2月8日落語会2
仲入り
桃月庵 白酒師匠 【黄金の大黒】
マクラでは・・・
白:『お寒うございます♪
寒い時期のイベントは、難しいですね〜♪
先日、赤城神社での落語会に・・・
最近、神社を建て替えたんです♪
そんな、赤城神社のバックヤードを見たんですが・・・
そこには、お守りやらお札が一杯あり・・・
牛込の総鎮守の位置付けの赤城神社・・・
『金持ってます♪』みたいに、『ビルに建て替えました♪』ってねぇ〜♪
そんな、牛込地区は、江戸時代、下級武士が住まっていて、今でも、建物が密集しています♪
防災のハザードマップなどでも、【特A 指定】で・・・
近所の人と・・・『何かあったらアウトだね♪』なんて、言っておりましたが・・・
東日本大震災では・・・建物が密集し過ぎて倒れる家はありませんでした♪
落語の方には、長屋が出てきますが・・・
噺の中の長屋には・・・【三日月長屋】や【月見長屋】なんて、風流な名前の長屋があります♪
【三日月長屋】は、建築後、年数が経ち過ぎ、三日月のように、建物が反っている長屋で・・・
【月見長屋】は、既に屋根が飛んじゃっていて無く、屋内から直接月が見えてしまう♪そんな、長屋です・・・』
こんなマクラから噺【黄金の大黒】へ・・・
長屋の住人が集まり、『みんな揃って家(大家宅)へ来てくれ♪』って、協議会が繰り広げられる♪
A: 『なんで?皆大家ん家へ呼ばれたんだぁ〜?』
B: 『大家が俺たちから棚賃を取ろうってんだなぁ〜♪』
C: 『ふてぇ〜野郎だな♪』
D :『俺たち相手に棚賃を取ろうだなんて・・・頭がおかしいんだろ〜!』
そんな会話から、長屋の住人同士で、いつ棚賃を入れたか?って話に・・・
最強の猛者は・・・
E: 『俺は、一つ入れたよ♪』
F :『いつだい?』
E: 『親がここへ越して来た時、その時に
一つだけ・・・かれこれ18年前・・・♪』
なんで長屋の住人が、大家宅に呼ばれたのか・・・?
皆で詮索していると・・・
大家さんの子供が、長屋の子供と裏の空き地で遊んでいて・・・
『黄金の大黒』像を堀当てた♪
黄金の大黒様を堀当てた・・・
めでたい♪
\(^o^)/
長屋の住人を呼んでお祝いをしようじゃないか♪って事が判明
お呼ばれ(タダ)で、ご馳走になれると、長屋の住人達は大喜び♪
\(^o^)/
しかし・・・
大家宅に伺いのに・・・
羽織の一つも羽織って、口上の一つも言わなければならない♪
先ずは、羽織・・・
G :『誰か羽織を持っていないかい?
そんな羽織なんて持っているやつは、この長屋に・・・居るわけないよなぁ〜♪』
全員:『・・・・・・・・・』
H :『オレ持っているよ♪』
G :『その羽織は、三所紋かい?五ッ所紋かい?』
H :『三所紋とか、五ッ所紋じゃなくて・・・
背中に一つバァ〜ンって・・・』
G :『それは、羽織じゃなくて、シルシバンテン!だよ♪』
H :『シルシバンテン?
オレは、羽織だと思っていた!
だから・・・先日の弟の婚礼に、それを着て出て、挨拶までしちゃったよ♪』
\(^o^)/
なんとか・・・継ぎはぎだらけながらの羽織を見つけて、それを着て一人づつ・・・
次の関門の『口上』は・・・
長屋の住人の玉乗り曲芸師から
曲芸:『とざいとぉ〜ざい♪』
先頭バッターとしての失敗に即気づき・・・
I :『あの口上じゃ〜陽気なただの気の毒な人じゃねぇ〜か?』
\(^o^)/
次々に、頓珍漢な口上を大家さんに繰り返すシーンの時、会場に異変が・・・
お客様の携帯電話が・・・ピロピロピロ♪って・・・
空かさず白酒師匠・・・
白:『ケイタイ鳴らしている場合じゃ〜ねぇ〜ぞぉ〜♪』
客席:『\(^o^)/♪』
白:『(鳴った)電話に出ようってのかい?』
会場:『\(^o^)/♪\(^o^)/♪\(^o^)/♪』
携帯電話の着信音の妨害さえ・・・
笑いに変えてしまう白酒師匠・・・
\(^o^)/
大家さん宅でのお祝いの宴では・・・
長屋のみんな、大喜びながら・・・メイメイ好き勝手を始める♪
祝い膳にあった鯛♪
その鯛で・・・競りを始める輩が出てくる♪
\(^o^)/
こんな大家さんと長屋の住人達のヘンテコな祝宴を見ていた黄金の大黒様・・・
玄関の方へトコトコ歩き出す!
大家:『あっ!大黒様!どこへ行かれます!』
大黒:『あまりに楽しいので、仲間の恵比須も連れてこよう♪』
\(^o^)/
白酒師匠流の演出の噺、とっても、楽しく聞けました♪
\(^o^)/
柳家 三三師匠 【三人旅】
マクラでは・・・
三:『もう一席で、待望の解散に・・・♪』
(^^)v
お客様方の顔色から、疲労の色を見てとったのでしょうか?
三:『咋年末12月14日に、岐阜県関市の関善光寺で、落語会を・・・
毎年伺っている、こちらの、関善光寺さんには、ラグビーの五郎丸のルーティングと同じ形の大日如来像が・・・
今、観光名所になっております♪
\(^o^)/
岐阜県内の此処に、高崎やら、他県のナンバーの車が一杯で・・・
その一年前、一昨年とは明らかに違っていました♪
こちらの、関善光寺さんは、曹洞宗(禅宗)のお寺でして・・・
落語会のトリの噺に・・・?
【蒟蒻問答】を演じました・・・
【蒟蒻問答】って噺は、バカバカしい問答のある噺で、禅宗・曹洞宗をバカにしたような噺なので・・・
落語会の後に、関善光寺の和尚様に・・・
『三三さん、三つ目の噺(蒟蒻問答)・・・ハラワタが煮えくり返るような噺だね!』って言われ・・・
失敗したなぁ〜って
\(>_<)/
改めて、よく話を聞くと・・・
『ハラワタがよじれる噺だったね♪』って・・・』
\(^o^)/
こんな、マクラから噺【三人旅】へ・・・
【三人旅】宿場の設定が、小田原宿。
以前、柳亭左龍師匠から聞いた【おしくら】でした♪
よく、三三師匠の噺は、テンポ感とスピード感って、コメントを見聞きします♪
本日の三三師匠の一席でそれを実感しました♪
By HB
桃月庵 白酒師匠 【黄金の大黒】
マクラでは・・・
白:『お寒うございます♪
寒い時期のイベントは、難しいですね〜♪
先日、赤城神社での落語会に・・・
最近、神社を建て替えたんです♪
そんな、赤城神社のバックヤードを見たんですが・・・
そこには、お守りやらお札が一杯あり・・・
牛込の総鎮守の位置付けの赤城神社・・・
『金持ってます♪』みたいに、『ビルに建て替えました♪』ってねぇ〜♪
そんな、牛込地区は、江戸時代、下級武士が住まっていて、今でも、建物が密集しています♪
防災のハザードマップなどでも、【特A 指定】で・・・
近所の人と・・・『何かあったらアウトだね♪』なんて、言っておりましたが・・・
東日本大震災では・・・建物が密集し過ぎて倒れる家はありませんでした♪
落語の方には、長屋が出てきますが・・・
噺の中の長屋には・・・【三日月長屋】や【月見長屋】なんて、風流な名前の長屋があります♪
【三日月長屋】は、建築後、年数が経ち過ぎ、三日月のように、建物が反っている長屋で・・・
【月見長屋】は、既に屋根が飛んじゃっていて無く、屋内から直接月が見えてしまう♪そんな、長屋です・・・』
こんなマクラから噺【黄金の大黒】へ・・・
長屋の住人が集まり、『みんな揃って家(大家宅)へ来てくれ♪』って、協議会が繰り広げられる♪
A: 『なんで?皆大家ん家へ呼ばれたんだぁ〜?』
B: 『大家が俺たちから棚賃を取ろうってんだなぁ〜♪』
C: 『ふてぇ〜野郎だな♪』
D :『俺たち相手に棚賃を取ろうだなんて・・・頭がおかしいんだろ〜!』
そんな会話から、長屋の住人同士で、いつ棚賃を入れたか?って話に・・・
最強の猛者は・・・
E: 『俺は、一つ入れたよ♪』
F :『いつだい?』
E: 『親がここへ越して来た時、その時に
一つだけ・・・かれこれ18年前・・・♪』
なんで長屋の住人が、大家宅に呼ばれたのか・・・?
皆で詮索していると・・・
大家さんの子供が、長屋の子供と裏の空き地で遊んでいて・・・
『黄金の大黒』像を堀当てた♪
黄金の大黒様を堀当てた・・・
めでたい♪
\(^o^)/
長屋の住人を呼んでお祝いをしようじゃないか♪って事が判明
お呼ばれ(タダ)で、ご馳走になれると、長屋の住人達は大喜び♪
\(^o^)/
しかし・・・
大家宅に伺いのに・・・
羽織の一つも羽織って、口上の一つも言わなければならない♪
先ずは、羽織・・・
G :『誰か羽織を持っていないかい?
そんな羽織なんて持っているやつは、この長屋に・・・居るわけないよなぁ〜♪』
全員:『・・・・・・・・・』
H :『オレ持っているよ♪』
G :『その羽織は、三所紋かい?五ッ所紋かい?』
H :『三所紋とか、五ッ所紋じゃなくて・・・
背中に一つバァ〜ンって・・・』
G :『それは、羽織じゃなくて、シルシバンテン!だよ♪』
H :『シルシバンテン?
オレは、羽織だと思っていた!
だから・・・先日の弟の婚礼に、それを着て出て、挨拶までしちゃったよ♪』
\(^o^)/
なんとか・・・継ぎはぎだらけながらの羽織を見つけて、それを着て一人づつ・・・
次の関門の『口上』は・・・
長屋の住人の玉乗り曲芸師から
曲芸:『とざいとぉ〜ざい♪』
先頭バッターとしての失敗に即気づき・・・
I :『あの口上じゃ〜陽気なただの気の毒な人じゃねぇ〜か?』
\(^o^)/
次々に、頓珍漢な口上を大家さんに繰り返すシーンの時、会場に異変が・・・
お客様の携帯電話が・・・ピロピロピロ♪って・・・
空かさず白酒師匠・・・
白:『ケイタイ鳴らしている場合じゃ〜ねぇ〜ぞぉ〜♪』
客席:『\(^o^)/♪』
白:『(鳴った)電話に出ようってのかい?』
会場:『\(^o^)/♪\(^o^)/♪\(^o^)/♪』
携帯電話の着信音の妨害さえ・・・
笑いに変えてしまう白酒師匠・・・
\(^o^)/
大家さん宅でのお祝いの宴では・・・
長屋のみんな、大喜びながら・・・メイメイ好き勝手を始める♪
祝い膳にあった鯛♪
その鯛で・・・競りを始める輩が出てくる♪
\(^o^)/
こんな大家さんと長屋の住人達のヘンテコな祝宴を見ていた黄金の大黒様・・・
玄関の方へトコトコ歩き出す!
大家:『あっ!大黒様!どこへ行かれます!』
大黒:『あまりに楽しいので、仲間の恵比須も連れてこよう♪』
\(^o^)/
白酒師匠流の演出の噺、とっても、楽しく聞けました♪
\(^o^)/
柳家 三三師匠 【三人旅】
マクラでは・・・
三:『もう一席で、待望の解散に・・・♪』
(^^)v
お客様方の顔色から、疲労の色を見てとったのでしょうか?
三:『咋年末12月14日に、岐阜県関市の関善光寺で、落語会を・・・
毎年伺っている、こちらの、関善光寺さんには、ラグビーの五郎丸のルーティングと同じ形の大日如来像が・・・
今、観光名所になっております♪
\(^o^)/
岐阜県内の此処に、高崎やら、他県のナンバーの車が一杯で・・・
その一年前、一昨年とは明らかに違っていました♪
こちらの、関善光寺さんは、曹洞宗(禅宗)のお寺でして・・・
落語会のトリの噺に・・・?
【蒟蒻問答】を演じました・・・
【蒟蒻問答】って噺は、バカバカしい問答のある噺で、禅宗・曹洞宗をバカにしたような噺なので・・・
落語会の後に、関善光寺の和尚様に・・・
『三三さん、三つ目の噺(蒟蒻問答)・・・ハラワタが煮えくり返るような噺だね!』って言われ・・・
失敗したなぁ〜って
\(>_<)/
改めて、よく話を聞くと・・・
『ハラワタがよじれる噺だったね♪』って・・・』
\(^o^)/
こんな、マクラから噺【三人旅】へ・・・
【三人旅】宿場の設定が、小田原宿。
以前、柳亭左龍師匠から聞いた【おしくら】でした♪
よく、三三師匠の噺は、テンポ感とスピード感って、コメントを見聞きします♪
本日の三三師匠の一席でそれを実感しました♪
By HB
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