7月21日落語会1
7月21日(日曜日)
本日は、ダブルヘッダーで落語会に参戦♪
\(^o^)/
休日の日曜日ながら、朝、早起きをして・・・am7:00代に選挙の投票に♪
投票後、一旦帰宅、落語会に向けて再出発♪
第1戦目の落語会は・・・
銀座ブロッサム中央会館においての落語会。
【噺小屋 夏スペシャル!
桂米團治独演会 米團治の吟醸噺】
さてさて、落語会・・・
桂 團治郎 【看板のピン】
桂 米團治師匠 【遊山船】
桂 佐ん吉師匠 【幽霊の辻】
桂 米團治師匠 【千両みかん】
仲入り
桂 米團治師匠 【本能寺】
桂 團治郎 【看板のピン】
マクラでは・・・
團治郎:『こうやって、落語会や寄席、お客様の前で噺をさせて頂いておりますが・・・
時には、小中学生の子供たちの前で、落語をすることも・・・
落語自体が分かっていない、低学年の小学生の前で落語をするときは・・・
『落語ってこういうのですよ〜って・・・
小咄から・・・
鳩が何か落としたよ♪・・・ふ〜ん♪』って・・・
小学生の前では、受ける噺と受けない噺が・・・
『母ちゃん、おしっこしたい!』
『早よ〜言うてよ〜』
『おしっこしたい!おしっこしたい!おしっこしたい!』(おしっこしたいを高速の早口で)
\(^o^)/
これは、受けたやつなんですが・・・♪
受けないと、一番前に座っている小学生に『しょうもな!』って・・・言われる始末で・・・
(>_<")
こんなん小咄も・・・
『この辺に、ポリボックスありまっか?』
『???』
『この辺の、ポリボックスってどこにありまっか?』
『???』
『だから、この辺にポリボックスってありまっか?』
『分からないので・・・そこの交番で聞いて♪』
\(^o^)/
そして、博打の小咄をはさみ・・・噺【看板のピン】に・・・
團治郎さんの噺・・・達者ですね♪
\(^o^)/
桂 米團治師匠 【遊山船】
本日の落語会・・・米團治師匠の噺・・・全て、事前にネタ出しされています・・・
それにしても、最近、上方の噺家さんを聞く機会が増えているにしても・・・
今月初旬に米紫師匠から初めましてに聞かせてもらった【遊山船】・・・
この時期の噺ながら、一月に二回・・・♪
聞き比べ?
そんな大層な事出来ませんが・・・
なんとなく、色合いの違う噺に聞こえました?
\(^o^)/
マクラでは・・・
米團治:『一階席〜二階席まで・・・
こんなに来て頂けるなら・・・参院選・・・出れば良かった♪
モチロン、政党名は・・・【あま党】で♪
\(^o^)/
今回の選挙・・・NHK から国民を守る党の政権放送で・・・『NHK をぶっ壊す!NHK をぶっ壊す!NHKをぶっ壊す! 』ってNHK で放送され・・・
(>_<")』
(比例代表で、NHK から国民を守る党議席獲得しましたね♪あの政権放送・・・インパクトありましたもんね)
米團治:『米朝が亡くなり、随分経ちますが・・・
未だに・・・【米朝問題】と・・・取り沙汰されて・・・
♪
米朝一門・・・色々居ます♪
筆頭弟子に・・・昨年亡くなった月亭可朝さん・・・
ある師匠をシクジリ・・・米朝の弟子に・・・
私が丁度、生まれた頃に、一門に・・・
あの方・・・自ら小米朝を名乗られたんですよ・・・そんな、可朝さんに生まれた頃の私・・・面倒みて貰いまして・・・
まだ、小さい私を連れて、お姉さんのいるお店に遊びに行きまして・・・
私をホステスさんに預け・・・
自分は、二時間くらい・・・遊ぶんですよ♪
ひとしきり、遊んだら・・・私を引き取りに来て、自宅に帰る♪って・・・
その後が・・・ざこばさんで♪
\(^o^)/
ざこばさんって・・・
笑福亭松鶴師匠みたいな話し方をする♪
その松鶴師匠に昔言われたんが・・・
『噺家はなぁ〜南海沿線か近鉄沿線に住まなぁ〜あかん!
阪急は・・・ペケや!』って・・・
そう言われても・・・米朝は・・・阪急沿線に・・・
\(^o^)/』
こんなマクラから噺【遊山船】に・・・
大阪の大川なにわ橋の人出のにぎわいな様子・・・
今度大阪に行った時に、なにわ橋・・・行ってみよ♪
橋の上から川面の屋形船♪
見られるかしらん?
桂 佐ん吉 【幽霊の辻】
佐ん吉さん・・・初めましてな噺家さん♪
\(^o^)/
マクラでは・・・
佐ん吉:『米團治師匠(の一席)と米團治師匠(の一席)に挟まれ・・・
休憩では・・・ございませんよ♪』
\(^o^)/
佐ん吉:『吉朝に入門いたしまして♪
米朝師匠宅で三年、修業させて頂きました♪
修業時代、米朝師匠の病院への通院にもお供いたしましたが・・・
米朝師匠くらい(人間国宝)になられると・・・
医者へ行っても、お医者さん・・・診察代を貰わないんで・・・
だから、米朝師匠・・・気を使われ・・・
お酒の一升瓶やら御菓子やらを持って行かれ・・・それらを、診察代代わりに♪
私・・・平成の時代に・・・物々交換なる物を(診察代←→品物)・・・目の当たりに♪
検査・診察の追加などで、支払いの金額的に足りない時などは、米朝師匠・・・小咄を添えていらっしゃいました♪』
\(^o^)/
佐ん吉:『夏場になりますと・・・怪談噺などが・・・
(お客様は)ご存じで・・・?
幽霊は・・・オバケであるが・・・
オバケは・・・幽霊ではない!
(大きな括りのオバケの中に幽霊が一分居る)』
お客にこのオバケ・幽霊の位置づけを理解させて・・・客席に向かい・・・
佐ん吉:『幽霊は・・・オバケであるが・・・
オバケは・・・幽霊ではない!
さぁ〜みなさんご一緒に・・・
『幽霊は・・・オバケであるが・・・
オバケは幽霊ではない!』』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【幽霊の辻】へ・・・
三遊亭朝橘師匠から一度聞いた事のある噺ながら・・・
噺の内容は・・・殆ど覚えておらず♪
佐ん吉さんからも、珍しい噺を聞かせて頂きました♪
\(^o^)/
桂 米團治師匠 【千両みかん】
マクラでは・・・
米團治:『佐ん吉さんが【幽霊の辻】を・・・♪
佐ん吉さん・・・
四年前?NHK の演芸大賞を受賞♪
吉朝師匠の弟子で・・・米朝をみてくれた(世話をしてくれた)米朝の孫弟子です♪』
って・・・佐ん吉さんに・・・感謝と噺の上手さを客席にアピール♪
米團治師匠・・・
弟子・後輩を誉めて、のばすタイプな師匠なんですね♪
そんなこんなで、噺【千両みかん】に・・・♪
噺の中で・・・
米團治:『銭がある親が偉いんであって・・・
その子には・・・ろくな者がいない・・・♪』
って・・・米團治師匠ご自身も当てはまっちゃう?
\(^o^)/
仲入り
桂 米團治師匠 【本能寺】
歌詞入りの出囃子にのり、米團治師匠登場♪
マクラでは・・・
米團治:『還暦を向かえ・・・噺家40周年記念に・・・
今年の一月から四月にかけて、全国を回らせて頂きました♪
こちら、東京では、新橋演舞場で、会を・・・♪
その新橋演舞場での会に入れなかった!って方々からのリクエスト♪
(お祝いの黒紋付き)
この羽織・・・大阪の心斎橋の呉服屋さんに頼んだんですが・・・
大阪の呉服屋さん・・・
背中に紅白の暴れのしを・・・
金糸での刺繍を・・・
って・・・
でも、反物を染めるのも、刺繍するのも・・・
みな・・・京都の職人に・・・
この扇子も京都の物で・・・
大阪と京都・・・
新幹線で、たった13分の距離・・・
ただ・・・その13分に・・・深い溝が・・・♪
大阪の人は、大阪を上方って言いますが・・・
京都の人は、京都を上方とは・・・言いません♪
大阪では上方料理ですが・・・京都では、京料理♪
大阪では上方舞いですが・・・京都では、京舞い♪
って・・・』
\(^o^)/
米團治:『弟子の團治郎(開口一番)・・・
入門して10年に・・・♪
客席数が200の繁昌亭ですが、10年目の記念の落語会で・・・満員に♪
立ち見のお客様がでるほどで・・・♪
お客様・・・
東京のお客様は、上品で、芸術鑑賞的な感じで落語会に来てくださいます♪
一方、大阪のお客様は・・・舞台に土足で上がってこようか・・・的の・・・『オレよりおもろいか?』みたいなお客様で・・・♪』
\(^o^)/
米團治:『これからさせて頂きます【本能寺】って噺・・・芝居噺なんてすが・・・
本当の芝居なら・・・すぐそばでやっています♪
(歌舞伎座)(落語会の会場銀座ブロッサムのすぐそば)
あちら(歌舞伎座)の一等席は・・・二万円♪
こちらの(落語会)は・・・3500円で・・・
あちら(歌舞伎座)は、ぎょうさんの役者さんから裏方さんまでで・・・ひとつの芝居を♪
こちらの落語会は、私・・・一人、座布団の上で化粧もせず・・・♪
\(^o^)/
歌舞伎の方はと言いますと・・・
歴史上の人物を名前を代えて、登場させます
織田晴長やら加藤正清やらと・・・♪
本能寺の変の歌舞伎は・・・
先代の猿之助師匠が一度だけ演じられた事が・・・
【三日太平記】ってタイトルでした♪
猿之助師匠・・・私が小米朝時代に歌舞伎に呼んで下さった事がありまして・・・
オペラ調のスーパー歌舞伎【義経千本桜】の舞台でしたが・・・
猿之助師匠が着替える時の場繋ぎに、『小米朝さん舞台を繋いで♪』って事だったんです♪
ただ、私歌舞伎役者さんにある屋号が有りませんでした・・・
猿之助師匠に相談すると・・・
猿之助:『ああた、ようけい、お茶屋で遊んでいるそうやから・・・【お茶屋♪】って屋号で・・・』
【お茶屋♪】って屋号までもらい・・・
一人で、舞台に上がらせてもらいましたが・・・
気持ち良かったですねぇ〜♪
そして、舞台で・・・
『すみからすみまで、ずぅずぅずぅぃ〜っと♪』って言いました♪
舞台から気持ち良く袖に下がってきましたら・・・舞台関係者が青い顔して、私の所に駆け寄り・・・
さっきの『すみからすみまで、ずぅずぅずぅぃ〜っとって・・・その芝居の座長しか使っちゃいけない言葉なんですよ!』って・・・
(>_<")
それ以来、私・・・猿之助師匠とのご縁が・・・プツリと・・・♪』
\(^o^)/
この後に、芝居に因み・・・お金にならないお客様・・・(招待客・記者・評論家)について話し・・・【青田】の説明を・・・
この【青田】が噺【本能寺】のオチに直結してるなんて・・・思いもしませんでしたが・・・
そんなこんなで、噺【本能寺】が開幕しますと・・・
???
米團治師匠、高座の上で頭を下げて・・・
手拭いを広げ、右から左へ手拭いを巻いていきます・・・
あぁ〜♪これ・・・芝居舞台の緞帳が上がった演出なんね♪
初めましてな噺【本能寺】噺の迷子にならぬよう・・・
噺を聞かせて頂きました♪
BY HB
本日は、ダブルヘッダーで落語会に参戦♪
\(^o^)/
休日の日曜日ながら、朝、早起きをして・・・am7:00代に選挙の投票に♪
投票後、一旦帰宅、落語会に向けて再出発♪
第1戦目の落語会は・・・
銀座ブロッサム中央会館においての落語会。
【噺小屋 夏スペシャル!
桂米團治独演会 米團治の吟醸噺】
さてさて、落語会・・・
桂 團治郎 【看板のピン】
桂 米團治師匠 【遊山船】
桂 佐ん吉師匠 【幽霊の辻】
桂 米團治師匠 【千両みかん】
仲入り
桂 米團治師匠 【本能寺】
桂 團治郎 【看板のピン】
マクラでは・・・
團治郎:『こうやって、落語会や寄席、お客様の前で噺をさせて頂いておりますが・・・
時には、小中学生の子供たちの前で、落語をすることも・・・
落語自体が分かっていない、低学年の小学生の前で落語をするときは・・・
『落語ってこういうのですよ〜って・・・
小咄から・・・
鳩が何か落としたよ♪・・・ふ〜ん♪』って・・・
小学生の前では、受ける噺と受けない噺が・・・
『母ちゃん、おしっこしたい!』
『早よ〜言うてよ〜』
『おしっこしたい!おしっこしたい!おしっこしたい!』(おしっこしたいを高速の早口で)
\(^o^)/
これは、受けたやつなんですが・・・♪
受けないと、一番前に座っている小学生に『しょうもな!』って・・・言われる始末で・・・
(>_<")
こんなん小咄も・・・
『この辺に、ポリボックスありまっか?』
『???』
『この辺の、ポリボックスってどこにありまっか?』
『???』
『だから、この辺にポリボックスってありまっか?』
『分からないので・・・そこの交番で聞いて♪』
\(^o^)/
そして、博打の小咄をはさみ・・・噺【看板のピン】に・・・
團治郎さんの噺・・・達者ですね♪
\(^o^)/
桂 米團治師匠 【遊山船】
本日の落語会・・・米團治師匠の噺・・・全て、事前にネタ出しされています・・・
それにしても、最近、上方の噺家さんを聞く機会が増えているにしても・・・
今月初旬に米紫師匠から初めましてに聞かせてもらった【遊山船】・・・
この時期の噺ながら、一月に二回・・・♪
聞き比べ?
そんな大層な事出来ませんが・・・
なんとなく、色合いの違う噺に聞こえました?
\(^o^)/
マクラでは・・・
米團治:『一階席〜二階席まで・・・
こんなに来て頂けるなら・・・参院選・・・出れば良かった♪
モチロン、政党名は・・・【あま党】で♪
\(^o^)/
今回の選挙・・・NHK から国民を守る党の政権放送で・・・『NHK をぶっ壊す!NHK をぶっ壊す!NHKをぶっ壊す! 』ってNHK で放送され・・・
(>_<")』
(比例代表で、NHK から国民を守る党議席獲得しましたね♪あの政権放送・・・インパクトありましたもんね)
米團治:『米朝が亡くなり、随分経ちますが・・・
未だに・・・【米朝問題】と・・・取り沙汰されて・・・
♪
米朝一門・・・色々居ます♪
筆頭弟子に・・・昨年亡くなった月亭可朝さん・・・
ある師匠をシクジリ・・・米朝の弟子に・・・
私が丁度、生まれた頃に、一門に・・・
あの方・・・自ら小米朝を名乗られたんですよ・・・そんな、可朝さんに生まれた頃の私・・・面倒みて貰いまして・・・
まだ、小さい私を連れて、お姉さんのいるお店に遊びに行きまして・・・
私をホステスさんに預け・・・
自分は、二時間くらい・・・遊ぶんですよ♪
ひとしきり、遊んだら・・・私を引き取りに来て、自宅に帰る♪って・・・
その後が・・・ざこばさんで♪
\(^o^)/
ざこばさんって・・・
笑福亭松鶴師匠みたいな話し方をする♪
その松鶴師匠に昔言われたんが・・・
『噺家はなぁ〜南海沿線か近鉄沿線に住まなぁ〜あかん!
阪急は・・・ペケや!』って・・・
そう言われても・・・米朝は・・・阪急沿線に・・・
\(^o^)/』
こんなマクラから噺【遊山船】に・・・
大阪の大川なにわ橋の人出のにぎわいな様子・・・
今度大阪に行った時に、なにわ橋・・・行ってみよ♪
橋の上から川面の屋形船♪
見られるかしらん?
桂 佐ん吉 【幽霊の辻】
佐ん吉さん・・・初めましてな噺家さん♪
\(^o^)/
マクラでは・・・
佐ん吉:『米團治師匠(の一席)と米團治師匠(の一席)に挟まれ・・・
休憩では・・・ございませんよ♪』
\(^o^)/
佐ん吉:『吉朝に入門いたしまして♪
米朝師匠宅で三年、修業させて頂きました♪
修業時代、米朝師匠の病院への通院にもお供いたしましたが・・・
米朝師匠くらい(人間国宝)になられると・・・
医者へ行っても、お医者さん・・・診察代を貰わないんで・・・
だから、米朝師匠・・・気を使われ・・・
お酒の一升瓶やら御菓子やらを持って行かれ・・・それらを、診察代代わりに♪
私・・・平成の時代に・・・物々交換なる物を(診察代←→品物)・・・目の当たりに♪
検査・診察の追加などで、支払いの金額的に足りない時などは、米朝師匠・・・小咄を添えていらっしゃいました♪』
\(^o^)/
佐ん吉:『夏場になりますと・・・怪談噺などが・・・
(お客様は)ご存じで・・・?
幽霊は・・・オバケであるが・・・
オバケは・・・幽霊ではない!
(大きな括りのオバケの中に幽霊が一分居る)』
お客にこのオバケ・幽霊の位置づけを理解させて・・・客席に向かい・・・
佐ん吉:『幽霊は・・・オバケであるが・・・
オバケは・・・幽霊ではない!
さぁ〜みなさんご一緒に・・・
『幽霊は・・・オバケであるが・・・
オバケは幽霊ではない!』』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【幽霊の辻】へ・・・
三遊亭朝橘師匠から一度聞いた事のある噺ながら・・・
噺の内容は・・・殆ど覚えておらず♪
佐ん吉さんからも、珍しい噺を聞かせて頂きました♪
\(^o^)/
桂 米團治師匠 【千両みかん】
マクラでは・・・
米團治:『佐ん吉さんが【幽霊の辻】を・・・♪
佐ん吉さん・・・
四年前?NHK の演芸大賞を受賞♪
吉朝師匠の弟子で・・・米朝をみてくれた(世話をしてくれた)米朝の孫弟子です♪』
って・・・佐ん吉さんに・・・感謝と噺の上手さを客席にアピール♪
米團治師匠・・・
弟子・後輩を誉めて、のばすタイプな師匠なんですね♪
そんなこんなで、噺【千両みかん】に・・・♪
噺の中で・・・
米團治:『銭がある親が偉いんであって・・・
その子には・・・ろくな者がいない・・・♪』
って・・・米團治師匠ご自身も当てはまっちゃう?
\(^o^)/
仲入り
桂 米團治師匠 【本能寺】
歌詞入りの出囃子にのり、米團治師匠登場♪
マクラでは・・・
米團治:『還暦を向かえ・・・噺家40周年記念に・・・
今年の一月から四月にかけて、全国を回らせて頂きました♪
こちら、東京では、新橋演舞場で、会を・・・♪
その新橋演舞場での会に入れなかった!って方々からのリクエスト♪
(お祝いの黒紋付き)
この羽織・・・大阪の心斎橋の呉服屋さんに頼んだんですが・・・
大阪の呉服屋さん・・・
背中に紅白の暴れのしを・・・
金糸での刺繍を・・・
って・・・
でも、反物を染めるのも、刺繍するのも・・・
みな・・・京都の職人に・・・
この扇子も京都の物で・・・
大阪と京都・・・
新幹線で、たった13分の距離・・・
ただ・・・その13分に・・・深い溝が・・・♪
大阪の人は、大阪を上方って言いますが・・・
京都の人は、京都を上方とは・・・言いません♪
大阪では上方料理ですが・・・京都では、京料理♪
大阪では上方舞いですが・・・京都では、京舞い♪
って・・・』
\(^o^)/
米團治:『弟子の團治郎(開口一番)・・・
入門して10年に・・・♪
客席数が200の繁昌亭ですが、10年目の記念の落語会で・・・満員に♪
立ち見のお客様がでるほどで・・・♪
お客様・・・
東京のお客様は、上品で、芸術鑑賞的な感じで落語会に来てくださいます♪
一方、大阪のお客様は・・・舞台に土足で上がってこようか・・・的の・・・『オレよりおもろいか?』みたいなお客様で・・・♪』
\(^o^)/
米團治:『これからさせて頂きます【本能寺】って噺・・・芝居噺なんてすが・・・
本当の芝居なら・・・すぐそばでやっています♪
(歌舞伎座)(落語会の会場銀座ブロッサムのすぐそば)
あちら(歌舞伎座)の一等席は・・・二万円♪
こちらの(落語会)は・・・3500円で・・・
あちら(歌舞伎座)は、ぎょうさんの役者さんから裏方さんまでで・・・ひとつの芝居を♪
こちらの落語会は、私・・・一人、座布団の上で化粧もせず・・・♪
\(^o^)/
歌舞伎の方はと言いますと・・・
歴史上の人物を名前を代えて、登場させます
織田晴長やら加藤正清やらと・・・♪
本能寺の変の歌舞伎は・・・
先代の猿之助師匠が一度だけ演じられた事が・・・
【三日太平記】ってタイトルでした♪
猿之助師匠・・・私が小米朝時代に歌舞伎に呼んで下さった事がありまして・・・
オペラ調のスーパー歌舞伎【義経千本桜】の舞台でしたが・・・
猿之助師匠が着替える時の場繋ぎに、『小米朝さん舞台を繋いで♪』って事だったんです♪
ただ、私歌舞伎役者さんにある屋号が有りませんでした・・・
猿之助師匠に相談すると・・・
猿之助:『ああた、ようけい、お茶屋で遊んでいるそうやから・・・【お茶屋♪】って屋号で・・・』
【お茶屋♪】って屋号までもらい・・・
一人で、舞台に上がらせてもらいましたが・・・
気持ち良かったですねぇ〜♪
そして、舞台で・・・
『すみからすみまで、ずぅずぅずぅぃ〜っと♪』って言いました♪
舞台から気持ち良く袖に下がってきましたら・・・舞台関係者が青い顔して、私の所に駆け寄り・・・
さっきの『すみからすみまで、ずぅずぅずぅぃ〜っとって・・・その芝居の座長しか使っちゃいけない言葉なんですよ!』って・・・
(>_<")
それ以来、私・・・猿之助師匠とのご縁が・・・プツリと・・・♪』
\(^o^)/
この後に、芝居に因み・・・お金にならないお客様・・・(招待客・記者・評論家)について話し・・・【青田】の説明を・・・
この【青田】が噺【本能寺】のオチに直結してるなんて・・・思いもしませんでしたが・・・
そんなこんなで、噺【本能寺】が開幕しますと・・・
???
米團治師匠、高座の上で頭を下げて・・・
手拭いを広げ、右から左へ手拭いを巻いていきます・・・
あぁ〜♪これ・・・芝居舞台の緞帳が上がった演出なんね♪
初めましてな噺【本能寺】噺の迷子にならぬよう・・・
噺を聞かせて頂きました♪
BY HB
コメントを書く...
Comments