12月26日落語会2
兼好師匠のあいさつの後
三遊亭 けん玉
【つる】
今年一年でけん玉くんいくつ噺を覚えたのかなぁ〜?
兼好師匠の一番弟子だから、兼好師匠の落語会で、見かける事が多いけど、同じ噺を聞いた覚えがあまり無いのですよね・・・
\(^o^)/
それに、以前の【かたさ】も、かなり抜け、高座の上で落語をやっていて、本当に楽しそうな感じ!
色々な師匠方に可愛がられているの・・・?
素直に目上の人の話を聞く姿勢は、大切ですよね。
【つる】は三遊亭王楽師匠のblogによく出てくるネタ、三遊亭好楽師匠一門の得意なネタみたい!
好楽師匠の孫弟子として、一門の得意な持ちネタを精進して、より自分の得意ネタにして貰いたいですよね♪
\(^o^)/
三遊亭 兼好師匠
【紋三郎稲荷】
これまた、初めて聞く噺です。
マクラでは・・・
兼:『異常気象のせいか・・・?自然界の動物に影響が有り、山から里にクマが出てきたり・・・トドが海から上がって来て、町中を闊歩したり・・・』
笠間稲荷のある笠間藩藩士の○○平馬が江戸へ出る噺。
笠間から歩きに疲れ、取手から松戸まで駕籠に乗る事に、その日の平馬の出で立ちが、防寒対策に狐を一匹まるまる使った毛皮(シッポ付き)を中に着込んでいる。駕籠屋の後棒が、駕籠から飛び出た狐のシッポを見つけ、もしや・・・お稲荷様の使者である狐を乗せてしまった・・・と勘ぐる。
平馬も自分を狐と勘違いしている、駕籠屋をからかうように・・・
平:『王子と豊川がケンカをしたので・・・ワシが仲裁に行き、コンコンと説教をしに行く途中である!』
なんて、狐に成ったつもりで・・・駕籠屋をカラカイはじめる。
松戸に到着し、駕籠屋は気を利かせ、笠間稲荷を信仰する宿に連れていき、宿屋の主に、笠間稲荷の使者の狐だから粗相の無いように・・・と話す!
宿屋の主もすっかり騙され、平馬をお狐様として、接客する。
主:『今晩のお食事は、オイナリさん?などを召し上がりますか?』
平:『いやいや〜♪拙者ほどになると、オイナリさん等は・・・食べ飽きた!松戸の名物の鯰料理や鯉こくなどが所望じゃ〜♪』
なんて、宿屋でもお狐様に成りきります。
主:『松戸の町の信者が詣でたい!と多数来ておりますが・・・?』
平:『襖を少し開けて、食事中の邪魔に成らない程度なら良いぞ〜♪』
なんて言い、松戸の笠間稲荷の信者のお詣りを受ける。すると・・・襖の隙間からお詣りの賽銭が次から次へと飛んでくる!
平:『良い小遣い稼ぎになるわ・・・♪』等と言いながら、賽銭を袂に入れていく平馬。
このまま、笠間稲荷の使者のお狐様を演じたまま、この宿屋を去ろうと、翌朝早く、庭の裏木戸からそぉ〜っと旅立つ、その姿を見た狐の夫婦。『近頃、化かすのは、人間にはかなわない!』
こんなオチでした・・・?
\(^o^)/
仲入り
ハッポウくん
【ハッポウスチロール芸】
紙切りのハッポウスチロール版!
トークでは、ハッポウくん、ハッポウスチロール協会に入会し、【ハッポウスチロール大使】に任命されたとの事。
(⌒‐⌒)
切り出した作品は・・・
【ミッキーマウス】
【ダルマ】
【羊】来年2015年の干支。
前回、五代目圓楽一門会で、感じた、声のトーンが高過ぎ・・・!は、相変わらず!
三遊亭 兼好師匠
【妾馬】(八五郎出世)
マクラでは・・・
兼:『アメリカが北朝鮮の金第一委員長の暗殺のコメディ映画を作り、サイバー攻撃などを受けちゃったりしながらも・・・言論の自由だぁ〜!とばかりに、公開に踏み切った!
これは、アメリカが悪いでしょう!
北朝鮮を挑発した訳ですから・・・』
客席は・・・あまり賛同せず・・・
兼:『あれ〜?じゃ〜例えを変えますが、仲の悪い隣り合わせの家があるとします、
片方の家の人が、隣の仲の悪い家の親父さんソックリ人形を作り、隣の家から見える庭で、そのソックリ人形を『エィ〜!』とばかりに、刀で切りつけたりしたら・・・どうですか・・・?隣の家人は・・・『オイオイ!止めろよ〜!』ってならない?必要以上の挑発になっていない?』
これには、当方を含め『なるほど〜!』って、賛同を得られていました。
兼:『人間、生まれ、育つ環境の違いがあれど、皆平等であるって事ですけど・・・』
こんなマクラからか【妾馬】に入っていきました♪
マクラでの、人は皆平等が頭に残っており、何度か聞いた事の有るこの【妾馬】を、殿様も、八五郎も、田中三太丈の三チャンも、妹のおつるも、皆、人で・・・互いに平等な存在・・・
身分の違いやら、生まれついたる家柄の違いが有れど・・・
互いに人間同士で平等であるという観点で噺を聞きました♪
今まで聞いた噺とは、違った受けとめ方が出来て・・・?
『へぇ〜♪ほぉ〜♪』状態に成り・・・♪
殿様に会いに行くのに、着て行く着物を気にしたり、おったてまつるの言葉使いや、無礼講であるなどの噺自体全てが、滑稽な世界に・・・変化してしまいました。
\(^o^)/
単なる、八五郎出世の噺から、一皮も二皮も剥けた、より新鮮な噺を聞けた感じです。
次回この【妾馬】を別の噺家さんから聞いたら、元の笑い噺の落語に戻ってしまうかも?しれませんが・・・
落語のマクラ自体の重要性!(噺家さん自身の方向性やコンセプト)を改めて痛感しました♪
噺自体も、兼好師匠流のアレンジがあり・・・
落語会修了後・・・\(^o^)/ニコニコ、ハッピーで帰宅の徒になった事をここに、ご報告いたします。
By HB
三遊亭 けん玉
【つる】
今年一年でけん玉くんいくつ噺を覚えたのかなぁ〜?
兼好師匠の一番弟子だから、兼好師匠の落語会で、見かける事が多いけど、同じ噺を聞いた覚えがあまり無いのですよね・・・
\(^o^)/
それに、以前の【かたさ】も、かなり抜け、高座の上で落語をやっていて、本当に楽しそうな感じ!
色々な師匠方に可愛がられているの・・・?
素直に目上の人の話を聞く姿勢は、大切ですよね。
【つる】は三遊亭王楽師匠のblogによく出てくるネタ、三遊亭好楽師匠一門の得意なネタみたい!
好楽師匠の孫弟子として、一門の得意な持ちネタを精進して、より自分の得意ネタにして貰いたいですよね♪
\(^o^)/
三遊亭 兼好師匠
【紋三郎稲荷】
これまた、初めて聞く噺です。
マクラでは・・・
兼:『異常気象のせいか・・・?自然界の動物に影響が有り、山から里にクマが出てきたり・・・トドが海から上がって来て、町中を闊歩したり・・・』
笠間稲荷のある笠間藩藩士の○○平馬が江戸へ出る噺。
笠間から歩きに疲れ、取手から松戸まで駕籠に乗る事に、その日の平馬の出で立ちが、防寒対策に狐を一匹まるまる使った毛皮(シッポ付き)を中に着込んでいる。駕籠屋の後棒が、駕籠から飛び出た狐のシッポを見つけ、もしや・・・お稲荷様の使者である狐を乗せてしまった・・・と勘ぐる。
平馬も自分を狐と勘違いしている、駕籠屋をからかうように・・・
平:『王子と豊川がケンカをしたので・・・ワシが仲裁に行き、コンコンと説教をしに行く途中である!』
なんて、狐に成ったつもりで・・・駕籠屋をカラカイはじめる。
松戸に到着し、駕籠屋は気を利かせ、笠間稲荷を信仰する宿に連れていき、宿屋の主に、笠間稲荷の使者の狐だから粗相の無いように・・・と話す!
宿屋の主もすっかり騙され、平馬をお狐様として、接客する。
主:『今晩のお食事は、オイナリさん?などを召し上がりますか?』
平:『いやいや〜♪拙者ほどになると、オイナリさん等は・・・食べ飽きた!松戸の名物の鯰料理や鯉こくなどが所望じゃ〜♪』
なんて、宿屋でもお狐様に成りきります。
主:『松戸の町の信者が詣でたい!と多数来ておりますが・・・?』
平:『襖を少し開けて、食事中の邪魔に成らない程度なら良いぞ〜♪』
なんて言い、松戸の笠間稲荷の信者のお詣りを受ける。すると・・・襖の隙間からお詣りの賽銭が次から次へと飛んでくる!
平:『良い小遣い稼ぎになるわ・・・♪』等と言いながら、賽銭を袂に入れていく平馬。
このまま、笠間稲荷の使者のお狐様を演じたまま、この宿屋を去ろうと、翌朝早く、庭の裏木戸からそぉ〜っと旅立つ、その姿を見た狐の夫婦。『近頃、化かすのは、人間にはかなわない!』
こんなオチでした・・・?
\(^o^)/
仲入り
ハッポウくん
【ハッポウスチロール芸】
紙切りのハッポウスチロール版!
トークでは、ハッポウくん、ハッポウスチロール協会に入会し、【ハッポウスチロール大使】に任命されたとの事。
(⌒‐⌒)
切り出した作品は・・・
【ミッキーマウス】
【ダルマ】
【羊】来年2015年の干支。
前回、五代目圓楽一門会で、感じた、声のトーンが高過ぎ・・・!は、相変わらず!
三遊亭 兼好師匠
【妾馬】(八五郎出世)
マクラでは・・・
兼:『アメリカが北朝鮮の金第一委員長の暗殺のコメディ映画を作り、サイバー攻撃などを受けちゃったりしながらも・・・言論の自由だぁ〜!とばかりに、公開に踏み切った!
これは、アメリカが悪いでしょう!
北朝鮮を挑発した訳ですから・・・』
客席は・・・あまり賛同せず・・・
兼:『あれ〜?じゃ〜例えを変えますが、仲の悪い隣り合わせの家があるとします、
片方の家の人が、隣の仲の悪い家の親父さんソックリ人形を作り、隣の家から見える庭で、そのソックリ人形を『エィ〜!』とばかりに、刀で切りつけたりしたら・・・どうですか・・・?隣の家人は・・・『オイオイ!止めろよ〜!』ってならない?必要以上の挑発になっていない?』
これには、当方を含め『なるほど〜!』って、賛同を得られていました。
兼:『人間、生まれ、育つ環境の違いがあれど、皆平等であるって事ですけど・・・』
こんなマクラからか【妾馬】に入っていきました♪
マクラでの、人は皆平等が頭に残っており、何度か聞いた事の有るこの【妾馬】を、殿様も、八五郎も、田中三太丈の三チャンも、妹のおつるも、皆、人で・・・互いに平等な存在・・・
身分の違いやら、生まれついたる家柄の違いが有れど・・・
互いに人間同士で平等であるという観点で噺を聞きました♪
今まで聞いた噺とは、違った受けとめ方が出来て・・・?
『へぇ〜♪ほぉ〜♪』状態に成り・・・♪
殿様に会いに行くのに、着て行く着物を気にしたり、おったてまつるの言葉使いや、無礼講であるなどの噺自体全てが、滑稽な世界に・・・変化してしまいました。
\(^o^)/
単なる、八五郎出世の噺から、一皮も二皮も剥けた、より新鮮な噺を聞けた感じです。
次回この【妾馬】を別の噺家さんから聞いたら、元の笑い噺の落語に戻ってしまうかも?しれませんが・・・
落語のマクラ自体の重要性!(噺家さん自身の方向性やコンセプト)を改めて痛感しました♪
噺自体も、兼好師匠流のアレンジがあり・・・
落語会修了後・・・\(^o^)/ニコニコ、ハッピーで帰宅の徒になった事をここに、ご報告いたします。
By HB
コメントを書く...
Comments