明治村の中で、このような展示もありました。
「水道管」
名古屋市の上水道は、明治42年(1909年)敷設工事が着工し、大正3(1914年)に完成。
この上水道管は、名古屋市守山区の庄内川の川底に埋没されていました。
直管は、明治13年(1880年)に創業の官営釜石製鐵所(製造時、釜石鉱山田中製鐵所)にて、全長3600o・口経900oで製造されたもので、管に取り付けられた仕切り弁は、スコットランドのグレンフィールド&ケネディ社製造。
日本と西洋の技術が組み合わされたこの水道管は、近代日本の産業革命を伝える貴重な産業遺産になっています。