1月24日落語会2
立川 談笑師匠 【薄型テレビ算】
第一声の『ゲストです♪』から
出身地の江東区砂町の話を、下町で、口の悪い職人だらけの町内だったそうです。
\(^o^)/
そして、仕事で、地方に出向いた先の食堂での話が続きました。
談:『静岡県焼津の食堂では、定食を頼んだんですが、なかなか出てこない!・・・
頼んだ定食が・・・【刺身定食】ですよ!何でそんなに時間がかかるの?』
次に・・・
談:『静岡県三島の食堂では、じいちゃんとばぁちゃん二人で切り盛りしている食堂だったんですが・・・こちら側のお客は、仕事関係者数人でした。皆がそれぞれに好きなものを注文したのですが・・・オーダーを取りに来たじいちゃんとが、いっさいメモを取らない!
一旦じいちゃんが厨房に引っ込んだので、仲間内で『あのオーダーを取りに来たじいちゃん、メモを取らなくて引っ込んでいったよ♪一発で注文を覚えられたのかねぇ〜?』と話していると・・・
暫くして、再びじいちゃんが登場!『何でした?』
今度は、オーダーのメモを取ったじいちゃんは、厨房に引っ込んで、オーダーされた物をばぁちゃんと作り始めました。暫くすると・・・注文した品が一品出てきて、その注文主が食べ終わる頃に次の一品が・・・次の一品を食べ終わる頃に、その次の一品が出てくる♪食べてる人が一人きりで、その他の人は、自分の注文商品が出てくるのを待っているか、既に食べ終わった人♪最後の仲間が食べ終わると・・・二人が『オレざる蕎麦も頼んだのだけど・・・?』じゃ〜厨房に様子を見に行って、ざる蕎麦を作っていたら、出てくるのを待って、作っていなかったら、このままオーダーキャンセルで・・・と決まり、厨房に様子を覗きに行ってみると・・・なんと、じいちゃんとばぁちゃんが、ざる蕎麦を仲良く食べていた♪』
こんな、食堂ネタを披露してくれました♪
しかしながら、ネタの食堂が焼津と三島・・・当方の親父さんの出身地の静岡県内の食堂の話なんですねぇ〜♪
\(>_<)/
こんな、話の後には、虹やオーロラのように、見ようと思っても、いつでも見られるものではない・・・電車の【駆け込み乗車】ウォッチャーである話を・・・
談:『噺は、古典もやりますし、古典を現代版にした改作もやります。そして、古典のような時代設定にした新作もやります』なんて触れ込みから・・・
【薄型テレビ算】へ・・・
この【薄型テレビ算】古典の【壺算】の現代版改作だったですが・・・
ちょっとした衝撃を受けました・・・
噺は、シッカリ者の兄いが現代の秋葉原の個人経営の家電販売店で、元金10万円で60型の薄型テレビを購入してしまう・・・
29万円する60型の薄型テレビを色々な仕掛けを張り巡らして家電販売店の亭主を混乱の坩堝に放り込んでいく。
仕掛けも第二・第三・第四と仕掛けに仕掛けを重ねていくという噺。
古典落語の【壺算】と大きく違う点は、家電販売店の亭主が下取りのカラクリを一瞬ながら見破ったところ・・・
亭主:『ご先祖さまが壺を売っていて、騙されたりしましたけど・・・分かりましたよ!トリックが!遂に店主側が勝利する日が来ました!』
しかしながら、その下取りのトリックも、兄いの次の手により、より混沌たる世界へ引きずり込まれるはめに・・・
兄いの戦略の一部は・・・
先ず、秋葉原の家電販売店を一通り見て周り、商品と店の経営(チェーン店か個人経営か店員は多いか少ないか)などの市場調査と・・・
秋葉原へ軽トラで乗り付けているので、配送・セッテングは自前で出来るので値引きの材料に使う・・・
店主に、値引き交渉の権限がある事を再三確認し・・・店主に『店長!お前が・・・CEO!か・・・』としっかり持ち上げ・・・
在庫商品(メーカーに店頭の商品の返品が効くのか)の買いきり・資産になっている状況を強調・・・
勤務先が大学の学生課に勤めていることを押し出し・・・新入生の家電購入の斡旋をほのめかし・・・
オマケにと、サービスしてくれた(ポット)や(トースター)の現物はいらないが・・・そのオマケの商品の原価(仕入値)分だけの値引き依頼・・・
現金のやりとりと下取り商品の行き来によるトリック・・・
文章で表現出来ないくらい込み入った仕掛けが満載の噺になっていました。
談笑師匠・・・侮りがたし!
本日の噺の他にどんな改作の噺をいくつ持っているんだろう・・・?
チョッと興味が湧いてきますね。
仲入り
三遊亭 萬橘 師匠 【甲府い】
いつものように、言葉と言葉の間を『うぅ〜うぅ〜』でつなぎつつ・・・
マクラでは・・・
萬:『世の中変わった人が居ますね♪』
電車の中で、男の人の声を着信音にしている人。
(携帯電話の着信音が鳴った時、男の人の声で・・・プルプルプルプル・・・)
萬:『500人収容可能な会場で100人くらい来てくださったお客様を相手に落語会を開催、仲入り休暇の後、トリの一席を演じていると、噺の途中で、お婆ちゃんが帰ろうと席を立った、歩行補助的なゴロゴロを押しながら会場出口に向かったが・・・お婆ちゃんなので、動きがスローリー・・・会場の出口にお婆ちゃんが到着する前に、落語が終わってしまった、それならば、最後まで噺を聞いていれば良かったのに・・・』
なんて、話を振りつつ噺へ入っていきました♪
ここで、不思議に感じたのが、談笑師匠には、触れない事。
ゲストに対するコメントが・・・無い!
ゲストの招致って、萬橘師匠がするのでは無く、主催者さんがするのかしらん・・・?
第一回目のゲストが喜多方師匠。
そして、今回が談笑師匠。
4月の次回のゲストが雲助師匠!
大物ゲストばかりですもんね♪
萬橘師匠の人脈と考えるより、主催者の人脈の方が納得出来るんですが・・・
そんな事を考えながら・・・
噺の【甲府い】を楽しみました。
\(^o^)/
By HB
第一声の『ゲストです♪』から
出身地の江東区砂町の話を、下町で、口の悪い職人だらけの町内だったそうです。
\(^o^)/
そして、仕事で、地方に出向いた先の食堂での話が続きました。
談:『静岡県焼津の食堂では、定食を頼んだんですが、なかなか出てこない!・・・
頼んだ定食が・・・【刺身定食】ですよ!何でそんなに時間がかかるの?』
次に・・・
談:『静岡県三島の食堂では、じいちゃんとばぁちゃん二人で切り盛りしている食堂だったんですが・・・こちら側のお客は、仕事関係者数人でした。皆がそれぞれに好きなものを注文したのですが・・・オーダーを取りに来たじいちゃんとが、いっさいメモを取らない!
一旦じいちゃんが厨房に引っ込んだので、仲間内で『あのオーダーを取りに来たじいちゃん、メモを取らなくて引っ込んでいったよ♪一発で注文を覚えられたのかねぇ〜?』と話していると・・・
暫くして、再びじいちゃんが登場!『何でした?』
今度は、オーダーのメモを取ったじいちゃんは、厨房に引っ込んで、オーダーされた物をばぁちゃんと作り始めました。暫くすると・・・注文した品が一品出てきて、その注文主が食べ終わる頃に次の一品が・・・次の一品を食べ終わる頃に、その次の一品が出てくる♪食べてる人が一人きりで、その他の人は、自分の注文商品が出てくるのを待っているか、既に食べ終わった人♪最後の仲間が食べ終わると・・・二人が『オレざる蕎麦も頼んだのだけど・・・?』じゃ〜厨房に様子を見に行って、ざる蕎麦を作っていたら、出てくるのを待って、作っていなかったら、このままオーダーキャンセルで・・・と決まり、厨房に様子を覗きに行ってみると・・・なんと、じいちゃんとばぁちゃんが、ざる蕎麦を仲良く食べていた♪』
こんな、食堂ネタを披露してくれました♪
しかしながら、ネタの食堂が焼津と三島・・・当方の親父さんの出身地の静岡県内の食堂の話なんですねぇ〜♪
\(>_<)/
こんな、話の後には、虹やオーロラのように、見ようと思っても、いつでも見られるものではない・・・電車の【駆け込み乗車】ウォッチャーである話を・・・
談:『噺は、古典もやりますし、古典を現代版にした改作もやります。そして、古典のような時代設定にした新作もやります』なんて触れ込みから・・・
【薄型テレビ算】へ・・・
この【薄型テレビ算】古典の【壺算】の現代版改作だったですが・・・
ちょっとした衝撃を受けました・・・
噺は、シッカリ者の兄いが現代の秋葉原の個人経営の家電販売店で、元金10万円で60型の薄型テレビを購入してしまう・・・
29万円する60型の薄型テレビを色々な仕掛けを張り巡らして家電販売店の亭主を混乱の坩堝に放り込んでいく。
仕掛けも第二・第三・第四と仕掛けに仕掛けを重ねていくという噺。
古典落語の【壺算】と大きく違う点は、家電販売店の亭主が下取りのカラクリを一瞬ながら見破ったところ・・・
亭主:『ご先祖さまが壺を売っていて、騙されたりしましたけど・・・分かりましたよ!トリックが!遂に店主側が勝利する日が来ました!』
しかしながら、その下取りのトリックも、兄いの次の手により、より混沌たる世界へ引きずり込まれるはめに・・・
兄いの戦略の一部は・・・
先ず、秋葉原の家電販売店を一通り見て周り、商品と店の経営(チェーン店か個人経営か店員は多いか少ないか)などの市場調査と・・・
秋葉原へ軽トラで乗り付けているので、配送・セッテングは自前で出来るので値引きの材料に使う・・・
店主に、値引き交渉の権限がある事を再三確認し・・・店主に『店長!お前が・・・CEO!か・・・』としっかり持ち上げ・・・
在庫商品(メーカーに店頭の商品の返品が効くのか)の買いきり・資産になっている状況を強調・・・
勤務先が大学の学生課に勤めていることを押し出し・・・新入生の家電購入の斡旋をほのめかし・・・
オマケにと、サービスしてくれた(ポット)や(トースター)の現物はいらないが・・・そのオマケの商品の原価(仕入値)分だけの値引き依頼・・・
現金のやりとりと下取り商品の行き来によるトリック・・・
文章で表現出来ないくらい込み入った仕掛けが満載の噺になっていました。
談笑師匠・・・侮りがたし!
本日の噺の他にどんな改作の噺をいくつ持っているんだろう・・・?
チョッと興味が湧いてきますね。
仲入り
三遊亭 萬橘 師匠 【甲府い】
いつものように、言葉と言葉の間を『うぅ〜うぅ〜』でつなぎつつ・・・
マクラでは・・・
萬:『世の中変わった人が居ますね♪』
電車の中で、男の人の声を着信音にしている人。
(携帯電話の着信音が鳴った時、男の人の声で・・・プルプルプルプル・・・)
萬:『500人収容可能な会場で100人くらい来てくださったお客様を相手に落語会を開催、仲入り休暇の後、トリの一席を演じていると、噺の途中で、お婆ちゃんが帰ろうと席を立った、歩行補助的なゴロゴロを押しながら会場出口に向かったが・・・お婆ちゃんなので、動きがスローリー・・・会場の出口にお婆ちゃんが到着する前に、落語が終わってしまった、それならば、最後まで噺を聞いていれば良かったのに・・・』
なんて、話を振りつつ噺へ入っていきました♪
ここで、不思議に感じたのが、談笑師匠には、触れない事。
ゲストに対するコメントが・・・無い!
ゲストの招致って、萬橘師匠がするのでは無く、主催者さんがするのかしらん・・・?
第一回目のゲストが喜多方師匠。
そして、今回が談笑師匠。
4月の次回のゲストが雲助師匠!
大物ゲストばかりですもんね♪
萬橘師匠の人脈と考えるより、主催者の人脈の方が納得出来るんですが・・・
そんな事を考えながら・・・
噺の【甲府い】を楽しみました。
\(^o^)/
By HB
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