8月5日落語会2
仲入り
入船亭 扇辰師匠 【一眼国】
マクラでは・・・
辰:『今、楽屋で、扇遊兄さんに叱られました!『お前だって、大きな声を出すじゃないか!』って
こちらの国立演芸場は、立地が特殊ですが・・・
他の都内の4つ寄席は・・・盛り場にありますね♪
鈴本演芸場は上野
浅草演芸ホールは浅草
末廣亭は新宿
池袋演芸ホールは池袋ってね
江戸時代の盛り場と言えば・・・両国の広小路です。回向院の側に多くの見世物小屋が出ました♪
見世物小屋と申しましても、殆どが【もぎ取り】で・・・寄席と一緒のシステムになっております♪
例えば・・・
目が三つで、歯が一本→ゲタ!
八間もある大灯籠→見世物小屋の若い衆と一緒に『通ろう通ろう』と小屋の入口から出口まで!
ベナ→鍋を逆さまにして、竹の棒でひっぱたいている!
大猿に小猿→大きなザルと小さなザル!
蛙娘→お客が小屋の中に集まってくると・・・帰る娘』
もう、このあたりまで来ると、マクラって言うより、噺【一眼国】に入っているようです。
もぎ取りの見世物小屋の主人が、本物でオチを取りたい!
本物の見世物を出し物にしたいと、全国を歩き回っている六部から情報を収集しようとする♪
『何もございません』のつれない返事に怒り出す主人。
その剣幕に押されてか?
六部が一度だけ経験した恐ろしい話をする。
早急までの不機嫌など、何処吹く風?
上機嫌に転じた主人は、六部の話の通りに北を目指す♪
教えられた通りの広い原に出た主人がそこで見たものは・・・
今まで【一眼国】の噺を数人の噺家さんから聞いた事が有りますが・・・
この噺を面白いって思った事が有りませんでした・・・
扇辰師匠から本日噺を聞いて初めて面白い噺なんだと思いました♪
入船亭 扇遊師匠 【木乃伊取り】
マクラでは・・・
遊:『扇辰は・・・色々な事を言っておりますが・・・
私は・・・自分のかみさんより扇辰のかみさんの方が好きだぁ〜♪』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
遊:『吉原に入り浸りになっているのが若旦那!』
マクラもそこそこに、噺に入ったみたいですね♪
幾日も帰宅しない若旦那。
大旦那は、帰宅しない若旦那の行方を人を使って調べると・・・どうやら、吉原の角海老っていうお店に居るらしい。
そこへ、吉原が何処にいるのかもわからない、固い番頭の佐平さんが若旦那を迎えに行って・・・
そのまま、五日戻らない♪
次に・・・相手方に見せれば相手方が怖がってしまうような彫り物の有る棟梁に迎えに行ってもらう。
この頭、ジイサンの代から出入りしており、三代お店に世話になっている・・・
しかし・・・
頭も若旦那を迎えに行ったきり帰ってこない!
どうして?堅い大旦那の息子の若旦那が吉原に入り浸りになってしまうか?
外では、堅い大旦那だか・・・
店の中の女中に片っ端から手を付ける♪
こんな挿話なども入って、二度目に聞いた【木乃伊取り】より楽しく聞かせてくれました♪
入船亭 扇遊師匠・入船亭 扇辰師匠
扇遊師匠の【木乃伊取り】が終わり・・・
ゆう京さんが、高座に座布団を二つ並べる♪
扇遊師匠・扇辰師匠が再び高座に登場しました♪
遊:『二人揃って、9代目扇橋の話をせずにお開きっていうのも・・・』
主に総領弟子の扇遊師匠が仕切られて話を始めました。
遊:『7月10日に扇橋が他界しました。
今は・・・天国だと思うんですが・・・84歳でした』
入船亭一門の大師匠ですからね、扇橋師匠は・・・
遊:『今扇辰が着ている着物は、扇橋のものでして・・・
背格好が同じだから、仕立て直しなしで、着られるんです
私のは・・・仕立て直ししなきゃなりませんけど・・・』
扇遊師匠も扇辰師匠も言われてみれば、随分シブイ着物を着ていらっしゃいますね♪
遊:『形見分けの話をしたいんじゃぁないんですよ・・・
私、扇遊が扇橋に入門したのが・・・扇橋が40歳前でした・・・
扇辰・・・お前は・・・?』
辰:『私が入門しましたのは、扇橋が57でしたので・・・もうジジイでした♪』
遊:『師匠は、高座の通りの人でした・・・』
扇橋師匠の高座・・・見たことありませ〜ん!
残念!
遊:『7月14日が通夜で、翌15日が本葬でした。7月15日は旧暦でいう、3月29日で、師匠の誕生日でした・・・
それからあの加藤武さんも葬儀に参列してくださいました♪』
先日亡くなった俳優の加藤武さん・・・
扇橋師匠や小三治師匠などと一緒にやられていた東京やなぎ句会のメンバーでしたからね。
もっともっと扇橋師匠の話を聞いてみたいと思いました♪
落語をとても綺麗に演じる入船亭一門の落語会。
新たな追っかけの噺家一門が見つかりました♪
By HB
入船亭 扇辰師匠 【一眼国】
マクラでは・・・
辰:『今、楽屋で、扇遊兄さんに叱られました!『お前だって、大きな声を出すじゃないか!』って
こちらの国立演芸場は、立地が特殊ですが・・・
他の都内の4つ寄席は・・・盛り場にありますね♪
鈴本演芸場は上野
浅草演芸ホールは浅草
末廣亭は新宿
池袋演芸ホールは池袋ってね
江戸時代の盛り場と言えば・・・両国の広小路です。回向院の側に多くの見世物小屋が出ました♪
見世物小屋と申しましても、殆どが【もぎ取り】で・・・寄席と一緒のシステムになっております♪
例えば・・・
目が三つで、歯が一本→ゲタ!
八間もある大灯籠→見世物小屋の若い衆と一緒に『通ろう通ろう』と小屋の入口から出口まで!
ベナ→鍋を逆さまにして、竹の棒でひっぱたいている!
大猿に小猿→大きなザルと小さなザル!
蛙娘→お客が小屋の中に集まってくると・・・帰る娘』
もう、このあたりまで来ると、マクラって言うより、噺【一眼国】に入っているようです。
もぎ取りの見世物小屋の主人が、本物でオチを取りたい!
本物の見世物を出し物にしたいと、全国を歩き回っている六部から情報を収集しようとする♪
『何もございません』のつれない返事に怒り出す主人。
その剣幕に押されてか?
六部が一度だけ経験した恐ろしい話をする。
早急までの不機嫌など、何処吹く風?
上機嫌に転じた主人は、六部の話の通りに北を目指す♪
教えられた通りの広い原に出た主人がそこで見たものは・・・
今まで【一眼国】の噺を数人の噺家さんから聞いた事が有りますが・・・
この噺を面白いって思った事が有りませんでした・・・
扇辰師匠から本日噺を聞いて初めて面白い噺なんだと思いました♪
入船亭 扇遊師匠 【木乃伊取り】
マクラでは・・・
遊:『扇辰は・・・色々な事を言っておりますが・・・
私は・・・自分のかみさんより扇辰のかみさんの方が好きだぁ〜♪』
!!(゜ロ゜ノ)ノ
遊:『吉原に入り浸りになっているのが若旦那!』
マクラもそこそこに、噺に入ったみたいですね♪
幾日も帰宅しない若旦那。
大旦那は、帰宅しない若旦那の行方を人を使って調べると・・・どうやら、吉原の角海老っていうお店に居るらしい。
そこへ、吉原が何処にいるのかもわからない、固い番頭の佐平さんが若旦那を迎えに行って・・・
そのまま、五日戻らない♪
次に・・・相手方に見せれば相手方が怖がってしまうような彫り物の有る棟梁に迎えに行ってもらう。
この頭、ジイサンの代から出入りしており、三代お店に世話になっている・・・
しかし・・・
頭も若旦那を迎えに行ったきり帰ってこない!
どうして?堅い大旦那の息子の若旦那が吉原に入り浸りになってしまうか?
外では、堅い大旦那だか・・・
店の中の女中に片っ端から手を付ける♪
こんな挿話なども入って、二度目に聞いた【木乃伊取り】より楽しく聞かせてくれました♪
入船亭 扇遊師匠・入船亭 扇辰師匠
扇遊師匠の【木乃伊取り】が終わり・・・
ゆう京さんが、高座に座布団を二つ並べる♪
扇遊師匠・扇辰師匠が再び高座に登場しました♪
遊:『二人揃って、9代目扇橋の話をせずにお開きっていうのも・・・』
主に総領弟子の扇遊師匠が仕切られて話を始めました。
遊:『7月10日に扇橋が他界しました。
今は・・・天国だと思うんですが・・・84歳でした』
入船亭一門の大師匠ですからね、扇橋師匠は・・・
遊:『今扇辰が着ている着物は、扇橋のものでして・・・
背格好が同じだから、仕立て直しなしで、着られるんです
私のは・・・仕立て直ししなきゃなりませんけど・・・』
扇遊師匠も扇辰師匠も言われてみれば、随分シブイ着物を着ていらっしゃいますね♪
遊:『形見分けの話をしたいんじゃぁないんですよ・・・
私、扇遊が扇橋に入門したのが・・・扇橋が40歳前でした・・・
扇辰・・・お前は・・・?』
辰:『私が入門しましたのは、扇橋が57でしたので・・・もうジジイでした♪』
遊:『師匠は、高座の通りの人でした・・・』
扇橋師匠の高座・・・見たことありませ〜ん!
残念!
遊:『7月14日が通夜で、翌15日が本葬でした。7月15日は旧暦でいう、3月29日で、師匠の誕生日でした・・・
それからあの加藤武さんも葬儀に参列してくださいました♪』
先日亡くなった俳優の加藤武さん・・・
扇橋師匠や小三治師匠などと一緒にやられていた東京やなぎ句会のメンバーでしたからね。
もっともっと扇橋師匠の話を聞いてみたいと思いました♪
落語をとても綺麗に演じる入船亭一門の落語会。
新たな追っかけの噺家一門が見つかりました♪
By HB
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