1月9日落語会
1月9日土曜日)
チョッと遠征しての落語会に参戦です♪
新年早々に、大好物な噺家さんが一度に三人纏めて出演っていう・・・
楽しみにしていた落語会です♪
それは・・・
北鎌倉の円覚寺の佛日庵に於ての
お坊さんアカデミー北鎌倉落語会です♪
さてさて、落語会・・・
高畠ご住職 【ご挨拶】
植竹プロデューサー【ご挨拶・連絡】
桂 宮治 【熊の皮】
柳家 喬太郎師匠 【首ったけ】
仲入り
三遊亭 兼好師匠 【壺算】
柳家 喬太郎師匠 【擬宝珠】
高畠ご住職 【ご挨拶】
開演に先立ち、ここ円覚寺の佛日庵のご住職の高畠ご住職からご挨拶が・・・
高畠:『ようこそ、おいで下さいました♪
こちらの、佛日庵での落語会も、数えて32回目を迎えました♪
皆様は、初詣を済まされましたか?
本来の初詣とは、自分のお墓(ご先祖)に詣でる事が、初詣ででして・・・
年末は、キリスト様で・・・
年始は、神様に詣でて・・・
みなさん、節操がないですネ♪
\(>_<)/
ここ、佛日庵は、700年の歴史がありまして・・・
歴史があるなかで、【お坊さんアカデミー】を開催しております♪
それは、文化を守りながら、最新な情報を発信していますよ〜♪って事です』
円覚寺さんには、何度か訪問した事がありますが・・・
お寺の由来から、現在に至るまでの役割など、知らない事ばかりですから・・・
落語ばかりでなく、より広くアンテナを張り巡らせなくては・・・
\(^o^)/
植竹氏(落語会プロデューサー)【ご挨拶・連絡】
簡単に本日の落語会の進行の説明・・・
落語会の諸注意・・・
桂 宮治 【熊の皮】
高座に登場した宮治さん
本日は、戸越銀座おじさんは、不参加らしく・・・
『戸越銀座♪』の声がかかりません♪
宮:『先に出られたお二人・・・
噺家みたいにウケを狙った、スタンダップコメディーみたいに・・・
噺家の年始は・・・
1日に、師匠の所へご挨拶に行き♪
お客様の所へご挨拶に行きます♪
2日目は、仕事が入っており
武蔵小杉のグランツリーへ・・・
日に三回の公演でしたが・・・
その、グランツリーの会場は、60くらいの、パイプ椅子を並べた客席で・・・
噺家の方は・・・スタンダップマイクなんです!
イトーヨーカ堂の係りの人が・・・『落語・・・立ったままでも、出来ますよね?』『イヤイヤイヤ・・・出来ません♪高座を作って下さい!』って・・・
高座を作ってもらいましたが・・・
赤い毛氈が無い!それも頼むと・・・
店内のどこから仕入れて来たのか?毛氈の代わりに、赤い模造紙を・・・
座布団は?って言うと・・・
これまた、花を生ける壺の下に引いてある様な小っちやな座布団が・・・
その、小っちやな座布団に、はみ出しながら座り落語を始めると・・・
宮:『こんちは♪ご隠居♪』って言うと
広い会場の外側のイトーヨーカ堂の売り場の方から、小学生が・・・『こんちは♪』って返事しやがって・・・
落語って、こちらの、佛日庵さんのように、密閉された空間で、演じる事が出来る芸能なのに・・・
外野からの音や声が・・・
一席の噺で、そろそろ、オチになるかなぁ〜♪って所へ噺が進んでくると・・・
店内に大きな声で『タイムセール!タイムセール!』の声が・・・』
こんなマクラから噺【熊の皮】へ・・・
宮治さんからは初めて聞きました♪
この【熊の皮】って噺・・・
数ある噺の中でも、大好きな噺♪
宮治さん、甚平さんが早くに商品の野菜が売り切れた理由に・・・近所のイトーヨーカ堂が閉店した〜♪って
苦労されたイトーヨーカ堂での仕事のマクラの話に噺をリンクさせています♪
商品を完売した甚平さんは、女将さんに次々に仕事を言いつけられて、自宅に上がれない♪
終いに、ヒトカタケ(チョッピリ)貰ったお赤飯のお礼を言いに、医者の先生の所へ行かされる・・・
先方での口上を覚えるのに・・・
女将:『意味はどうでも良いから、音で覚えなさい!』とか・・・
甚平:『近所の仲間が、『甚平さんは女将さんの尻に敷かれている♪』って言ってたけど、あれは、誉め言葉じゃ〜無いんだな!何時から、女将さんが恐くなったのかなぁ〜?
前に、あいつが、オレを『オイ!』って呼んだとき、条件反射で、『ハイ♪』って返事をしてしまってから・・・
あれから、立場が逆転してしまったんだよなぁ〜』
こんな、甚平さんが愛らしくって・・・
お赤飯を下さった、お医者の先生宅でも、甚平さんは絶好調で・・・
???な口上に先生は・・・
いつもは、部分部分で、理解出来るキーワードがあるが・・・
今日のは全然分からない♪
今日の甚平さんは・・・飛ばしているねぇ〜♪
もう一度甚平さんの口上を聞き、お赤飯のお礼だと判明♪
医者:『分かりましたよ♪点と点とが、線で繋がりました♪
甚平さんの女将さんには、ちゃ〜んと、お礼の口上が出来ましたよ♪って、報告しといてやるよ♪』
甚平:『・・・』泣き出す♪
医者:『チョッピリなお赤飯だから、ワザワザお礼なんて言いに来なくても、良かったのに・・・』
甚平:『オイもワザワザ行く事はないって、いったんだけど・・・』
医者:『今日の甚平さんは、飛ばしているねぇ〜♪
ここだけの話、何人もいる長屋の住人で、私は、素直な甚平さん、お前さんが一番好きだよ♪』
甚平:『あっしは、先生の事、それほど好きじゃないですが・・・』
先生:『笑笑笑・・・今日の甚平さんは、本当に、絶好調だね♪』
こんな、噛み合わない甚平さんと先生との会話がホッコリ楽しい噺に演出してくれました♪
柳家 喬太郎師匠 【首ったけ】
【首ったけ】は、初めて聞いた噺で・・・
マクラでは・・・
喬:『膝を悪くしまして・・・
合挽き(正座補助)を使わせて頂きます♪
決して、殿様みたいに、喋ろうっていう訳じゃありません♪』
って、正座補助の合挽きを横に置き、殿様が、ひじ掛けに寄りかかる姿勢を演出♪
喬:『良い暖冬のお正月でした
寄席にも大勢のお客様に来ていただき♪
上野の鈴本演芸場にも・・・
寄席のある上野での話は・・・
さん喬一門も鈴本での寄席の後に、一門で打ち上げを・・・って、鈴本のすぐ脇の、仲町通りを一門のみんなで歩いていると・・・
ポン引きが『キャバクラどうっすか?社長♪良い子居ますよ♪』って・・・みんな、私の所へ声をかけに来るんですよ♪』
空かさず、さん喬は、『ポン引きは、誰に声をかければ良いのか、ちゃ〜んと、分かっているんだなぁ〜♪』
それと・・・
まだ、私が若い頃・・・
鈴本が終演した後、仲間と飲んでいたら・・・
終電を逃してしまいました♪
ならば・・・始発まで飲んでいょう〜♪って、今は、無くなりましたが、大きなカウンター(カウンターの上に大皿料理が盛ってあり、これと、あれ♪って頼むと、大皿料理から品物を提供してくれた)のある店で飲んでいました♪
すると、私に、その店のおばちゃんが・・・『良い子いるよ♪』って・・・
その時は、断りましたが・・・
今思うに・・・良い子って・・・おばちゃん本人だったんじゃないか?って・・・』
喬太郎師匠って・・・どんだけ、好き者に見られてんでしょうか?
喬:『他の寄席では・・・浅草に・・・浅草演芸ホールってのが有ります♪
そこは、少し北へ行けば吉原が有ります♪
し・・・
新宿には、末廣亭が・・・
末廣亭って・・・歌舞伎町と新宿二丁目との間に位置しています♪
そして、もう一つの寄席は・・・池袋に・・・
池袋って地名の【い】は・・・いかがわしいの【い】で、【け】は・・・汚らわしいの【け】です♪
そんな、いかがわしくって、汚らわしい池袋に私は、住んでおります♪』
こんなマクラの話の後に、【首ったけ】を・・・
初めて聞く噺をジックリ聞かせて貰いました♪
By HB
チョッと遠征しての落語会に参戦です♪
新年早々に、大好物な噺家さんが一度に三人纏めて出演っていう・・・
楽しみにしていた落語会です♪
それは・・・
北鎌倉の円覚寺の佛日庵に於ての
お坊さんアカデミー北鎌倉落語会です♪
さてさて、落語会・・・
高畠ご住職 【ご挨拶】
植竹プロデューサー【ご挨拶・連絡】
桂 宮治 【熊の皮】
柳家 喬太郎師匠 【首ったけ】
仲入り
三遊亭 兼好師匠 【壺算】
柳家 喬太郎師匠 【擬宝珠】
高畠ご住職 【ご挨拶】
開演に先立ち、ここ円覚寺の佛日庵のご住職の高畠ご住職からご挨拶が・・・
高畠:『ようこそ、おいで下さいました♪
こちらの、佛日庵での落語会も、数えて32回目を迎えました♪
皆様は、初詣を済まされましたか?
本来の初詣とは、自分のお墓(ご先祖)に詣でる事が、初詣ででして・・・
年末は、キリスト様で・・・
年始は、神様に詣でて・・・
みなさん、節操がないですネ♪
\(>_<)/
ここ、佛日庵は、700年の歴史がありまして・・・
歴史があるなかで、【お坊さんアカデミー】を開催しております♪
それは、文化を守りながら、最新な情報を発信していますよ〜♪って事です』
円覚寺さんには、何度か訪問した事がありますが・・・
お寺の由来から、現在に至るまでの役割など、知らない事ばかりですから・・・
落語ばかりでなく、より広くアンテナを張り巡らせなくては・・・
\(^o^)/
植竹氏(落語会プロデューサー)【ご挨拶・連絡】
簡単に本日の落語会の進行の説明・・・
落語会の諸注意・・・
桂 宮治 【熊の皮】
高座に登場した宮治さん
本日は、戸越銀座おじさんは、不参加らしく・・・
『戸越銀座♪』の声がかかりません♪
宮:『先に出られたお二人・・・
噺家みたいにウケを狙った、スタンダップコメディーみたいに・・・
噺家の年始は・・・
1日に、師匠の所へご挨拶に行き♪
お客様の所へご挨拶に行きます♪
2日目は、仕事が入っており
武蔵小杉のグランツリーへ・・・
日に三回の公演でしたが・・・
その、グランツリーの会場は、60くらいの、パイプ椅子を並べた客席で・・・
噺家の方は・・・スタンダップマイクなんです!
イトーヨーカ堂の係りの人が・・・『落語・・・立ったままでも、出来ますよね?』『イヤイヤイヤ・・・出来ません♪高座を作って下さい!』って・・・
高座を作ってもらいましたが・・・
赤い毛氈が無い!それも頼むと・・・
店内のどこから仕入れて来たのか?毛氈の代わりに、赤い模造紙を・・・
座布団は?って言うと・・・
これまた、花を生ける壺の下に引いてある様な小っちやな座布団が・・・
その、小っちやな座布団に、はみ出しながら座り落語を始めると・・・
宮:『こんちは♪ご隠居♪』って言うと
広い会場の外側のイトーヨーカ堂の売り場の方から、小学生が・・・『こんちは♪』って返事しやがって・・・
落語って、こちらの、佛日庵さんのように、密閉された空間で、演じる事が出来る芸能なのに・・・
外野からの音や声が・・・
一席の噺で、そろそろ、オチになるかなぁ〜♪って所へ噺が進んでくると・・・
店内に大きな声で『タイムセール!タイムセール!』の声が・・・』
こんなマクラから噺【熊の皮】へ・・・
宮治さんからは初めて聞きました♪
この【熊の皮】って噺・・・
数ある噺の中でも、大好きな噺♪
宮治さん、甚平さんが早くに商品の野菜が売り切れた理由に・・・近所のイトーヨーカ堂が閉店した〜♪って
苦労されたイトーヨーカ堂での仕事のマクラの話に噺をリンクさせています♪
商品を完売した甚平さんは、女将さんに次々に仕事を言いつけられて、自宅に上がれない♪
終いに、ヒトカタケ(チョッピリ)貰ったお赤飯のお礼を言いに、医者の先生の所へ行かされる・・・
先方での口上を覚えるのに・・・
女将:『意味はどうでも良いから、音で覚えなさい!』とか・・・
甚平:『近所の仲間が、『甚平さんは女将さんの尻に敷かれている♪』って言ってたけど、あれは、誉め言葉じゃ〜無いんだな!何時から、女将さんが恐くなったのかなぁ〜?
前に、あいつが、オレを『オイ!』って呼んだとき、条件反射で、『ハイ♪』って返事をしてしまってから・・・
あれから、立場が逆転してしまったんだよなぁ〜』
こんな、甚平さんが愛らしくって・・・
お赤飯を下さった、お医者の先生宅でも、甚平さんは絶好調で・・・
???な口上に先生は・・・
いつもは、部分部分で、理解出来るキーワードがあるが・・・
今日のは全然分からない♪
今日の甚平さんは・・・飛ばしているねぇ〜♪
もう一度甚平さんの口上を聞き、お赤飯のお礼だと判明♪
医者:『分かりましたよ♪点と点とが、線で繋がりました♪
甚平さんの女将さんには、ちゃ〜んと、お礼の口上が出来ましたよ♪って、報告しといてやるよ♪』
甚平:『・・・』泣き出す♪
医者:『チョッピリなお赤飯だから、ワザワザお礼なんて言いに来なくても、良かったのに・・・』
甚平:『オイもワザワザ行く事はないって、いったんだけど・・・』
医者:『今日の甚平さんは、飛ばしているねぇ〜♪
ここだけの話、何人もいる長屋の住人で、私は、素直な甚平さん、お前さんが一番好きだよ♪』
甚平:『あっしは、先生の事、それほど好きじゃないですが・・・』
先生:『笑笑笑・・・今日の甚平さんは、本当に、絶好調だね♪』
こんな、噛み合わない甚平さんと先生との会話がホッコリ楽しい噺に演出してくれました♪
柳家 喬太郎師匠 【首ったけ】
【首ったけ】は、初めて聞いた噺で・・・
マクラでは・・・
喬:『膝を悪くしまして・・・
合挽き(正座補助)を使わせて頂きます♪
決して、殿様みたいに、喋ろうっていう訳じゃありません♪』
って、正座補助の合挽きを横に置き、殿様が、ひじ掛けに寄りかかる姿勢を演出♪
喬:『良い暖冬のお正月でした
寄席にも大勢のお客様に来ていただき♪
上野の鈴本演芸場にも・・・
寄席のある上野での話は・・・
さん喬一門も鈴本での寄席の後に、一門で打ち上げを・・・って、鈴本のすぐ脇の、仲町通りを一門のみんなで歩いていると・・・
ポン引きが『キャバクラどうっすか?社長♪良い子居ますよ♪』って・・・みんな、私の所へ声をかけに来るんですよ♪』
空かさず、さん喬は、『ポン引きは、誰に声をかければ良いのか、ちゃ〜んと、分かっているんだなぁ〜♪』
それと・・・
まだ、私が若い頃・・・
鈴本が終演した後、仲間と飲んでいたら・・・
終電を逃してしまいました♪
ならば・・・始発まで飲んでいょう〜♪って、今は、無くなりましたが、大きなカウンター(カウンターの上に大皿料理が盛ってあり、これと、あれ♪って頼むと、大皿料理から品物を提供してくれた)のある店で飲んでいました♪
すると、私に、その店のおばちゃんが・・・『良い子いるよ♪』って・・・
その時は、断りましたが・・・
今思うに・・・良い子って・・・おばちゃん本人だったんじゃないか?って・・・』
喬太郎師匠って・・・どんだけ、好き者に見られてんでしょうか?
喬:『他の寄席では・・・浅草に・・・浅草演芸ホールってのが有ります♪
そこは、少し北へ行けば吉原が有ります♪
し・・・
新宿には、末廣亭が・・・
末廣亭って・・・歌舞伎町と新宿二丁目との間に位置しています♪
そして、もう一つの寄席は・・・池袋に・・・
池袋って地名の【い】は・・・いかがわしいの【い】で、【け】は・・・汚らわしいの【け】です♪
そんな、いかがわしくって、汚らわしい池袋に私は、住んでおります♪』
こんなマクラの話の後に、【首ったけ】を・・・
初めて聞く噺をジックリ聞かせて貰いました♪
By HB
コメントを書く...
Comments