9月11日落語会2
隅田川 馬石師匠 【粗忽の使者】
マクラでは・・・
馬:『たくさんのお運びありがとうございます♪
昼の部と夜の部・・・
夜の部の方が、多いです。
昼の部夜の部通しでってお客様が、3割くらいだそうで・・・
師匠の雲助曰く、『中途半端だなぁ〜♪』って・・・』
\(^o^)/
馬:『名古屋の大洲演芸場に・・・
移動の新幹線の座席がG 車(グリーン車)でした♪
そぅしたら・・・私が乗っていたG 車に元プロ野球選手の山本昌が・・・
アスリートって・・・背が高く、スラ〜ってしていて(カッコいい♪)
その山本昌が、私の席の真後ろの席に・・・
乗車前に買い込んでいた?マクドナルドのセットを広げて食べ始めました!
名古屋までの、1時間40分・・・
いつもらな、座席のシートを倒して、リラックス出来るのに・・・
(後ろが山本昌だし、マクドナルド食べてるし)背もたれを名古屋まで、倒せずじまい・・・
せっかくのG 車なのに・・・\(>_<)/』
有名人(山本昌)に遭遇した有名人(馬石師匠)でも、気を使ったり緊張したりするんですか?
\(^o^)/
馬:『世の中、そそっかしい方が・・・』
チョンマゲ時代の月代(サカヤキ・チョンマゲをのせる頭の剃っている部分)に纏わる、殿様と殿様の月代剃り係りの小咄をはさみ・・・噺【粗忽の使者】に・・・
殿様から使者の役目を仰せつかった、治部田治部太夫さんの粗忽ぶりが・・・
口上を伝えに行った先で・・・
相手の屋敷の、使者承り係りの田中三太夫さんに、名前を尋ねられると♪
田:『拙者は、当家の使者承り係りの田中三太夫と申します。失礼ながら、(あなたの)お名前は・・・?』
治:『拙者は、田中三太夫・・・ではごさらぬ!』
\(^o^)/
って・・・自分の名前すら、忘れているんかい!
\(>_<)/
あまり、聞く機会の少ない?【粗忽の使者】を楽しませてくれました♪
\(^o^)/
五街道 雲助師匠 【家見舞】
マクラでは・・・
雲:『おかげさまで、ありがとうございます♪
五街道四門の会・・・
事前の、打ち合わせでは、ネタ出しをしていまして・・・
楽屋には、誰が何の噺を・・・って表示しているんですが・・・
本日のお客様のプログラムには、なんのご案内もされていません・・・珍しい会で・・・
\(>_<)/』
こんな、マクラから・・・
古今亭・金原亭に纏わる話を・・・
雲:『弟子入りして直ぐに・・・
師匠の(先代)馬生に・・・
馬生:『今日は、お父ちゃん(古今亭志ん生師匠)に会わせてやるよ♪』って・・・
当時、師匠馬生は、実父の古今亭志ん生師匠宅の裏に住んでおりました♪
志ん生師匠にお会いし、新しい弟子と紹介されましたが・・・
正ちゃん帽をかぶりながら、炬燵に入っている♪
志ん生師匠は、私を一瞥しただけで・・・
\(>_<)/
それが、志ん生師匠との初対面で・・・
その後、志ん生師匠が病気をされ、面倒を看ていた、美津子さんが嫁にいくので、裏に住んでおりました師匠馬生が、志ん生師匠のお宅に引っ越しを、馬生一門で、志ん生師匠のお世話をするようになりました・・・
入門したての私で・・・
ある時、志ん生師匠が私に・・・
志ん生:『あのね♪隣の婆さんが、家の猫を持っていった・・・(これが)ネコババア♪』
雲:『あっ、そうですか』
って、入門したてで、対応の仕様が分かりませんで・・・
\(>_<)/
また、ある時は・・・
志ん生:『あのハトは・・・何を考えているのかなぁ〜?』
雲:『さぁ〜?』って・・・
\(>_<)/
また、ある時は、自宅に内湯がありましたのですが、近所の世界湯へ、よく行かれていまして♪
そんな時は・・・
志ん生:『たかちゃん♪(志ん五兄さん)お湯に行くのこころよ♪』って・・・』
こんな、マクラから噺【家見舞】に・・・
兄貴分の引越祝いに何か贈ろうと♪
自分の顔の効く道具屋へ・・・
男:『こんちは・・♪』
店:『今日は、何を持ってこられました?』
男:『(家財道具を)売りに来たんじゃなくて
買いに来たんだよ♪』
店:『\(^o^)/ありがとうございます♪』
男:『その衝立は幾ら?』
店:『この鷺が描かれた衝立ですか』
男:『サギ?大きくなると・・・鶴になる鳥かい?』
店:『鶴にはなりませんが・・・\(>_<)/
こちらの衝立は・・・38円でして♪』
男:『\(>_<)/』
実際、仲間と二人で、50銭しか持っておらず・・・
38円なんて、とんでもはっぷんな金額!
男:『やけ火鉢を水の中へ入れるようなもんは、取ってもらいたい!』
店:『どういう事でしょうか?』
男:『『じゅ〜♪』(10円代)を取るんで・・・』
店:『では・・・水ガメなんかはいかが?こちらの水ガメは・・・6円です♪』
男:『もう少しまからない?』
店:『いったい、幾ら持っているんですか?』
男:『幾ら持っているって・・・こんな明るい所で言われても♪
じゃ〜♪お店のあなたに、目を瞑ってもらって、こちらの金を握らせて・・・
オレラが、水ガメを持って帰った後に、握らせられたお金を目を開けて確認するっていうのはどう?』
\(^o^)/
兄貴分に贈る引越祝いを仕入れるのに、店の人と、こんなにも可笑しなやり取り(交渉)を・・・
\(^o^)/
この、おとぼけコンビが、兄貴分の家に曰く付きのカメを持っていってからも・・・
この調子で・・・\(^o^)/
雲助師匠の【家見舞】一発で、お気にな噺に・・・♪
桃月庵 白酒師匠 【青菜】
マクラでは・・・
白:『よくぞ、うちの師匠(雲助師匠)が、昼・夜の会(オファー)を受けてくれたと・・・
いつも、出番の30分前に楽屋入りして、出番が終ると・・・『お先に〜♪』って・・・
昼・夜って、待たされる時間が多いのに♪
\(^o^)/
今日の落語会は、ネタ出しをしていますが・・・お客様は、ネタ出しされている噺を知らない♪
ネタを・・・変えようかなぁ〜♪
\(^o^)/
では・・・『えぇ〜!もぅ〜!まだ〜!』って噺を・・・』
そうして、始まった噺が・・・【青菜】
\(^o^)/
夏もソロソロ終わりですからね♪
白酒師匠の【青菜】は、初めて?
植木屋さん夫婦がとてもインパクトのある設定です♪\(^o^)/
鯉の洗いを食べて、鯉自体が見た目が黒いのに、その身は、白身なのに・・・
植木屋:『鯉って・・・日焼けした白人みたいなもんですね♪』とか・・・
鯉の洗いの下に敷いてある、氷を口にして♪
植木屋:『ズゥズゥズゥ〜』ってかなり大きな音をたてて強調する白酒師匠♪
あげくに・・・
植木屋:『よく冷えていますね♪』って・・・
こちらが・・・『そりゃ〜氷なんだから♪』ってツッコミを入れたいくらい♪
\(^o^)/
青菜を奥様に持って来るように申し付けるお屋敷の旦那様・・・
旦那様:『植木屋さんが、青菜をご所望だから、鰹節をたんとかけて持ってきておくれ♪』
空かさず、奥様が隠し言葉を使い・・・
奥様:『旦那様、鞍馬から牛若丸が出でましてその名も九郎判官♪』
旦那様:『あぁ〜そうか♪では、義経にしておけ♪』って隠し言葉を・・・
白酒師匠の植木屋さんは・・・
植木屋:『旦那様!直ぐに逃げましょう!なんか?裏の方から牛をくわえたハルクホーガンが来たんじゃないですか?』って聞き間違いを・・・
\(^o^)/
旦那様から、隠し言葉の意味を聞いた植木屋さんの反応も・・・
植木屋:『隠し言葉・・・符丁みたいなもんですね♪』
旦那様:『チョッと違うがね♪』
\(^o^)/
自宅に帰り、今日お屋敷で経験した、隠し言葉の話を自分の女将さんに話すと・・・
植木屋:『手を叩くと、奥様が出てくるんだ!』
女将:『犬みたいだね♪』
植木屋:『鞍馬から〜』って隠し言葉を披露すると・・・
女将:『それって、人をアゴで使うマジナイ?』
植木屋さんが、隠し言葉の意味を女将さんに説明すると、
女将:『ステキじゃない♪今は、植木屋だけど、元は、公家の出?って思われて・・・今後、人をアゴで使うのに役立っかも・・・♪』って、その隠し言葉を自分達でも、やってみようって・・・
自らノリノリで、押し入れに入りに行く女将さんにビックリ♪\(^o^)/
初めて聞く白酒師匠流の人物構成の【青菜】・・・
この噺なら・・・冬でも聞いてみたい一席です♪
\(^o^)/
By HB
マクラでは・・・
馬:『たくさんのお運びありがとうございます♪
昼の部と夜の部・・・
夜の部の方が、多いです。
昼の部夜の部通しでってお客様が、3割くらいだそうで・・・
師匠の雲助曰く、『中途半端だなぁ〜♪』って・・・』
\(^o^)/
馬:『名古屋の大洲演芸場に・・・
移動の新幹線の座席がG 車(グリーン車)でした♪
そぅしたら・・・私が乗っていたG 車に元プロ野球選手の山本昌が・・・
アスリートって・・・背が高く、スラ〜ってしていて(カッコいい♪)
その山本昌が、私の席の真後ろの席に・・・
乗車前に買い込んでいた?マクドナルドのセットを広げて食べ始めました!
名古屋までの、1時間40分・・・
いつもらな、座席のシートを倒して、リラックス出来るのに・・・
(後ろが山本昌だし、マクドナルド食べてるし)背もたれを名古屋まで、倒せずじまい・・・
せっかくのG 車なのに・・・\(>_<)/』
有名人(山本昌)に遭遇した有名人(馬石師匠)でも、気を使ったり緊張したりするんですか?
\(^o^)/
馬:『世の中、そそっかしい方が・・・』
チョンマゲ時代の月代(サカヤキ・チョンマゲをのせる頭の剃っている部分)に纏わる、殿様と殿様の月代剃り係りの小咄をはさみ・・・噺【粗忽の使者】に・・・
殿様から使者の役目を仰せつかった、治部田治部太夫さんの粗忽ぶりが・・・
口上を伝えに行った先で・・・
相手の屋敷の、使者承り係りの田中三太夫さんに、名前を尋ねられると♪
田:『拙者は、当家の使者承り係りの田中三太夫と申します。失礼ながら、(あなたの)お名前は・・・?』
治:『拙者は、田中三太夫・・・ではごさらぬ!』
\(^o^)/
って・・・自分の名前すら、忘れているんかい!
\(>_<)/
あまり、聞く機会の少ない?【粗忽の使者】を楽しませてくれました♪
\(^o^)/
五街道 雲助師匠 【家見舞】
マクラでは・・・
雲:『おかげさまで、ありがとうございます♪
五街道四門の会・・・
事前の、打ち合わせでは、ネタ出しをしていまして・・・
楽屋には、誰が何の噺を・・・って表示しているんですが・・・
本日のお客様のプログラムには、なんのご案内もされていません・・・珍しい会で・・・
\(>_<)/』
こんな、マクラから・・・
古今亭・金原亭に纏わる話を・・・
雲:『弟子入りして直ぐに・・・
師匠の(先代)馬生に・・・
馬生:『今日は、お父ちゃん(古今亭志ん生師匠)に会わせてやるよ♪』って・・・
当時、師匠馬生は、実父の古今亭志ん生師匠宅の裏に住んでおりました♪
志ん生師匠にお会いし、新しい弟子と紹介されましたが・・・
正ちゃん帽をかぶりながら、炬燵に入っている♪
志ん生師匠は、私を一瞥しただけで・・・
\(>_<)/
それが、志ん生師匠との初対面で・・・
その後、志ん生師匠が病気をされ、面倒を看ていた、美津子さんが嫁にいくので、裏に住んでおりました師匠馬生が、志ん生師匠のお宅に引っ越しを、馬生一門で、志ん生師匠のお世話をするようになりました・・・
入門したての私で・・・
ある時、志ん生師匠が私に・・・
志ん生:『あのね♪隣の婆さんが、家の猫を持っていった・・・(これが)ネコババア♪』
雲:『あっ、そうですか』
って、入門したてで、対応の仕様が分かりませんで・・・
\(>_<)/
また、ある時は・・・
志ん生:『あのハトは・・・何を考えているのかなぁ〜?』
雲:『さぁ〜?』って・・・
\(>_<)/
また、ある時は、自宅に内湯がありましたのですが、近所の世界湯へ、よく行かれていまして♪
そんな時は・・・
志ん生:『たかちゃん♪(志ん五兄さん)お湯に行くのこころよ♪』って・・・』
こんな、マクラから噺【家見舞】に・・・
兄貴分の引越祝いに何か贈ろうと♪
自分の顔の効く道具屋へ・・・
男:『こんちは・・♪』
店:『今日は、何を持ってこられました?』
男:『(家財道具を)売りに来たんじゃなくて
買いに来たんだよ♪』
店:『\(^o^)/ありがとうございます♪』
男:『その衝立は幾ら?』
店:『この鷺が描かれた衝立ですか』
男:『サギ?大きくなると・・・鶴になる鳥かい?』
店:『鶴にはなりませんが・・・\(>_<)/
こちらの衝立は・・・38円でして♪』
男:『\(>_<)/』
実際、仲間と二人で、50銭しか持っておらず・・・
38円なんて、とんでもはっぷんな金額!
男:『やけ火鉢を水の中へ入れるようなもんは、取ってもらいたい!』
店:『どういう事でしょうか?』
男:『『じゅ〜♪』(10円代)を取るんで・・・』
店:『では・・・水ガメなんかはいかが?こちらの水ガメは・・・6円です♪』
男:『もう少しまからない?』
店:『いったい、幾ら持っているんですか?』
男:『幾ら持っているって・・・こんな明るい所で言われても♪
じゃ〜♪お店のあなたに、目を瞑ってもらって、こちらの金を握らせて・・・
オレラが、水ガメを持って帰った後に、握らせられたお金を目を開けて確認するっていうのはどう?』
\(^o^)/
兄貴分に贈る引越祝いを仕入れるのに、店の人と、こんなにも可笑しなやり取り(交渉)を・・・
\(^o^)/
この、おとぼけコンビが、兄貴分の家に曰く付きのカメを持っていってからも・・・
この調子で・・・\(^o^)/
雲助師匠の【家見舞】一発で、お気にな噺に・・・♪
桃月庵 白酒師匠 【青菜】
マクラでは・・・
白:『よくぞ、うちの師匠(雲助師匠)が、昼・夜の会(オファー)を受けてくれたと・・・
いつも、出番の30分前に楽屋入りして、出番が終ると・・・『お先に〜♪』って・・・
昼・夜って、待たされる時間が多いのに♪
\(^o^)/
今日の落語会は、ネタ出しをしていますが・・・お客様は、ネタ出しされている噺を知らない♪
ネタを・・・変えようかなぁ〜♪
\(^o^)/
では・・・『えぇ〜!もぅ〜!まだ〜!』って噺を・・・』
そうして、始まった噺が・・・【青菜】
\(^o^)/
夏もソロソロ終わりですからね♪
白酒師匠の【青菜】は、初めて?
植木屋さん夫婦がとてもインパクトのある設定です♪\(^o^)/
鯉の洗いを食べて、鯉自体が見た目が黒いのに、その身は、白身なのに・・・
植木屋:『鯉って・・・日焼けした白人みたいなもんですね♪』とか・・・
鯉の洗いの下に敷いてある、氷を口にして♪
植木屋:『ズゥズゥズゥ〜』ってかなり大きな音をたてて強調する白酒師匠♪
あげくに・・・
植木屋:『よく冷えていますね♪』って・・・
こちらが・・・『そりゃ〜氷なんだから♪』ってツッコミを入れたいくらい♪
\(^o^)/
青菜を奥様に持って来るように申し付けるお屋敷の旦那様・・・
旦那様:『植木屋さんが、青菜をご所望だから、鰹節をたんとかけて持ってきておくれ♪』
空かさず、奥様が隠し言葉を使い・・・
奥様:『旦那様、鞍馬から牛若丸が出でましてその名も九郎判官♪』
旦那様:『あぁ〜そうか♪では、義経にしておけ♪』って隠し言葉を・・・
白酒師匠の植木屋さんは・・・
植木屋:『旦那様!直ぐに逃げましょう!なんか?裏の方から牛をくわえたハルクホーガンが来たんじゃないですか?』って聞き間違いを・・・
\(^o^)/
旦那様から、隠し言葉の意味を聞いた植木屋さんの反応も・・・
植木屋:『隠し言葉・・・符丁みたいなもんですね♪』
旦那様:『チョッと違うがね♪』
\(^o^)/
自宅に帰り、今日お屋敷で経験した、隠し言葉の話を自分の女将さんに話すと・・・
植木屋:『手を叩くと、奥様が出てくるんだ!』
女将:『犬みたいだね♪』
植木屋:『鞍馬から〜』って隠し言葉を披露すると・・・
女将:『それって、人をアゴで使うマジナイ?』
植木屋さんが、隠し言葉の意味を女将さんに説明すると、
女将:『ステキじゃない♪今は、植木屋だけど、元は、公家の出?って思われて・・・今後、人をアゴで使うのに役立っかも・・・♪』って、その隠し言葉を自分達でも、やってみようって・・・
自らノリノリで、押し入れに入りに行く女将さんにビックリ♪\(^o^)/
初めて聞く白酒師匠流の人物構成の【青菜】・・・
この噺なら・・・冬でも聞いてみたい一席です♪
\(^o^)/
By HB
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