8月13日落語会2
柳家 〆治師匠 【池田大助】
二番手に高座に登場されたのが〆治師匠♪
\(^o^)/
噺が始まると奉行の大岡越前さんと、配下の帯刀さんが登場・・・
なんか・・・聞いた事のあるような噺の進行・・・
【佐々木政談】です。
細かい相違点は、分かりませんが・・・
桶屋の父ちゃんをもつ、大助くん13才の噺でした♪
お奉行ごっこをしていた所、大岡越前さんに見られ、翌日奉行所に、町役、父親伴に呼び出しを・・・
大人の心配をよそに、奉行と渡り合う大助くん♪
奉行から・・・『(昨日の)あのような裁きは、どのように・・・?』
大助:『寄席に行くと♪』って♪
\(^o^)/
勉強になるなぁ〜落語や寄席は・・・♪
\(^o^)/
一つだけ、〆治師匠に・・・
落語会会場が、有楽町のよみうりホールでしたので、有楽町駅の反対側が、かつて、南町奉行所があった場所・・・なんていうウンチクがあっても良かったのかなぁ〜♪って・・・
落語好きなblogをやってらっしゃる方の、今日の演目紹介などで・・・
【池田大助】って噺がある事は知っていましたが・・・聞くのは初めましてな噺です。
それにしても、小三治師匠一門の師匠方・・・
色々な噺を持っていらっしゃるんですね♪
\(^o^)/
仲入り
柳家 三之助師匠 【かぼちゃ屋】
メクリの柳家〆治を自ら柳家三之助にメクリ上げて♪
助:『休憩を挟まれて、席から立ち上がり、トイレなど・・・
ホッとされていらっしゃるような・・・♪
(毎年)いつもこちらの会は・・・暑い最中で・・・♪
ここだけの話ですが、都内で落語会が出来るホールは、いっぱいありますが・・・
こちらの、有楽町よみうりホールが一番暑い!』
\(>_<)/
助:『言うなれば・・・コンビニのカウンター側にある唐揚げ・・・♪
そんな感じの暑さです・・・』
\(>_<)/
???
三之助師匠・・・スポットライトを浴びている、高座の暑さを物語っているんですね?
\(^o^)/
ここから、与太郎が主人公の噺【かぼちゃ屋】に・・・
与太郎噺を柳家で聞くと、与太郎が松公になる噺があるので・・・
この【かぼちゃ屋】も松公が主人公?って思いましたが・・・
与太郎は、与太郎で・・・
当方にとっては、落語界のスーパースターと崇め奉っている与太郎さん♪
与太郎さんが出てきただけで、上機嫌に・・・♪
\(^o^)/
それにしても、三之助師匠が繰り出す与太郎さんは・・・
切れが良いですね♪
叔父さんに呼び出され・・・
叔父:『お前のお母さんに、泣かれちまったよ!だから・・・お前に仕事を・・・
かぼちゃ屋をやらしてやろうかと・・・♪』
与太:『かぼちゃ屋〜?色っぽくねぇ〜な?
\(^o^)/
って・・・♪
与太郎さんの最大な見せ場の一つ・・・
叔父さんに言われた通り、路地に入って裏長屋の方々にかぼちゃを買って貰う♪
その際に、行き止まりの路地なため、逆戻りしようとして・・・
与太:『前の蔵(行き止まりの元)どけてくれ〜♪じゃなきゃ〜路地(道幅)広げてくれ〜♪』
って・・・
\(^o^)/
この発想自体が当方には、まず浮かび上がりませんから・・・♪
\(^o^)/
叔父さんに言われて商いに出る時・・・
叔父:『上見て商売しろよ♪』
って・・・本当に空を仰いでいる与太郎さん♪
なんともまぁ〜♪
\(^o^)/
柳家 小三治師匠 【死神】
小:『心持ちが良い陽気に、こんなにいっぱい集まって頂きありがとうございます♪
弟子と一緒の落語会・・・
私は、楽しみにしております♪
(現在の弟子の落語を舞台袖で聞きながら)
『おっ♪変わってきたな♪』とか・・・
『こいつは・・・全然かわらないなぁ〜♪』とか・・・
『こいつ・・・このまま・・・終わっちゃうのか?』とか・・・
今の・・・【かぼちゃ屋】・・・良くなった!
\(^o^)/
・・・・・・・・・
惜しむらくは・・・
そういえば・・・
以前に、この落語会(一門会)で、公開稽古なんて事をした事がありました♪
弟子からすれば・・・公開処刑なんでしょう♪
\(^o^)/』
その企画来年・・・いや、もっと早く、実際に公開処刑をやってみてもらいたいです♪
\(^o^)/
小:『(【かぼちゃ屋】)もうチョッとで・・・ガラッって変わるんですが・・・♪
(私の落語が)終わって、楽屋へ行って、ミッチリと・・・♪
\(^o^)/
弟子とは言え・・・
ライバルですから・・・
(助言を求められても・・・)・・・・・・・・・
テキトーでいいんじゃないですか?
\(^o^)/
(テキトーでいいんじゃないなんて言ったのは・・・)
『実際に、オレには、出来ているのか?』って事でして・・・
それは・・・
弟子の噺を聞いていますと・・・
『あぁ〜すれば♪こぉ〜すれば♪』って、いっぱい見えて来るんです!
自分自身の噺でも、あぁ〜すれば♪こぉ〜すれば♪って見つかる事が・・・有ります!
そこで、『実際に、オレには、出来ているのか?』って事に・・・』
\(^o^)/
本日も、落語に対してストイックな小三治師匠の一面が・・・♪
\(^o^)/
小:『(ですから)誰か私を演出を(映画・演劇の監督)してくれる人・・・いませんか?
(句会の仲間で)矢野誠一氏に以前に頼んだ事が・・・
それは、ダメでしたが・・・
・・・・・・・・・
仮に、あの人(矢野誠一氏)が(演出で)私に、ダメ出しをしたとしたら・・・
私は・・・黙っちゃいません!
\(>_<)/
終いには(矢野誠一氏に)『お前が、やってみろ!』って・・・♪
\(^o^)/
同じ、句会仲間の小沢昭一氏ならば・・・?
あの人(小沢昭一氏)は、劇団をされていました・・・
彼には、演出を頼みませんでしたが・・・
もし、彼に演出を頼むと・・・
小沢:『オレだったら・・・こぅ〜やる!』って・・・言ったでしょう
そして、永六輔氏にもし頼んだら・・・?
永:『とっても恥ずかしいんですけれど〜♪』
(永六輔氏の口まねをする小三治師匠)
小:『恥ずかしいなら・・・引っ込んでろ!』って・・・』
こんなマクラから噺【死神】に・・・
女将さんの台詞の・・・
女将:『お金を出しなよ!』って・・・
当方としては、小三治師匠の噺のマクラの部分を楽しみにしていたのですが・・・
本日の師匠のマクラ・・・『えっ?もう終り?』って思っちゃうくらい短い・・・
帰宅後、本日の落語会のチラシを確認したら・・・
長講を1席・・・との表記が♪
【死神】が予定の演目なら、マクラが短めになっても・・・
\(>_<)/
その【死神】・・・
男と女将さんとの金の工面での言い合いで・・・
一方的に・・・
女将:『もぅ〜愛想がつきた!出てけ!出てけ!』
『僅かな金も出来ないで、毎月晦日になると・・・金がない・・・って・・・』
『どっかへ行って死んでこい!』
『死ね!バカ!ハゲ!』
『豆腐の角に頭をぶつけて死んでこい!
お前なら・・・出来る!』
\(>_<)/
さすがに、ここまで、言われっぱなしだと、亭主としと、死にたくなるのも無理はなく・・・
泳ぎを知らねぇ〜から、川に身を投げるのは中止し・・・♪
大きな木を見つけ・・・
男:『大きな木だねぇ〜♪
5・6人じゃ〜抱えきれないよ♪
あの枝に紐をかけて・・・
(オレが死んじまって)
『あら!あなた・・・私・・・そんなつもりで、言ったんじゃないのよ♪』って言わせてみて〜なぁ〜♪
(だけど)どうやって首をくくるんだぁ〜?やった事ないからなぁ〜?』
死神:『教えてやろうかぁ〜』
男:『だれだ?』
死神:『死神だよ♪』
男が、金が出来ず、家にも居られず、捨て鉢になり、死のうとさえ思い始めた矢先に、現れた死神・・・
仕事の世話をしてやろうって、死神からの申し入れ・・・
死神の下請け云々の話を挟み・・・
『医者』になれと・・・♪
布団の足元にいる死神を消す(死神仲間での申し合わせが出来てる)呪文は・・・
【あじゃらかもくれん、きゅ〜らいす、てけれっつのパァ〜♪・手を2回叩く♪】
\(^o^)/
基本型の呪文です♪
\(^o^)/
その場から、死神が、男が唱えた呪文により、消えて居なくなったので・・・(実証済み)
自宅に返り、医者の看板を・・・
ただの、カマボコの板に『医者(いしゃ)』ではなく、お弟子の三三師匠の出身の小田原カマボコと限定のカマボコ板でした♪
\(^o^)/
医者の看板を上げて、小半時もすると・・・
客:『ごめんください!』
男:『あっ!米屋さん?今日は・・・チョッと・・・来月まとめていっぺんにお返し(お支払)しますから!』
客:『いえ、米屋ではございません』
男:『薪屋さん?・・・
魚屋さん?・・・
乾物屋さん?・・・
お湯屋さん?・・・』
客:『お湯屋まで・・・借りがあるの?』
\(^o^)/
こんだけ、方々に借金があり、晦日の集金日となれば、噺の冒頭の女将さんのキレ具合も・・・納得がいきますネ♪
\(^o^)/
客:『私・・・日本橋越前屋長兵衛の所の若い者で、江戸中の名医に、主人の病を診て貰いましたが・・・皆ダメで・・・
何か良い手はと・・・?易者に診て貰いましたら・・・
『ここから、辰己の方角へ行き、最初の医者に診て貰いなさい』との占いが・・・
看板が小ぶりですけどね・・・♪』
\(^o^)/
医者の看板を頼ってきた初めてのお客様・・・
早速、見舞う事に・・・
初めての患者を見舞うと、患者の足元に死神が・・・
死神から、教えてもらった呪文を・・・
【あじゃらかもくれん、きゅらいす、てけれっつのパァ!】手を2回ポンポンと・・・
死神が消え去り、患者は、床から起き出し・・・
患者:『目の前の黒い影が・・・今、晴れた♪
お腹が空いた!』
店の者に、病み上がりだから・・・重湯か?お粥?がいいか?と尋ねられ・・・
男:『(病気は)治っているから・・・ウナギでも天ぷらでも・・・♪』
\(^o^)/
その後、店の者に薬を求められ・・・
自宅のカマボコ板が有ったあたりのネギの切れっぱしを・・・トントントントンって・・・♪
店:『これを飲むんですか?』
男:『そうね♪飲むんですね♪』
店:『食べるんですか?』
男:『食べても・・・♪』
店:『煎じるんですか?』
ネギの切れっぱしを大層に・・・♪
\(^o^)/
この、最初の患者を治した事で・・・
次第に男は、名医中の名医との噂が・・・裏?で流れて♪
大概の患者は・・・足元に死神がいる状況で・・・♪
\(^o^)/
中には、枕元に死神がいる場合も・・・
その時は・・・
男:『これは・・・ダメ・・・寿命ですから・・・』と言い、男が見舞った、その家の敷居を跨ぐか跨がないかのうちに・・・コテッっと・・・
この、診察が・・・評判に・・・
男は、あっという間にまとまった金を手に入れる♪
金が出来ると・・・
女房子供に欲しいだけの金を与え、自分は、新たに女を作り上方へ見物旅行へ・・・
いくら、金を持っていても、使えば無くなる、道理の事で、金の切れ目が縁の切れ目と・・・
上方へ一緒に旅行に行った女も・・・一人居なくなり、二人居なくなり・・・
金も無くなった事で、男は、再び江戸に舞い戻り医者家業を再開・・・
\(^o^)/
診察にいく、患者は・・・
悉く、患者の枕元に死神がいる・・・
\(>_<)/
枕元の死神には、手を出せない男・・・
診察、病気治癒の報酬の大きな診察に・・・
始めは、『ダメだ』と断っていたが・・・
店:『先生の力とお知恵で・・・』
の言葉で・・・
悪知恵を・・・
枕元の死神が、居眠りしているうちに、患者が寝ている布団を180度回転させる!
すると、必然的に、死神は、枕元から足元に・・・
この、悪知恵で・・・
治らない患者を治してしまい・・・
大金を手に入れる♪
一晩、死神が居眠りするタイミングをジッと待ち続けた男は、気を張りっぱなしと、寒さで、仕事を終えたあとに・・・鼻水が・・・
この風邪気味になる事がシッカリオチに繋がります♪
患者の店を出て、暫くすると、最初に、呪文を教えてくれた死神が、再び、男の前に・・・
死神:『お前のおかげで・・・今度のボーナス減らされちゃった!』
死神に連れて行かれた洞窟で、夥しいかずのロウソクとロウソクの火を・・・
ここから【死神】の噺のエピローグへと・・・
前に仕込んだ、鼻水・風邪気味が・・・
小三治師匠の【死神】
長講一席に相応しい・・・噺でした♪
\(^o^)/
By HB
二番手に高座に登場されたのが〆治師匠♪
\(^o^)/
噺が始まると奉行の大岡越前さんと、配下の帯刀さんが登場・・・
なんか・・・聞いた事のあるような噺の進行・・・
【佐々木政談】です。
細かい相違点は、分かりませんが・・・
桶屋の父ちゃんをもつ、大助くん13才の噺でした♪
お奉行ごっこをしていた所、大岡越前さんに見られ、翌日奉行所に、町役、父親伴に呼び出しを・・・
大人の心配をよそに、奉行と渡り合う大助くん♪
奉行から・・・『(昨日の)あのような裁きは、どのように・・・?』
大助:『寄席に行くと♪』って♪
\(^o^)/
勉強になるなぁ〜落語や寄席は・・・♪
\(^o^)/
一つだけ、〆治師匠に・・・
落語会会場が、有楽町のよみうりホールでしたので、有楽町駅の反対側が、かつて、南町奉行所があった場所・・・なんていうウンチクがあっても良かったのかなぁ〜♪って・・・
落語好きなblogをやってらっしゃる方の、今日の演目紹介などで・・・
【池田大助】って噺がある事は知っていましたが・・・聞くのは初めましてな噺です。
それにしても、小三治師匠一門の師匠方・・・
色々な噺を持っていらっしゃるんですね♪
\(^o^)/
仲入り
柳家 三之助師匠 【かぼちゃ屋】
メクリの柳家〆治を自ら柳家三之助にメクリ上げて♪
助:『休憩を挟まれて、席から立ち上がり、トイレなど・・・
ホッとされていらっしゃるような・・・♪
(毎年)いつもこちらの会は・・・暑い最中で・・・♪
ここだけの話ですが、都内で落語会が出来るホールは、いっぱいありますが・・・
こちらの、有楽町よみうりホールが一番暑い!』
\(>_<)/
助:『言うなれば・・・コンビニのカウンター側にある唐揚げ・・・♪
そんな感じの暑さです・・・』
\(>_<)/
???
三之助師匠・・・スポットライトを浴びている、高座の暑さを物語っているんですね?
\(^o^)/
ここから、与太郎が主人公の噺【かぼちゃ屋】に・・・
与太郎噺を柳家で聞くと、与太郎が松公になる噺があるので・・・
この【かぼちゃ屋】も松公が主人公?って思いましたが・・・
与太郎は、与太郎で・・・
当方にとっては、落語界のスーパースターと崇め奉っている与太郎さん♪
与太郎さんが出てきただけで、上機嫌に・・・♪
\(^o^)/
それにしても、三之助師匠が繰り出す与太郎さんは・・・
切れが良いですね♪
叔父さんに呼び出され・・・
叔父:『お前のお母さんに、泣かれちまったよ!だから・・・お前に仕事を・・・
かぼちゃ屋をやらしてやろうかと・・・♪』
与太:『かぼちゃ屋〜?色っぽくねぇ〜な?
\(^o^)/
って・・・♪
与太郎さんの最大な見せ場の一つ・・・
叔父さんに言われた通り、路地に入って裏長屋の方々にかぼちゃを買って貰う♪
その際に、行き止まりの路地なため、逆戻りしようとして・・・
与太:『前の蔵(行き止まりの元)どけてくれ〜♪じゃなきゃ〜路地(道幅)広げてくれ〜♪』
って・・・
\(^o^)/
この発想自体が当方には、まず浮かび上がりませんから・・・♪
\(^o^)/
叔父さんに言われて商いに出る時・・・
叔父:『上見て商売しろよ♪』
って・・・本当に空を仰いでいる与太郎さん♪
なんともまぁ〜♪
\(^o^)/
柳家 小三治師匠 【死神】
小:『心持ちが良い陽気に、こんなにいっぱい集まって頂きありがとうございます♪
弟子と一緒の落語会・・・
私は、楽しみにしております♪
(現在の弟子の落語を舞台袖で聞きながら)
『おっ♪変わってきたな♪』とか・・・
『こいつは・・・全然かわらないなぁ〜♪』とか・・・
『こいつ・・・このまま・・・終わっちゃうのか?』とか・・・
今の・・・【かぼちゃ屋】・・・良くなった!
\(^o^)/
・・・・・・・・・
惜しむらくは・・・
そういえば・・・
以前に、この落語会(一門会)で、公開稽古なんて事をした事がありました♪
弟子からすれば・・・公開処刑なんでしょう♪
\(^o^)/』
その企画来年・・・いや、もっと早く、実際に公開処刑をやってみてもらいたいです♪
\(^o^)/
小:『(【かぼちゃ屋】)もうチョッとで・・・ガラッって変わるんですが・・・♪
(私の落語が)終わって、楽屋へ行って、ミッチリと・・・♪
\(^o^)/
弟子とは言え・・・
ライバルですから・・・
(助言を求められても・・・)・・・・・・・・・
テキトーでいいんじゃないですか?
\(^o^)/
(テキトーでいいんじゃないなんて言ったのは・・・)
『実際に、オレには、出来ているのか?』って事でして・・・
それは・・・
弟子の噺を聞いていますと・・・
『あぁ〜すれば♪こぉ〜すれば♪』って、いっぱい見えて来るんです!
自分自身の噺でも、あぁ〜すれば♪こぉ〜すれば♪って見つかる事が・・・有ります!
そこで、『実際に、オレには、出来ているのか?』って事に・・・』
\(^o^)/
本日も、落語に対してストイックな小三治師匠の一面が・・・♪
\(^o^)/
小:『(ですから)誰か私を演出を(映画・演劇の監督)してくれる人・・・いませんか?
(句会の仲間で)矢野誠一氏に以前に頼んだ事が・・・
それは、ダメでしたが・・・
・・・・・・・・・
仮に、あの人(矢野誠一氏)が(演出で)私に、ダメ出しをしたとしたら・・・
私は・・・黙っちゃいません!
\(>_<)/
終いには(矢野誠一氏に)『お前が、やってみろ!』って・・・♪
\(^o^)/
同じ、句会仲間の小沢昭一氏ならば・・・?
あの人(小沢昭一氏)は、劇団をされていました・・・
彼には、演出を頼みませんでしたが・・・
もし、彼に演出を頼むと・・・
小沢:『オレだったら・・・こぅ〜やる!』って・・・言ったでしょう
そして、永六輔氏にもし頼んだら・・・?
永:『とっても恥ずかしいんですけれど〜♪』
(永六輔氏の口まねをする小三治師匠)
小:『恥ずかしいなら・・・引っ込んでろ!』って・・・』
こんなマクラから噺【死神】に・・・
女将さんの台詞の・・・
女将:『お金を出しなよ!』って・・・
当方としては、小三治師匠の噺のマクラの部分を楽しみにしていたのですが・・・
本日の師匠のマクラ・・・『えっ?もう終り?』って思っちゃうくらい短い・・・
帰宅後、本日の落語会のチラシを確認したら・・・
長講を1席・・・との表記が♪
【死神】が予定の演目なら、マクラが短めになっても・・・
\(>_<)/
その【死神】・・・
男と女将さんとの金の工面での言い合いで・・・
一方的に・・・
女将:『もぅ〜愛想がつきた!出てけ!出てけ!』
『僅かな金も出来ないで、毎月晦日になると・・・金がない・・・って・・・』
『どっかへ行って死んでこい!』
『死ね!バカ!ハゲ!』
『豆腐の角に頭をぶつけて死んでこい!
お前なら・・・出来る!』
\(>_<)/
さすがに、ここまで、言われっぱなしだと、亭主としと、死にたくなるのも無理はなく・・・
泳ぎを知らねぇ〜から、川に身を投げるのは中止し・・・♪
大きな木を見つけ・・・
男:『大きな木だねぇ〜♪
5・6人じゃ〜抱えきれないよ♪
あの枝に紐をかけて・・・
(オレが死んじまって)
『あら!あなた・・・私・・・そんなつもりで、言ったんじゃないのよ♪』って言わせてみて〜なぁ〜♪
(だけど)どうやって首をくくるんだぁ〜?やった事ないからなぁ〜?』
死神:『教えてやろうかぁ〜』
男:『だれだ?』
死神:『死神だよ♪』
男が、金が出来ず、家にも居られず、捨て鉢になり、死のうとさえ思い始めた矢先に、現れた死神・・・
仕事の世話をしてやろうって、死神からの申し入れ・・・
死神の下請け云々の話を挟み・・・
『医者』になれと・・・♪
布団の足元にいる死神を消す(死神仲間での申し合わせが出来てる)呪文は・・・
【あじゃらかもくれん、きゅ〜らいす、てけれっつのパァ〜♪・手を2回叩く♪】
\(^o^)/
基本型の呪文です♪
\(^o^)/
その場から、死神が、男が唱えた呪文により、消えて居なくなったので・・・(実証済み)
自宅に返り、医者の看板を・・・
ただの、カマボコの板に『医者(いしゃ)』ではなく、お弟子の三三師匠の出身の小田原カマボコと限定のカマボコ板でした♪
\(^o^)/
医者の看板を上げて、小半時もすると・・・
客:『ごめんください!』
男:『あっ!米屋さん?今日は・・・チョッと・・・来月まとめていっぺんにお返し(お支払)しますから!』
客:『いえ、米屋ではございません』
男:『薪屋さん?・・・
魚屋さん?・・・
乾物屋さん?・・・
お湯屋さん?・・・』
客:『お湯屋まで・・・借りがあるの?』
\(^o^)/
こんだけ、方々に借金があり、晦日の集金日となれば、噺の冒頭の女将さんのキレ具合も・・・納得がいきますネ♪
\(^o^)/
客:『私・・・日本橋越前屋長兵衛の所の若い者で、江戸中の名医に、主人の病を診て貰いましたが・・・皆ダメで・・・
何か良い手はと・・・?易者に診て貰いましたら・・・
『ここから、辰己の方角へ行き、最初の医者に診て貰いなさい』との占いが・・・
看板が小ぶりですけどね・・・♪』
\(^o^)/
医者の看板を頼ってきた初めてのお客様・・・
早速、見舞う事に・・・
初めての患者を見舞うと、患者の足元に死神が・・・
死神から、教えてもらった呪文を・・・
【あじゃらかもくれん、きゅらいす、てけれっつのパァ!】手を2回ポンポンと・・・
死神が消え去り、患者は、床から起き出し・・・
患者:『目の前の黒い影が・・・今、晴れた♪
お腹が空いた!』
店の者に、病み上がりだから・・・重湯か?お粥?がいいか?と尋ねられ・・・
男:『(病気は)治っているから・・・ウナギでも天ぷらでも・・・♪』
\(^o^)/
その後、店の者に薬を求められ・・・
自宅のカマボコ板が有ったあたりのネギの切れっぱしを・・・トントントントンって・・・♪
店:『これを飲むんですか?』
男:『そうね♪飲むんですね♪』
店:『食べるんですか?』
男:『食べても・・・♪』
店:『煎じるんですか?』
ネギの切れっぱしを大層に・・・♪
\(^o^)/
この、最初の患者を治した事で・・・
次第に男は、名医中の名医との噂が・・・裏?で流れて♪
大概の患者は・・・足元に死神がいる状況で・・・♪
\(^o^)/
中には、枕元に死神がいる場合も・・・
その時は・・・
男:『これは・・・ダメ・・・寿命ですから・・・』と言い、男が見舞った、その家の敷居を跨ぐか跨がないかのうちに・・・コテッっと・・・
この、診察が・・・評判に・・・
男は、あっという間にまとまった金を手に入れる♪
金が出来ると・・・
女房子供に欲しいだけの金を与え、自分は、新たに女を作り上方へ見物旅行へ・・・
いくら、金を持っていても、使えば無くなる、道理の事で、金の切れ目が縁の切れ目と・・・
上方へ一緒に旅行に行った女も・・・一人居なくなり、二人居なくなり・・・
金も無くなった事で、男は、再び江戸に舞い戻り医者家業を再開・・・
\(^o^)/
診察にいく、患者は・・・
悉く、患者の枕元に死神がいる・・・
\(>_<)/
枕元の死神には、手を出せない男・・・
診察、病気治癒の報酬の大きな診察に・・・
始めは、『ダメだ』と断っていたが・・・
店:『先生の力とお知恵で・・・』
の言葉で・・・
悪知恵を・・・
枕元の死神が、居眠りしているうちに、患者が寝ている布団を180度回転させる!
すると、必然的に、死神は、枕元から足元に・・・
この、悪知恵で・・・
治らない患者を治してしまい・・・
大金を手に入れる♪
一晩、死神が居眠りするタイミングをジッと待ち続けた男は、気を張りっぱなしと、寒さで、仕事を終えたあとに・・・鼻水が・・・
この風邪気味になる事がシッカリオチに繋がります♪
患者の店を出て、暫くすると、最初に、呪文を教えてくれた死神が、再び、男の前に・・・
死神:『お前のおかげで・・・今度のボーナス減らされちゃった!』
死神に連れて行かれた洞窟で、夥しいかずのロウソクとロウソクの火を・・・
ここから【死神】の噺のエピローグへと・・・
前に仕込んだ、鼻水・風邪気味が・・・
小三治師匠の【死神】
長講一席に相応しい・・・噺でした♪
\(^o^)/
By HB
コメントを書く...
Comments