12月3日落語会
12月3日(木曜日)
12月、初っぱなの落語会に参戦です♪
本日の落語会は・・・
浅草橋区民会館に於いての
第73回鳥越落語会です♪
こちらの、落語会最近休まず皆勤していますが、来場されるお客様の数が、落語会の回を重ねる度に増えてきているみたいです♪
さてさて、落語会・・・
開口一番
三遊亭 粋歌 【恋するヘビ女】(新作)
新藤 茂氏 【浮世絵に見る斧定九郎】
仲入り
柳家 喜多八師匠 【大川の隠居】
柳家 喜多八師匠 【うどん屋】
三遊亭 粋歌 【恋するヘビ女】
粋歌さん・・・久しぶりの遭遇です♪
今年の3月に、こちらの、鳥越落語会で、【コンビニ参観】を聞かせてもらった以来かなぁ〜♪
マクラでは・・・
粋:『私を見るのが初めてのお客様のために、名前の紹介から♪
前座時分は、『かすみ』って名前で、『かすみ』は、私の師匠の【歌る多】の名前から『か』の字を頂き、『すみ』は、出身地の墨田区からの名前で、『かすみ』でした♪
二つ目になると『粋歌』に名前をかえまして・・・
こちらの会場に、農協関連か、JR 関連のお仕事のお客様いらっしゃいますか?
客席のお客により、農協のお客様の前では、『スイカ↑』って・・・
JR 関連のお客様の前では、『SUIKA ↓』って・・・
先日、お客様に尋ねられました♪『粋歌さん、真打に昇進したら、名前が・・・『PASMO 』?になるの』って・・・
こちらの会場へは、自宅から、20分くらいかけて、歩いてまいりました♪
前回のこちらの鳥越落語会では、ゲストに白鳥師匠が出演されたそうで・・・白鳥師匠の新作落語をこれから・・・
こりゃ〜ダメだなぁ〜って思われたら、構いませんので、お休み下さい♪』
こんなマクラから、噺【恋するヘビ女】に・・・
『女の幸せは、結婚じゃないの、結婚は、女の墓場よ!恋に恋するのが女の仕事!』って主張する体重がベビー級で、最近、恋に破れて北へ北へと逃げて来た(北の故郷へ来た脱北者)48才独身の智恵子叔母さん。
卒業間近の小学6年生の甥っ子隆に、隆が胸キュンの片想いの田中まゆみチャンに、必ず成功する(恋の方程式)を伝授する。
lesson1:【タイミング】
女は、寂しい時に、恋をする♪
彼女が、学校の屋上で、一人きりで、ため息をつきながら、『ル〜ルルルルウ〜』って由紀さおりの夜明けのスキャットを歌っていたら、彼女の悩みを聞きなさい!
lesson2:【自分の夢を語りなさい】
隆:『天下統一!』
智恵子:『隆!あなた、必ず、好きなまゆみチャンに、告白するのよ!シィ〜♪』って両手を頭の高さまで上げて、ヘビ女風を強調〜♪
卒業式の当日、教えて貰った恋の方程式のシュチュエーションに遭遇する隆♪
一人きりで屋上で夜明けのスキャットを歌うまゆみチャンに悩みを聞くと・・・
去年東京から転校してきた拓哉に片想いをしていると・・・
隆は、まゆみチャンの片想いが上手くいくように、恋の方程式をまゆみチャンに伝授するが・・・?
隆:『恋に恋する養殖業者、ステテコ姿で屁をかます!』
うる覚えの隆流の恋の方程式を披露!
訳の分からない恋の方程式を伝授されたまゆみチャンは・・・
まゆみ:『自分の恋を大切に育てろ!って事ね♪』って勝手な解釈を言い出す始末♪
まゆみ:『こんな恋の方程式を知っている隆くんには、きっと、彼女が居るのね♪・・・どんな人?』
隆:『48才の脱北者!』
片想いのまゆみチャンへの告白を失敗した隆♪
そこへ・・・
智恵子:『よくやったじゃない♪隆♪』
隆:『智恵子叔母さん・・・どうして、ここへ?』
智恵子:『私は、ヘビ女だから、スルスルと何処にでも入って来れるのよ♪』
隆:『オレもヘビ男だなぁ〜まゆみチャンへの告白は、手も足も出なかったよ!
でも、一皮も二皮も剥けて大人に成ったよ♪』
こんな感じの噺でした・・・
新藤 茂 氏 【浮世絵に見る斧定九郎】
一旦、舞台袖に引っ込んだ、粋歌さん、再び高座に・・・
粋:『『映写機のプロジェクターが温まるまで、5分繋いでくれ』って席亭に言われました・・・
近所に住んでいる墨田区のお客様に『粋歌さん、サミットで見かけたよ♪』なんて、よく言われますが・・・
近所への買い物なら・・・素っぴんなんです♪
神田須田町にある連雀亭へ、出演があり、出掛けた時、自宅にメイクアップの道具を忘れて来てしまいました♪
どうしたと思います・・・?
連雀亭の側にあるマツモトキヨシ!
化粧品のお試しで・・・メイクをしました♪
シャドウ・眉・頬紅・口紅ってね♪』
こんなところで、プロジェクターが温まり、新藤さんにバトンタッチ♪
新藤:『電気紙芝居で・・・
中村仲蔵が名題に昇進し、【斧定九郎】を演じた♪・・・これが、落語の噺【中村仲蔵】ですが、時代をかけて、浮世絵に、この【斧定九郎】が残っています。
先ずは、1768年4月の中村座の芝居の様子の浮世絵から・・・
これは、二年ほど前に初演した、再演の様子で、中村仲蔵が33才の姿です。
初演の時の姿の浮世絵は・・・未だ発見されておらず、もし、それが見つかれば、大発見になるんですが・・・
そして、こちらが、八年後の1776年5月の中村座の芝居の様子の浮世絵で・・・
この時の中村仲蔵は、41才♪
この初代の中村仲蔵は、中車の紋を付けており、この後を含め四度の【斧定九郎】を演じております♪
この浮世絵を所蔵しているのは・・・国立美術館とボストン美術館に所蔵されています♪
1783年の再々演では、48才の中村仲蔵が中年ぶとりになってきており・・・
1785年の四度目の再演の浮世絵では・・・中年ぶとりのお腹が全面的に出てきています♪』
中村仲蔵を時代を追っての変遷が分かりますね♪
新藤:『黒紋付きに朱鞘、破れ傘の斧定九郎は・・・実在した人物では、無かったみたいで・・・』
この辺りから芝居の知識の無い当方は・・・???に・・・
新藤:『大野黒兵衛・・・赤穂城を開城した時・・・千両箱を担いで逃げた♪なんて言われますが・・・
この大野黒兵衛は、実は、討ち入りの第二の刺客で、大石内蔵助が第一弾の討ち入りで、もし、失敗したなら・・・第二の刺客として大野黒兵衛が・・・
その為の軍資金として、千両箱を持ち出したんです♪
その証拠に、本懐を遂げた大石内蔵助が切腹した時に、大野黒兵衛も切腹しているんです♪
時代が過ぎてきて、大野の評価もこのように変わってきております♪』
斧定九郎の浮世絵に描かれた変遷から、最新の忠臣蔵論にまで、話を発展させてくれました♪
By HB
12月、初っぱなの落語会に参戦です♪
本日の落語会は・・・
浅草橋区民会館に於いての
第73回鳥越落語会です♪
こちらの、落語会最近休まず皆勤していますが、来場されるお客様の数が、落語会の回を重ねる度に増えてきているみたいです♪
さてさて、落語会・・・
開口一番
三遊亭 粋歌 【恋するヘビ女】(新作)
新藤 茂氏 【浮世絵に見る斧定九郎】
仲入り
柳家 喜多八師匠 【大川の隠居】
柳家 喜多八師匠 【うどん屋】
三遊亭 粋歌 【恋するヘビ女】
粋歌さん・・・久しぶりの遭遇です♪
今年の3月に、こちらの、鳥越落語会で、【コンビニ参観】を聞かせてもらった以来かなぁ〜♪
マクラでは・・・
粋:『私を見るのが初めてのお客様のために、名前の紹介から♪
前座時分は、『かすみ』って名前で、『かすみ』は、私の師匠の【歌る多】の名前から『か』の字を頂き、『すみ』は、出身地の墨田区からの名前で、『かすみ』でした♪
二つ目になると『粋歌』に名前をかえまして・・・
こちらの会場に、農協関連か、JR 関連のお仕事のお客様いらっしゃいますか?
客席のお客により、農協のお客様の前では、『スイカ↑』って・・・
JR 関連のお客様の前では、『SUIKA ↓』って・・・
先日、お客様に尋ねられました♪『粋歌さん、真打に昇進したら、名前が・・・『PASMO 』?になるの』って・・・
こちらの会場へは、自宅から、20分くらいかけて、歩いてまいりました♪
前回のこちらの鳥越落語会では、ゲストに白鳥師匠が出演されたそうで・・・白鳥師匠の新作落語をこれから・・・
こりゃ〜ダメだなぁ〜って思われたら、構いませんので、お休み下さい♪』
こんなマクラから、噺【恋するヘビ女】に・・・
『女の幸せは、結婚じゃないの、結婚は、女の墓場よ!恋に恋するのが女の仕事!』って主張する体重がベビー級で、最近、恋に破れて北へ北へと逃げて来た(北の故郷へ来た脱北者)48才独身の智恵子叔母さん。
卒業間近の小学6年生の甥っ子隆に、隆が胸キュンの片想いの田中まゆみチャンに、必ず成功する(恋の方程式)を伝授する。
lesson1:【タイミング】
女は、寂しい時に、恋をする♪
彼女が、学校の屋上で、一人きりで、ため息をつきながら、『ル〜ルルルルウ〜』って由紀さおりの夜明けのスキャットを歌っていたら、彼女の悩みを聞きなさい!
lesson2:【自分の夢を語りなさい】
隆:『天下統一!』
智恵子:『隆!あなた、必ず、好きなまゆみチャンに、告白するのよ!シィ〜♪』って両手を頭の高さまで上げて、ヘビ女風を強調〜♪
卒業式の当日、教えて貰った恋の方程式のシュチュエーションに遭遇する隆♪
一人きりで屋上で夜明けのスキャットを歌うまゆみチャンに悩みを聞くと・・・
去年東京から転校してきた拓哉に片想いをしていると・・・
隆は、まゆみチャンの片想いが上手くいくように、恋の方程式をまゆみチャンに伝授するが・・・?
隆:『恋に恋する養殖業者、ステテコ姿で屁をかます!』
うる覚えの隆流の恋の方程式を披露!
訳の分からない恋の方程式を伝授されたまゆみチャンは・・・
まゆみ:『自分の恋を大切に育てろ!って事ね♪』って勝手な解釈を言い出す始末♪
まゆみ:『こんな恋の方程式を知っている隆くんには、きっと、彼女が居るのね♪・・・どんな人?』
隆:『48才の脱北者!』
片想いのまゆみチャンへの告白を失敗した隆♪
そこへ・・・
智恵子:『よくやったじゃない♪隆♪』
隆:『智恵子叔母さん・・・どうして、ここへ?』
智恵子:『私は、ヘビ女だから、スルスルと何処にでも入って来れるのよ♪』
隆:『オレもヘビ男だなぁ〜まゆみチャンへの告白は、手も足も出なかったよ!
でも、一皮も二皮も剥けて大人に成ったよ♪』
こんな感じの噺でした・・・
新藤 茂 氏 【浮世絵に見る斧定九郎】
一旦、舞台袖に引っ込んだ、粋歌さん、再び高座に・・・
粋:『『映写機のプロジェクターが温まるまで、5分繋いでくれ』って席亭に言われました・・・
近所に住んでいる墨田区のお客様に『粋歌さん、サミットで見かけたよ♪』なんて、よく言われますが・・・
近所への買い物なら・・・素っぴんなんです♪
神田須田町にある連雀亭へ、出演があり、出掛けた時、自宅にメイクアップの道具を忘れて来てしまいました♪
どうしたと思います・・・?
連雀亭の側にあるマツモトキヨシ!
化粧品のお試しで・・・メイクをしました♪
シャドウ・眉・頬紅・口紅ってね♪』
こんなところで、プロジェクターが温まり、新藤さんにバトンタッチ♪
新藤:『電気紙芝居で・・・
中村仲蔵が名題に昇進し、【斧定九郎】を演じた♪・・・これが、落語の噺【中村仲蔵】ですが、時代をかけて、浮世絵に、この【斧定九郎】が残っています。
先ずは、1768年4月の中村座の芝居の様子の浮世絵から・・・
これは、二年ほど前に初演した、再演の様子で、中村仲蔵が33才の姿です。
初演の時の姿の浮世絵は・・・未だ発見されておらず、もし、それが見つかれば、大発見になるんですが・・・
そして、こちらが、八年後の1776年5月の中村座の芝居の様子の浮世絵で・・・
この時の中村仲蔵は、41才♪
この初代の中村仲蔵は、中車の紋を付けており、この後を含め四度の【斧定九郎】を演じております♪
この浮世絵を所蔵しているのは・・・国立美術館とボストン美術館に所蔵されています♪
1783年の再々演では、48才の中村仲蔵が中年ぶとりになってきており・・・
1785年の四度目の再演の浮世絵では・・・中年ぶとりのお腹が全面的に出てきています♪』
中村仲蔵を時代を追っての変遷が分かりますね♪
新藤:『黒紋付きに朱鞘、破れ傘の斧定九郎は・・・実在した人物では、無かったみたいで・・・』
この辺りから芝居の知識の無い当方は・・・???に・・・
新藤:『大野黒兵衛・・・赤穂城を開城した時・・・千両箱を担いで逃げた♪なんて言われますが・・・
この大野黒兵衛は、実は、討ち入りの第二の刺客で、大石内蔵助が第一弾の討ち入りで、もし、失敗したなら・・・第二の刺客として大野黒兵衛が・・・
その為の軍資金として、千両箱を持ち出したんです♪
その証拠に、本懐を遂げた大石内蔵助が切腹した時に、大野黒兵衛も切腹しているんです♪
時代が過ぎてきて、大野の評価もこのように変わってきております♪』
斧定九郎の浮世絵に描かれた変遷から、最新の忠臣蔵論にまで、話を発展させてくれました♪
By HB
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