10月27日落語会
10月27日(日曜日)
WINS 汐留で、秋天(天皇賞)の馬券を仕込み♪
銀座線で三越前に・・・
午後の落語会は・・・
お江戸日本橋亭においての・・・
【第20回柳家甚語楼の会】
さてさて、落語会・・・
橘家 門朗 【雑俳】
柳家 甚語楼師匠 【真田小僧】
三遊亭 伊織 【釜泥】
柳家 甚語楼師匠 【代書屋】
仲入り
柳家 甚語楼師匠 【御神酒徳利】
橘家 門朗 【雑俳】
当たれば当たるもので、今まで、あまり遭遇した事のなかった門朗さん・・・
今月・・・2回目の遭遇・・・
前回、姉川の合戦での本多平八郎と真柄十郎左衛門の逸話が挿入される、あまり聞き慣れない【道灌】でした・・・
本日の【雑俳】もチョッとガラッ八加減が入ったご隠居と八っぁんとの対話の中で・・・
ご隠居:『八っぁん♪お前さんも(俳句を)よく吐くのかい?』
八:『甚語楼師匠は・・・よく吐いていますけどね♪』
\(^o^)/
今日の【雑俳】も楽しく、興味深く聞かせて貰いました。
柳家 甚語楼師匠 【真田小僧】
マクラでは・・・
甚:『この商売・・・呼ばれるままに、伺い、おしゃべりを・・・
会には、老若男女の色々な方が来られます♪
ですので、【寄席】と・・・
(会場を見渡し・・・)こちら(会場)は・・・老老・・・?
\(^o^)/
この前【学士寄席】に呼ばれて・・・
20回くらい続いている落語会で、会場も学士会館で・・・
こちらの会・・・旧帝国大学の卒業生の会でして・・・
7割の方が・・・東大の卒業生・・・
何か・・・イヤでしょ?
噺を間違えたりしたら・・・気付かれそうで・・・
噺の間違えに気付く・・・(客席に向い)皆さんがそうだ!とは・・・言いませんが・・・
(>_<")
10年くらい前、警察官ばかりの前で、落語を・・・
全員が警察官で、60〜70人くらいの前で・・・
これも、違う意味で気を使います・・・
噺を話している中味が・・・法律に触れないかな?って・・・
(>_<")
お坊様の親睦会での落語では・・・
曹洞宗のお坊様、100人の前で・・・
実に、見事に、皆・・・坊主(頭)で
噺【蒟蒻問答】を・・・
噺の中での・・・八五郎と寺男権助との対話で・・・
八:『こんなに、無駄使いをしちゃ〜マズイダだろ?』
権:『構わないよ♪どうせ・・・檀家の金だ♪』
これを・・・お坊様の前で・・・』
\(^o^)/
学校寄席ならば・・・全員が子供ですから・・・
子供相手と諦めがつきます・・・
厄介なのは・・・子供が入り込んでるお寺での落語会・・・
お寺のイベントで、そのお寺の檀家さんがお客様で・・・
お寺に集まるのも、落語が目的ではないので、会場の後ろの席から埋まりはじめ・・・
空いている、最前列には・・・子供が・・・
なので、一席目は・・・子供向けな噺を・・・
二席目には・・・チョッと複雑な落語を・・・
結果・・・どちらも・・・ウケない!
(>_<")』
こんな、マクラから噺【真田小僧】に・・・
こづかいを欲しがる金坊に・・・
お父っぁんは、決してこづかいをあげない!
ならば、母親から貰うと主張する金坊に・・・
父:『おっかぁの持っている金・・・
ありゃ〜みんな・・・お父っぁんから出ているんだ♪
オレがおっかぁに(金坊にこづかいを)やるな!
って・・・言ったら・・・くれないんだ!
オレにも・・・くれないんだから・・・(>_<")』
この、最後の一言の・・・切ない事・・・
噺は、薩摩に落ちたまでのフルバージョンの【真田小僧】でした♪
\(^o^)/
三遊亭 伊織 【釜泥】
自己紹介と師匠紹介を併せたマクラで・・・
旅の仕事で、東京の新幹線ホームで、師匠とはぐれたが・・・
『人混みや、一番目立つ、歌武蔵♪』
って・・・直ぐに見つかり、合流出来た♪
\(^o^)/
今まで、一度か二度しか遭遇していなかった、伊織さん・・・
噺【釜泥】を・・・
柳家 甚語楼師匠 【代書屋】
マクラでは・・・
甚:『冷房を・・・そろそろ・・・
こっち(高座)と客席だと、(温度が)違うので・・・』
ここ、お江戸日本橋亭の落語会に、参戦しますと・・・どの落語会でも、必ず客席に・・・『冷房を♪』とか『暖房を♪』って・・・会場の空調調節の話が出てきますね♪
甚:『落語会の受付は・・・昔は、電話で・・・
今は、mailで・・・
このmailのやり取りに、色々なドラマがあります・・・
中に、返信用のmailアドレスを間違えて送ってくるお客様も・・・
間違えた返信アドレスですから、返信しても相手に届かない・・・
そうこうしていると・・・
お客様:『3日前にmailしたのに(返事が来ない)』って・・・
お前が返信アドレスのEとAを間違えているからだろ!(`_´メ)
私・・・親切ですから・・・昔に貰ったそのお客様のmailを探し出して、返信を・・・
この話・・・今、居ないお客様の話でしないと・・・難しい♪
同じように・・・
お客様:『一週間前にmailしたけど・・・返事がない!』ってお客様・・・
落語会申込のmailを探しましたが・・・無いんで・・・
ですから・・・
甚:『お客様からのmailは、不着です。次回の会をよろしくお願いいたします♪』って返事を・・・
こうやって、慇懃無礼な返事をしてると・・・
お客様が来なくなる・・・
(>_<")
お客様あってのこの仕事ですから・・・
お客様が、居ないと・・・(高座での)独り言に・・・
電話してこられるお客様の中にも・・・
お客様:『師匠・・・すみません・・・(落語会)行けませ!』って・・・
こんな電話・・・してこなくても・・・良いのに・・・』
こんな、マクラから、二人きりしか出てこない噺【代書屋】へ・・・
無愛想な、代書屋さんと、トンチンカンなお客様・・・
代:『掛けて』→駆ける
代:『座って』→地べたに直に座る
代:『椅子に』→椅子で遊ぶ・グルグル廻る
代:『本籍は』→『そうです♪』
『ここんとこ、咳きはありません』
代:『生まれた所』→『奥の四畳半』
代:『お国は』→『日本』
代:『上野とか?神田とか?』→『町屋』
代:『何丁目』→『4丁目20番、風呂屋の隣』
代:『現住所』→『源さん?』
代:『戸主は』→『ご主人なんて、オダテルない!』
代:『名前は』→『誰のですか?』
代:『正式な名前は』→『たしか・・・弥太郎♪
親父が、忌野際に・・・父:『お前の名前は・・・弥太郎だ・・・カックン』って』
代:『何弥太郎さんですか』→『そうです』
『何弥太郎さんですか?』
代:『姓名は』→『背は・・・5尺3寸』
代:『弥太郎は、名でしょ?』→『姪は居ません、甥っ子なら・・・』
代:『鈴木とか・・・?佐藤とか・・・?山田とか・・・?』→『それは・・・岩崎です♪』
代:『岩崎弥太郎?』→『忌野際に、親父が
父:『よ〜く覚えておけ・・・お前の名前は・・・岩崎弥太郎だ♪・・・カックン』って・・・
代:『昔の偉い人と同じ名前で・・・』→『男女同権ってやつですね♪』→『それを言うなら、同姓同名ですよ』
代:『岩崎弥太郎の字は、同じ』→『お任せします』
代:『岩崎弥太郎って・・・書きたくない!』
代:『生年月日は』→『岩崎弥太郎♪』
『ドンドン聞いて♪』
『生年月日!』
代:『生年月日あるでしょ』→『イヤ〜♪』
『家は貧乏だったから・・・他所に有っても・・・家には無い♪』
代:『生まれた日ですよ』→『その時、夢中だったから・・・』
代:『お年は』→『年がバレル♪』
代:『年がバレルと困るんですか?』→『困る!町内の竹が・・・あっしを、兄貴兄貴って・・・
実は・・・竹の方があっしより、2つ上なんで♪
ここんとこ、2年ばかり、歳の話はしていないんで♪
でも、歳は・・・27才で・・・
これも、親父が忌野際に・・・
父:『お前の歳は・・・27だぞ・・・カックン』って・・・
代:『あなたの、お父さん・・・いつ亡くなった?』→『15年経つかな?』
代:『あなた・・・今、42才ですよ!』→『竹より、歳上なんだ♪皆に自慢して回ろ♪』
代:『学歴は』→『学歴って・・・どうやった学歴?』
代:『学校ですよ』→『もう、行っていない♪』
代:『行っていた学校です』→『小学校♪尋常という小学校♪』
代:『卒業しているんでしょうね』→『それが・・・自慢だ!誰よりも早く一年半で、卒業を・・・♪』
代:『職歴は』→『今川焼♪拾ってきた鉄板で・・・拾ってきたので、赤サビが・・・3回ヤスリで擦って・・・谷中でやろうとしたけど、大家が店賃貸を高い事言うもんだから・・・止めた♪』
履歴書に書き込んだ職歴を消して・・・
代:『判こ』→『あんこはねぇ〜♪』
代:『今川焼はもういいの!』→『その歳の12月に、ヘリ止めを・・・』
代:『ヘリ止め?』→『下駄の歯がすり減らないように、鉄を打つんで・・・』
代:『あなたから・・・教えられるとは・・・履き物附属品を販売と・・・』→『直ぐに取れちゃうよ♪買わない方が良いよ♪それに、ヘリ止めは・・・2時間で止めた♪だって、冬で寒くて、店の前を誰も通らないから・・・♪』
代:『何でおまんまを食べてたの』→『箸と茶碗♪』
代:『生活費は』→『よなぎ屋♪』
代:『よなぎ屋?』→『川底から折れ釘とかをさらって♪それを売って♪』
代:『河川に埋没したる、廃品を回収し・・・』
代:『賞罰は』→『正月は、楽しみだね♪』
代:『警察に捕まった事』→『無い♪』
代:『誉められた事も無いよね』→『有るよ♪新聞に写真入りで載って、表彰状も貰った♪』
代:『何で?』→『去年の6月に、新聞社主催の饅頭早食い大会で、優勝したから♪』』
甚語楼師匠の、この【代書屋】〜大好き♪
本日この噺、ネタ卸しだったみたいですが・・・
師匠のニンに合っているような♪
\(^o^)/
仲入り
柳家 甚語楼師匠 【御神酒徳利】
マクラでは・・・
甚:『占い・・・人によっては・・・全てをかなぐり捨てて・・・
私は・・・全く信じませんが・・・
雑誌に載ってる占いでも・・・
『10月生まれの方は・・・』ってありますが・・・
10月生まれの人・・・何人いるんですか・・・?
その10月生まれの人・・・全てに当てはまるの?
雑誌の占いは・・・見た瞬間は・・・信じたりします・・・
これは、どこか、私自身占いを信じているのか?
\(^o^)/
占いを読むと・・・良いことか書いてありますか・・・
仕事運・・・絶好調♪新境地が開ける♪って・・・
ただ、その日、仕事が無い日で、一日中・・・家にいて・・・新境地など、開きようがない♪』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【お神酒徳利】に・・・
中弛みすることなく・・・
最初から終わりまで・・・♪
\(^o^)/
BY HB
WINS 汐留で、秋天(天皇賞)の馬券を仕込み♪
銀座線で三越前に・・・
午後の落語会は・・・
お江戸日本橋亭においての・・・
【第20回柳家甚語楼の会】
さてさて、落語会・・・
橘家 門朗 【雑俳】
柳家 甚語楼師匠 【真田小僧】
三遊亭 伊織 【釜泥】
柳家 甚語楼師匠 【代書屋】
仲入り
柳家 甚語楼師匠 【御神酒徳利】
橘家 門朗 【雑俳】
当たれば当たるもので、今まで、あまり遭遇した事のなかった門朗さん・・・
今月・・・2回目の遭遇・・・
前回、姉川の合戦での本多平八郎と真柄十郎左衛門の逸話が挿入される、あまり聞き慣れない【道灌】でした・・・
本日の【雑俳】もチョッとガラッ八加減が入ったご隠居と八っぁんとの対話の中で・・・
ご隠居:『八っぁん♪お前さんも(俳句を)よく吐くのかい?』
八:『甚語楼師匠は・・・よく吐いていますけどね♪』
\(^o^)/
今日の【雑俳】も楽しく、興味深く聞かせて貰いました。
柳家 甚語楼師匠 【真田小僧】
マクラでは・・・
甚:『この商売・・・呼ばれるままに、伺い、おしゃべりを・・・
会には、老若男女の色々な方が来られます♪
ですので、【寄席】と・・・
(会場を見渡し・・・)こちら(会場)は・・・老老・・・?
\(^o^)/
この前【学士寄席】に呼ばれて・・・
20回くらい続いている落語会で、会場も学士会館で・・・
こちらの会・・・旧帝国大学の卒業生の会でして・・・
7割の方が・・・東大の卒業生・・・
何か・・・イヤでしょ?
噺を間違えたりしたら・・・気付かれそうで・・・
噺の間違えに気付く・・・(客席に向い)皆さんがそうだ!とは・・・言いませんが・・・
(>_<")
10年くらい前、警察官ばかりの前で、落語を・・・
全員が警察官で、60〜70人くらいの前で・・・
これも、違う意味で気を使います・・・
噺を話している中味が・・・法律に触れないかな?って・・・
(>_<")
お坊様の親睦会での落語では・・・
曹洞宗のお坊様、100人の前で・・・
実に、見事に、皆・・・坊主(頭)で
噺【蒟蒻問答】を・・・
噺の中での・・・八五郎と寺男権助との対話で・・・
八:『こんなに、無駄使いをしちゃ〜マズイダだろ?』
権:『構わないよ♪どうせ・・・檀家の金だ♪』
これを・・・お坊様の前で・・・』
\(^o^)/
学校寄席ならば・・・全員が子供ですから・・・
子供相手と諦めがつきます・・・
厄介なのは・・・子供が入り込んでるお寺での落語会・・・
お寺のイベントで、そのお寺の檀家さんがお客様で・・・
お寺に集まるのも、落語が目的ではないので、会場の後ろの席から埋まりはじめ・・・
空いている、最前列には・・・子供が・・・
なので、一席目は・・・子供向けな噺を・・・
二席目には・・・チョッと複雑な落語を・・・
結果・・・どちらも・・・ウケない!
(>_<")』
こんな、マクラから噺【真田小僧】に・・・
こづかいを欲しがる金坊に・・・
お父っぁんは、決してこづかいをあげない!
ならば、母親から貰うと主張する金坊に・・・
父:『おっかぁの持っている金・・・
ありゃ〜みんな・・・お父っぁんから出ているんだ♪
オレがおっかぁに(金坊にこづかいを)やるな!
って・・・言ったら・・・くれないんだ!
オレにも・・・くれないんだから・・・(>_<")』
この、最後の一言の・・・切ない事・・・
噺は、薩摩に落ちたまでのフルバージョンの【真田小僧】でした♪
\(^o^)/
三遊亭 伊織 【釜泥】
自己紹介と師匠紹介を併せたマクラで・・・
旅の仕事で、東京の新幹線ホームで、師匠とはぐれたが・・・
『人混みや、一番目立つ、歌武蔵♪』
って・・・直ぐに見つかり、合流出来た♪
\(^o^)/
今まで、一度か二度しか遭遇していなかった、伊織さん・・・
噺【釜泥】を・・・
柳家 甚語楼師匠 【代書屋】
マクラでは・・・
甚:『冷房を・・・そろそろ・・・
こっち(高座)と客席だと、(温度が)違うので・・・』
ここ、お江戸日本橋亭の落語会に、参戦しますと・・・どの落語会でも、必ず客席に・・・『冷房を♪』とか『暖房を♪』って・・・会場の空調調節の話が出てきますね♪
甚:『落語会の受付は・・・昔は、電話で・・・
今は、mailで・・・
このmailのやり取りに、色々なドラマがあります・・・
中に、返信用のmailアドレスを間違えて送ってくるお客様も・・・
間違えた返信アドレスですから、返信しても相手に届かない・・・
そうこうしていると・・・
お客様:『3日前にmailしたのに(返事が来ない)』って・・・
お前が返信アドレスのEとAを間違えているからだろ!(`_´メ)
私・・・親切ですから・・・昔に貰ったそのお客様のmailを探し出して、返信を・・・
この話・・・今、居ないお客様の話でしないと・・・難しい♪
同じように・・・
お客様:『一週間前にmailしたけど・・・返事がない!』ってお客様・・・
落語会申込のmailを探しましたが・・・無いんで・・・
ですから・・・
甚:『お客様からのmailは、不着です。次回の会をよろしくお願いいたします♪』って返事を・・・
こうやって、慇懃無礼な返事をしてると・・・
お客様が来なくなる・・・
(>_<")
お客様あってのこの仕事ですから・・・
お客様が、居ないと・・・(高座での)独り言に・・・
電話してこられるお客様の中にも・・・
お客様:『師匠・・・すみません・・・(落語会)行けませ!』って・・・
こんな電話・・・してこなくても・・・良いのに・・・』
こんな、マクラから、二人きりしか出てこない噺【代書屋】へ・・・
無愛想な、代書屋さんと、トンチンカンなお客様・・・
代:『掛けて』→駆ける
代:『座って』→地べたに直に座る
代:『椅子に』→椅子で遊ぶ・グルグル廻る
代:『本籍は』→『そうです♪』
『ここんとこ、咳きはありません』
代:『生まれた所』→『奥の四畳半』
代:『お国は』→『日本』
代:『上野とか?神田とか?』→『町屋』
代:『何丁目』→『4丁目20番、風呂屋の隣』
代:『現住所』→『源さん?』
代:『戸主は』→『ご主人なんて、オダテルない!』
代:『名前は』→『誰のですか?』
代:『正式な名前は』→『たしか・・・弥太郎♪
親父が、忌野際に・・・父:『お前の名前は・・・弥太郎だ・・・カックン』って』
代:『何弥太郎さんですか』→『そうです』
『何弥太郎さんですか?』
代:『姓名は』→『背は・・・5尺3寸』
代:『弥太郎は、名でしょ?』→『姪は居ません、甥っ子なら・・・』
代:『鈴木とか・・・?佐藤とか・・・?山田とか・・・?』→『それは・・・岩崎です♪』
代:『岩崎弥太郎?』→『忌野際に、親父が
父:『よ〜く覚えておけ・・・お前の名前は・・・岩崎弥太郎だ♪・・・カックン』って・・・
代:『昔の偉い人と同じ名前で・・・』→『男女同権ってやつですね♪』→『それを言うなら、同姓同名ですよ』
代:『岩崎弥太郎の字は、同じ』→『お任せします』
代:『岩崎弥太郎って・・・書きたくない!』
代:『生年月日は』→『岩崎弥太郎♪』
『ドンドン聞いて♪』
『生年月日!』
代:『生年月日あるでしょ』→『イヤ〜♪』
『家は貧乏だったから・・・他所に有っても・・・家には無い♪』
代:『生まれた日ですよ』→『その時、夢中だったから・・・』
代:『お年は』→『年がバレル♪』
代:『年がバレルと困るんですか?』→『困る!町内の竹が・・・あっしを、兄貴兄貴って・・・
実は・・・竹の方があっしより、2つ上なんで♪
ここんとこ、2年ばかり、歳の話はしていないんで♪
でも、歳は・・・27才で・・・
これも、親父が忌野際に・・・
父:『お前の歳は・・・27だぞ・・・カックン』って・・・
代:『あなたの、お父さん・・・いつ亡くなった?』→『15年経つかな?』
代:『あなた・・・今、42才ですよ!』→『竹より、歳上なんだ♪皆に自慢して回ろ♪』
代:『学歴は』→『学歴って・・・どうやった学歴?』
代:『学校ですよ』→『もう、行っていない♪』
代:『行っていた学校です』→『小学校♪尋常という小学校♪』
代:『卒業しているんでしょうね』→『それが・・・自慢だ!誰よりも早く一年半で、卒業を・・・♪』
代:『職歴は』→『今川焼♪拾ってきた鉄板で・・・拾ってきたので、赤サビが・・・3回ヤスリで擦って・・・谷中でやろうとしたけど、大家が店賃貸を高い事言うもんだから・・・止めた♪』
履歴書に書き込んだ職歴を消して・・・
代:『判こ』→『あんこはねぇ〜♪』
代:『今川焼はもういいの!』→『その歳の12月に、ヘリ止めを・・・』
代:『ヘリ止め?』→『下駄の歯がすり減らないように、鉄を打つんで・・・』
代:『あなたから・・・教えられるとは・・・履き物附属品を販売と・・・』→『直ぐに取れちゃうよ♪買わない方が良いよ♪それに、ヘリ止めは・・・2時間で止めた♪だって、冬で寒くて、店の前を誰も通らないから・・・♪』
代:『何でおまんまを食べてたの』→『箸と茶碗♪』
代:『生活費は』→『よなぎ屋♪』
代:『よなぎ屋?』→『川底から折れ釘とかをさらって♪それを売って♪』
代:『河川に埋没したる、廃品を回収し・・・』
代:『賞罰は』→『正月は、楽しみだね♪』
代:『警察に捕まった事』→『無い♪』
代:『誉められた事も無いよね』→『有るよ♪新聞に写真入りで載って、表彰状も貰った♪』
代:『何で?』→『去年の6月に、新聞社主催の饅頭早食い大会で、優勝したから♪』』
甚語楼師匠の、この【代書屋】〜大好き♪
本日この噺、ネタ卸しだったみたいですが・・・
師匠のニンに合っているような♪
\(^o^)/
仲入り
柳家 甚語楼師匠 【御神酒徳利】
マクラでは・・・
甚:『占い・・・人によっては・・・全てをかなぐり捨てて・・・
私は・・・全く信じませんが・・・
雑誌に載ってる占いでも・・・
『10月生まれの方は・・・』ってありますが・・・
10月生まれの人・・・何人いるんですか・・・?
その10月生まれの人・・・全てに当てはまるの?
雑誌の占いは・・・見た瞬間は・・・信じたりします・・・
これは、どこか、私自身占いを信じているのか?
\(^o^)/
占いを読むと・・・良いことか書いてありますか・・・
仕事運・・・絶好調♪新境地が開ける♪って・・・
ただ、その日、仕事が無い日で、一日中・・・家にいて・・・新境地など、開きようがない♪』
\(^o^)/
こんなマクラから噺【お神酒徳利】に・・・
中弛みすることなく・・・
最初から終わりまで・・・♪
\(^o^)/
BY HB
コメントを書く...
Comments