ぱかぱか日記

時系列的には、一つ前の記事と逆になりますが･･・
8月25日(火曜日)落語会に参戦してまいりました♪
本日の落語会は･･・
三遊亭兼好、人形町噺し問屋(その61)です。
月に一度のお楽しみの落語会です。
勤めている会社の終業定時に、タイムカードをバチンと押して･･・
『お先に失礼〜しま〜す♪』
乗り換え無しの、地下鉄半蔵門線一本で、落語会会場のある水天宮駅へ移動♪
会場入りすると･･・
【兼好師匠と行く会津稲刈りツアー】の案内チラシを、エレベーターホールにて、直接稲刈りツアーの関係者？から頂く♪
一泊二日のバス旅行で、稲刈り体験･兼好師匠の落語会･現地観光･食事付きで、お土産に収穫する【兼好米】がついて･･・二万円以内の旅費♪
お得なツアーだと思うんですが･･・
参加を前向きに、検討してみましょ〜♪
さてさて、落語会･･・
三遊亭　兼好師匠　　【あいさつ】
三遊亭　けん玉　　　【ぞろぞろ】
三遊亭　兼好師匠　　【汲みたて】
仲入り
上條　充師匠　　　　【江戸糸あやつり人形】
三遊亭　兼好師匠　　【応挙の幽霊】

三遊亭　兼好師匠　　【あいさつ】
兼：『ようこそ、おいでくださいまして、まことにありがとうございます♪
今日は、寒いくらいですが･･・まだまだ、暑さがぶりかえしますので･･・気を付けてください。』
来場のお礼と季節の変わり目、体調維持管理の話を･･・
兼：『高校野球が行われ･･・清宮くん･･・たった一人で甲子園球場を満杯にしました･･・
私なんか･･・200人を一杯にするのが･･・やっとてす』
！！(゜ロ゜ノ)ノ
兼：『早実より･･・早稲田アカデミーに興味が･･・』
受験勉強の合宿所で、一ヵ所に集めていた、財布や携帯、340人分が盗まれた事件♪
兼：『夏期の集中合宿で、受験生が自分のスマホを無くしたら･･・無くなったスマホの行方が気になって、気が気じゃないですよねぇ〜♪
受験･勉強どころでは･･・
受験生の足を引っ張る学習塾♪』
TV でニュースになっていましたが･･・
ニュースの見方が兼好師匠流なんですね♪
この後に、スマホや財布を盗んだ犯人を想定♪
内部の人間か？外部の人間か？
内部なら、ホテル関係者、教師、生徒･･・
外部なら、ライバル塾があやしい･･・
もし、内部の生徒の仕業だったら･･・
学習レベルが、高過ぎず、低すぎず、頭の悪い子ではないはず・・・
中間くらいの成績で、居るのか？居ないのか？存在感のない子の犯行♪
そんな犯人のプロファイリングまで披露してくれました♪
＼(^o^)／
兼：『皇室の佳子さまに、脅迫状を出した輩が･･・
脅迫状の中に・・・濡れ衣を着せたい人の名刺を同封して送ったそうですが・・・
そんなの真犯人が直ぐに分かっちゃうじゃないですか・・・
警察に事情聴取に呼ばれた脅迫状の中に入っていた名刺の人に・・・
警察は名刺の人に『あなた・・・恨みをかっていません？』『ハイ！恨まれてます！』『それは・・・誰？』『○○○と△△△と□□□ですかね・・・』『その3人に事情を聴いてみよう！』ってなって、すぐに、真犯人が分かってしまいますよね・・・♪』
確かに間抜けな犯行ですよね・・・発想が子供じみていますね。
兼：『個人的には、会津若松の市民劇に、出演してきました♪
福島県内の、偉人や出来事の芝居で･･・
学校の教員の兄がその芝居の演出･脚本を担当しておりました♪
会津若松の実家で兄と飲んでいる時に・・・冗談で『芝居に出させてよ・・・♪』って言いましたところ・・・後日兄から電話で『出番・・・作ったから・・・』
落語は・・・成功しても、失敗しても、一人で完結出来ますが・・・芝居は共演者との係わりがあります。
なんで・・・私を芝居に出すか・・・？
故郷の会津若松で落語会を開きますと・・・400人くらいは入るんですよ・・・
そのような故郷会津若松なので・・・芝居の告知に【ゲスト兼好】ってしておくと・・・うっかりした人が何人か来るだろうと・・・当て込んだようで・・・
菊五郎役の、芝居の稽古も・・・『落語もそれくらい練習しろよ！』ってくらいに練習をいたしました・・・
その後、合同稽古を経て本番に・・・
合同稽古の時に競演の役者さん（市民）の中にエラク上手な人が居たりして・・・危機感に襲われ、何べんも自主稽古をしました・・・
芝居の公演当日には・・・菊五郎の役として出演しました・・・
真っ白な白塗りをして・・・この白塗りが上手くいかない・・・塗った箇所が乾燥してくると・・・ヒビ割れが・・・メイクさんと協力して水で薄めたり・・・試行錯誤・・・
何とか白塗りも出来た時・・・自分を見ると・・・【菊五郎】じゃなくて・・・どう見ても・・・【バカ殿】状態・・・コレでは・・・完全に出オチ状態で・・・会場からは『何あれ・・・！』って笑われました♪
それに・・・【ゲスト兼好】が目的で来て頂いたお客様に私・兼好って分からない・・・？
演出・脚本を手がける・・・兄が私の出番と分かるように演出してくれました・・・♪』
この芝居に出た時の事のエピソードに割く時間・割合・・・
故郷の会津若松で、充実した、気合を入れて公演に臨んできた模様です。
ただただ・・・当方芝居の知識が・・・０なもんで・・・
話を聞いていて？？？な感じが多々ありました。
こんなあいさつの後･･・
三遊亭　けん玉　　　【ぞろぞろ】
浅草の茶屋のジイサンが、子供達が、戦ごっこに使ったお稲荷さまの幟を届けお参りして帰る♪
自宅にたどり着くまで、あめが降らず、天気がもつが･･・帰宅すると直ぐに大雨が降りだす♪
自宅で、バァサンは、ジイサンにお稲荷さまをお参りしたご利益だと･･・
もし、この大雨に打たれながら帰宅したら･･・風邪になり助からなかったであろう！って話す。
大雨で店の前の道がぬかるみだす頃、雨宿りをしに客が･･・
15年前に仕入れた最後一つだけ残っていたワラジを8文で買い上げてくれる♪
雨に降られず、ワラジが売れた･･・
お稲荷さまをお参りしたご利益♪
次に来た客もワラジを所望する♪
最後の一つが売れてしまい･･・『一人前で売り切れた♪』って言うと･･・
『あそこに有るじゃないか！』
また、8文で、ワラジを買ってもらう。
その次に来た客もワラジ所望する･･・
『ワラジは、絶対に有りません！』
『有るじゃないか！』
客が来て、ワラジを買って、ワラジを引っ張り8文払うと→ぞろぞろ！
ジイサン：『バァサン見たか？』
バァサン：『八王子です！』
ジイサンの見たかの音→『みたか』に対してのシャレなんでしょうが･･・
当方意味が分からず･･・？？？
『ぞろぞろのワラジを売ってくれ♪』って浅草の茶屋の前から、京都まで客が列をなした♪
このあと、ご利益を当て込んだ町内の床屋♪
髭を剃るとぞろぞろ！に繋がっていきます。
噺【ぞろぞろ】は、初めて聞いた噺？
引っ張って先からまた、ワラジがぞろぞろ！
けん玉さんに、視覚的な光景が思い浮かべられるような噺に仕立ててくれていました。
By HB