9月26日落語会
昨日に引き続き、落語会に参戦しました♪
昨日の9月25日から本日の26日そして、27日28日29日って、5連投での落語会参戦予定を組んでしまい♪
チョイと自分でも・・・『落語会に参戦し過ぎだなぁ〜♪』感をヒシヒシ感じながらの参戦です♪
落語会5連投の2日目ですので・・・まだまだ元気が残っております・・・♪
本日の参戦落語会は・・・
町田市民ホールに於いての、【柳家小三治・柳家三三親子会】です。
町田市民ホールは、初めての会場です。
こんな感じの会場でした・・・
流石に、小三治師匠の落語会だけに、チョ〜♪満員♪
本日参戦する落語会のチケットも前売り券が売り切れる直前にGET したために、指定席が1000人規模のキャパの町田市民ホールの最後列!
写真で分かるように、最後列感が出ているでしょ?
\(>_<)/
チョイと高座とは、距離が有りますが・・・
小三治師匠の噺を聞けるだけで・・・幸せハッピーなので・・・♪
町田まで、遠征のしがいが有りました♪
さてさて、落語会・・・
柳家 小かじ 【二人旅】
柳家 三三師匠 【妾馬】
仲入り
柳家 小三治師匠 【野ざらし】
柳家 小かじ 【二人旅】
三三師匠のお弟子さんの小かじさん、遭遇する度に、腕を上げている?
本日は、大師匠の小三治師匠と師匠の三三師匠の前での開口一番な訳ですから・・・
いつも以上に気合いが入っていたかな?
柳家 三三師匠 【妾馬】
マクラでは・・・
三:『色々な所へ、声を掛けて頂き落語をしに・・・北は・・・北千住から・・・南は・・・南千住まで・・・』
\(^o^)/
三:『前に出ましたのが、前座でして・・・前座には、人権など有りません!
落語界には、厳しい階級制度がございます♪
昔の・・・階級制度の頂点に居たのがお殿様で・・・大名になるような侍は・・・それこそ、戦場を駆け回り、功名をたてたお殿様ですが・・・それが、2代目3代目となってくると・・・
噺家も同じでして、2世3世の噺家は・・・
正蔵師匠・・・』
\(^o^)/
客席が笑いに包まれます♪
三:『今・・・笑った人は・・・同罪ですからねぇ〜♪
正蔵師匠は・・・落語協会の副会長をされているんですよ〜♪
如何に・・・協会の人材に枯渇しているのか・・・?』
\(^o^)/
こんなマクラから噺に・・・
オットリな殿様の話をしていたから、時節柄・・・【目黒のさんま】?って想定しましたが・・・違いました♪
【妾馬】に・・・
八五郎の妹のお鶴が、市中を駕籠で移動中のお殿様(赤井御門守)の目にとまり・・・
家臣の侍が、お鶴の住む長屋に訪れるシーンから・・・
他の噺家さんとは、明らかに違う演出でした♪
お殿様の命を承けた侍が、お鶴が住んでいるであろう長屋に現れる。
長屋の井戸に、褌一丁の姿の男に、大家の家を訪ねようと、声をかけると・・・
男:『豆腐屋の小僧が、イタズラで井戸の釣瓶を落としてしまったんで・・・それを拾い上げるのに井戸に入ろうとしたんですが・・・井戸の中に苔が生えていて、滑るんで・・・
豆腐屋の小僧は、本当にイタズラで・・・この前、長屋の共同の厠の金隠しの上に鰤のアラをイタズラで置いてね♪知らずに、その厠に入った糊屋のばぁさんってのが、鰤が大嫌い!厠に入った途端に鰤のアラを見て、『ギャー!』って驚いて、厠の肥瓶に落っこちてしまったんで・・・長屋中が大騒ぎになったんですよ♪』
侍:『家守はどこだ?』
男:『ヤモリ?』
侍:『長屋を差配している大家じゃ!』
男:『ヤモリなんて・・・さては・・・お侍さんは・・・バテレンだな?』
こんな対話をして、侍は、大家の家を訪ねる。
侍:『表通りで見かけたこれこれこのような娘はこの長屋の者か?』
大家:『それは・・・お鶴でございます、お鶴ってのが・・・まだ13才でして・・・ご無礼が有ったらご勘弁を願います。』
侍:『実は、我殿様の赤井御門守が見とめて、屋敷に行儀見習いに上がらないか?っというわけなんだが・・・まだ13才か・・・』
大家:『お鶴ってのは・・・大変な親思いな娘でございまして、おっかさんの面倒を良く良くみる娘でございまして・・・年も確か今年18になります♪』
侍:『最前お主は、13才と申したではないか?』
大家:『ご無礼が有ったら・・・13才で
お殿様のお目にとまれば・・・18才でして・・・』
侍:『なんとまぁ〜
このような、次第だが如何なものじゃな?』
大家:『お鶴のおっかさんが家に居ますので呼んで参ります♪』
呼び出された、お鶴のおっかさんも、これまた、よくしゃべる♪
あまりに、大家・お鶴のおっかさんとがしゃべるので・・・
侍は、しゃべる長屋の住人を制して・・・
侍:『何故に?この長屋の者はペラペラ良くしゃべる?』
侍は、お鶴の状況を色々聞くうちに、お鶴に兄が居る事が分かり・・・
お鶴の兄を呼びに・・・
現れたのが八五郎♪
侍:『お前は、井戸の釣瓶を月番の係りで拾い上げようとしていたあの男ではないか?』
八:『アッ!先程のバテレンのお侍さん♪』
こんな、設定演出の噺のプロローグから、お鶴が行儀見習いにお屋敷に上がるようになっていました♪
お鶴が行儀見習いにお屋敷に上がり、しばらく(一年くらい?)すると・・・
八五郎は、大家さんに呼び出される♪
大家:『お鶴が大変な事になったよ♪』
八:『えっ♪南アフリカに勝った?ゆんべは・・・(TV 中継で)寝られなかった』
大家:『そんなんじゃないよ・・・お世取りを生んだんだ!
八五郎、お前は、お屋敷に行きなさい!行けば損な事は無いから・・・』
早速、着るもの履くもの(褌から紋付き羽織に袴に下駄)全て、大家さんから借り受けて、赤井御門守の屋敷へ来る八五郎♪
八:『こちらの大将のコレがオレの妹なんで・・・』って・・・
屋敷の門番と噛み合わない対話をして・・・中へ案内される八五郎♪
大家さんに教えてもらった、『オッタテマツル』の口上の後・・・
お殿様から無礼講の許しを頂き・・・
お殿様に八五郎は・・・
殿:『八五郎♪そちは・・・ササを食べるか?』
八:『ああ言う言葉を使うところ・・・お殿様は・・・バテレンですか・・・?』
噺のプロローグで使った『バテレン』をここで巧みに挿入してきます♪
お屋敷のご老女に酒を注いでもらい、酒を飲んで・・・
八:『これは・・・ウマイ酒デスネ♪
越中の『村醒め』じゃ〜ないですね♪』
今度は、開口一番の小かじが演じた、【二人旅】の噺の一部を見事に挿入してきます♪
目の前に並べられた数々の料理を見て、八五郎は・・・
八:『5合くらいの酒ならば・・・酒のサカナは荒らさない主義ですから!
コレくらいの酒なら・・・いつもは、塩を舐めながら・・・親指をしゃぶっていますよ!』
次第に酒が回り始めた八五郎、お鶴に向かい・・・
八:『『実るほど、頭を垂れる稲穂かな』ってね、兄ちゃん良い事言うだろ!安部って男に聞かせてやりたいよ♪』
今度は、【妾馬】の噺に、時事的なネタを放り込んで来ます♪
エンディング・オチは・・・
初孫を隣の部屋からでも良いから・・・
おっかさんに見せてやりたいよ♪
この願いを赤井御門守が叶えてあげました♪ってところで噺を締めくくりました♪
By HB
昨日の9月25日から本日の26日そして、27日28日29日って、5連投での落語会参戦予定を組んでしまい♪
チョイと自分でも・・・『落語会に参戦し過ぎだなぁ〜♪』感をヒシヒシ感じながらの参戦です♪
落語会5連投の2日目ですので・・・まだまだ元気が残っております・・・♪
本日の参戦落語会は・・・
町田市民ホールに於いての、【柳家小三治・柳家三三親子会】です。
町田市民ホールは、初めての会場です。
こんな感じの会場でした・・・
流石に、小三治師匠の落語会だけに、チョ〜♪満員♪
本日参戦する落語会のチケットも前売り券が売り切れる直前にGET したために、指定席が1000人規模のキャパの町田市民ホールの最後列!
写真で分かるように、最後列感が出ているでしょ?
\(>_<)/
チョイと高座とは、距離が有りますが・・・
小三治師匠の噺を聞けるだけで・・・幸せハッピーなので・・・♪
町田まで、遠征のしがいが有りました♪
さてさて、落語会・・・
柳家 小かじ 【二人旅】
柳家 三三師匠 【妾馬】
仲入り
柳家 小三治師匠 【野ざらし】
柳家 小かじ 【二人旅】
三三師匠のお弟子さんの小かじさん、遭遇する度に、腕を上げている?
本日は、大師匠の小三治師匠と師匠の三三師匠の前での開口一番な訳ですから・・・
いつも以上に気合いが入っていたかな?
柳家 三三師匠 【妾馬】
マクラでは・・・
三:『色々な所へ、声を掛けて頂き落語をしに・・・北は・・・北千住から・・・南は・・・南千住まで・・・』
\(^o^)/
三:『前に出ましたのが、前座でして・・・前座には、人権など有りません!
落語界には、厳しい階級制度がございます♪
昔の・・・階級制度の頂点に居たのがお殿様で・・・大名になるような侍は・・・それこそ、戦場を駆け回り、功名をたてたお殿様ですが・・・それが、2代目3代目となってくると・・・
噺家も同じでして、2世3世の噺家は・・・
正蔵師匠・・・』
\(^o^)/
客席が笑いに包まれます♪
三:『今・・・笑った人は・・・同罪ですからねぇ〜♪
正蔵師匠は・・・落語協会の副会長をされているんですよ〜♪
如何に・・・協会の人材に枯渇しているのか・・・?』
\(^o^)/
こんなマクラから噺に・・・
オットリな殿様の話をしていたから、時節柄・・・【目黒のさんま】?って想定しましたが・・・違いました♪
【妾馬】に・・・
八五郎の妹のお鶴が、市中を駕籠で移動中のお殿様(赤井御門守)の目にとまり・・・
家臣の侍が、お鶴の住む長屋に訪れるシーンから・・・
他の噺家さんとは、明らかに違う演出でした♪
お殿様の命を承けた侍が、お鶴が住んでいるであろう長屋に現れる。
長屋の井戸に、褌一丁の姿の男に、大家の家を訪ねようと、声をかけると・・・
男:『豆腐屋の小僧が、イタズラで井戸の釣瓶を落としてしまったんで・・・それを拾い上げるのに井戸に入ろうとしたんですが・・・井戸の中に苔が生えていて、滑るんで・・・
豆腐屋の小僧は、本当にイタズラで・・・この前、長屋の共同の厠の金隠しの上に鰤のアラをイタズラで置いてね♪知らずに、その厠に入った糊屋のばぁさんってのが、鰤が大嫌い!厠に入った途端に鰤のアラを見て、『ギャー!』って驚いて、厠の肥瓶に落っこちてしまったんで・・・長屋中が大騒ぎになったんですよ♪』
侍:『家守はどこだ?』
男:『ヤモリ?』
侍:『長屋を差配している大家じゃ!』
男:『ヤモリなんて・・・さては・・・お侍さんは・・・バテレンだな?』
こんな対話をして、侍は、大家の家を訪ねる。
侍:『表通りで見かけたこれこれこのような娘はこの長屋の者か?』
大家:『それは・・・お鶴でございます、お鶴ってのが・・・まだ13才でして・・・ご無礼が有ったらご勘弁を願います。』
侍:『実は、我殿様の赤井御門守が見とめて、屋敷に行儀見習いに上がらないか?っというわけなんだが・・・まだ13才か・・・』
大家:『お鶴ってのは・・・大変な親思いな娘でございまして、おっかさんの面倒を良く良くみる娘でございまして・・・年も確か今年18になります♪』
侍:『最前お主は、13才と申したではないか?』
大家:『ご無礼が有ったら・・・13才で
お殿様のお目にとまれば・・・18才でして・・・』
侍:『なんとまぁ〜
このような、次第だが如何なものじゃな?』
大家:『お鶴のおっかさんが家に居ますので呼んで参ります♪』
呼び出された、お鶴のおっかさんも、これまた、よくしゃべる♪
あまりに、大家・お鶴のおっかさんとがしゃべるので・・・
侍は、しゃべる長屋の住人を制して・・・
侍:『何故に?この長屋の者はペラペラ良くしゃべる?』
侍は、お鶴の状況を色々聞くうちに、お鶴に兄が居る事が分かり・・・
お鶴の兄を呼びに・・・
現れたのが八五郎♪
侍:『お前は、井戸の釣瓶を月番の係りで拾い上げようとしていたあの男ではないか?』
八:『アッ!先程のバテレンのお侍さん♪』
こんな、設定演出の噺のプロローグから、お鶴が行儀見習いにお屋敷に上がるようになっていました♪
お鶴が行儀見習いにお屋敷に上がり、しばらく(一年くらい?)すると・・・
八五郎は、大家さんに呼び出される♪
大家:『お鶴が大変な事になったよ♪』
八:『えっ♪南アフリカに勝った?ゆんべは・・・(TV 中継で)寝られなかった』
大家:『そんなんじゃないよ・・・お世取りを生んだんだ!
八五郎、お前は、お屋敷に行きなさい!行けば損な事は無いから・・・』
早速、着るもの履くもの(褌から紋付き羽織に袴に下駄)全て、大家さんから借り受けて、赤井御門守の屋敷へ来る八五郎♪
八:『こちらの大将のコレがオレの妹なんで・・・』って・・・
屋敷の門番と噛み合わない対話をして・・・中へ案内される八五郎♪
大家さんに教えてもらった、『オッタテマツル』の口上の後・・・
お殿様から無礼講の許しを頂き・・・
お殿様に八五郎は・・・
殿:『八五郎♪そちは・・・ササを食べるか?』
八:『ああ言う言葉を使うところ・・・お殿様は・・・バテレンですか・・・?』
噺のプロローグで使った『バテレン』をここで巧みに挿入してきます♪
お屋敷のご老女に酒を注いでもらい、酒を飲んで・・・
八:『これは・・・ウマイ酒デスネ♪
越中の『村醒め』じゃ〜ないですね♪』
今度は、開口一番の小かじが演じた、【二人旅】の噺の一部を見事に挿入してきます♪
目の前に並べられた数々の料理を見て、八五郎は・・・
八:『5合くらいの酒ならば・・・酒のサカナは荒らさない主義ですから!
コレくらいの酒なら・・・いつもは、塩を舐めながら・・・親指をしゃぶっていますよ!』
次第に酒が回り始めた八五郎、お鶴に向かい・・・
八:『『実るほど、頭を垂れる稲穂かな』ってね、兄ちゃん良い事言うだろ!安部って男に聞かせてやりたいよ♪』
今度は、【妾馬】の噺に、時事的なネタを放り込んで来ます♪
エンディング・オチは・・・
初孫を隣の部屋からでも良いから・・・
おっかさんに見せてやりたいよ♪
この願いを赤井御門守が叶えてあげました♪ってところで噺を締めくくりました♪
By HB
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