7月24日落語会2
三遊亭 兼好師匠 【藁人形】
初めて聞いた噺です。
マクラでは・・・
兼:『万事が金の世の中です
【永代通り】・・・証券・金融会社が建ち並んでおりますが・・・
この【永代通り】を→【東京フィナンシャルストリート】っとネーミングを変える計画が有るそうです・・・
【永代通り】は・・・そのままで良いんじゃないのでは・・・?』
あまり、ご縁の無い地区・地域なので・・・ピンとこないんですが・・・?
兼:『『金が無いのは・・・首が無いより劣る』何て申しまして・・・
金が無いと、吉原などに娘を売ったりしておりました・・・
吉原でしたらまだ良くって・・・年季の年数などがハッキリしていましたから・・・
その吉原に比べ、四宿と呼ばれる所に売られると・・・
その四宿とは・・・品川・新宿・板橋・千住とあり・・・
中でも、千住は・・・
朝鮮半島と一緒で、北と南とに別れており・・・
小塚原(こずかっぱら)(罪人の処刑場)が在り、インキな土地でした♪』
こんなマクラから噺【藁人形】に入っていきました♪
遠州屋という糠屋の一人娘、町のゴロツキと良い仲になるが、周りの人々には、反対される・・・
噺家と一緒で、反対されると・・・
反発し、上方へ、駆け落ちをしてしまう・・・
反対された間柄、一年もすると、金も無くなり、二人の関係も上手くいかなくなり、上方より娘一人で戻ってくる。
この一年の間に、実家の遠州屋が無くなってしまっている!
その後、千住の遊郭に身を落とした、お熊さん、コジキ坊主の西念を巻き込み噺が展開していきます。
冒頭で触れた、千住の宿場、小塚原などが在り、インキな雰囲気の宿場・・・
初めて聞いた噺ながら・・・
噺自体がインキに暗く聞こえてしまい・・・
噺を楽しく聞く・・・
って感じじゃ無くなっちゃいました・・・
仲入り
林家 花師匠 【紙切り】
先ず、『京の舞子さん』を披露♪
花:『まつげは・・・エクステです♪』
手を上げた持ち帰り希望者に紙切りをプレゼント♪
花:『今日は、持ち帰り易いように、最高級の茶封筒をお付けしております
今年は・・・何年だか?覚えていらっしゃいます?』
次には、今年の干支の『未』を・・・
客席に質問しながら、紙切りを・・・
花:『オスとメスどちらが好き?
食前と食後では、どちら・・・?』
オスの食前の『未』が完成披露になりました♪
そして、客席にリクエスト♪
客席:『うな重!』・『花火!』
花:『花火は・・・打上花火?』
花火を選択して、作成にかかります。
花:『二十歳の綺麗な女性と屋形舟付きです♪花火は、予算の関係で、三発まで・・・三発より多くは・・・別料金になっております♪』
チョッと花火が三発だと、淋しい感じ?
花:『うな重ですね・・・松竹梅は、どれを・・・?
大人からの食べ物のリクエストは、初めてです・・・♪』
花火は、明日の25日には、隅田川の花火大会だし・・・
うな重は、土用の丑の日ですから・・・
お客様からのリクエスト季節に基づいた事象なんですね♪
花:『切り終わるまで時間がかかります、なんとか、明日までには・・・
切っていて、何を切っているのか・・・?
難しいお題ですと・・・笑顔が無くなっていきます・・・♪』
真ん中に『うな重』お新香とお茶付きが完成しました。
花:『お客様にも紙切りをしていただきます♪』
高座から客席の女性を指名♪
舞台に上がって貰います♪
花:『お名前は・・・?』
客:『下の名前が美保子です♪』
花:『では、美保子さん、玉子を切って下さい・・・笑顔でね・・・♪』
玉子をの形に切り抜いた紙を手に・・・
花:『美保子さんが切った、紙で、私が何か切ります♪
その間、美保子さん?何か話していてください!』
客席の素人を舞台に上げ、何か話していろとは・・・
結構無茶ぶりてす。
それでも、美保子さんの切り出した玉子から、おめでたいとされている、亀を切り抜きました♪
最後に会場から、またまたお客様を舞台に!
そのお客様の横顔を紙切りすると・・
ネクタイ付きの男性客んネクタイ付きで、完成披露♪
以前、林家花師匠の紙切りに遭遇した時より、俄然紙切り作品が多かったし、喋りも楽しさが増した印象。
三遊亭 兼好師匠 【船徳】
マクラでは・・・
兼:『18歳以上で、選挙の投票が出来る様に、私の地元会津で、私の後援会会長が、今度選挙に出ることに・・・
お手伝いをしたいのですが・・・
プロの噺家が、応援の集会などでの、落語を一席は、選挙違反になってしまう!
集会などには、必ず対向勢力の選挙事務所から、スパイが入り込んで来ます。
そのスパイに落語を一席している所を見られて・・・『素人落語だからOK ♪』っていうのもイヤですから!』
こんなマクラから噺に・・・
兼好師匠から【船徳】は、初めて?
色々兼好師匠の工夫が散りばめられている噺になっていました。
船宿の親方に船頭一同が呼ばれた時の、お小言の原因を話す中・・・
『向かいの家がそばを取り寄せ、蕎麦屋が、間違えて配達→その蕎麦食べちゃった♪だけではなく、食べ終わった器を向かいの家の入口に、すると、向かいの家の女将さんは、文句を言いながらも、お代を器に→そのお代まで取っちゃった!』
『船宿の女将さんの行水を覗いたのは・・・私です!』
四万六千日に行く二人連れ、一人は、傘ではなく、ステッキを持って登場。
ステッキは、季節外れのセンキの為だとか・・・
徳の船頭シュミレーションは・・・もっぱら畳の上で・・・
未熟な徳が船頭をやりたがるのを押さえる為に、女将さんは、『風呂にこ〜いう船を浮かべておきましたよ♪』
いざ、舟を出す段において、徳がお客様に聞きます♪『ハチマキの結びっ玉は、どちらが良いですか?片手で出来るようになったんですよ♪』そんな事を言いながらも、ハチマキを片手で結べない!
すると、お客様に・・・『本番になんて弱い人なんだろ〜?両手で結びな!』
なんて言われてしまうし・・・
モヤイを解かずに、舟を出そうとし・・・
それを指摘され、徳が『女将さんモヤイを解いて!手が汚れるから!』
出て行く舟を見送る女将さんを見て二人のお客は・・・『女将さんって普通舟を出す時、見送るもんだろ?なんで、両手を合わせて拝んでいるんだ?』
以前の失敗は、舟をひっくり返したのではなく、品川の浜まで、流された♪
こんな兼好師匠流の噺に仕立てていました♪
By HB
初めて聞いた噺です。
マクラでは・・・
兼:『万事が金の世の中です
【永代通り】・・・証券・金融会社が建ち並んでおりますが・・・
この【永代通り】を→【東京フィナンシャルストリート】っとネーミングを変える計画が有るそうです・・・
【永代通り】は・・・そのままで良いんじゃないのでは・・・?』
あまり、ご縁の無い地区・地域なので・・・ピンとこないんですが・・・?
兼:『『金が無いのは・・・首が無いより劣る』何て申しまして・・・
金が無いと、吉原などに娘を売ったりしておりました・・・
吉原でしたらまだ良くって・・・年季の年数などがハッキリしていましたから・・・
その吉原に比べ、四宿と呼ばれる所に売られると・・・
その四宿とは・・・品川・新宿・板橋・千住とあり・・・
中でも、千住は・・・
朝鮮半島と一緒で、北と南とに別れており・・・
小塚原(こずかっぱら)(罪人の処刑場)が在り、インキな土地でした♪』
こんなマクラから噺【藁人形】に入っていきました♪
遠州屋という糠屋の一人娘、町のゴロツキと良い仲になるが、周りの人々には、反対される・・・
噺家と一緒で、反対されると・・・
反発し、上方へ、駆け落ちをしてしまう・・・
反対された間柄、一年もすると、金も無くなり、二人の関係も上手くいかなくなり、上方より娘一人で戻ってくる。
この一年の間に、実家の遠州屋が無くなってしまっている!
その後、千住の遊郭に身を落とした、お熊さん、コジキ坊主の西念を巻き込み噺が展開していきます。
冒頭で触れた、千住の宿場、小塚原などが在り、インキな雰囲気の宿場・・・
初めて聞いた噺ながら・・・
噺自体がインキに暗く聞こえてしまい・・・
噺を楽しく聞く・・・
って感じじゃ無くなっちゃいました・・・
仲入り
林家 花師匠 【紙切り】
先ず、『京の舞子さん』を披露♪
花:『まつげは・・・エクステです♪』
手を上げた持ち帰り希望者に紙切りをプレゼント♪
花:『今日は、持ち帰り易いように、最高級の茶封筒をお付けしております
今年は・・・何年だか?覚えていらっしゃいます?』
次には、今年の干支の『未』を・・・
客席に質問しながら、紙切りを・・・
花:『オスとメスどちらが好き?
食前と食後では、どちら・・・?』
オスの食前の『未』が完成披露になりました♪
そして、客席にリクエスト♪
客席:『うな重!』・『花火!』
花:『花火は・・・打上花火?』
花火を選択して、作成にかかります。
花:『二十歳の綺麗な女性と屋形舟付きです♪花火は、予算の関係で、三発まで・・・三発より多くは・・・別料金になっております♪』
チョッと花火が三発だと、淋しい感じ?
花:『うな重ですね・・・松竹梅は、どれを・・・?
大人からの食べ物のリクエストは、初めてです・・・♪』
花火は、明日の25日には、隅田川の花火大会だし・・・
うな重は、土用の丑の日ですから・・・
お客様からのリクエスト季節に基づいた事象なんですね♪
花:『切り終わるまで時間がかかります、なんとか、明日までには・・・
切っていて、何を切っているのか・・・?
難しいお題ですと・・・笑顔が無くなっていきます・・・♪』
真ん中に『うな重』お新香とお茶付きが完成しました。
花:『お客様にも紙切りをしていただきます♪』
高座から客席の女性を指名♪
舞台に上がって貰います♪
花:『お名前は・・・?』
客:『下の名前が美保子です♪』
花:『では、美保子さん、玉子を切って下さい・・・笑顔でね・・・♪』
玉子をの形に切り抜いた紙を手に・・・
花:『美保子さんが切った、紙で、私が何か切ります♪
その間、美保子さん?何か話していてください!』
客席の素人を舞台に上げ、何か話していろとは・・・
結構無茶ぶりてす。
それでも、美保子さんの切り出した玉子から、おめでたいとされている、亀を切り抜きました♪
最後に会場から、またまたお客様を舞台に!
そのお客様の横顔を紙切りすると・・
ネクタイ付きの男性客んネクタイ付きで、完成披露♪
以前、林家花師匠の紙切りに遭遇した時より、俄然紙切り作品が多かったし、喋りも楽しさが増した印象。
三遊亭 兼好師匠 【船徳】
マクラでは・・・
兼:『18歳以上で、選挙の投票が出来る様に、私の地元会津で、私の後援会会長が、今度選挙に出ることに・・・
お手伝いをしたいのですが・・・
プロの噺家が、応援の集会などでの、落語を一席は、選挙違反になってしまう!
集会などには、必ず対向勢力の選挙事務所から、スパイが入り込んで来ます。
そのスパイに落語を一席している所を見られて・・・『素人落語だからOK ♪』っていうのもイヤですから!』
こんなマクラから噺に・・・
兼好師匠から【船徳】は、初めて?
色々兼好師匠の工夫が散りばめられている噺になっていました。
船宿の親方に船頭一同が呼ばれた時の、お小言の原因を話す中・・・
『向かいの家がそばを取り寄せ、蕎麦屋が、間違えて配達→その蕎麦食べちゃった♪だけではなく、食べ終わった器を向かいの家の入口に、すると、向かいの家の女将さんは、文句を言いながらも、お代を器に→そのお代まで取っちゃった!』
『船宿の女将さんの行水を覗いたのは・・・私です!』
四万六千日に行く二人連れ、一人は、傘ではなく、ステッキを持って登場。
ステッキは、季節外れのセンキの為だとか・・・
徳の船頭シュミレーションは・・・もっぱら畳の上で・・・
未熟な徳が船頭をやりたがるのを押さえる為に、女将さんは、『風呂にこ〜いう船を浮かべておきましたよ♪』
いざ、舟を出す段において、徳がお客様に聞きます♪『ハチマキの結びっ玉は、どちらが良いですか?片手で出来るようになったんですよ♪』そんな事を言いながらも、ハチマキを片手で結べない!
すると、お客様に・・・『本番になんて弱い人なんだろ〜?両手で結びな!』
なんて言われてしまうし・・・
モヤイを解かずに、舟を出そうとし・・・
それを指摘され、徳が『女将さんモヤイを解いて!手が汚れるから!』
出て行く舟を見送る女将さんを見て二人のお客は・・・『女将さんって普通舟を出す時、見送るもんだろ?なんで、両手を合わせて拝んでいるんだ?』
以前の失敗は、舟をひっくり返したのではなく、品川の浜まで、流された♪
こんな兼好師匠流の噺に仕立てていました♪
By HB
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