10月14日落語会
10月14日(火曜日)
初めましての会場、成城ホールにての落語会。
【セゾンド白酒・特別篇】
桃月庵 白酒師匠の独演会に参戦してきました。
今回の独演会、ゲスト出演と言うか、二人会と言うか、親子会なんですよね。
\(^o^)/
五街道 雲助師匠との親子会。
初めましての成城ホールなので、時間に余裕をもって、移動するつもりで、会社を定時の6時を10分ほど過ぎたくらいにそ〜っとフェードアウトしました。
今日の落語会の開場・開演時間が・・・
開場 pm19:00
開演 pm19:30と、移動に余裕のある時間での開演設定でしたが・・・
意外と移動に手間取ったのと、成城駅からホールまでの道も、一本道筋を間違えた?
行き着いた先が成城大学の正門?
ありゃりゃ?
なんとか開演15分前に会場到着出来ましたけど・・・
それから、成城駅に来るまでの、帰宅通勤時間帯の小田急線って、あんなに、激混みするんだぁ〜♪
代々木上原での乗り換えで、急行に激混みで乗れないかと思ったよ!
乗車出来ても、身動きが全く出来ないんだもん!ビックリです。
\(>_<)/
さてさて、落語会♪
開口一番
金原亭 駒松
【道具や】
桃月庵 白酒師匠
【茗荷宿】
五街道 雲助師匠
【淀五郎】
仲入り
桃月庵 白酒師匠
【井戸の茶碗】
金原亭 駒松さん
【道具や】
毎度お馴染みの与太郎噺ですね。
\(^o^)/
伯父さんの杢兵衛さんの仕事仲間の吉兵衛さん(オデコに大きな黒子のあるお節介)は、仕事の仕様を教えてやってくれと頼まれていたが・・・
与太郎が吉兵衛さんを見つけるなり、『お節介の吉兵衛は、おめぇ〜だろ!』と爆弾発言。
与太郎ワールド全開です。
この与太郎、誰彼構わず相手に何か言われると即座に反応します。
与太郎は、バカの代名詞と言いますが・・・
方向違いの反応であるにしろ、反応の仕方・早さが、バカでは出来ない対応力が有ります。
落語の世界の住人で、この与太郎が一番好きなキャラクターなんですよねぇ〜
ここまでの前座さんの開口一番の一席で、かなり満足してしまった、安上がりな客は、私です・・・ハイ!
桃月庵 白酒師匠
【茗荷宿】
今回で噺を聞くのが3回目の白酒師匠。
前から良いなぁ〜っと思っていましたが、この噺家さんとっても良いですね。
\(^o^)/
噺家として、華がある感じ?
これからこの白酒師匠の独演会に通っちゃおうかなぁ〜?と思いながらマクラを聞いていたら・・・
今回がこのセゾンド白酒の最終会だそうです。
別の会でも構わないから、お気に入りの噺家リストに加えておこ〜っと!
【茗荷宿】は、初めて聞いた噺です。
出身地の鹿児島の名産キビナゴを東京に居ながらにして、刺身で美味しく食べられる!
あの足の早いキビナゴをですよ♪
これも物流業の発展によるものです・・・
物流業の佐川急便、ロゴマークに使っている飛脚。
あの飛脚が担いでいるのが、ハサミ箱。
健脚で足の早い飛脚は、一ヶ月の間に、江戸〜上方を三往復もしたそうです。
そんなハサミ箱を持った飛脚が雨降りの中、脚を挫く、次の宿場街までまだ距離があり、途方にくれるが、幸いなことに、一軒の宿屋を発見。
足の挫きも、塗り薬もある、一晩養生すれば、明日はなんとかなりそう!
日没にはまだ早いが、養生の為に、見つけた宿屋に泊まることにした。
その宿屋の茗荷屋も、2年ぶりで開業以来五人目の客にビックリ!
宿屋に入り、飛脚はハサミ箱を宿屋に預ける。
輸送中のハサミ箱の中味は、50両+50両の100両が入っている。
その事を主人に伝え、用意された風呂に入る。
飛脚が風呂に入っている間に食事の用意!
茗荷屋の主人と女将さん、客が来るとは思いもしなかったので、宿泊客の食材が無い!
宿屋の回りにいくらでも生えているみょ〜がを出すことに・・・
みょ〜がを食べさせれば、頭がぼ〜っとして、50両+50両合わせて100両の入ったハサミ箱を忘れてしまわないか・・・
そんな期待を込めて・・・
飛脚は風呂から出てきて・・・
飛:『風呂がぬるいぞ!』
主:『久しぶりのお客様なので、勝手が・・・』
飛:『悪気が有ってやったなら、喧嘩になってらぁ〜』
さて、食事。
みょ〜が入りの味噌汁。
飛:『ぬるいぞ!』
その後・・・
みょ〜がの焼き物
みょ〜がの刺身
主:『みょ〜がの刺身はワサビ醤油でどうぞ』
飛:『みょ〜がの刺身は今後、客の食事には出さない方が良いぞ!』
飛:『出された甘酒、なんだかブツブツしているぞ!』
主:『みょ〜が入りです!』
挙げ句の果てには、ご飯までにもみょ〜が入り。
みょ〜がごはんと言うより、みょ〜がの中にごはんが入っているしろもの。
主:『いかがですか?』
飛:『みょ〜がは、嫌いじゃないが・・・ぼ〜っとしてきた、明日は早いからもう寝るよ♪』
翌朝
飛:『この宿屋は蒲団が無いのかい?』
主:『座布団が二枚有りませんでした?』
飛:『やっぱり、あれが夜具かい?』
主:『蒲団は二組しか無いんですよ!私と家内の分』
飛:『・・・』
飛:『もうすぐ出立するから、めしにしてくれ』
主:『ハイ!みょ〜がのひらきに、煮みょ〜がです!』
またまたみょ〜が責めです。
みょ〜がづくしの朝食のあと、宿屋が用意した新しいワラジに脚を固めて飛脚は西に向かって出立していった。
【ハサミ箱を忘れて!】
主:『オイ!おっかぁ!何をぼぉ〜っとしてるんだよ!』
女将:『ゆんべの客が残したみょ〜が料理、もったないから全部食べたら、頭がぼぉ〜っとしてね』
主:『ぼぉ〜っとしてないで、シャッキリしろい!おまえ!ほれ!ありがたいねぇ〜あの飛脚、ハサミ箱を忘れて行っちゃいやがったよ!』
女将:『あれま〜100両だね♪』
夫婦で喜んでいると、先程の飛脚が戻ってきて・・・
飛:『ハサミ箱をわすれたぁ〜!』
仕方なく夫婦は、飛脚にハサミ箱を渡し、飛脚の再度の出立を見送る!
主:『なぁ〜おっかぁ〜俺達なんか忘れていないかなぁ〜?』
女将:『あんた!宿代貰うのを忘れた!』
By HB
初めましての会場、成城ホールにての落語会。
【セゾンド白酒・特別篇】
桃月庵 白酒師匠の独演会に参戦してきました。
今回の独演会、ゲスト出演と言うか、二人会と言うか、親子会なんですよね。
\(^o^)/
五街道 雲助師匠との親子会。
初めましての成城ホールなので、時間に余裕をもって、移動するつもりで、会社を定時の6時を10分ほど過ぎたくらいにそ〜っとフェードアウトしました。
今日の落語会の開場・開演時間が・・・
開場 pm19:00
開演 pm19:30と、移動に余裕のある時間での開演設定でしたが・・・
意外と移動に手間取ったのと、成城駅からホールまでの道も、一本道筋を間違えた?
行き着いた先が成城大学の正門?
ありゃりゃ?
なんとか開演15分前に会場到着出来ましたけど・・・
それから、成城駅に来るまでの、帰宅通勤時間帯の小田急線って、あんなに、激混みするんだぁ〜♪
代々木上原での乗り換えで、急行に激混みで乗れないかと思ったよ!
乗車出来ても、身動きが全く出来ないんだもん!ビックリです。
\(>_<)/
さてさて、落語会♪
開口一番
金原亭 駒松
【道具や】
桃月庵 白酒師匠
【茗荷宿】
五街道 雲助師匠
【淀五郎】
仲入り
桃月庵 白酒師匠
【井戸の茶碗】
金原亭 駒松さん
【道具や】
毎度お馴染みの与太郎噺ですね。
\(^o^)/
伯父さんの杢兵衛さんの仕事仲間の吉兵衛さん(オデコに大きな黒子のあるお節介)は、仕事の仕様を教えてやってくれと頼まれていたが・・・
与太郎が吉兵衛さんを見つけるなり、『お節介の吉兵衛は、おめぇ〜だろ!』と爆弾発言。
与太郎ワールド全開です。
この与太郎、誰彼構わず相手に何か言われると即座に反応します。
与太郎は、バカの代名詞と言いますが・・・
方向違いの反応であるにしろ、反応の仕方・早さが、バカでは出来ない対応力が有ります。
落語の世界の住人で、この与太郎が一番好きなキャラクターなんですよねぇ〜
ここまでの前座さんの開口一番の一席で、かなり満足してしまった、安上がりな客は、私です・・・ハイ!
桃月庵 白酒師匠
【茗荷宿】
今回で噺を聞くのが3回目の白酒師匠。
前から良いなぁ〜っと思っていましたが、この噺家さんとっても良いですね。
\(^o^)/
噺家として、華がある感じ?
これからこの白酒師匠の独演会に通っちゃおうかなぁ〜?と思いながらマクラを聞いていたら・・・
今回がこのセゾンド白酒の最終会だそうです。
別の会でも構わないから、お気に入りの噺家リストに加えておこ〜っと!
【茗荷宿】は、初めて聞いた噺です。
出身地の鹿児島の名産キビナゴを東京に居ながらにして、刺身で美味しく食べられる!
あの足の早いキビナゴをですよ♪
これも物流業の発展によるものです・・・
物流業の佐川急便、ロゴマークに使っている飛脚。
あの飛脚が担いでいるのが、ハサミ箱。
健脚で足の早い飛脚は、一ヶ月の間に、江戸〜上方を三往復もしたそうです。
そんなハサミ箱を持った飛脚が雨降りの中、脚を挫く、次の宿場街までまだ距離があり、途方にくれるが、幸いなことに、一軒の宿屋を発見。
足の挫きも、塗り薬もある、一晩養生すれば、明日はなんとかなりそう!
日没にはまだ早いが、養生の為に、見つけた宿屋に泊まることにした。
その宿屋の茗荷屋も、2年ぶりで開業以来五人目の客にビックリ!
宿屋に入り、飛脚はハサミ箱を宿屋に預ける。
輸送中のハサミ箱の中味は、50両+50両の100両が入っている。
その事を主人に伝え、用意された風呂に入る。
飛脚が風呂に入っている間に食事の用意!
茗荷屋の主人と女将さん、客が来るとは思いもしなかったので、宿泊客の食材が無い!
宿屋の回りにいくらでも生えているみょ〜がを出すことに・・・
みょ〜がを食べさせれば、頭がぼ〜っとして、50両+50両合わせて100両の入ったハサミ箱を忘れてしまわないか・・・
そんな期待を込めて・・・
飛脚は風呂から出てきて・・・
飛:『風呂がぬるいぞ!』
主:『久しぶりのお客様なので、勝手が・・・』
飛:『悪気が有ってやったなら、喧嘩になってらぁ〜』
さて、食事。
みょ〜が入りの味噌汁。
飛:『ぬるいぞ!』
その後・・・
みょ〜がの焼き物
みょ〜がの刺身
主:『みょ〜がの刺身はワサビ醤油でどうぞ』
飛:『みょ〜がの刺身は今後、客の食事には出さない方が良いぞ!』
飛:『出された甘酒、なんだかブツブツしているぞ!』
主:『みょ〜が入りです!』
挙げ句の果てには、ご飯までにもみょ〜が入り。
みょ〜がごはんと言うより、みょ〜がの中にごはんが入っているしろもの。
主:『いかがですか?』
飛:『みょ〜がは、嫌いじゃないが・・・ぼ〜っとしてきた、明日は早いからもう寝るよ♪』
翌朝
飛:『この宿屋は蒲団が無いのかい?』
主:『座布団が二枚有りませんでした?』
飛:『やっぱり、あれが夜具かい?』
主:『蒲団は二組しか無いんですよ!私と家内の分』
飛:『・・・』
飛:『もうすぐ出立するから、めしにしてくれ』
主:『ハイ!みょ〜がのひらきに、煮みょ〜がです!』
またまたみょ〜が責めです。
みょ〜がづくしの朝食のあと、宿屋が用意した新しいワラジに脚を固めて飛脚は西に向かって出立していった。
【ハサミ箱を忘れて!】
主:『オイ!おっかぁ!何をぼぉ〜っとしてるんだよ!』
女将:『ゆんべの客が残したみょ〜が料理、もったないから全部食べたら、頭がぼぉ〜っとしてね』
主:『ぼぉ〜っとしてないで、シャッキリしろい!おまえ!ほれ!ありがたいねぇ〜あの飛脚、ハサミ箱を忘れて行っちゃいやがったよ!』
女将:『あれま〜100両だね♪』
夫婦で喜んでいると、先程の飛脚が戻ってきて・・・
飛:『ハサミ箱をわすれたぁ〜!』
仕方なく夫婦は、飛脚にハサミ箱を渡し、飛脚の再度の出立を見送る!
主:『なぁ〜おっかぁ〜俺達なんか忘れていないかなぁ〜?』
女将:『あんた!宿代貰うのを忘れた!』
By HB
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