1月9日落語会2
三遊亭 兼好師匠 【壺算】
兼:『ようこそおいで下さいまして、ありがとうございます♪
こちらに伺うのは・・・
初めての会場でして・・・
左右からお客様に見つめられますと・・・
上下が切りにくいですねぇ〜♪』
高座と客席の位置どりが、今まで、経験無いセッティングなんでしょうか♪
高座は、ご本尊を背にしてのセッティングで・・・
写真では、分かりにくいですが・・・
凸の字のぴょこんとした所が高座であり
凹の字を逆さまにして、ぺこんとした所が高座で、客席は、その高座の前方、左右と、高座を取り囲むように、、セッティングされています♪
兼:『お寺さんでの落語会ですが・・・
お客様の層がお若いですね♪
お寺さんでの落語会では・・・
以前、秋田でのお寺さんでの落語会がありまして、お客様が全員修行僧だった事が・・・
修行僧のお客様の前で、落語を演じましたが・・・
みんな、ピクリ!っとも笑わない♪
後で、落語会の関係者の方に伺いました『何で呼ばれたんですか?』って・・・
すると、その関係者の方は、『如何なる時にも、平常心で居られる為の訓練ですから・・・』』
\(^o^)/
そんな訓練の為に、落語を一席やりにきて、全く笑ってもらえなかったら・・・
心が折れますよねぇ〜♪
兼:『落語の発祥は、このようなお寺さんからで・・・
ご住職が、檀家さんに、飽きずに話を聞いて貰う為に、法話の中に面白い話を入れ込んで、その一部が独立して、落語となり、語り継がれ現在に至っているのだそうですが・・・
こちらの様に、仏様の仏像の前での落語なら良いのですが・・・
教会ですと・・・ます、声が反響しすぎます・・・
それに、血だらけのキリスト様の前で、落語っていうのもねぇ〜♪』
確かに、血だらけのキリスト様をバックに、落語を・・・って言われても・・・
ミスマッチ過ぎますよね♪
兼:『こちらの、鎌倉に伺いますと・・・
しみじみ、日本人なんだなぁ〜♪
清々しい気持ちになりますね♪
こちらに伺う途中で、青年と女子高高校生が、手を繋いでいる清々しい光景を見ました・・・♪
女子高高校生が手を繋いでいるのが、青年だから・・・清々しいんですよ♪
私の住んでいる、足立区では・・・
女子高高校生が手を繋いでいるのは・・・
たいがい、お巡りさんですから・・・♪
例えば、足立区の町中で『引ったくりだぁ〜!』って叫ぶでしょ?
すると、その場から四人くらい脇道にサッっと、逃げ出す人がいますからねぇ〜♪』
落語会場が、鎌倉なもんだから、足立区ネタをやりたい放題♪言いたい放題♪
今度、機会があれば、足立区民の前での、兼好師匠の落語会に、参戦してみたいもんですね♪
こんなマクラから噺【壺算】に・・・
兼好師匠からこの噺を聞くのは、二回目になります♪
詐欺師的な手法を用いて、龜を二人で担いで帰る時に、『良いの買ったネ♪良いの買ったネ♪良いの買ったネ♪』って掛け声が、瀬戸物屋の主人が、兄ィの話術に乗せられ、無限のループに入り込む・・・
騙すって要素の入った噺を、この掛け声が、陽気な噺に転換させていきます・・・
\(^o^)/
仲入り
柳家 喬太郎師匠 【擬宝珠】
喬:『もう一席ご辛抱のほどを・・・
本日で、こちらに伺うのも、三回目になります♪
楽屋の方も和やかで・・・
宮治と兼好が・・・
どこどこの、○○○(食べ物)は、絶品デスネ♪
なんて・・・二人で、とても、実りのある芸談をしております♪
こちらの、北鎌倉、円覚寺さん・・・
来るのに、ちょっとした旅行気分、プチ旅行気分を味わえますネ♪
来る時には、新宿湘南ラインで参りました♪
大変混雑した新宿湘南ラインでしたが・・・♪
みんな・・・鎌倉の観光かなぁ〜?って思っていましたが・・・
大船で、かなり、多くの人が降りました・・・
大船に・・・何があるっていうんだ!!!』
\(^o^)/
何でですかね?
大船で、大勢下車するのは・・・?
喬:『私ども、噺家たちで、寄席普及公演なるものをここ20年やっております・・・♪
20年やっていて・・・まだ普及してないの?
って話は、置いといて・・・
先日も、その寄席普及公演で、九州の方へ行って参りました♪
メンバーは・・・春風亭柳朝・林家二楽・ホンキートンク・柳家やなぎ・そして、私、喬太郎というメンバーでした・・・
柳朝さん・・・当代が六代目なんですが、噺家では、珍しく、爽やかな人で・・・爽やかって言うより、【無駄に爽やか♪】って感じで・・・
先程出た宮治・・・どう見ても爽やかじゃないでしょ?
兼好・・・とっても腹黒いですから♪』
\(^o^)/\(>_<)/\(^o^)/\(>_<)/
喬:『寄席普及公演で出向いた先は・・・
長崎県の諫早で・・・
干拓とかで、常に揉めている所です
一週間くらいの普及公演の旅ですので、諫早の初日は、『皆で飲みに行こうよ♪』って・・・
飲みに行きました♪
知らない街での飲みですので・・・
\(^o^)/
『何か長崎県らしいものを・・・♪』
チャンポン?皿うどん?カステラ?・・・
有りましたよメニューに・・・
『ムツゴロウのかば焼き♪』ってのが・・・
『ドロくさいかなぁ〜?』
って思いましたが、頼んでみました
かば焼きって言っても・・・丸焼きの状態で出てきました♪
食ってみたら・・・骨っぽくて、ドロ臭かった♪』
\(^o^)/
喬:『長崎県から福岡県と回り・・・
その次は・・・何処だと思います?
与論島ですよ♪与論島!
福岡空港から、36人乗りの飛行機で一旦鹿児島空港へ・・・
鹿児島空港から与論島へ行くのに、鹿児島空港で、かなりの時間調整が入りましたので・・・
鹿児島空港をブラブラすると・・・
有りましたよ♪鹿児島空港にガチャガチャが・・・
【想像お姉さん】って、全部で6種類のシリーズもののガチャガチャが有り・・・』
どうやら・・・【想像お姉さん】シリーズのガチャガチャを何べんも、繰り返し
やった様子の喬太郎師匠♪
\(^o^)/
喬:『ガチャガチャって・・・ウルトラマンのシリーズも有るんです♪
ウルトラマンのスペシューム光線・・・
初代と新マンとの違い・・・分かります?』
???
嬉々として高座の上で、スペシューム光線のポーズを・・・
喬:『初代のウルトラマンのスペシューム光線は、背中が丸まっています♪
一方新マンは、このように、背筋が伸びているんですよ♪』
ウルトラマン噺???
でも・・・普通の着物だし・・・
ウルトラマン噺の時には、必ずではないですが・・・見た目にもイタイタしい真っ赤な着物を着ているんでしょう・・・?
喬:『物を集めるって・・・
昔でしたら・・・
切手やコインなどを・・・
切手では・・・見返り美人やら雁と月
コインでは・・・緑青が噴いているような10円玉なんかは、古いです
昭和30年前後の10円玉は・・・ギザ10って・・・
昭和29年のギザ10・・・
昭和29年って・・・ゴジラの一作目が作られた年にあたりまして・・・』
銅製の10円玉の緑青をマクラで振りつつ・・・
噺【擬宝珠】へ・・・
喬:『あっ♪熊さんかい?こっちに入っておくれ♪
やっと、噺に入りましたねぇ〜♪』
\(^o^)/
喬太郎師匠自身が、お客様の心理を言葉で表現♪
こんな技は・・・お客様の噺への、集中を継続させるテクニックなんですかねぇ〜?
上手いもんだと思います♪
何かに思い煩い、食事も出来なくなって、床に患い着いてしまった若旦那。
熊さんが、理由を訊ねると・・・
恋患いではない・・・
喬:『じゃ〜♪この噺は、崇徳院ではないね♪』
こんな、クスグリも楽しいデスネ♪
オチでは、マクラに振った、10円玉の緑青・・・
これがシッカリ効いたオチになっており・・・
改めて・・・う〜ん♪って唸らされてしまいました♪
\(^o^)/
By HB
兼:『ようこそおいで下さいまして、ありがとうございます♪
こちらに伺うのは・・・
初めての会場でして・・・
左右からお客様に見つめられますと・・・
上下が切りにくいですねぇ〜♪』
高座と客席の位置どりが、今まで、経験無いセッティングなんでしょうか♪
高座は、ご本尊を背にしてのセッティングで・・・
写真では、分かりにくいですが・・・
凸の字のぴょこんとした所が高座であり
凹の字を逆さまにして、ぺこんとした所が高座で、客席は、その高座の前方、左右と、高座を取り囲むように、、セッティングされています♪
兼:『お寺さんでの落語会ですが・・・
お客様の層がお若いですね♪
お寺さんでの落語会では・・・
以前、秋田でのお寺さんでの落語会がありまして、お客様が全員修行僧だった事が・・・
修行僧のお客様の前で、落語を演じましたが・・・
みんな、ピクリ!っとも笑わない♪
後で、落語会の関係者の方に伺いました『何で呼ばれたんですか?』って・・・
すると、その関係者の方は、『如何なる時にも、平常心で居られる為の訓練ですから・・・』』
\(^o^)/
そんな訓練の為に、落語を一席やりにきて、全く笑ってもらえなかったら・・・
心が折れますよねぇ〜♪
兼:『落語の発祥は、このようなお寺さんからで・・・
ご住職が、檀家さんに、飽きずに話を聞いて貰う為に、法話の中に面白い話を入れ込んで、その一部が独立して、落語となり、語り継がれ現在に至っているのだそうですが・・・
こちらの様に、仏様の仏像の前での落語なら良いのですが・・・
教会ですと・・・ます、声が反響しすぎます・・・
それに、血だらけのキリスト様の前で、落語っていうのもねぇ〜♪』
確かに、血だらけのキリスト様をバックに、落語を・・・って言われても・・・
ミスマッチ過ぎますよね♪
兼:『こちらの、鎌倉に伺いますと・・・
しみじみ、日本人なんだなぁ〜♪
清々しい気持ちになりますね♪
こちらに伺う途中で、青年と女子高高校生が、手を繋いでいる清々しい光景を見ました・・・♪
女子高高校生が手を繋いでいるのが、青年だから・・・清々しいんですよ♪
私の住んでいる、足立区では・・・
女子高高校生が手を繋いでいるのは・・・
たいがい、お巡りさんですから・・・♪
例えば、足立区の町中で『引ったくりだぁ〜!』って叫ぶでしょ?
すると、その場から四人くらい脇道にサッっと、逃げ出す人がいますからねぇ〜♪』
落語会場が、鎌倉なもんだから、足立区ネタをやりたい放題♪言いたい放題♪
今度、機会があれば、足立区民の前での、兼好師匠の落語会に、参戦してみたいもんですね♪
こんなマクラから噺【壺算】に・・・
兼好師匠からこの噺を聞くのは、二回目になります♪
詐欺師的な手法を用いて、龜を二人で担いで帰る時に、『良いの買ったネ♪良いの買ったネ♪良いの買ったネ♪』って掛け声が、瀬戸物屋の主人が、兄ィの話術に乗せられ、無限のループに入り込む・・・
騙すって要素の入った噺を、この掛け声が、陽気な噺に転換させていきます・・・
\(^o^)/
仲入り
柳家 喬太郎師匠 【擬宝珠】
喬:『もう一席ご辛抱のほどを・・・
本日で、こちらに伺うのも、三回目になります♪
楽屋の方も和やかで・・・
宮治と兼好が・・・
どこどこの、○○○(食べ物)は、絶品デスネ♪
なんて・・・二人で、とても、実りのある芸談をしております♪
こちらの、北鎌倉、円覚寺さん・・・
来るのに、ちょっとした旅行気分、プチ旅行気分を味わえますネ♪
来る時には、新宿湘南ラインで参りました♪
大変混雑した新宿湘南ラインでしたが・・・♪
みんな・・・鎌倉の観光かなぁ〜?って思っていましたが・・・
大船で、かなり、多くの人が降りました・・・
大船に・・・何があるっていうんだ!!!』
\(^o^)/
何でですかね?
大船で、大勢下車するのは・・・?
喬:『私ども、噺家たちで、寄席普及公演なるものをここ20年やっております・・・♪
20年やっていて・・・まだ普及してないの?
って話は、置いといて・・・
先日も、その寄席普及公演で、九州の方へ行って参りました♪
メンバーは・・・春風亭柳朝・林家二楽・ホンキートンク・柳家やなぎ・そして、私、喬太郎というメンバーでした・・・
柳朝さん・・・当代が六代目なんですが、噺家では、珍しく、爽やかな人で・・・爽やかって言うより、【無駄に爽やか♪】って感じで・・・
先程出た宮治・・・どう見ても爽やかじゃないでしょ?
兼好・・・とっても腹黒いですから♪』
\(^o^)/\(>_<)/\(^o^)/\(>_<)/
喬:『寄席普及公演で出向いた先は・・・
長崎県の諫早で・・・
干拓とかで、常に揉めている所です
一週間くらいの普及公演の旅ですので、諫早の初日は、『皆で飲みに行こうよ♪』って・・・
飲みに行きました♪
知らない街での飲みですので・・・
\(^o^)/
『何か長崎県らしいものを・・・♪』
チャンポン?皿うどん?カステラ?・・・
有りましたよメニューに・・・
『ムツゴロウのかば焼き♪』ってのが・・・
『ドロくさいかなぁ〜?』
って思いましたが、頼んでみました
かば焼きって言っても・・・丸焼きの状態で出てきました♪
食ってみたら・・・骨っぽくて、ドロ臭かった♪』
\(^o^)/
喬:『長崎県から福岡県と回り・・・
その次は・・・何処だと思います?
与論島ですよ♪与論島!
福岡空港から、36人乗りの飛行機で一旦鹿児島空港へ・・・
鹿児島空港から与論島へ行くのに、鹿児島空港で、かなりの時間調整が入りましたので・・・
鹿児島空港をブラブラすると・・・
有りましたよ♪鹿児島空港にガチャガチャが・・・
【想像お姉さん】って、全部で6種類のシリーズもののガチャガチャが有り・・・』
どうやら・・・【想像お姉さん】シリーズのガチャガチャを何べんも、繰り返し
やった様子の喬太郎師匠♪
\(^o^)/
喬:『ガチャガチャって・・・ウルトラマンのシリーズも有るんです♪
ウルトラマンのスペシューム光線・・・
初代と新マンとの違い・・・分かります?』
???
嬉々として高座の上で、スペシューム光線のポーズを・・・
喬:『初代のウルトラマンのスペシューム光線は、背中が丸まっています♪
一方新マンは、このように、背筋が伸びているんですよ♪』
ウルトラマン噺???
でも・・・普通の着物だし・・・
ウルトラマン噺の時には、必ずではないですが・・・見た目にもイタイタしい真っ赤な着物を着ているんでしょう・・・?
喬:『物を集めるって・・・
昔でしたら・・・
切手やコインなどを・・・
切手では・・・見返り美人やら雁と月
コインでは・・・緑青が噴いているような10円玉なんかは、古いです
昭和30年前後の10円玉は・・・ギザ10って・・・
昭和29年のギザ10・・・
昭和29年って・・・ゴジラの一作目が作られた年にあたりまして・・・』
銅製の10円玉の緑青をマクラで振りつつ・・・
噺【擬宝珠】へ・・・
喬:『あっ♪熊さんかい?こっちに入っておくれ♪
やっと、噺に入りましたねぇ〜♪』
\(^o^)/
喬太郎師匠自身が、お客様の心理を言葉で表現♪
こんな技は・・・お客様の噺への、集中を継続させるテクニックなんですかねぇ〜?
上手いもんだと思います♪
何かに思い煩い、食事も出来なくなって、床に患い着いてしまった若旦那。
熊さんが、理由を訊ねると・・・
恋患いではない・・・
喬:『じゃ〜♪この噺は、崇徳院ではないね♪』
こんな、クスグリも楽しいデスネ♪
オチでは、マクラに振った、10円玉の緑青・・・
これがシッカリ効いたオチになっており・・・
改めて・・・う〜ん♪って唸らされてしまいました♪
\(^o^)/
By HB
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