8月5日落語会
8月5日(水曜日)
中二日での落語会参戦です。
本日の落語会は・・・
【入船亭扇遊・扇辰兄弟盃の会 五杯目】
会社を定時のpm6:00あがりしても、開演時間には、絶対間に合う♪国立演芸場での開催です。
\(^o^)/
さてさて、落語会・・・
入船亭 ゆう京 【道具や】
入船亭 扇遊師匠 【お菊の皿】
入船亭 扇辰師匠 【甲府い】
仲入り
入船亭 扇辰師匠 【一眼国】
入船亭 扇遊師匠 【木乃伊取り】
入船亭 扇遊師匠・扇辰師匠 【師匠入船亭扇橋師匠について・・・】
本日は、開口一番から入船亭オンリーの会ですね。
\(^o^)/
開口一番
入船亭 ゆう京 【道具や】
ゆう京さんは、何回か遭遇している前座さんです。
そろそろ二つ目な昇進されるんでしょうね♪
京:『一席お笑いを申し上げます』
ゆう京さん、自分の師匠、扇遊師匠の前での開口一番♪
それも入船亭のみの落語会ですから
チョッと緊張気味なのかなぁ〜?
与太郎の噺から始まりました。
与:『つくづく考えたけど、兄やん、一年は13ヶ月だね♪』
兄:『何言ってんだよ!一年は14ヶ月だろ?数えてみな!』
与:『一月、二月・・・十二月に、最後にお正月だぁ!なぁ〜13ヶ月だろ?』
兄:『お盆が抜けてらぁ〜♪』
続けざまに・・・
おじさんと与太郎が登場して・・・
与:『おじさんに言われ、色々な物を売りに行ったなぁ〜♪去年は『葉とうがらし』を売りに出たけど・・・全然売れなかった!そりゃ〜そうだよ♪黙って歩いていたからね♪』
与太郎の商売シリーズの噺なんだろうなぁ〜♪
おじさん:『おじさんの片手間にやっている仕事を譲ってやるよ♪道具やだ!友蔵さんの横でやってみな!幸兵衛の所から来たって言えば・・・やり方を教えてくれるから!』
【道具や】でした♪
入船亭 扇遊師匠 【お菊の皿】
マクラでは・・・
遊:『本当に、この暑い中お運び頂いて、ありがとうございます♪
今、外は・・・50℃くらいです
お仕舞いまでお付き合い下さい♪』
今日は、暑さもさることながら・・・湿度が高い日ですから・・・
外気の中に入ると・・・普通以上に体力を奪われる♪・・・そんな日ですね♪
遊:『こちらでの、兄弟盃の会も5杯目になりました♪』
開催5回目って事ですよねぇ〜♪
当方この会参戦初参加なんですけど・・・
以前の4回の会・・・
落語に興味を持ち出し参戦するようになる以前の開催だったんでしょうか・・・?
前4回の兄弟盃の会に参加出来なかった事・・・とても損した感じですよ♪
遊:『私の子供の頃は・・・猛暑・酷暑などは、有りませんでした♪』
ここ数年ですよね♪異常気象的な暑さは・・・
遊:『寄席では、夏場に怪談噺をやったりします♪
噺の最後に、会場の後方から前座が幽霊のお面を被って、若いカップルの所へ出て、脅かしたりしました♪年寄りの所へ行って、脅かして・・・そのままになってしまっても・・・ねぇ〜♪
幽霊ってどうして?東京弁なんですかねぇ〜♪
関西弁で幽霊が・・・『怨みはらさで・・・オキマヘンデ〜♪』って言われてもねぇ〜♪』
こんなマクラから噺【お菊の皿】に・・・
ご隠居に町内の若い衆が物を尋ねにやって来る♪
若い衆:『ご隠居さん、お尋ねしたいのですが・・・先日、流山の在に行ったんです。すると、向こうでは、『江戸っ子が来た♪江戸のの話を聞かせてくれ♪』ってなりましたんですけど・・・
中のお年寄りが『皿屋敷は、知っていなさるか?』って聞いてきたんですよ・・・あっしは、『知らない!』って答えたんですが・・・
『皿屋敷』って・・・なんですか?』
【お菊の皿】は何度か聞いていますが・・・プロローグで、流山の在に行った所から皿屋敷の事を聞くって噺は・・・は初めて聞きました♪
青山鉄山を呪い、麹町番町の皿屋敷で、いまだにお菊の幽霊が出る事を話す。
お菊が、皿の枚数を数える・・・
六枚くらいで、逃げてこないと・・・
九枚まで数えるのを聞いてしまえば・・・狂い死にしてしまう。
こんな話を聞きながらも・・・
若い衆:『今晩は、みんなで、お菊さんの幽霊を見に行こうじゃないか・・・♪
じゃぁ〜ご隠居さん♪若い者だけで、お菊さんの幽霊を総見して参ります♪』
落語的には・・・そうこなくっちゃ?ですよね♪
爼橋辺りで薄暗くなり・・・
道々仲間の一人が・・・
若い衆:『お菊さんの幽霊が良い幽霊で・・・六枚・・・七枚・・・八枚・・・ってユックリ数えてくれれば良いが・・・もし、意思悪な幽霊で6・7・8・9って、矢継ぎ早に数えたらどうする?』
臆病風に吹かれた仲間が出てきたり・・・
そんな話を聞いて、仲間の一人は・・・
『やっぱり、俺は帰りたい!』って漏らすと・・・
別の仲間が・・・
『幽霊って・・・人を見ると言うじゃないか!一人で今戻っても・・・爼橋辺りで待ち伏せしていて、お前の喉首にガブって行くぞ♪』
一人、帰りたいっていう仲間を一緒に行かないと・・・って脅かしたりする始末♪
こんな怖いもん知らず?な幽霊の見物人の話を楽しく聞かせてくれました♪
お菊さんの幽霊の見物人が次第に増えて・・・
お菊さんの幽霊見物自体が、一大興業になり・・・
お菊さんの芸に脂が乗ってきて・・・なんて解説も入り・・・
お菊さんが『一枚・・・二枚・・・』って数える合間に・・・
『待ってました♪』
『タップリ♪』
『いっその事・・・オレを殺して♪』なんて、合いの手が入るのも楽しいですね♪
入船亭 扇辰師匠 【甲府い】
マクラでは・・・
辰:『命に係わるような暑さの中、ほどほどなご来場ありがとうございます♪』
確かに、会場の入りは・・・6〜7割りくらいの入りですね。
!!(゜ロ゜ノ)ノ
綺麗な入船亭の芸が、未々周知されていないのでしょうか・・・?
もったない事ですよねぇ〜♪
辰:『今日、pm3:00過ぎに 鈴本演芸場の出番があり、自宅をpm2:00に出ましたが・・・暑いのなんの!家を出てすぐに【帰ろう!】って思いました♪ 』
この気候ですから・・・マクラや噺の中で、暑さに触れない事自体不自然ですからね・・・
先日の【みずほ寄席】で触れた、名籍の【扇橋】について、本日は、触れるかなぁ〜?
扇:『世の中、合縁奇縁なんて申しますが・・・
【蛤】と【ホタテ】が鍋で巡り会う』
蛤とホタテの合縁奇縁の小咄をして・・・
辰:『私の所にも、かみさんが一人♪
ん〜気が合わない!
私が→新潟長岡→上杉方
かみさんが→山梨甲州→武田方
毎日が【川中島】ですよ・・・』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
辰:『かみさんと所帯を持って・・・20年になります・・・年が経つにつれて・・・敵意が殺意に代わってきました♪』
こんなマクラから噺【甲府い】へ・・・
甲州から立身出世を願い、江戸に単身出てきた善吉。
江戸に到着初日にキンチャッキリ(スリ)に合い無一文に・・・
あまりの空腹に・・・豆腐やの店先の雪花菜をムシャムシャと食べてしまい、豆腐やの奉公人の金公に頭をポカポカと殴られる♪
そんな合縁奇縁(宗旨が法華で豆腐やの主人と一緒)などで・・・豆腐やに勤める事に・・・
善吉の主な仕事は・・・外商で、豆腐をあっちの長屋こっちの長屋へと売り歩く♪
善吉は、生まれ持った人柄か・・・?
長屋の子供とかみさん連中を味方にして・・・商売も上手くいく♪
長屋の入り口で男の子が泣いていると・・・
善吉:『男が泣くときは・・・親が死んだ時と、財布を落とした時だけだぞ!』って、泣いている男の子に一文菓子を与えながら諭すシーンなんかは・・・扇辰師匠流なのかしらん?
長屋の女将さん連中は、善吉贔屓に・・・
朝から晩まで・・・豆腐オンリー
困ったのは・・・長屋の主人連中。
朝は→お付けの実に豆腐
昼は→冷やヤッコ
夜は→湯豆腐
ボヤク台詞に・・・『こぉ〜朝から晩まで豆腐ばかりだと・・・お湯屋へ行くと・・・身体が豆腐みたいにプカプカ浮いてきちゃうよ!』
これまた扇辰師匠流?
こんな毎日一生懸命働く善吉に豆腐やの旦那が心配して・・・
旦那:『善吉よ・・・たまには休めよ♪
花見に行ったり、相撲を見に行ったり、寄席へ行ったり・・・落語を聞かないと・・・人間になり損なっちゃうよ・・・♪』
こんな風に噺【甲府い】をよりいっそう楽しく聞かせてくれました♪
By HB
中二日での落語会参戦です。
本日の落語会は・・・
【入船亭扇遊・扇辰兄弟盃の会 五杯目】
会社を定時のpm6:00あがりしても、開演時間には、絶対間に合う♪国立演芸場での開催です。
\(^o^)/
さてさて、落語会・・・
入船亭 ゆう京 【道具や】
入船亭 扇遊師匠 【お菊の皿】
入船亭 扇辰師匠 【甲府い】
仲入り
入船亭 扇辰師匠 【一眼国】
入船亭 扇遊師匠 【木乃伊取り】
入船亭 扇遊師匠・扇辰師匠 【師匠入船亭扇橋師匠について・・・】
本日は、開口一番から入船亭オンリーの会ですね。
\(^o^)/
開口一番
入船亭 ゆう京 【道具や】
ゆう京さんは、何回か遭遇している前座さんです。
そろそろ二つ目な昇進されるんでしょうね♪
京:『一席お笑いを申し上げます』
ゆう京さん、自分の師匠、扇遊師匠の前での開口一番♪
それも入船亭のみの落語会ですから
チョッと緊張気味なのかなぁ〜?
与太郎の噺から始まりました。
与:『つくづく考えたけど、兄やん、一年は13ヶ月だね♪』
兄:『何言ってんだよ!一年は14ヶ月だろ?数えてみな!』
与:『一月、二月・・・十二月に、最後にお正月だぁ!なぁ〜13ヶ月だろ?』
兄:『お盆が抜けてらぁ〜♪』
続けざまに・・・
おじさんと与太郎が登場して・・・
与:『おじさんに言われ、色々な物を売りに行ったなぁ〜♪去年は『葉とうがらし』を売りに出たけど・・・全然売れなかった!そりゃ〜そうだよ♪黙って歩いていたからね♪』
与太郎の商売シリーズの噺なんだろうなぁ〜♪
おじさん:『おじさんの片手間にやっている仕事を譲ってやるよ♪道具やだ!友蔵さんの横でやってみな!幸兵衛の所から来たって言えば・・・やり方を教えてくれるから!』
【道具や】でした♪
入船亭 扇遊師匠 【お菊の皿】
マクラでは・・・
遊:『本当に、この暑い中お運び頂いて、ありがとうございます♪
今、外は・・・50℃くらいです
お仕舞いまでお付き合い下さい♪』
今日は、暑さもさることながら・・・湿度が高い日ですから・・・
外気の中に入ると・・・普通以上に体力を奪われる♪・・・そんな日ですね♪
遊:『こちらでの、兄弟盃の会も5杯目になりました♪』
開催5回目って事ですよねぇ〜♪
当方この会参戦初参加なんですけど・・・
以前の4回の会・・・
落語に興味を持ち出し参戦するようになる以前の開催だったんでしょうか・・・?
前4回の兄弟盃の会に参加出来なかった事・・・とても損した感じですよ♪
遊:『私の子供の頃は・・・猛暑・酷暑などは、有りませんでした♪』
ここ数年ですよね♪異常気象的な暑さは・・・
遊:『寄席では、夏場に怪談噺をやったりします♪
噺の最後に、会場の後方から前座が幽霊のお面を被って、若いカップルの所へ出て、脅かしたりしました♪年寄りの所へ行って、脅かして・・・そのままになってしまっても・・・ねぇ〜♪
幽霊ってどうして?東京弁なんですかねぇ〜♪
関西弁で幽霊が・・・『怨みはらさで・・・オキマヘンデ〜♪』って言われてもねぇ〜♪』
こんなマクラから噺【お菊の皿】に・・・
ご隠居に町内の若い衆が物を尋ねにやって来る♪
若い衆:『ご隠居さん、お尋ねしたいのですが・・・先日、流山の在に行ったんです。すると、向こうでは、『江戸っ子が来た♪江戸のの話を聞かせてくれ♪』ってなりましたんですけど・・・
中のお年寄りが『皿屋敷は、知っていなさるか?』って聞いてきたんですよ・・・あっしは、『知らない!』って答えたんですが・・・
『皿屋敷』って・・・なんですか?』
【お菊の皿】は何度か聞いていますが・・・プロローグで、流山の在に行った所から皿屋敷の事を聞くって噺は・・・は初めて聞きました♪
青山鉄山を呪い、麹町番町の皿屋敷で、いまだにお菊の幽霊が出る事を話す。
お菊が、皿の枚数を数える・・・
六枚くらいで、逃げてこないと・・・
九枚まで数えるのを聞いてしまえば・・・狂い死にしてしまう。
こんな話を聞きながらも・・・
若い衆:『今晩は、みんなで、お菊さんの幽霊を見に行こうじゃないか・・・♪
じゃぁ〜ご隠居さん♪若い者だけで、お菊さんの幽霊を総見して参ります♪』
落語的には・・・そうこなくっちゃ?ですよね♪
爼橋辺りで薄暗くなり・・・
道々仲間の一人が・・・
若い衆:『お菊さんの幽霊が良い幽霊で・・・六枚・・・七枚・・・八枚・・・ってユックリ数えてくれれば良いが・・・もし、意思悪な幽霊で6・7・8・9って、矢継ぎ早に数えたらどうする?』
臆病風に吹かれた仲間が出てきたり・・・
そんな話を聞いて、仲間の一人は・・・
『やっぱり、俺は帰りたい!』って漏らすと・・・
別の仲間が・・・
『幽霊って・・・人を見ると言うじゃないか!一人で今戻っても・・・爼橋辺りで待ち伏せしていて、お前の喉首にガブって行くぞ♪』
一人、帰りたいっていう仲間を一緒に行かないと・・・って脅かしたりする始末♪
こんな怖いもん知らず?な幽霊の見物人の話を楽しく聞かせてくれました♪
お菊さんの幽霊の見物人が次第に増えて・・・
お菊さんの幽霊見物自体が、一大興業になり・・・
お菊さんの芸に脂が乗ってきて・・・なんて解説も入り・・・
お菊さんが『一枚・・・二枚・・・』って数える合間に・・・
『待ってました♪』
『タップリ♪』
『いっその事・・・オレを殺して♪』なんて、合いの手が入るのも楽しいですね♪
入船亭 扇辰師匠 【甲府い】
マクラでは・・・
辰:『命に係わるような暑さの中、ほどほどなご来場ありがとうございます♪』
確かに、会場の入りは・・・6〜7割りくらいの入りですね。
!!(゜ロ゜ノ)ノ
綺麗な入船亭の芸が、未々周知されていないのでしょうか・・・?
もったない事ですよねぇ〜♪
辰:『今日、pm3:00過ぎに 鈴本演芸場の出番があり、自宅をpm2:00に出ましたが・・・暑いのなんの!家を出てすぐに【帰ろう!】って思いました♪ 』
この気候ですから・・・マクラや噺の中で、暑さに触れない事自体不自然ですからね・・・
先日の【みずほ寄席】で触れた、名籍の【扇橋】について、本日は、触れるかなぁ〜?
扇:『世の中、合縁奇縁なんて申しますが・・・
【蛤】と【ホタテ】が鍋で巡り会う』
蛤とホタテの合縁奇縁の小咄をして・・・
辰:『私の所にも、かみさんが一人♪
ん〜気が合わない!
私が→新潟長岡→上杉方
かみさんが→山梨甲州→武田方
毎日が【川中島】ですよ・・・』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
辰:『かみさんと所帯を持って・・・20年になります・・・年が経つにつれて・・・敵意が殺意に代わってきました♪』
こんなマクラから噺【甲府い】へ・・・
甲州から立身出世を願い、江戸に単身出てきた善吉。
江戸に到着初日にキンチャッキリ(スリ)に合い無一文に・・・
あまりの空腹に・・・豆腐やの店先の雪花菜をムシャムシャと食べてしまい、豆腐やの奉公人の金公に頭をポカポカと殴られる♪
そんな合縁奇縁(宗旨が法華で豆腐やの主人と一緒)などで・・・豆腐やに勤める事に・・・
善吉の主な仕事は・・・外商で、豆腐をあっちの長屋こっちの長屋へと売り歩く♪
善吉は、生まれ持った人柄か・・・?
長屋の子供とかみさん連中を味方にして・・・商売も上手くいく♪
長屋の入り口で男の子が泣いていると・・・
善吉:『男が泣くときは・・・親が死んだ時と、財布を落とした時だけだぞ!』って、泣いている男の子に一文菓子を与えながら諭すシーンなんかは・・・扇辰師匠流なのかしらん?
長屋の女将さん連中は、善吉贔屓に・・・
朝から晩まで・・・豆腐オンリー
困ったのは・・・長屋の主人連中。
朝は→お付けの実に豆腐
昼は→冷やヤッコ
夜は→湯豆腐
ボヤク台詞に・・・『こぉ〜朝から晩まで豆腐ばかりだと・・・お湯屋へ行くと・・・身体が豆腐みたいにプカプカ浮いてきちゃうよ!』
これまた扇辰師匠流?
こんな毎日一生懸命働く善吉に豆腐やの旦那が心配して・・・
旦那:『善吉よ・・・たまには休めよ♪
花見に行ったり、相撲を見に行ったり、寄席へ行ったり・・・落語を聞かないと・・・人間になり損なっちゃうよ・・・♪』
こんな風に噺【甲府い】をよりいっそう楽しく聞かせてくれました♪
By HB
コメントを書く...
Comments