11月3日落語会
11月3日(土曜日)
落語会に参戦です♪
本日は・・・
上野広小路亭においての会♪
【桂米紫ひとり会】です。
米紫師匠・・・
9月初旬に関西旅行を・・・
その初日に訪れた動楽亭・・・
六人の噺家さんが出演♪
その日のトリ(主任)が米紫師匠・・・
楽しいマクラと【宮戸川】を・・・♪
\(^o^)/
そんな米紫師匠が、江戸(東京)でひとり会♪
こりゃ〜行かねば♪
\(^o^)/
さてさて、落語会・・・
三遊亭 馬ん次 【真田小僧】
桂 米紫師匠 【勘定板】
桂 米紫師匠 【鷺とり】
仲入り
桂 米紫師匠 【まめだ】
米紫師匠・・・本日の三席全てネタ出しの高座です♪
三遊亭 馬ん次 【真田小僧】
挨拶後に・・・
馬:『三遊亭圓馬の弟子で・・・馬ん次、前座です♪
我々の世界は、真打・二つ目・前座と・・・古き良きカースト制度があります♪
前座の仕事として、寄席の楽屋で、師匠方にお茶を出すって仕事があります♪
江戸っ子な師匠方・・・中には、気が短い方も・・・
なので、お茶を早く出すためには・・・♪』
高座の上で、右手を肩の高さまで上げて、ピンと伸ばし・・・右手に握りしめた急須を振る仕草を♪
\(^o^)/
馬:『このように、急須を振って早く茶葉が開くように・・・♪
ところが・・・ある時・・・振っていた急須の取っ手が・・・取れて・・・
(お茶をぶちまけてしまい・・・)
楽屋の師匠には・・・『早くお茶を出せ!馬ん次!・・・何やってんだ!』って・・・
正に・・・【馬ん次急須】(万事休す)で・・・♪』
\(^o^)/
馬:『師匠圓馬が、私が二つ目になったら・・・って・・・名前を考えて下さいました・・・♪
『馬ん次が二つ目♪馬ん次が二つ目♪馬ん次が二つ目♪・・・【バンバンジー(棒々鶏)】で・・・♪』って・・・♪』
(>_<")
馬ん次さんの名前での楽しいマクラから噺【真田小僧】に・・・
馬ん次さん・・・噺も達者な前座さんです♪
\(^o^)/
桂 米紫師匠 【勘定板】
マクラでは・・・
米:『米紫ひとり会・・・東京では、6回目に・・・♪
\(^o^)/
今日も、秘密クラブのような、会場へ・・・ようこそ♪
それでも、お客様の数が増えているんです♪
今日のお客様数・・・過去最高の人数に・・・♪
\(^o^)/
これまでは、年二回のこの会を・・・来年は、三回に・・・♪
\(^o^)/
今年は、台風が多く・・・
9月4日の台風21号が大きかった・・・♪
私・・・京都に住んでいるんですが・・・すごい被害を受けました!
被害状況を話すと・・・お客様方・・・『また、米紫さん・・・話を盛って♪』って・・・お思いなるでしょ・・・?
・・・・・・・・・
じゃ〜言いますけど・・・家の壁が飛んだんです!
・・・・・・・・・
ほらね・・・こう・・・なるでしょ?
(>_<")
これには・・・色々と・・・
先ず、今年の6月に大きな地震が関西で・・・
その地震の時に、部屋の天井の上の部分、屋根裏の部分の外壁・・・
この壁・・・パネル式(はめ込み式)になっている壁で・・・
6月の地震の際にパネルの一部が外れていたみたいで・・・
そのパネルの壁が飛んだんです・・・!
(>_<")
家で、ネコを飼っているんですが・・・
それ(飼っているネコ)が・・・可愛いんです♪
\(^o^)/
そのネコと一緒に、台風の日に、TV でDVD の映画を見ていたんです・・・
すると、物凄く大きな音で・・・【バン!】って・・・
その【バン!】の衝撃で、時計とか・・・落ちてきました!
すると・・・家の外側で【バンバンバンバンバン】っていいだし・・・怖いながら、少〜し窓を開けて外の様子を見ると・・・
天井裏の部分の壁が、飛ばされていくのを・・・ネコと一緒に見ました・・・
( ゜o゜)
『どうしょう?どうしょう?』って思いましたが・・・外は、大荒れの台風・・・
どうしょうもない・・・
ですから・・・ネコと一緒にDVD の映画の続きを・・・見ました♪
\(^o^)/
その日の夕方に、台風が通過し、落ち着いてきたので、夕方の5時くらいに、外へ出て・・・
家の外側の壁の確認を・・・
近所の人が集まり、私の家を指差しながら・・・『(壁が)飛んでるでぇ〜』って・・・
(>_<")
外からパネルの壁が飛ばされた家を見ると・・・
家の内部の柱だけが見えるんで・・・
(思いました・・・)『パルテノン神殿みたい♪』って・・・
すぐさま、家の近所のホームセンターに行き、ブルーシートを買おうとしましたが・・・
すでに、売り切れで・・・
(>_<")
ですから、ファンシーなレジャーシートを張り合わせ、ガムテープで飛ばされてしまった壁の応急処置を・・・♪
早速、家の修理をしてもらおうと・・・工務店・大工へと電話をしましたが・・・
どの業者も、今回の台風被害で忙しく、なかなか、請け負ってくれません・・・
それでも、やっと見つけた業者・・・
兵庫県の明石の業者がやっと捕まりました♪
\(^o^)/
(家・・・京都ですよ!)
今日、こちらの会に出る為に、家を出る時、その応急処置をした箇所を見ると・・・
レジャーシートを張ったガムテープが・・・剥がれかかってきていました・・・
(>_<")
今日の落語会の後は、お金が無いから・・・日帰りで、帰ります!
そして、帰ったら、剥がれてきている箇所をガムテープで、再度補修しないと・・・
因みに、被害を受けた壁の修理費用・・・
148万円の見積書が・・・
( ゜o゜)
修理するのに、出張費用や足場を組んだりする費用、色々かかるそうなんですが・・・
明らかに、業者が、こっちの足元を見ています!
(修理費用を稼ぐために)どんな仕事でも行きますよ♪
犬の散歩とか・・・
ドブ浚いとか・・・
\(^o^)/
我々噺家は・・・小回りがか利きますから・・・♪
スナックで、たまスダレを・・・とか・・・
何かの会の集まりの司会を・・・とか・・・
そうしても・・・
下手すると・・・来年の6月くらいまで・・・(工事費のために)タダ働きになるかも・・・
(>_<")』
9月の関西旅行の際に、寄らせてもらった動楽亭での米紫師匠の災難話・・・
まだ、途中経過ながら・・・こんな事になっていたんですね・・・
\(^o^)/
米:『東京での落語会ですが・・・
我々の関西の・・・関西弁って・・・無駄がないんです・・・♪
例えば、東京の八百屋で・・・
『大根有りますか?』って聞くと・・・
『ありますよ♪』ってなりますが・・・
関西弁ですと・・・
『おま♪』って一言で・・・♪
それに、この『おま♪』は、尊敬語として用いられているんです♪
そんな、関西弁の大阪に犬のチャウチャウが来た時には・・・♪
『あれ・・・チャウチャウチャウ?』
『あれは・・・チャウチャウチャウやろ♪』って訳分からなくなりますが・・・♪
\(^o^)/
日本全国各地に方言が・・・
鳥取県では・・・私の事を・・・『ワァ』と・・・
そして、厄介な事に、あなたの事も・・・『ワァ』で・・・
佐賀県では・・・『アレ』の事を『アイ』と・・・
『レ』が・・・『イ』になるんで・・・
ですから・・・
『アレ』『ソレ』『ドレ』『コレ』が・・・
『アイ』『ソイ』『ドイ』『コイ』って・・・
\(^o^)/
福井県では、トイレの事を『閑所』って言い・・・のどかな所って表現するんですが・・・
そのトイレは・・・
海岸の波打ち際に杭が打ってあり・・・
その杭に紐が付いています・・・
そして、その紐の先に板がくくりつけられていて・・・その板にトイレをする♪そうで・・・♪
板にしたトイレは・・・海岸の潮が満ちると・・・自然に流されるって事に・・・
その板の名称が・・・勘定板と・・・♪
\(^o^)/』
こんなマクラから噺【勘定板】に・・・
米:『東西である2000近くある噺の中で・・・一番キタナイ噺が・・・この噺・・・♪で・・・』
福井県の親子が、大阪見物を・・・♪
勘定板が福井県の方言では・・・トイレであると・・・
初めましてに聞いた・・・噺の解説です・・・♪
ここまで、詳解して貰ったのって・・・
これまた、初めましてな体験です♪
\(^o^)/
勘定板の解説が付いての噺【勘定板】・・・
キタナイながら・・・新たな感覚で・・・楽しめ
ました♪
\(^o^)/
桂 米紫師匠 【鷺とり】
米:『本日の汚なさのピークは・・・過ぎました♪
関西人って・・・幼いですよね♪
ウンチ・シッコに直ぐに反応してしまいますから・・・♪
今の【勘定板】・・・東京の噺家さんも演じています・・・
談志師匠もやられてた・・・♪
ただ、東京では、今、私が演じたフルバージョンの【勘定板】のカットしたシーンがあるんです・・・♪
そう・・・階下で、店の者がご飯を食べているシーンで・・・
天井から、ポタポタ(糞尿)と垂れてくる場面が・・・東京では、カットに♪
そうして、考えますと・・・関東の落語って・・・チャンとしてますよね・・・♪
圓朝師匠が作られた噺など・・・
一方・・・関西の噺は・・・ラリッている人が作ったの?っていうような噺が・・・!
関東の噺のサゲは・・・『なるほど♪』ってなるんですが・・・
これから、演じます【鷺とり】って噺・・・
『【鷺とり】のサゲ・・・あれは・・・何なの?』って、お客様に言われる事があるんです・・・
ですから、噺の前に言い訳をする噺家も上方の噺家には・・・居ります!』
こんなマクラから噺【鷺とり】に・・・♪
この噺で、困った事は・・・
噺の中で、語られる、地名・・・
最初の場所からの移動により、新たなる場所との位置関係や距離的な?
噺にポカ〜ンとなりかけると・・・
空かさず、米紫師匠・・・
米:『東京のお客様は、天王寺と言われても・・・位置や距離が分かりませんよね♪
ですから・・・地図を描いてきました・・・♪
『噺家は・・・扇子と手拭いだけを用いて、道具や物に見立て、演じるもんだ!』って仰る、落語原理主義のお客様方に叱られないように・・・
噺の地名の位置関係の地図を・・・このように・・・
【手拭い】に描いて来ました♪
\(^o^)/
これを作るのに・・・昨晩中・・・かかったんですよ♪』
\(^o^)/
さすが・・・米紫師匠・・・東京のお客様にも分かりやすいように・・・シッカリ準備を怠らず・・・に♪
\(^o^)/
噺の後半には『にわかじゃ♪にわかじゃ♪』と・・・
何なの?これ?って噺の部分が・・・
天王寺の五重の塔のてっぺんから飛び降り♪
四人の坊さんが四隅をシッカリ持った、布団に飛び込む・・・
オチを語る米紫師匠・・・
しかし、米紫師匠・・・オチの言い間違えを・・・
この言い間違え・・・わざと?
言い間違えたオチの後に・・・
米:『(間違えましたけど・・・)しょうもない、オチですわ・・・♪』って・・・♪
噺の前のマクラでも話していたオチについて・・・
この前振りがあるから・・・敢えてオチを間違えて・・・『しょうもない、オチですわ・・・♪』で締めくくったの?
\(^o^)/
計算されたオチのオチだったんですね♪
\(^o^)/
仲入り
桂 米紫師匠 【まめだ】
マクラでは・・・
米:『先程の【鷺とり】・・・
『ペソで、蛇(ジャ)をまかす』
→『臍(ヘソ)で、茶を沸かす♪』
『蛭が大量発生し、火炎放射機で駆逐を・・・蛭も暑けりゃ・・・塔に集る(たかる)』
→『犬も歩けば、棒にあたる♪』
『天王寺で、食中毒が発生・・・食中毒の元の(発生源)生ガキは・・・象もダメだった』
→『長崎は、今日も、雨だった♪』
『にわかじゃ♪にわかじゃ♪』って・・・
こちらでは・・・『ダジャレじゃダジャレじゃ♪』って意味になりますが・・・
この【鷺とり】の噺・・・習った時のままフルバージョンで演じましたが・・・
『にわかじゃ♪にわかじゃ♪』の部分は・・・
噺の大筋に・・・全く関係ないんで・・・♪』
\(^o^)/
なるほど・・・♪
【鷺とり】の噺を聞いていて『にわかじゃ♪にわかじゃ♪』当たりから、噺の迷子になってしまった当方・・・
( ゜o゜)
納得納得な解説です♪
\(^o^)/
米:『キツネ・タヌキは、人を化かす♪って言いますが・・・
キツネ・タヌキ・・・本当に人を化かすんです♪
キツネ・タヌキに化かされた人・・・私の身内にもいまして・・・♪
明治時代生まれのひいじいさんが・・・
そのひいじいさんが、友達の家に遊びに行ったんです♪
自宅から畦道を15分くらいにある友達の家・・・
日も落ちて、暗くなり、友達の家を辞する時に、その友達が『お嬢ちゃんの土産に♪』って団子を貰いました♪
帰り道、15分も歩けば自宅に着くんですが・・・
体感的に20分〜30分も歩かされた・・・
これは・・・キツネかタヌキの仕業だな♪
そう思ったひいじいさんは、自分の正面の暗闇に、友達から貰った団子を3つ・・・ポンポンポンと投げました♪
暫く時間を置き、歩き出しますと・・・
そこは・・・もう・・・自宅でした♪
こんな話も・・・
ばぁちゃんの話なんですが・・・
11月12日に、ばぁちゃんが、道を歩いていました♪
すると・・・向こうから変なおっさんが近づいてきます・・・
よ〜く見ると・・・褌一丁で、平泳ぎの格好をしながら・・・
あれは・・・キツネ・タヌキに化かされて、川でも泳いでいるつもりになっている、おっさんでした・・・♪
そして、私も・・・
奥浅草の路上で、ばぁちゃんが体験した、裸に近いおっさんが三人・・・同じに平泳ぎを・・・しながら・・・
まぁ〜私の体験は・・・奥浅草・・・
つまり、山谷地区での体験ですから・・・
あそこ・・・いつでも・・・そういう方が、居りますから♪』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【まめだ】に・・・
米:『京都に、市川右團治という役者が、明治時代の歌舞伎役者で、その右團治が一代目で、今の右團治さんは、三代目に・・・
その初代右團治の門下に、市川右三郎という、下っぱの役者が・・・
大部屋役者なんですが・・・♪』
と・・・
先日、露の新治師匠から初めましてに聞いたこの噺【まめだ】・・・
メモ書きの手を止めて、シッカリ聞かせて頂きました♪
\(^o^)/
上方の噺なんだろうが・・・
聞き終わっても、また、聞きたい噺・・・
新治師匠の【まめだ】での噺のカラフルさ・・・
それとは若干色合いが異なる世界を米紫師匠に映しだして貰いました♪
\(^o^)/
BY HB
落語会に参戦です♪
本日は・・・
上野広小路亭においての会♪
【桂米紫ひとり会】です。
米紫師匠・・・
9月初旬に関西旅行を・・・
その初日に訪れた動楽亭・・・
六人の噺家さんが出演♪
その日のトリ(主任)が米紫師匠・・・
楽しいマクラと【宮戸川】を・・・♪
\(^o^)/
そんな米紫師匠が、江戸(東京)でひとり会♪
こりゃ〜行かねば♪
\(^o^)/
さてさて、落語会・・・
三遊亭 馬ん次 【真田小僧】
桂 米紫師匠 【勘定板】
桂 米紫師匠 【鷺とり】
仲入り
桂 米紫師匠 【まめだ】
米紫師匠・・・本日の三席全てネタ出しの高座です♪
三遊亭 馬ん次 【真田小僧】
挨拶後に・・・
馬:『三遊亭圓馬の弟子で・・・馬ん次、前座です♪
我々の世界は、真打・二つ目・前座と・・・古き良きカースト制度があります♪
前座の仕事として、寄席の楽屋で、師匠方にお茶を出すって仕事があります♪
江戸っ子な師匠方・・・中には、気が短い方も・・・
なので、お茶を早く出すためには・・・♪』
高座の上で、右手を肩の高さまで上げて、ピンと伸ばし・・・右手に握りしめた急須を振る仕草を♪
\(^o^)/
馬:『このように、急須を振って早く茶葉が開くように・・・♪
ところが・・・ある時・・・振っていた急須の取っ手が・・・取れて・・・
(お茶をぶちまけてしまい・・・)
楽屋の師匠には・・・『早くお茶を出せ!馬ん次!・・・何やってんだ!』って・・・
正に・・・【馬ん次急須】(万事休す)で・・・♪』
\(^o^)/
馬:『師匠圓馬が、私が二つ目になったら・・・って・・・名前を考えて下さいました・・・♪
『馬ん次が二つ目♪馬ん次が二つ目♪馬ん次が二つ目♪・・・【バンバンジー(棒々鶏)】で・・・♪』って・・・♪』
(>_<")
馬ん次さんの名前での楽しいマクラから噺【真田小僧】に・・・
馬ん次さん・・・噺も達者な前座さんです♪
\(^o^)/
桂 米紫師匠 【勘定板】
マクラでは・・・
米:『米紫ひとり会・・・東京では、6回目に・・・♪
\(^o^)/
今日も、秘密クラブのような、会場へ・・・ようこそ♪
それでも、お客様の数が増えているんです♪
今日のお客様数・・・過去最高の人数に・・・♪
\(^o^)/
これまでは、年二回のこの会を・・・来年は、三回に・・・♪
\(^o^)/
今年は、台風が多く・・・
9月4日の台風21号が大きかった・・・♪
私・・・京都に住んでいるんですが・・・すごい被害を受けました!
被害状況を話すと・・・お客様方・・・『また、米紫さん・・・話を盛って♪』って・・・お思いなるでしょ・・・?
・・・・・・・・・
じゃ〜言いますけど・・・家の壁が飛んだんです!
・・・・・・・・・
ほらね・・・こう・・・なるでしょ?
(>_<")
これには・・・色々と・・・
先ず、今年の6月に大きな地震が関西で・・・
その地震の時に、部屋の天井の上の部分、屋根裏の部分の外壁・・・
この壁・・・パネル式(はめ込み式)になっている壁で・・・
6月の地震の際にパネルの一部が外れていたみたいで・・・
そのパネルの壁が飛んだんです・・・!
(>_<")
家で、ネコを飼っているんですが・・・
それ(飼っているネコ)が・・・可愛いんです♪
\(^o^)/
そのネコと一緒に、台風の日に、TV でDVD の映画を見ていたんです・・・
すると、物凄く大きな音で・・・【バン!】って・・・
その【バン!】の衝撃で、時計とか・・・落ちてきました!
すると・・・家の外側で【バンバンバンバンバン】っていいだし・・・怖いながら、少〜し窓を開けて外の様子を見ると・・・
天井裏の部分の壁が、飛ばされていくのを・・・ネコと一緒に見ました・・・
( ゜o゜)
『どうしょう?どうしょう?』って思いましたが・・・外は、大荒れの台風・・・
どうしょうもない・・・
ですから・・・ネコと一緒にDVD の映画の続きを・・・見ました♪
\(^o^)/
その日の夕方に、台風が通過し、落ち着いてきたので、夕方の5時くらいに、外へ出て・・・
家の外側の壁の確認を・・・
近所の人が集まり、私の家を指差しながら・・・『(壁が)飛んでるでぇ〜』って・・・
(>_<")
外からパネルの壁が飛ばされた家を見ると・・・
家の内部の柱だけが見えるんで・・・
(思いました・・・)『パルテノン神殿みたい♪』って・・・
すぐさま、家の近所のホームセンターに行き、ブルーシートを買おうとしましたが・・・
すでに、売り切れで・・・
(>_<")
ですから、ファンシーなレジャーシートを張り合わせ、ガムテープで飛ばされてしまった壁の応急処置を・・・♪
早速、家の修理をしてもらおうと・・・工務店・大工へと電話をしましたが・・・
どの業者も、今回の台風被害で忙しく、なかなか、請け負ってくれません・・・
それでも、やっと見つけた業者・・・
兵庫県の明石の業者がやっと捕まりました♪
\(^o^)/
(家・・・京都ですよ!)
今日、こちらの会に出る為に、家を出る時、その応急処置をした箇所を見ると・・・
レジャーシートを張ったガムテープが・・・剥がれかかってきていました・・・
(>_<")
今日の落語会の後は、お金が無いから・・・日帰りで、帰ります!
そして、帰ったら、剥がれてきている箇所をガムテープで、再度補修しないと・・・
因みに、被害を受けた壁の修理費用・・・
148万円の見積書が・・・
( ゜o゜)
修理するのに、出張費用や足場を組んだりする費用、色々かかるそうなんですが・・・
明らかに、業者が、こっちの足元を見ています!
(修理費用を稼ぐために)どんな仕事でも行きますよ♪
犬の散歩とか・・・
ドブ浚いとか・・・
\(^o^)/
我々噺家は・・・小回りがか利きますから・・・♪
スナックで、たまスダレを・・・とか・・・
何かの会の集まりの司会を・・・とか・・・
そうしても・・・
下手すると・・・来年の6月くらいまで・・・(工事費のために)タダ働きになるかも・・・
(>_<")』
9月の関西旅行の際に、寄らせてもらった動楽亭での米紫師匠の災難話・・・
まだ、途中経過ながら・・・こんな事になっていたんですね・・・
\(^o^)/
米:『東京での落語会ですが・・・
我々の関西の・・・関西弁って・・・無駄がないんです・・・♪
例えば、東京の八百屋で・・・
『大根有りますか?』って聞くと・・・
『ありますよ♪』ってなりますが・・・
関西弁ですと・・・
『おま♪』って一言で・・・♪
それに、この『おま♪』は、尊敬語として用いられているんです♪
そんな、関西弁の大阪に犬のチャウチャウが来た時には・・・♪
『あれ・・・チャウチャウチャウ?』
『あれは・・・チャウチャウチャウやろ♪』って訳分からなくなりますが・・・♪
\(^o^)/
日本全国各地に方言が・・・
鳥取県では・・・私の事を・・・『ワァ』と・・・
そして、厄介な事に、あなたの事も・・・『ワァ』で・・・
佐賀県では・・・『アレ』の事を『アイ』と・・・
『レ』が・・・『イ』になるんで・・・
ですから・・・
『アレ』『ソレ』『ドレ』『コレ』が・・・
『アイ』『ソイ』『ドイ』『コイ』って・・・
\(^o^)/
福井県では、トイレの事を『閑所』って言い・・・のどかな所って表現するんですが・・・
そのトイレは・・・
海岸の波打ち際に杭が打ってあり・・・
その杭に紐が付いています・・・
そして、その紐の先に板がくくりつけられていて・・・その板にトイレをする♪そうで・・・♪
板にしたトイレは・・・海岸の潮が満ちると・・・自然に流されるって事に・・・
その板の名称が・・・勘定板と・・・♪
\(^o^)/』
こんなマクラから噺【勘定板】に・・・
米:『東西である2000近くある噺の中で・・・一番キタナイ噺が・・・この噺・・・♪で・・・』
福井県の親子が、大阪見物を・・・♪
勘定板が福井県の方言では・・・トイレであると・・・
初めましてに聞いた・・・噺の解説です・・・♪
ここまで、詳解して貰ったのって・・・
これまた、初めましてな体験です♪
\(^o^)/
勘定板の解説が付いての噺【勘定板】・・・
キタナイながら・・・新たな感覚で・・・楽しめ
ました♪
\(^o^)/
桂 米紫師匠 【鷺とり】
米:『本日の汚なさのピークは・・・過ぎました♪
関西人って・・・幼いですよね♪
ウンチ・シッコに直ぐに反応してしまいますから・・・♪
今の【勘定板】・・・東京の噺家さんも演じています・・・
談志師匠もやられてた・・・♪
ただ、東京では、今、私が演じたフルバージョンの【勘定板】のカットしたシーンがあるんです・・・♪
そう・・・階下で、店の者がご飯を食べているシーンで・・・
天井から、ポタポタ(糞尿)と垂れてくる場面が・・・東京では、カットに♪
そうして、考えますと・・・関東の落語って・・・チャンとしてますよね・・・♪
圓朝師匠が作られた噺など・・・
一方・・・関西の噺は・・・ラリッている人が作ったの?っていうような噺が・・・!
関東の噺のサゲは・・・『なるほど♪』ってなるんですが・・・
これから、演じます【鷺とり】って噺・・・
『【鷺とり】のサゲ・・・あれは・・・何なの?』って、お客様に言われる事があるんです・・・
ですから、噺の前に言い訳をする噺家も上方の噺家には・・・居ります!』
こんなマクラから噺【鷺とり】に・・・♪
この噺で、困った事は・・・
噺の中で、語られる、地名・・・
最初の場所からの移動により、新たなる場所との位置関係や距離的な?
噺にポカ〜ンとなりかけると・・・
空かさず、米紫師匠・・・
米:『東京のお客様は、天王寺と言われても・・・位置や距離が分かりませんよね♪
ですから・・・地図を描いてきました・・・♪
『噺家は・・・扇子と手拭いだけを用いて、道具や物に見立て、演じるもんだ!』って仰る、落語原理主義のお客様方に叱られないように・・・
噺の地名の位置関係の地図を・・・このように・・・
【手拭い】に描いて来ました♪
\(^o^)/
これを作るのに・・・昨晩中・・・かかったんですよ♪』
\(^o^)/
さすが・・・米紫師匠・・・東京のお客様にも分かりやすいように・・・シッカリ準備を怠らず・・・に♪
\(^o^)/
噺の後半には『にわかじゃ♪にわかじゃ♪』と・・・
何なの?これ?って噺の部分が・・・
天王寺の五重の塔のてっぺんから飛び降り♪
四人の坊さんが四隅をシッカリ持った、布団に飛び込む・・・
オチを語る米紫師匠・・・
しかし、米紫師匠・・・オチの言い間違えを・・・
この言い間違え・・・わざと?
言い間違えたオチの後に・・・
米:『(間違えましたけど・・・)しょうもない、オチですわ・・・♪』って・・・♪
噺の前のマクラでも話していたオチについて・・・
この前振りがあるから・・・敢えてオチを間違えて・・・『しょうもない、オチですわ・・・♪』で締めくくったの?
\(^o^)/
計算されたオチのオチだったんですね♪
\(^o^)/
仲入り
桂 米紫師匠 【まめだ】
マクラでは・・・
米:『先程の【鷺とり】・・・
『ペソで、蛇(ジャ)をまかす』
→『臍(ヘソ)で、茶を沸かす♪』
『蛭が大量発生し、火炎放射機で駆逐を・・・蛭も暑けりゃ・・・塔に集る(たかる)』
→『犬も歩けば、棒にあたる♪』
『天王寺で、食中毒が発生・・・食中毒の元の(発生源)生ガキは・・・象もダメだった』
→『長崎は、今日も、雨だった♪』
『にわかじゃ♪にわかじゃ♪』って・・・
こちらでは・・・『ダジャレじゃダジャレじゃ♪』って意味になりますが・・・
この【鷺とり】の噺・・・習った時のままフルバージョンで演じましたが・・・
『にわかじゃ♪にわかじゃ♪』の部分は・・・
噺の大筋に・・・全く関係ないんで・・・♪』
\(^o^)/
なるほど・・・♪
【鷺とり】の噺を聞いていて『にわかじゃ♪にわかじゃ♪』当たりから、噺の迷子になってしまった当方・・・
( ゜o゜)
納得納得な解説です♪
\(^o^)/
米:『キツネ・タヌキは、人を化かす♪って言いますが・・・
キツネ・タヌキ・・・本当に人を化かすんです♪
キツネ・タヌキに化かされた人・・・私の身内にもいまして・・・♪
明治時代生まれのひいじいさんが・・・
そのひいじいさんが、友達の家に遊びに行ったんです♪
自宅から畦道を15分くらいにある友達の家・・・
日も落ちて、暗くなり、友達の家を辞する時に、その友達が『お嬢ちゃんの土産に♪』って団子を貰いました♪
帰り道、15分も歩けば自宅に着くんですが・・・
体感的に20分〜30分も歩かされた・・・
これは・・・キツネかタヌキの仕業だな♪
そう思ったひいじいさんは、自分の正面の暗闇に、友達から貰った団子を3つ・・・ポンポンポンと投げました♪
暫く時間を置き、歩き出しますと・・・
そこは・・・もう・・・自宅でした♪
こんな話も・・・
ばぁちゃんの話なんですが・・・
11月12日に、ばぁちゃんが、道を歩いていました♪
すると・・・向こうから変なおっさんが近づいてきます・・・
よ〜く見ると・・・褌一丁で、平泳ぎの格好をしながら・・・
あれは・・・キツネ・タヌキに化かされて、川でも泳いでいるつもりになっている、おっさんでした・・・♪
そして、私も・・・
奥浅草の路上で、ばぁちゃんが体験した、裸に近いおっさんが三人・・・同じに平泳ぎを・・・しながら・・・
まぁ〜私の体験は・・・奥浅草・・・
つまり、山谷地区での体験ですから・・・
あそこ・・・いつでも・・・そういう方が、居りますから♪』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【まめだ】に・・・
米:『京都に、市川右團治という役者が、明治時代の歌舞伎役者で、その右團治が一代目で、今の右團治さんは、三代目に・・・
その初代右團治の門下に、市川右三郎という、下っぱの役者が・・・
大部屋役者なんですが・・・♪』
と・・・
先日、露の新治師匠から初めましてに聞いたこの噺【まめだ】・・・
メモ書きの手を止めて、シッカリ聞かせて頂きました♪
\(^o^)/
上方の噺なんだろうが・・・
聞き終わっても、また、聞きたい噺・・・
新治師匠の【まめだ】での噺のカラフルさ・・・
それとは若干色合いが異なる世界を米紫師匠に映しだして貰いました♪
\(^o^)/
BY HB
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