3月25日落語会3
春風亭 昇太師匠 【力士の春】
一席目の【ちりとてちん】が終り・・・
以前、参戦した昇太師匠の独演会【オレスタイル】同様に、高座上での生着替えを披露してくれました・・・
\(^o^)/
独演会の恒例行事になっているんですかね♪生着替え♪♪♪って思っていたら・・・
二席目の始まりで・・・
太:『舞台上での着替え・・・
20年間くらい、独演会の時だけやっています♪
\(^o^)/
本日も、皆様に、お配りしている落語の感想を書いて頂くアンケートで・・・
どこだったか?地方での独演会でのアンケートで・・・『着替えが一番良かった♪』ってのが有りました♪
\(^o^)/
先程の【城好き】ですが・・・
芸能界の中には、城好きな方がいらっしゃいますが・・・
中世城郭は・・・カテゴリーにより分類されるんです♪
大概、芸能人の城好きって・・・天守閣好きで・・・
私は、縄張り系なんですよ♪』
縄張り系って・・・城全体の設計?の事ですかね?
どのような土地に城を建てるか?やら、お堀をどのように配置するのか?やら、石垣はどのくらいの高さに?角度は?などやら、総合設計の事ですかねぇ〜?
(^_^)v
太:『以前、城の本を書きましたが・・・
城業界の本としては、驚異的な売行きで・・・
1万冊も売れました♪』
印税は・・・?
10%の印税率で1万冊で1000円の本だとすれば・・・
印税を100万円GET している事になりますね♪
\(^o^)/
職業柄イヤラシイ計算をしてしまいましたが、出版社の儲けで500万円強ですか?
むむむ・・・なかなかヤルナ♪
太:『落語家の落語を絵本にする企画がありまして・・・
私の【力士の春】が絵本になりました
\(^o^)/
落語家の業界では、『子供に対する仕事は何でもやれ!』って言われておりまして・・・
子供なら贔屓が長くなりますから・・・』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【力士の春】に・・・
昇太師匠の新作落語ですね♪
(^_^)v
仲入り
春風亭 昇太師匠 【崇徳院】
マクラでは・・・
太:『これが終われば、流れ解散になり、皆さん自由に・・・
今やった【力士の春】って噺・・・自分で演じていて・・・バカらしくなりまし・・・
\(^o^)/
しかし、絵本になってみると・・・キュウン♪キュウン♪してます♪
【ストレスの海】って新作落語を書いておいて良かった♪
今では、私の財産になっています♪
どこの会でも、この【ストレスの海】をかけて・・・受けない事が有りません♪
若い時に、例え力ワザでも、新作落語を作る事をやっていたほうが良いです♪
年を重ねてくると、段々イタンデきますから・・・
\(>_<)/
私の周りでのイタンデいるのが・・・揃っておりますから・・・
特に、最近では、黄色(林家木久扇師匠)のイタミ加減が・・・
\(>_<)/
我々の仕事は、定年の無い仕事ですから・・・
米丸師匠・・・90歳ですよ!
あの歌丸師匠の師匠なんですから・・・
私の師匠の柳昇は、82歳で亡くなりましたが・・・
お正月の光景で・・・
師匠の柳昇が、弟子の小柳枝兄さんに・・・お年玉をあげるんですよ♪
80歳の師匠が65歳の兄さんにお年玉をですよ♪
そんな世界ですから・・・
私も、入門希望者がタイミングよく来たら・・・もう〜弟子をドンドン取っちゃうことに・・・ \(^o^)/
よくある【シャケの放流】に似ていますね♪
何万匹の稚魚を放流すれば・・・その中から大人になったシャケが数匹戻ってくるのと同じように・・・
弟子をイッパイ育てれば・・・1人か2人はこの世界に残りますから・・・♪』
\(^o^)/
太:『恋愛に対する、若い頃の熱い情熱・・・
年とともにおとろえて・・・
あの頃のギュンとしたもの・・・
いったいなんだったのだろう・・・?』
.こんなマクラから噺【崇徳院】へ
若旦那が臥せり・・・幼馴染の八っあんがお店に呼ばれる・・・
事情を聞いて、尚且つ食事が出来ず体力が落ちているから、決して大声で話しかけないでくれと言われていながら・・・
大声で若旦那に話しかける八っあん♪
\(^o^)/
若:『私の病は・・・恋わずらいだから・・・♪』
八:『へっ????』
若:『何で笑うんだよ〜』
恋わずらいの発端の話を聞いていたはずの八っあんだが・・・
八:『上野の清水の茶屋に居る娘・・・変な女なんですが・・・芝居に誘ったんです♪♪♪
ねぇ〜若旦那〜どうすれば・・・いいですかねぇ〜?』
知らず知らずに、自分の相談話に転換してしまう八っあん♪
一目惚れしたお嬢さんが袱紗を落とし若旦那が拾って手渡してあげると・・・
嬢:『ありがとうございます♪』
それを聞いた八っあんは
八:『アリババと40人のトウゾク?』って話が通じておらず・・・
若:『その時、そのお嬢さんが、桜の枝から落ちてきた【瀬を早み岩にせかるる滝川のわかれても末に逢わんとぞ思ふ】って歌が書かれた短冊を私に・・・』
八:『それって・・・呪文?
そう言うと・・・岩の扉が開くんですか?』
若:『アリババから離れろ!』
\(>_<)/
そのお嬢さんがどこの誰だか分からないって聞いて・・・八っあんは・・・
八:『短冊の裏にでも、自分の所番地を書いとくもんですよ・・・
気の利かない女だなぁ〜
(*_*)
そんなのより・・・女郎買いに行きましょうよ♪』
\(^o^)/
.若旦那より事情を聞いた八っあんは、階下で気を揉んでいる(心配している)大旦那に説明を・・・
大:『医者でも薬でも治らない・・・それは・・・恋わずらいかい?』
八:『何でも、【瀬を早み岩にせかるる滝川のわかれても末に逢わんとぞ思ふ】って書かれた短冊を貰ったそうで・・・』
大:『それは、崇徳院さまの歌だな♪』
八:『すっとこどっこいの小唄?』
大:『崇徳院さまの歌だよ!』って・・・
どこまでも、話の通じない八っあん♪
\(^o^)/
その崇徳院さまの歌が唯一の手がかりのお嬢さんの捜索を大旦那から頼まれる八っあん
\(^o^)/
見返りに・・・♪
大:『この前お前(八っあん)が来た時にした借金を棒引きに・・・♪
それに、お前が住んでいる三軒長屋をソックリやろう♪』
八:『???あっしの住んでいる三軒長屋を・・・あっしにくださる?』
大:『そうだよ♪』
八:『じゃ〜♪毎月あっしが払わない店賃で、大家になったあっしが困るんですか?』
\(>_<)/
八:『店賃の払いが遅れたら・・・あっしは・・・あっしに怒られるんですか?』
\(>_<)/
この発想に・・・ビックリポンで大笑い♪
\(^o^)/
【瀬を早み岩にせかるる滝川のわかれても末に逢わんとぞ思ふ】って歌を呪文のように唱えながら、若旦那の一目惚れしたお嬢さんを探しに街中へ・・・♪
歌を繰り返し唱えながら街中を行く八っあん・・・すると・・・
八:『子供達!着いてくるな!』って噺【平林】の定吉状態に・・・♪
お湯屋や床屋、人の集まる所を重点的にお嬢さんを探し回る八っあん♪
終いには・・・頭髪もなくなり・・・眉毛もなくなり・・・♪
八:『じゃ〜足のすねげを剃ってください!』って・・・♪
昇太師匠流の【崇徳院】・・・とっても楽しませて頂きました♪
昇太師匠って言えば・・・新作落語ですが♪
昇太師匠の古典落語って・・・軽くて楽しくて・・・大好きです♪
By HB
一席目の【ちりとてちん】が終り・・・
以前、参戦した昇太師匠の独演会【オレスタイル】同様に、高座上での生着替えを披露してくれました・・・
\(^o^)/
独演会の恒例行事になっているんですかね♪生着替え♪♪♪って思っていたら・・・
二席目の始まりで・・・
太:『舞台上での着替え・・・
20年間くらい、独演会の時だけやっています♪
\(^o^)/
本日も、皆様に、お配りしている落語の感想を書いて頂くアンケートで・・・
どこだったか?地方での独演会でのアンケートで・・・『着替えが一番良かった♪』ってのが有りました♪
\(^o^)/
先程の【城好き】ですが・・・
芸能界の中には、城好きな方がいらっしゃいますが・・・
中世城郭は・・・カテゴリーにより分類されるんです♪
大概、芸能人の城好きって・・・天守閣好きで・・・
私は、縄張り系なんですよ♪』
縄張り系って・・・城全体の設計?の事ですかね?
どのような土地に城を建てるか?やら、お堀をどのように配置するのか?やら、石垣はどのくらいの高さに?角度は?などやら、総合設計の事ですかねぇ〜?
(^_^)v
太:『以前、城の本を書きましたが・・・
城業界の本としては、驚異的な売行きで・・・
1万冊も売れました♪』
印税は・・・?
10%の印税率で1万冊で1000円の本だとすれば・・・
印税を100万円GET している事になりますね♪
\(^o^)/
職業柄イヤラシイ計算をしてしまいましたが、出版社の儲けで500万円強ですか?
むむむ・・・なかなかヤルナ♪
太:『落語家の落語を絵本にする企画がありまして・・・
私の【力士の春】が絵本になりました
\(^o^)/
落語家の業界では、『子供に対する仕事は何でもやれ!』って言われておりまして・・・
子供なら贔屓が長くなりますから・・・』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【力士の春】に・・・
昇太師匠の新作落語ですね♪
(^_^)v
仲入り
春風亭 昇太師匠 【崇徳院】
マクラでは・・・
太:『これが終われば、流れ解散になり、皆さん自由に・・・
今やった【力士の春】って噺・・・自分で演じていて・・・バカらしくなりまし・・・
\(^o^)/
しかし、絵本になってみると・・・キュウン♪キュウン♪してます♪
【ストレスの海】って新作落語を書いておいて良かった♪
今では、私の財産になっています♪
どこの会でも、この【ストレスの海】をかけて・・・受けない事が有りません♪
若い時に、例え力ワザでも、新作落語を作る事をやっていたほうが良いです♪
年を重ねてくると、段々イタンデきますから・・・
\(>_<)/
私の周りでのイタンデいるのが・・・揃っておりますから・・・
特に、最近では、黄色(林家木久扇師匠)のイタミ加減が・・・
\(>_<)/
我々の仕事は、定年の無い仕事ですから・・・
米丸師匠・・・90歳ですよ!
あの歌丸師匠の師匠なんですから・・・
私の師匠の柳昇は、82歳で亡くなりましたが・・・
お正月の光景で・・・
師匠の柳昇が、弟子の小柳枝兄さんに・・・お年玉をあげるんですよ♪
80歳の師匠が65歳の兄さんにお年玉をですよ♪
そんな世界ですから・・・
私も、入門希望者がタイミングよく来たら・・・もう〜弟子をドンドン取っちゃうことに・・・ \(^o^)/
よくある【シャケの放流】に似ていますね♪
何万匹の稚魚を放流すれば・・・その中から大人になったシャケが数匹戻ってくるのと同じように・・・
弟子をイッパイ育てれば・・・1人か2人はこの世界に残りますから・・・♪』
\(^o^)/
太:『恋愛に対する、若い頃の熱い情熱・・・
年とともにおとろえて・・・
あの頃のギュンとしたもの・・・
いったいなんだったのだろう・・・?』
.こんなマクラから噺【崇徳院】へ
若旦那が臥せり・・・幼馴染の八っあんがお店に呼ばれる・・・
事情を聞いて、尚且つ食事が出来ず体力が落ちているから、決して大声で話しかけないでくれと言われていながら・・・
大声で若旦那に話しかける八っあん♪
\(^o^)/
若:『私の病は・・・恋わずらいだから・・・♪』
八:『へっ????』
若:『何で笑うんだよ〜』
恋わずらいの発端の話を聞いていたはずの八っあんだが・・・
八:『上野の清水の茶屋に居る娘・・・変な女なんですが・・・芝居に誘ったんです♪♪♪
ねぇ〜若旦那〜どうすれば・・・いいですかねぇ〜?』
知らず知らずに、自分の相談話に転換してしまう八っあん♪
一目惚れしたお嬢さんが袱紗を落とし若旦那が拾って手渡してあげると・・・
嬢:『ありがとうございます♪』
それを聞いた八っあんは
八:『アリババと40人のトウゾク?』って話が通じておらず・・・
若:『その時、そのお嬢さんが、桜の枝から落ちてきた【瀬を早み岩にせかるる滝川のわかれても末に逢わんとぞ思ふ】って歌が書かれた短冊を私に・・・』
八:『それって・・・呪文?
そう言うと・・・岩の扉が開くんですか?』
若:『アリババから離れろ!』
\(>_<)/
そのお嬢さんがどこの誰だか分からないって聞いて・・・八っあんは・・・
八:『短冊の裏にでも、自分の所番地を書いとくもんですよ・・・
気の利かない女だなぁ〜
(*_*)
そんなのより・・・女郎買いに行きましょうよ♪』
\(^o^)/
.若旦那より事情を聞いた八っあんは、階下で気を揉んでいる(心配している)大旦那に説明を・・・
大:『医者でも薬でも治らない・・・それは・・・恋わずらいかい?』
八:『何でも、【瀬を早み岩にせかるる滝川のわかれても末に逢わんとぞ思ふ】って書かれた短冊を貰ったそうで・・・』
大:『それは、崇徳院さまの歌だな♪』
八:『すっとこどっこいの小唄?』
大:『崇徳院さまの歌だよ!』って・・・
どこまでも、話の通じない八っあん♪
\(^o^)/
その崇徳院さまの歌が唯一の手がかりのお嬢さんの捜索を大旦那から頼まれる八っあん
\(^o^)/
見返りに・・・♪
大:『この前お前(八っあん)が来た時にした借金を棒引きに・・・♪
それに、お前が住んでいる三軒長屋をソックリやろう♪』
八:『???あっしの住んでいる三軒長屋を・・・あっしにくださる?』
大:『そうだよ♪』
八:『じゃ〜♪毎月あっしが払わない店賃で、大家になったあっしが困るんですか?』
\(>_<)/
八:『店賃の払いが遅れたら・・・あっしは・・・あっしに怒られるんですか?』
\(>_<)/
この発想に・・・ビックリポンで大笑い♪
\(^o^)/
【瀬を早み岩にせかるる滝川のわかれても末に逢わんとぞ思ふ】って歌を呪文のように唱えながら、若旦那の一目惚れしたお嬢さんを探しに街中へ・・・♪
歌を繰り返し唱えながら街中を行く八っあん・・・すると・・・
八:『子供達!着いてくるな!』って噺【平林】の定吉状態に・・・♪
お湯屋や床屋、人の集まる所を重点的にお嬢さんを探し回る八っあん♪
終いには・・・頭髪もなくなり・・・眉毛もなくなり・・・♪
八:『じゃ〜足のすねげを剃ってください!』って・・・♪
昇太師匠流の【崇徳院】・・・とっても楽しませて頂きました♪
昇太師匠って言えば・・・新作落語ですが♪
昇太師匠の古典落語って・・・軽くて楽しくて・・・大好きです♪
By HB
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