し・・・
チョッとスベリ気味?
しかしながら、客席の反応を瞬時に悟り・・・
高座の上で下を向き・・・
あまぐ:『お客様の顔を・・・見られない♪』って・・・
\(^o^)/
そして、始まった噺が・・・【熊の皮】
ボンヤリした甚兵衛さんが・・・登場♪
女将さんに、近所の先生からお赤飯を頂いたから、お礼を言いに行ってきてくれと頼まれ・・・
シブシブ先生宅に向かう道すがら・・・
自分と女将さんの力関係の立ち位置が逆転してしまっている現状を分析しつつ嘆く・・・甚兵衛さん・・・
先生宅に到着し、元気よく宅に声かけを・・・
甚兵:『こんにちは♪』
家人:『これは・・・甚兵衛さん♪』
甚兵:『女将さんから(お礼の口上を)教わるのを忘れた!一旦帰ってから、習ってきます♪』
家人:『・・・・・・・・・?』
確かに、あまぐ鯉さんの【熊の皮】を聞きながら・・・あれ〜?女将さんに口移しで、口上を習うシーンが飛んでんな?って・・・
この先、どうすんだ?って・・・
\(^o^)/
一旦帰宅して、女将さんに口上を習い・・・
再び、先生宅に到着した甚兵衛さん♪
甚兵:『先生は・・・ご臨終ですか?』
家人:『ハイハイ♪先生ですね♪チョッとお待ちを♪』
家人:『先生♪お長屋の甚兵衛さんが・・・いらっしゃいました♪今日は、端から飛ばしています♪』
先生:『\(^o^)/』
先生は、玄関先に甚兵衛さんに会う為に出向く♪
先生を目の前に・・・
甚兵:『今、家人に言った事、間違えましたので、言い直して良いですか?』
先生:『ハイどうぞ♪』
甚兵:『先生は、ご在宅でしょうか』
先生:『ハイハイ♪おりますよ♪あなたの目の前に、(先生・私が)居る者に対して・・・その言葉・・・♪
今日は、どうしました?』
甚兵:『この度は、おセキトウをありがとうございました♪』
先生:『おセキトウ?それで・・・?』
甚兵:『ここまでで・・・!』
先生:『ここまで???・・・?』
甚兵衛さんと先生との会話の後に・・・
あまぐ鯉さんの心の叫びが口から・・・
あまぐ:『今日は、太鼓だけ叩きに来れば良かった・・・(>_<")
Twitterに何を書かれるか・・・(>_<")』
\(^o^)/
女将さんから先生へのお礼の口上を教わる事なく、先生宅に到着し、何を言うのか?教えて貰って来るの忘れた♪
一旦帰宅して、女将さんに教わって、また来ますから♪
こんな、噺の進行も有りなんじゃない?
ボンヤリした甚兵衛さんの人柄をよりクローズアップ出来てるし♪
寄席や落語会で、よく演じられる噺なんで、他の噺家さんとは、違う演出になるし・・・
客席のお客も・・・『あっ♪噺飛ばしたな♪』ってより噺に集中して聞き入るようになるだろうし・・・
失敗した事から、噺を再構築するヒントになるんじゃない?
\(^o^)/
時間をが経つにつれて、頭に浮かんだ事は・・・
この失敗・・・仕込みだった?
わざと、女将さんから口上を教わるシーンを飛ばし、失敗したな♪って思わせておきながら・・・噺としては、全く問題ない進行・構成になっているって事・・・?
鯉昇師匠・鯉朝師匠が構築した噺をあまぐ鯉さんが習って演じた?
終演後に、お客様の見送りに出ていたあまぐ鯉さんに、その事を聞こうか?
って思いましたが・・・そんな勇気は有りません♪
\(^o^)/
桂 米紫師匠 【遊山船】
挨拶の後に・・・マクラに・・・
米紫:『業務連絡♪あまぐ鯉くん♪小拍子を取ってきて♪
大阪の高座だと・・・小拍子は・・・膝隠しと一緒に置いてある(のが普通)
ここ(東京)では・・・膝隠しと小拍子のセットの認識が・・・低い♪
鞄の中の巾着の中にない?
じゃ〜赤い袋の中は・・・?
(お客様に)もうチョッと待ってね♪』
あまぐ鯉さんから小拍子を受け取った米紫師匠・・・
米紫:『これが無いと・・・パチン♪』
\(^o^)/
米紫:『上野広小路亭でのひとり会・・・
定着してきて、7回目に・・・♪
昨年は、年に二回のひとり会を♪
今年は、年に三回にして・・・♪
来年も、年に三回のひとり会を予定してます♪
東京でのおしゃべり・・・
25年くらい前・・・
東京で、しゃべるの・・・恐かった!
当時は【江戸落語原理主義】なコアなファンが・・・居ました!
圓生だ!文楽じゃなきゃ!って・・・
私が年季(前座)が明けた頃で・・・
噺家のキャリア5年目くらいの時に、NHK の新人大賞を貰えたんです♪
その大賞で、池袋演芸場の二つ目の出演枠が頂けて、池袋演芸場に出させて頂いたんです♪
楽屋に居ても話す相手が・・・(居ない)
前座さんとでも、話をしよう♪ってしても・・・
東京の前座さん・・・全くしゃべってくれない!
当然、お偉い師匠方とも話せない!
(居場所がなく)ロビーに出ると・・・
ロビーの椅子にビッシリとおじさん方が座っているんです♪
『はぁはぁ〜ん♪前座の噺なんか聞けるか♪』って方々だな?って思いました♪
開口一番の前座さんが一席終えて、二つ目の私が高座に上がる時に、客席に入って来るんだな♪って・・・
私の出番になり、高座に上がると・・・ロビーにビッシリと居たおじさん方が客席に・・・
入ってこない!
私・・・一席終えて、池袋演芸場の係りの人にあのおじさん方は・・・?って聞いたら・・・
演芸場:『あの方々は・・・落語ファンです♪
前座と上方は・・・見ない!』って・・・
(>_<")
あの池袋演芸場のロビーに居らした落語原理主義な方からすると・・・
『上方落語は・・・うるさい!』
(>_<")
江戸も上方も落語の原型は・・・辻説法からで・・・同じなんですが・・・
大きな声で、通行人の注意を引き留める事が大事♪
その後、江戸落語は・・・お座敷芸として・・・
上方落語は・・・辻での大道芸の延長として・・・
(だから、膝隠しを小拍子で、パチンパチン♪と・・・)
\(^o^)/
(うるさい)って言えば・・・
(大阪の会で)一番前に座って居たおじさんが、私の落語中・・・ずぅ〜っと、両手で耳を押さえていた客が・・・
これから話す【遊山船】・・・
この噺・・・今日の三席の中で・・・一番うるさい♪』
\(^o^)/
この【遊山船】・・・初めましてな噺なんですが・・・
喜多八師匠が【夕涼み】ってタイトルで演じていた噺なのでは・・・?
噺の雰囲気は・・・違いますが・・・
なんか・・・懐かしい聞いた事のある噺の展開♪
桂 米紫師匠 【義眼】
マクラでは・・・
米紫:『本日お配りした、次回の会の案内速報に書いてあるように、上野広小路亭での次の会の演目三席を今日選ぶんです♪
前回の時に、本日会の演目を決めたんですが・・・
3〜4カ月前なので、その時は・・・『良い噺を選んだな♪』って思ったんです・・・
前回に、選んだ噺が、次の【義眼】なんで・・・
しょうもない噺だが・・・
お客様の想像力が必要な噺で・・・♪
『新しい目の玉を入れましたが・・・ガタガタしませんか?』って・・・
噺に入っていますよ〜♪
会話の途中から、始まる噺なんですが・・・
(お客様は)この医者の一言で、あっ♪義眼を入れたんだな♪って想像しなくてはなりません♪
ボォ〜っとしていられませんよ♪』
\(^o^)/
確かに『ボォ〜っとしていられませんよ』っと前触れがあったから、想像力をフル回転させながら噺を聞いてみると・・・
しょうもないながら・・・噺のプロセスがよく見えて・・・
噺自体を楽しく聞けます♪
お客に噺を聞く姿勢・体制をマクラの話の中で上手く誘導するワザを米紫師匠に駆使されて・・・
噺の世界に見事に引き込まれました♪
\(^o^)/
仲入り
桂 米紫師匠 【一文笛】
米紫:『落語は、江戸時代からの古典芸能なんですが・・・
今、TV などでは・・・ダメな表現があります♪
目の不自由な方をめくらと言ったり・・・
そうなると・・・【景清】などの噺・・・出来ません・・・
他に・・・女中やでっちなどの表現も・・・(ダメ)
でも、TV を見て、怒るでっちさん・・・今は、でっちさん自体が存在しません!
お巡りさんは→警察官
あの犬のお巡りさんの歌・・・どう歌えば・・・?
左利きのギッチョって言葉も・・・ダメ
花火大会などで、人が多く集まり、将棋倒しになった!なんてニュースが以前ありましたが・・・
あの『将棋倒し』も今は、使われないんですよ・・・
実は、日本将棋連盟から、将棋倒しって言葉にクレームがついて・・・TV での表現で用いられなくなったんで・・・』
へぇ〜な自粛用語をいくつか・・・
米紫:『スリは、他の泥棒とは違うって、プライドがありまして・・・
確かに、技術・テクニックが必要に・・・
腕の良いスリなどは・・・
財布を抜き取る→財布から金を抜く→財布だけ元に戻す♪
もっと腕の良いスリは・・・
財布を抜き取る→金を抜く→財布に領収書を入れる→元に戻す♪って・・・』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【一文笛】に・・・
米紫師匠の落語って・・・
マクラでの話がシッカリ噺の中で、重要なキーワードに必ずなるんですね♪
面白おかしく、マクラを聞かせ・・・噺で、そのマクラのキーワードを生かす♪
そんな事を強く感じさせられた本日の三席なんです♪
\(^o^)/
BY HB
落語会も終り、米紫師匠とあまぐ鯉さんに見送られて、一階の入口で、会場で使用していたスリッパを返して、自分の靴に履き替える時、一階の入口で、瀧川鯉朝師匠がスリッパ集めと整理を・・・
鯉朝:『次回の米紫の会もよろしくお願いいたします♪』って・・・
\(^o^)/
落語を聞いた事のない鯉朝師匠ですが・・・
『この師匠の噺・・・聞いてみたい!』
そう強く感じました・・・
東京かわら版で調べて・・・近いうちに・・・鯉朝師匠の会へ行ってみるつもりです♪
\(^o^)/
BY HB
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