3月22日落語会3
さてさて、落語会・・・
三笑亭 夢吉 【疝気の虫】
桂 宮治 【つる】
神田 きらり 【清水の次郎長伝】
羽黒の勘六
仲入り
三笑亭 夢吉 【茶の湯】
タップリ二時間半、落語と講談を楽しませて頂きました。
\(^o^)/
本日の落語会サブタイトルが有りまして・・・
【三笑亭夢吉真打昇進記念会】
夢吉さん、今春から真打に昇進されるそうで、二つ目最後のけやき亭登場だそうです。
おめでとうございます。
先ず、マクラでは・・・
夢吉さん自身から真打昇進の報告。
会場は・・・パチパチパチパチパチパチ!
夢:『拍手のカツアゲみたいなもんですね♪』
色々な方々の落語ブログで語られている通り・・・三笑亭夢吉さんってスンゴク上手な噺家ですね。
開口一番のマクラの最初の部分だけの一言『拍手のカツアゲ!』だけでも、引き込まれる引き込まれる♪
夢:『本日は、先ず私が一席、次に宮治さん、きらりさんの講談で、休憩になり、最後に私がもう一席申し上げます、仲入り休憩の時に帰らないで下さいね♪』
茶目っ気タップリですね♪
夢:『本日、真打披露興業のチケットを持参しました、割引で販売させて頂きます』
ハイハイ♪
\(^o^)/
またまた、帰りがけに、買っちゃいました♪チケット。
\(^o^)/
このチケット・・・
披露興業を開催している時の寄席、新宿でも池袋でも浅草でも、どこでも使用可能なのが嬉しいですね。
夢:『先日の節分に、浅草の浅草寺で豆まきを、黒紋付き袴の格好でしました♪桂文治師匠の代わりに行ったのですが・・・元々文治師匠が出られる豆まきだったんですけど、その数日前に、下から・・・下からですよ、下から二段目の階段から落ちて骨折していまい、その代わりに私が浅草寺の豆まきに出た次第です。浅草寺に行ってみると、『文治』の名札しかない!豆まきに集まったお客様、遠目で見るから・・・分からない?・・・いやいや分かりますよねぇ〜♪』
浅草寺での豆まきなら、色々な著名人やら芸能人と一緒に豆まきをしたんでしょ〜ねぇ〜♪
夢:『浅草寺での豆まきの数日後に、今度は、自分が骨折していまいました、自転車で転んだんですが・・・』
あらあら・・・
夢:『骨折治療に、MRI を受けたりして、一万二千円もかかってしまいました。』
真打昇進のお披露目を控えて、物入りな時期に、治療費負担は、大変ですね。
夢:『やぶ医者ほど、手術をしたがるもので・・・『今日手術をして、本当に良かった♪あと二日そのままにしていたら・・・自然に治っていた♪』こんな調子で・・・昔の医者は、もっといい加減でした、男性の下半身の病気を疝気と称していました・・・医学が、ざっくりとした時代の噺です。』
こんなマクラから、【疝気の虫】の噺に入っていきました。
【疝気の虫】は、初めましての噺でした。
医者の夢のなかで、疝気の虫が、蕎麦が好物で、嫌いなのは・・・企業秘密としながらも・・・トンガラシ!と自白。
男の人が、蕎麦を食べると、その蕎麦を疝気の虫が食べる、すると・・・
疝気の虫達に・・・力がみなぎり・・・暴れ始める♪
もし、蕎麦とトンガラシを一緒に食べると、トンガラシの方が先に流れる。
その間、疝気の虫達は、別荘(うんきん〜?)(金玉)に隠れて、トンガラシをやり過ごし、後から流れてくる、蕎麦を食べる♪
こんな夢から目覚めると、麹町の吉田さんのご主人が、疝気で苦しみ、往診を希望してきた♪
吉田さん宅を訪れて、往診を開始。
問診してみると・・・
やはり、昨晩、町内の寄り合いで【蕎麦三昧】だった。
治療方は、吉田さんの奥さんに、蕎麦を汁だけで
食べさせ、疝気で苦しむ旦那に接吻させ、蕎麦の匂いの息を旦那に吹き掛けさせる♪
蕎麦の匂いにつられ、旦那の口元まで上がってきた、疝気の虫達は、蕎麦食べたさに、旦那の口元から、奥さんの口に飛び移る♪
直ぐに、奥さんは、疝気の虫の攻撃にあい腹痛をし始める。
すかさず、トンガラシの汁を奥さんに飲ませる♪
疝気の虫達は、いつものように、別荘(金玉)に逃げ込もうとするが、奥さんは、女・・・
逃げ込める所がない!
なんともバカバカしい一席を楽しませて頂きました。
\(^o^)/
桂 宮治 【つる】
マクラでは・・・
宮:『中途半端にやる気のない拍手、ありがとうございます!』
宮:『一番尊敬する兄さんが、夢吉兄さんです!・・・本当ですよ!』
本当かいな〜?
宮:『伸治師匠に入門して、1〜3席目までは、師匠に落語を教わりました♪4席目でからは、他所の師匠に噺を教わり、夢吉兄さんは、6席目を教えて頂きました♪ねぇ〜♪尊敬しているでしょ〜♪』
なんか、宮治さんが言うと、本当の事も嘘っぽく聞こえてしまう・・・
これも人徳でしょうか?
次に、ここ清瀬の会場に因んで、西武線沿線の話を・・・
宮:『家の奥さんの実家がこの西武線沿線でして、それに、私の師匠桂伸治の家もこの西武線沿線なんです』
宮:『うちの師匠、桂伸治は、弟子に対して放任主義でして、先ほど申し上げましたように、三席目までは、私は、師匠に落語を教わりました♪その後は、他の師匠方に自分でお願いして稽古をつけて貰いなさい・・・
普通は、伸治師匠が、『○○師匠が宮治に、△△の噺を教えて頂けるように、俺がお願いしておいたから何時に何時に、○○師匠の所へ行って稽古していただくように』っていうのが本当でしょ〜♪』
弟子の育て方も師匠方によって、色々有るんですね。
でも、宮治さん自身が△△の噺を○○師匠から習いたい!って、かなり自主性が養われ本人の力になっていってるんでしょ〜ね♪
宮:『ですから、西武線の沿線の駅って、よく耳にするんですが、あまり乗ってはいないんです、ですが、昨日は、飯能で今日は清瀬で落語会です、あまり、乗らない路線なので、ちょっとイラッとする』
またまた、毒を吐き始めました♪
宮:『飯能のお寺での落語会ですが、席亭が言うんですよ・・・『飯能だけに、反応がうすい!って、言わないで下さいね!』そんな事は、決して言わないのに。
それから、高座に上がる時の出囃子、ラジカセが故障で使えず、お寺の木魚のポクポクポクに合わせての登場・・・これって、変ですよねぇ〜♪それから、客席の設置の仕方、ご本尊を背に客席に向かい、挨拶をして、頭を上げると、目の前に誰も居ない!真っ正面には、お寺の本堂前に置かれた賽銭箱が・・・お客様は・・・左右に分かれ一列に並んでいるんです!これも、変でしょ〜♪落語って首を左右に振って登場人物を演じ分ける訳で、左の壁側に一列に並んでいるお客様は、私が左を向いた時だけ、私の顔が見られて、右を向いてしまうと、顔の表情が見えなくなってしまいます。それに、落語をやっている最中に、近所の方がお詣りに来られ、賽銭箱にチャリ〜ン!それも私の真っ正面で・・・やりにくいですよ〜♪』
宮:『飯能での別の落語会ですが・・・笑福亭鶴瓶師匠が、若手の落語家を応援していて下さって、我々二つ目の落語会にゲスト出演して下さった時の事ですが、会が始まる前に、普通なら『許可の無い写真撮影・録音は、お止め下さい!』って言うでしょ〜♪その落語会では、『許可の無い写真撮影・録音は【なるべく】お止め下さい』ですって、笑福亭鶴瓶師匠がお出になるから、写真を撮りたい!お客様の気持ちもわかりますが・・・【なるべく】ですよ・・・楽屋で鶴瓶師匠が・・・一言『ほんまかいな!』』
宮:『これから申し上げる一席は、大好きな夢吉兄さんから教えて頂きました噺です』
こんな長いマクラから、【つる】に・・・
【町内の生き字引】とご隠居を誉めるつもりが、【町内の生き地獄】といい間違える♪
みんなの前でそんな間違いをされては困るよとのご隠居の苦情に対して、八っあんは、昨年の法改正で言い方が変わったと言い訳に♪
『首長鳥』が『つる』に・・・
言い方が変わったのは、国家機密!
その国家機密を知っているのは、日本で三人だけ・・・天皇と皇后と私(ご隠居)だけしか知らない!
『つ〜〜る』と友達の前でやるが・・・上手くいかない!
あげく、歌舞伎調に演じる。
こんな【つる】初めて聞いた♪
\(^o^)/
夢吉さん、スンゴい【つる】を持っていて、宮治さんに伝授したんだぁ〜♪
By HB
三笑亭 夢吉 【疝気の虫】
桂 宮治 【つる】
神田 きらり 【清水の次郎長伝】
羽黒の勘六
仲入り
三笑亭 夢吉 【茶の湯】
タップリ二時間半、落語と講談を楽しませて頂きました。
\(^o^)/
本日の落語会サブタイトルが有りまして・・・
【三笑亭夢吉真打昇進記念会】
夢吉さん、今春から真打に昇進されるそうで、二つ目最後のけやき亭登場だそうです。
おめでとうございます。
先ず、マクラでは・・・
夢吉さん自身から真打昇進の報告。
会場は・・・パチパチパチパチパチパチ!
夢:『拍手のカツアゲみたいなもんですね♪』
色々な方々の落語ブログで語られている通り・・・三笑亭夢吉さんってスンゴク上手な噺家ですね。
開口一番のマクラの最初の部分だけの一言『拍手のカツアゲ!』だけでも、引き込まれる引き込まれる♪
夢:『本日は、先ず私が一席、次に宮治さん、きらりさんの講談で、休憩になり、最後に私がもう一席申し上げます、仲入り休憩の時に帰らないで下さいね♪』
茶目っ気タップリですね♪
夢:『本日、真打披露興業のチケットを持参しました、割引で販売させて頂きます』
ハイハイ♪
\(^o^)/
またまた、帰りがけに、買っちゃいました♪チケット。
\(^o^)/
このチケット・・・
披露興業を開催している時の寄席、新宿でも池袋でも浅草でも、どこでも使用可能なのが嬉しいですね。
夢:『先日の節分に、浅草の浅草寺で豆まきを、黒紋付き袴の格好でしました♪桂文治師匠の代わりに行ったのですが・・・元々文治師匠が出られる豆まきだったんですけど、その数日前に、下から・・・下からですよ、下から二段目の階段から落ちて骨折していまい、その代わりに私が浅草寺の豆まきに出た次第です。浅草寺に行ってみると、『文治』の名札しかない!豆まきに集まったお客様、遠目で見るから・・・分からない?・・・いやいや分かりますよねぇ〜♪』
浅草寺での豆まきなら、色々な著名人やら芸能人と一緒に豆まきをしたんでしょ〜ねぇ〜♪
夢:『浅草寺での豆まきの数日後に、今度は、自分が骨折していまいました、自転車で転んだんですが・・・』
あらあら・・・
夢:『骨折治療に、MRI を受けたりして、一万二千円もかかってしまいました。』
真打昇進のお披露目を控えて、物入りな時期に、治療費負担は、大変ですね。
夢:『やぶ医者ほど、手術をしたがるもので・・・『今日手術をして、本当に良かった♪あと二日そのままにしていたら・・・自然に治っていた♪』こんな調子で・・・昔の医者は、もっといい加減でした、男性の下半身の病気を疝気と称していました・・・医学が、ざっくりとした時代の噺です。』
こんなマクラから、【疝気の虫】の噺に入っていきました。
【疝気の虫】は、初めましての噺でした。
医者の夢のなかで、疝気の虫が、蕎麦が好物で、嫌いなのは・・・企業秘密としながらも・・・トンガラシ!と自白。
男の人が、蕎麦を食べると、その蕎麦を疝気の虫が食べる、すると・・・
疝気の虫達に・・・力がみなぎり・・・暴れ始める♪
もし、蕎麦とトンガラシを一緒に食べると、トンガラシの方が先に流れる。
その間、疝気の虫達は、別荘(うんきん〜?)(金玉)に隠れて、トンガラシをやり過ごし、後から流れてくる、蕎麦を食べる♪
こんな夢から目覚めると、麹町の吉田さんのご主人が、疝気で苦しみ、往診を希望してきた♪
吉田さん宅を訪れて、往診を開始。
問診してみると・・・
やはり、昨晩、町内の寄り合いで【蕎麦三昧】だった。
治療方は、吉田さんの奥さんに、蕎麦を汁だけで
食べさせ、疝気で苦しむ旦那に接吻させ、蕎麦の匂いの息を旦那に吹き掛けさせる♪
蕎麦の匂いにつられ、旦那の口元まで上がってきた、疝気の虫達は、蕎麦食べたさに、旦那の口元から、奥さんの口に飛び移る♪
直ぐに、奥さんは、疝気の虫の攻撃にあい腹痛をし始める。
すかさず、トンガラシの汁を奥さんに飲ませる♪
疝気の虫達は、いつものように、別荘(金玉)に逃げ込もうとするが、奥さんは、女・・・
逃げ込める所がない!
なんともバカバカしい一席を楽しませて頂きました。
\(^o^)/
桂 宮治 【つる】
マクラでは・・・
宮:『中途半端にやる気のない拍手、ありがとうございます!』
宮:『一番尊敬する兄さんが、夢吉兄さんです!・・・本当ですよ!』
本当かいな〜?
宮:『伸治師匠に入門して、1〜3席目までは、師匠に落語を教わりました♪4席目でからは、他所の師匠に噺を教わり、夢吉兄さんは、6席目を教えて頂きました♪ねぇ〜♪尊敬しているでしょ〜♪』
なんか、宮治さんが言うと、本当の事も嘘っぽく聞こえてしまう・・・
これも人徳でしょうか?
次に、ここ清瀬の会場に因んで、西武線沿線の話を・・・
宮:『家の奥さんの実家がこの西武線沿線でして、それに、私の師匠桂伸治の家もこの西武線沿線なんです』
宮:『うちの師匠、桂伸治は、弟子に対して放任主義でして、先ほど申し上げましたように、三席目までは、私は、師匠に落語を教わりました♪その後は、他の師匠方に自分でお願いして稽古をつけて貰いなさい・・・
普通は、伸治師匠が、『○○師匠が宮治に、△△の噺を教えて頂けるように、俺がお願いしておいたから何時に何時に、○○師匠の所へ行って稽古していただくように』っていうのが本当でしょ〜♪』
弟子の育て方も師匠方によって、色々有るんですね。
でも、宮治さん自身が△△の噺を○○師匠から習いたい!って、かなり自主性が養われ本人の力になっていってるんでしょ〜ね♪
宮:『ですから、西武線の沿線の駅って、よく耳にするんですが、あまり乗ってはいないんです、ですが、昨日は、飯能で今日は清瀬で落語会です、あまり、乗らない路線なので、ちょっとイラッとする』
またまた、毒を吐き始めました♪
宮:『飯能のお寺での落語会ですが、席亭が言うんですよ・・・『飯能だけに、反応がうすい!って、言わないで下さいね!』そんな事は、決して言わないのに。
それから、高座に上がる時の出囃子、ラジカセが故障で使えず、お寺の木魚のポクポクポクに合わせての登場・・・これって、変ですよねぇ〜♪それから、客席の設置の仕方、ご本尊を背に客席に向かい、挨拶をして、頭を上げると、目の前に誰も居ない!真っ正面には、お寺の本堂前に置かれた賽銭箱が・・・お客様は・・・左右に分かれ一列に並んでいるんです!これも、変でしょ〜♪落語って首を左右に振って登場人物を演じ分ける訳で、左の壁側に一列に並んでいるお客様は、私が左を向いた時だけ、私の顔が見られて、右を向いてしまうと、顔の表情が見えなくなってしまいます。それに、落語をやっている最中に、近所の方がお詣りに来られ、賽銭箱にチャリ〜ン!それも私の真っ正面で・・・やりにくいですよ〜♪』
宮:『飯能での別の落語会ですが・・・笑福亭鶴瓶師匠が、若手の落語家を応援していて下さって、我々二つ目の落語会にゲスト出演して下さった時の事ですが、会が始まる前に、普通なら『許可の無い写真撮影・録音は、お止め下さい!』って言うでしょ〜♪その落語会では、『許可の無い写真撮影・録音は【なるべく】お止め下さい』ですって、笑福亭鶴瓶師匠がお出になるから、写真を撮りたい!お客様の気持ちもわかりますが・・・【なるべく】ですよ・・・楽屋で鶴瓶師匠が・・・一言『ほんまかいな!』』
宮:『これから申し上げる一席は、大好きな夢吉兄さんから教えて頂きました噺です』
こんな長いマクラから、【つる】に・・・
【町内の生き字引】とご隠居を誉めるつもりが、【町内の生き地獄】といい間違える♪
みんなの前でそんな間違いをされては困るよとのご隠居の苦情に対して、八っあんは、昨年の法改正で言い方が変わったと言い訳に♪
『首長鳥』が『つる』に・・・
言い方が変わったのは、国家機密!
その国家機密を知っているのは、日本で三人だけ・・・天皇と皇后と私(ご隠居)だけしか知らない!
『つ〜〜る』と友達の前でやるが・・・上手くいかない!
あげく、歌舞伎調に演じる。
こんな【つる】初めて聞いた♪
\(^o^)/
夢吉さん、スンゴい【つる】を持っていて、宮治さんに伝授したんだぁ〜♪
By HB
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