11月30日落語会6
仲入り
柳家 喬太郎師匠
【幇間腹】
マクラでは、本日の高座の設置について・・・
高座の真後ろには、金屏風
金屏風を挟んで左右に銀屏風。
太:『切腹でもするのかなぁ・・・?』
太:『オレは、何をしたの?』と舞台の設置を先ずイジリました。
次に、今はあまり無い、お座敷での落語について・・・
以前、市馬師匠・喬太郎師匠・たけ平さんの三人で、長崎県で落語会をされたそうです。
その落語会は、三人の落語を聞いて、その後に、長崎名物のシッポク料理の食事が付く会で、お一人様なんと1万円!
案の定、客入りはあまり芳しくなかった。
しかし、その時のお客様が、後日、喬太郎師匠をご指名でお座敷落語をと・・・
ご指名した理由が奮っていて・・・
『あの二番目に出てきたのは、エロ噺が出来そうだから♪呼べないものか?』っう理由ですって!
\(^o^)/
喬太郎師匠もそのお座敷落語では、異様なほどの頑張りを・・・
なんと一時間半も喋りっぱなし!
そんな、お座敷に付き物の、太鼓持ち。現在、現役の方が4〜5人いるそうです。
太鼓持ちって、『協調性に富むが・・・主体性に欠ける!』そんな存在みたいです。
そんな太鼓持ちの一八を相手に、若旦那が
独学での針を打つ!
独学ので最初の段階では、畳や壁に針を打っていたが・・・
若:『生命体に針が打ちたい!』
そこに、間が悪く?猫のタマが来たので・・・
若:『タマタマ!こっちへおいで〜♪』
『よし〜よし〜♪ウン?タマお前喉がゴロゴロなっているね♪こりゃ〜喘息だぁ〜♪頭に針を打ってあげるよ〜♪』
プス!
タ:『ミギャ〜!』
若:『なんだょ〜引っ掻きやがって!』
若旦那に頭に針を打たれ暴れて逃げたタマは、部屋の外に出ようと・・・
ヨロヨロヨロ・・・バタッ!
若:『見なかった事にしょっと!』
その後、生命体→言語体つまり人に針が打ちたい!
そこで、引っ張り出された一八。
一八も若旦那から『お前に針が打ちたい!』と言われ・・・
一:『以前、若旦那が凝っていたゴルフの本が役立つ!→打ちっぱなしの極意!』なんて切り返すも・・・
若:『一本につき祝儀を100円出すよ♪』
そう言われて、芸人魂に火が付く?
不承不承ながら、若旦那に針を打たせる。
ビックリしたのは、針を打たれる時の喬太郎師匠の格好・・・
ブリッジもどきの仰向けに寝転がる感じ・・・
若旦那に一八は、針を打たれるが、若旦那は、独学の素人さん。
やはり、痛い!
針を打たれる時に痛さで暴れ、針は折れてしまう!
折れた針は、腹に刺さりっぱなし、腹は血だらけ!
オチは・・・
お店の女将が、『お前(一八)さんも、ここら当たりでは、名前の知れた太鼓だよ!いくらかにはなったのかい?』
『皮が破けてなり(鳴り)ませんでした!』
柳家 さん喬師匠
【時そば】
マクラでは、さん喬師匠の前座時代の話を・・・
当時の前座の給金が、日に100円。
目白の師匠小さん師匠宅へ毎日通った。
自宅→都電→上野 片道15円
上野→国電→目白 片道30円
往復で、90円!
残るお金は・・・10円だけ。
そんな生活だったが、その前座時代に、自分の金で、300円のうなぎを食べた事がある♪
その後暫く、自宅〜目白の師匠宅まで徒歩で通ったそうです。
食べ物の話から、そばの話へ・・・
富士そばやらコロッケそば(喬太郎師匠の新作落語)の話を・・・
そばの話は、江戸時代の二八そばの話になり、二八そばの屋台には、風鈴が付いておりチンリンチンリンと・・・屋台には、屋号があり、そばの代金が16文。
こんな予備知識を披露しつつ・・・
『そば〜ぅ〜♪』と
そば屋の売り声から噺に入りました。
11月30日の当日です。
寒さもかなり厳しくなってきており、高座には、夜の江戸の街中、その屋が、売り声を出しながら売り歩いている光景が・・・
扇子一本を箸に見立て、存在しないどんぶりを持ち、扇子の箸でそばを手繰る!
落語を見ていて・・・お腹がすきました!
柳家 喬太郎師匠
【拾い犬】(新作落語)
マクラでは・・・
太:『ふつう〜喬太郎でさん喬を、挟まないでしょ〜?』で客席の掴みは、OK です。
太:『師匠が(コロッケそば)から(時そば)に入るとは・・・ねぇ〜♪』
そんな話の後に、学校寄席の話に・・・
太:『例えば、愛知県だと、名古屋・豊橋・一宮・犬山なんかに行きますが、学校寄席に限っては、自分の旅行では、どう考えても行かない場所へ行かされる!先日は、北海道の稚内に行きました。その稚内にも有るんですよ、ご当地のゆるキャラが・・・トドの格好をしていて手足が昆布その名も・・・【ダシジルの助】』
学校寄席〜地方〜地方のゆるキャラ〜動物と話を振りつつ・・・
太:『最近は、野良犬や野良猫を見かけなくなりましたね〜♪』で噺に入っていきました♪
仲の良い長屋住まいの二人の男の子が、何処かから白い捨て犬を拾ってくる所から噺は、始まります。
喬太郎師匠は、シッカリとこの新作落語の【拾い犬】の噺の中に・・・
『シロ〜♪頭に針を打ってやろうねぇ〜♪』なんて台詞(一席目に演じた幇間腹の中のシュチュエーション)を盛り込む。
あまり新作落語は好きではないのですが・・・
この噺の時代設定が江戸時代?
最後まで飽きずに聞けたし・・・
落語としても良い作品だと感じました。
それにしても、落語を7席聞くのには・・・
体力が要りますね♪
\(^o^)/
By HB
柳家 喬太郎師匠
【幇間腹】
マクラでは、本日の高座の設置について・・・
高座の真後ろには、金屏風
金屏風を挟んで左右に銀屏風。
太:『切腹でもするのかなぁ・・・?』
太:『オレは、何をしたの?』と舞台の設置を先ずイジリました。
次に、今はあまり無い、お座敷での落語について・・・
以前、市馬師匠・喬太郎師匠・たけ平さんの三人で、長崎県で落語会をされたそうです。
その落語会は、三人の落語を聞いて、その後に、長崎名物のシッポク料理の食事が付く会で、お一人様なんと1万円!
案の定、客入りはあまり芳しくなかった。
しかし、その時のお客様が、後日、喬太郎師匠をご指名でお座敷落語をと・・・
ご指名した理由が奮っていて・・・
『あの二番目に出てきたのは、エロ噺が出来そうだから♪呼べないものか?』っう理由ですって!
\(^o^)/
喬太郎師匠もそのお座敷落語では、異様なほどの頑張りを・・・
なんと一時間半も喋りっぱなし!
そんな、お座敷に付き物の、太鼓持ち。現在、現役の方が4〜5人いるそうです。
太鼓持ちって、『協調性に富むが・・・主体性に欠ける!』そんな存在みたいです。
そんな太鼓持ちの一八を相手に、若旦那が
独学での針を打つ!
独学ので最初の段階では、畳や壁に針を打っていたが・・・
若:『生命体に針が打ちたい!』
そこに、間が悪く?猫のタマが来たので・・・
若:『タマタマ!こっちへおいで〜♪』
『よし〜よし〜♪ウン?タマお前喉がゴロゴロなっているね♪こりゃ〜喘息だぁ〜♪頭に針を打ってあげるよ〜♪』
プス!
タ:『ミギャ〜!』
若:『なんだょ〜引っ掻きやがって!』
若旦那に頭に針を打たれ暴れて逃げたタマは、部屋の外に出ようと・・・
ヨロヨロヨロ・・・バタッ!
若:『見なかった事にしょっと!』
その後、生命体→言語体つまり人に針が打ちたい!
そこで、引っ張り出された一八。
一八も若旦那から『お前に針が打ちたい!』と言われ・・・
一:『以前、若旦那が凝っていたゴルフの本が役立つ!→打ちっぱなしの極意!』なんて切り返すも・・・
若:『一本につき祝儀を100円出すよ♪』
そう言われて、芸人魂に火が付く?
不承不承ながら、若旦那に針を打たせる。
ビックリしたのは、針を打たれる時の喬太郎師匠の格好・・・
ブリッジもどきの仰向けに寝転がる感じ・・・
若旦那に一八は、針を打たれるが、若旦那は、独学の素人さん。
やはり、痛い!
針を打たれる時に痛さで暴れ、針は折れてしまう!
折れた針は、腹に刺さりっぱなし、腹は血だらけ!
オチは・・・
お店の女将が、『お前(一八)さんも、ここら当たりでは、名前の知れた太鼓だよ!いくらかにはなったのかい?』
『皮が破けてなり(鳴り)ませんでした!』
柳家 さん喬師匠
【時そば】
マクラでは、さん喬師匠の前座時代の話を・・・
当時の前座の給金が、日に100円。
目白の師匠小さん師匠宅へ毎日通った。
自宅→都電→上野 片道15円
上野→国電→目白 片道30円
往復で、90円!
残るお金は・・・10円だけ。
そんな生活だったが、その前座時代に、自分の金で、300円のうなぎを食べた事がある♪
その後暫く、自宅〜目白の師匠宅まで徒歩で通ったそうです。
食べ物の話から、そばの話へ・・・
富士そばやらコロッケそば(喬太郎師匠の新作落語)の話を・・・
そばの話は、江戸時代の二八そばの話になり、二八そばの屋台には、風鈴が付いておりチンリンチンリンと・・・屋台には、屋号があり、そばの代金が16文。
こんな予備知識を披露しつつ・・・
『そば〜ぅ〜♪』と
そば屋の売り声から噺に入りました。
11月30日の当日です。
寒さもかなり厳しくなってきており、高座には、夜の江戸の街中、その屋が、売り声を出しながら売り歩いている光景が・・・
扇子一本を箸に見立て、存在しないどんぶりを持ち、扇子の箸でそばを手繰る!
落語を見ていて・・・お腹がすきました!
柳家 喬太郎師匠
【拾い犬】(新作落語)
マクラでは・・・
太:『ふつう〜喬太郎でさん喬を、挟まないでしょ〜?』で客席の掴みは、OK です。
太:『師匠が(コロッケそば)から(時そば)に入るとは・・・ねぇ〜♪』
そんな話の後に、学校寄席の話に・・・
太:『例えば、愛知県だと、名古屋・豊橋・一宮・犬山なんかに行きますが、学校寄席に限っては、自分の旅行では、どう考えても行かない場所へ行かされる!先日は、北海道の稚内に行きました。その稚内にも有るんですよ、ご当地のゆるキャラが・・・トドの格好をしていて手足が昆布その名も・・・【ダシジルの助】』
学校寄席〜地方〜地方のゆるキャラ〜動物と話を振りつつ・・・
太:『最近は、野良犬や野良猫を見かけなくなりましたね〜♪』で噺に入っていきました♪
仲の良い長屋住まいの二人の男の子が、何処かから白い捨て犬を拾ってくる所から噺は、始まります。
喬太郎師匠は、シッカリとこの新作落語の【拾い犬】の噺の中に・・・
『シロ〜♪頭に針を打ってやろうねぇ〜♪』なんて台詞(一席目に演じた幇間腹の中のシュチュエーション)を盛り込む。
あまり新作落語は好きではないのですが・・・
この噺の時代設定が江戸時代?
最後まで飽きずに聞けたし・・・
落語としても良い作品だと感じました。
それにしても、落語を7席聞くのには・・・
体力が要りますね♪
\(^o^)/
By HB
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