11月14日落語会
11月14日(土曜日)
前日の白酒師匠の落語会から連チャンでの、落語会参戦です。
本日の落語会は、昼の会と夜の会の二部構成の落語会で、当方が参戦したのは、昼の落語会。
【師匠と弟子六人集まれば一門の知恵
第三回さん喬一門師弟七人会】
長いタイトル通り、時間も三時間半の長丁場な落語会でした♪
さてさて、落語会・・・
入船亭 辰のこ 【たらちね】
柳家 小傳次師匠 【七段目】
柳家 喬太郎師匠 【擬宝珠】
柳亭 左龍師匠 【三方一両損】
柳家 さん喬師匠 【御神酒徳利】
仲入り
柳家 さん助師匠 【だくだく】
柳家 喬太郎師匠 【宗漢】
柳家 喬之助師匠 【品川心中(上)】
開演中は、落語だけで・・・三時間半!
ヘビーでタフな落語会でした♪
入船亭 辰のこ 【たらちね】
ご隠居と八っあんとの会話から・・・
隠:『妻(さい)を持つ気はないかい?』
八:『サイ?・・・どんな物食う?』
隠:『家のバァさんの遠縁で、今年18になる♪』
八:『ラツの具合は?』
隠:『ラツ?』
八:『面(ツラ)をひっくり返して言ったんで・・・ツラの具合は?』
この辺りのご隠居と八っあんとの会話のやり取りは!初めて聞いたパターンです。
\(^o^)/
八:『こっちがゾンザイで向こうがテイネイ♪』
隠:『お前の所は汚いぞ!綺麗にしておけよ!それから、火だけはおこしておきな!』
この八っあんのセリフとご隠居の火だけは〜のセリフも初めて。
『火だけはおこしておきな!』のセリフが、噺の展開にどのように影響するのか?
って思っていたら・・・
『火事なら焼け死ぬ』噺の途中で、オチになってしまいました。
それに、八っあんが、お嫁さんに名前を聞くと・・・
お嫁さんの答えの中で、自分の父親を(佐藤慶三)ってのも、(今までは、藤原の○○って父親の名前は聞いた事有りますが)初めて聞いた名前です♪
単に、前座噺って言っても、前座さんそれぞれに、微妙に違う構成の噺として持っているんですね♪
柳家 小傳次師匠 【七段目】
マクラでは・・・
小:『お早くから、いっぱいのおはこびありがとうございます♪
紙テープなどは、投げないで、投げるなら・・・現金でお願いします♪
木村拓哉です♪』
なんか言いたい放題ですね♪
小:『今日は、ず〜っと落語です♪
昼の会、夜の会合わせて15席です!
昼の会夜の会通しでのお客様は・・・?』
結構な人数の手が上がります。
気合いの入ったお客様・・・多いいんですね♪
(*_*)
小:『チラシ挟みが有りましたので、私は、朝9:00からこちらに来ていました♪
兄弟子の喬太郎からメールで、【出番までには間に合うから!】って・・・
師匠のさん喬は・・・まだ来ていません♪
真面目なのは、私だけですよ!』
噺家さんって、仕事のゴールデンタイムが夜ですから・・・
一般の人と生活時間帯が違うんですよね♪
現に、小傳次師匠の冒頭のあいさつで、『お早くから・・・』なコメントがありましたよね♪
我々一般人は、昼の12:00からの仕事って、特別に早い時間帯では、ありませんもんね?
我々一般人と噺家さんとの感覚のズレをこんな所で感じてしまいました♪
噺の【七段目】は、苦手な知識が乏しい芝居噺ながら、滑稽噺なので、楽しく聞けました♪
柳家 喬太郎師匠 【擬宝珠】
喬:『お運び頂いて、ありがとうございます♪
・・・何考えているのか?
こんな時間帯のお客は・・・マニア!
気が重いです』
いきなり、客席に先制パンチを繰り出してきた♪
喬:『一人目が小傳次で!【七段目】ですよ!
後ろの事・・・考えていませんね!
パリでテロがありました。
(/。\)
ここ、大手町のホールや、半蔵門の国立劇場・・・危ないです・・・
【阪神バンザ〜イ!!!】
来年から、ここ、読売大手町ホール・・・貸して貰えないな♪』
マクラの話をアッチに行ったり、コッチに来たりしながら、どんな噺に入ろうか?
色々、話を客席にぶつけて、反応を見ているような?
喬:『六泊七日で、先日、長崎に落語会で行きました♪
長崎県の諫早では、ムツゴロウの蒲焼きを食べさせてもらいまして・・・
蒲焼きだから、ムツゴロウのひらきの蒲焼き?って思いましたが・・・
丸焼きの蒲焼きでした♪
食べた事有ります?ムツゴロウ・・・
苦味が有って、小骨が多かったです♪』
ムツゴロウ・・・丸のままなら、そのままの姿ですよね?
姿を認識してから・・・食す・・・?
チョッとキビシイ気がします!
喬:『旅・旅行は・・・良いもんデスネ♪
私どもの旅行は・・・仕事に繋がっていきますので・・・
趣味・道楽・・・色々な物が好きで・・・』
ウルトラマンネタの噺?って思ったら・・・
噺【擬宝珠】に入っていきました♪
親子の共通の好きな事・・・擬宝珠を舐める事!
ビックリな噺の展開ですよね♪
柳亭 左龍師匠 【三方一両損】
マクラでは・・・
左:『落語が続きます♪
息が抜けません♪
学生時代、落語研究会(落研)に所属しておりました、落研出身は、私と喬太郎だけで、さん喬一門の他の噺家の前職?は、お笑いタレントなどの出身者などで、落研ではなかった♪
落研出身の特長は・・・一部ですが、やたらと手を動かす!みたいな特長があります。』
以前、聞いたエピソードで、喬太郎師匠がさん喬師匠に入門した時、さん喬師匠に『落研出身?ならばお前は、マイナスからのスタートになるよ!』
落研で着いてしまったクセが、プロの噺家として、マイナスからのスタートになる事を教えられた話。
そんな、聞いたか?読んだか?の逸話を思い出しました!
左:『昔の江戸っ子は、情に脆く、金には、執着しない』
こんなマクラから、噺【三方一両損】に・・・
左龍師匠、昨年のこの一門会で、【妾馬】を口演し、今年は、【三方一両損】
一門会での、左龍師匠の演じる噺は、二年続けて、結構なオオネタです・・・
もっと軽い滑稽噺をやれば良いのになぁ〜♪
って、昨年も今年も感じました。
By HB
前日の白酒師匠の落語会から連チャンでの、落語会参戦です。
本日の落語会は、昼の会と夜の会の二部構成の落語会で、当方が参戦したのは、昼の落語会。
【師匠と弟子六人集まれば一門の知恵
第三回さん喬一門師弟七人会】
長いタイトル通り、時間も三時間半の長丁場な落語会でした♪
さてさて、落語会・・・
入船亭 辰のこ 【たらちね】
柳家 小傳次師匠 【七段目】
柳家 喬太郎師匠 【擬宝珠】
柳亭 左龍師匠 【三方一両損】
柳家 さん喬師匠 【御神酒徳利】
仲入り
柳家 さん助師匠 【だくだく】
柳家 喬太郎師匠 【宗漢】
柳家 喬之助師匠 【品川心中(上)】
開演中は、落語だけで・・・三時間半!
ヘビーでタフな落語会でした♪
入船亭 辰のこ 【たらちね】
ご隠居と八っあんとの会話から・・・
隠:『妻(さい)を持つ気はないかい?』
八:『サイ?・・・どんな物食う?』
隠:『家のバァさんの遠縁で、今年18になる♪』
八:『ラツの具合は?』
隠:『ラツ?』
八:『面(ツラ)をひっくり返して言ったんで・・・ツラの具合は?』
この辺りのご隠居と八っあんとの会話のやり取りは!初めて聞いたパターンです。
\(^o^)/
八:『こっちがゾンザイで向こうがテイネイ♪』
隠:『お前の所は汚いぞ!綺麗にしておけよ!それから、火だけはおこしておきな!』
この八っあんのセリフとご隠居の火だけは〜のセリフも初めて。
『火だけはおこしておきな!』のセリフが、噺の展開にどのように影響するのか?
って思っていたら・・・
『火事なら焼け死ぬ』噺の途中で、オチになってしまいました。
それに、八っあんが、お嫁さんに名前を聞くと・・・
お嫁さんの答えの中で、自分の父親を(佐藤慶三)ってのも、(今までは、藤原の○○って父親の名前は聞いた事有りますが)初めて聞いた名前です♪
単に、前座噺って言っても、前座さんそれぞれに、微妙に違う構成の噺として持っているんですね♪
柳家 小傳次師匠 【七段目】
マクラでは・・・
小:『お早くから、いっぱいのおはこびありがとうございます♪
紙テープなどは、投げないで、投げるなら・・・現金でお願いします♪
木村拓哉です♪』
なんか言いたい放題ですね♪
小:『今日は、ず〜っと落語です♪
昼の会、夜の会合わせて15席です!
昼の会夜の会通しでのお客様は・・・?』
結構な人数の手が上がります。
気合いの入ったお客様・・・多いいんですね♪
(*_*)
小:『チラシ挟みが有りましたので、私は、朝9:00からこちらに来ていました♪
兄弟子の喬太郎からメールで、【出番までには間に合うから!】って・・・
師匠のさん喬は・・・まだ来ていません♪
真面目なのは、私だけですよ!』
噺家さんって、仕事のゴールデンタイムが夜ですから・・・
一般の人と生活時間帯が違うんですよね♪
現に、小傳次師匠の冒頭のあいさつで、『お早くから・・・』なコメントがありましたよね♪
我々一般人は、昼の12:00からの仕事って、特別に早い時間帯では、ありませんもんね?
我々一般人と噺家さんとの感覚のズレをこんな所で感じてしまいました♪
噺の【七段目】は、苦手な知識が乏しい芝居噺ながら、滑稽噺なので、楽しく聞けました♪
柳家 喬太郎師匠 【擬宝珠】
喬:『お運び頂いて、ありがとうございます♪
・・・何考えているのか?
こんな時間帯のお客は・・・マニア!
気が重いです』
いきなり、客席に先制パンチを繰り出してきた♪
喬:『一人目が小傳次で!【七段目】ですよ!
後ろの事・・・考えていませんね!
パリでテロがありました。
(/。\)
ここ、大手町のホールや、半蔵門の国立劇場・・・危ないです・・・
【阪神バンザ〜イ!!!】
来年から、ここ、読売大手町ホール・・・貸して貰えないな♪』
マクラの話をアッチに行ったり、コッチに来たりしながら、どんな噺に入ろうか?
色々、話を客席にぶつけて、反応を見ているような?
喬:『六泊七日で、先日、長崎に落語会で行きました♪
長崎県の諫早では、ムツゴロウの蒲焼きを食べさせてもらいまして・・・
蒲焼きだから、ムツゴロウのひらきの蒲焼き?って思いましたが・・・
丸焼きの蒲焼きでした♪
食べた事有ります?ムツゴロウ・・・
苦味が有って、小骨が多かったです♪』
ムツゴロウ・・・丸のままなら、そのままの姿ですよね?
姿を認識してから・・・食す・・・?
チョッとキビシイ気がします!
喬:『旅・旅行は・・・良いもんデスネ♪
私どもの旅行は・・・仕事に繋がっていきますので・・・
趣味・道楽・・・色々な物が好きで・・・』
ウルトラマンネタの噺?って思ったら・・・
噺【擬宝珠】に入っていきました♪
親子の共通の好きな事・・・擬宝珠を舐める事!
ビックリな噺の展開ですよね♪
柳亭 左龍師匠 【三方一両損】
マクラでは・・・
左:『落語が続きます♪
息が抜けません♪
学生時代、落語研究会(落研)に所属しておりました、落研出身は、私と喬太郎だけで、さん喬一門の他の噺家の前職?は、お笑いタレントなどの出身者などで、落研ではなかった♪
落研出身の特長は・・・一部ですが、やたらと手を動かす!みたいな特長があります。』
以前、聞いたエピソードで、喬太郎師匠がさん喬師匠に入門した時、さん喬師匠に『落研出身?ならばお前は、マイナスからのスタートになるよ!』
落研で着いてしまったクセが、プロの噺家として、マイナスからのスタートになる事を教えられた話。
そんな、聞いたか?読んだか?の逸話を思い出しました!
左:『昔の江戸っ子は、情に脆く、金には、執着しない』
こんなマクラから、噺【三方一両損】に・・・
左龍師匠、昨年のこの一門会で、【妾馬】を口演し、今年は、【三方一両損】
一門会での、左龍師匠の演じる噺は、二年続けて、結構なオオネタです・・・
もっと軽い滑稽噺をやれば良いのになぁ〜♪
って、昨年も今年も感じました。
By HB
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